自分フィールドの重要性
Waka no Oto、このラジオは、子供の頃から生き方についてずっと探求してきた、Wakanaが、皆さんのご相談に対してメッセージを伝えする番組です。
皆さんにとっての、調和と安心につながる道の一つになりますように。
こんにちは、今日の質問は、そらのこさんから来ています。
ありがとうございます。では、シェアしていきますね。
旅行が大好きで、これまでいろんな場所に出かけてきました。
でも、いざ滞在先に着くと、あれもしたい、ここも行きたいと思っているうちに、気づけば予定を詰め込みすぎてしまいます。
結局、帰る頃には、ちょっと疲れた旅になってしまうことが多いです。
Wakanaさんは、旅先ではどのように過ごしていますか?
予定を詰め込みすぎて、旅を楽しみきれない。そういった時に、どんなふうに過ごすとよいでしょうか?
ということで、今日も、私なりの旅先での大切にしていることを、いくつかお話しさせていただきたいと思います。
まずは、旅先で一番大事にしていることは、どこに泊まったとしても、どんな場所に泊まったとしても、
お部屋とかホテルとか旅館とか、滞在先の家とかの場所で、安心空間を作り出すということをすごく大事にしています。
全く知らない土地だったりとか、時間とか空気とか、場所の中で、いかに自分フィールドを作るかということが、ものすごく大切で、
自分フィールドというと、自分にとって安心できる空間だと思うんですけど、それを作ることで、すごくリラックスしやすくなっていくと思うんですね。
リラックスするってどういうことかというと、体も心もエネルギーも緊張するとキュッと閉じると思うんですよ。
血管とかも緊張すると少し細くなってギュッとなったりするのかなと思うんですけど、それも心においてもそうだし、
体を取り巻く自分のエネルギーっていう、そこにも全てクダみたいなのがあって、そこに常に流れて私たちは生かされているわけなんですけど、
それがリラックスしないとキュッと閉じるんですね。閉じたままで過ごすとですね、旅行だと楽しいっていう気が上がった状態があるので、
その緊張とかに閉じた感覚とかにあまり気づかないと思うんですけど、すごくそれだけで疲れるんですね。なぜならいつもより多分活動量が増えていると思うんですね、心も体も。
なんだけど、体も心もキュッとなっていると酸素もエネルギーもなかなか通りにくい状態になっているので、そうすると終わった後にすごくドッと疲れちゃうみたいなことが起こるんだと思います。
だからもちろん予定を詰め込みすぎて忙しくて疲れちゃうっていうのもあると思うんだけど、いかに自分自身が安心して開いている状態になるか、リラックスした状態になるかということを意識するだけで、
結構予定がいっぱいでもそこが開いた状態だと全然疲れなかったり、むしろエネルギーが湧いてくるような旅が終わった後にすごく元気になったり幸せでワクワクするような気持ちで終わることができるので、この自分フィールドっていうのを本当にどんなに小さな場所でもいいので作ることを大切にしています。
例えばお部屋も自分が快適だと感じるものをですね、配置とかもそうなんですけど、やってみたりとか、いつも使っている寝るときのグッズとかを入れたポーチを枕元にセットするっていうだけでも自分フィールドになるし、香りをシュッとかけるっていうだけで、
そうなるかもしれないし、別にお部屋が自分だけで使えないみたいなときもあると思うんですね。そういうときでも本当に小さな車の中での空間とか、移動の空間とかでも音楽を自分で聞いてみたりとか、自分だけ香りを楽しんでみたりとか、いろんな方法があると思うので、
旅の目的の明確化
いかに今ここ、この空間、この私が安心できる状態を最初に作り出すかということをすると、どんどん新しい土地、場所、時間、そういったものとつながりやすくなります。
もう一つは、旅をするときに、この旅で最も過ごしたい時間と体験は何だろうということを自分に問いかけますね。
もちろん、別に問いかけをしなくても必要なことってもたらされてくると思うんですけど、ただ、この自分なりの軸みたいなのがあると、いろんなことを選択しやすくなるなって思うんですね。
例えば、一緒に誰かと旅をするときに、いっぱいお話をゆっくりしたいな、じっくりいろんなお互いの話をしたいし、そういう時間を一緒に楽しみたいなというふうに思っていたとしたら、
いろんなところにお出かけしたりするのもすごくいいんだけど、ゆったりできる空間とか場所でじっくりお茶をしたりしてお話する時間を増やす、みたいな選択になると思うんですよね。
そうすると、本当に自分たちが過ごしたい時間、体験を作り出すような予定を組むことができるということがありますよね。
あとは、つい先日、家族旅行をしてきたんですよ。
うちの旦那さんの家族と親戚と子どもを、みんなで毎年できるときは1,2回旅行を一緒にするんですけど、それをやってきたんですね。
家族と一緒にいると、やっぱり家族がみんなそれぞれ体調が悪かったり、いろいろなものを持っているので、みんなが快適に元気に楽しんでもらえたらいいなという気持ちはすごくあるんだけど、
そうすると、あそこに行った方がいいかなとか、こういう時間をとった方がいいかなとか、すごくいろいろ考えると思うんですけど、
ここで私がさっきの問いかけをしたときに、みんなでただ一緒にいて、くつろいで幸せな時間を過ごせたらいいな、ほっこりした時間を過ごせたらいいなって思ったんですよね。
だから今回はいろんなところにドライブも行くこともできたんだけど、いい旅館のお部屋、ゆったりみんなで話せるようなお部屋をとってですね、
そこでみんなでただお茶を飲んでおしゃべりする時間をするために、そこで食べるおいしいお菓子とか地元のものとかを調達しに行くっていう道の駅みたいなところに、
っていうのがメインのお出かけで、あとは本当にゆっくり旅館でみんなで一緒に過ごしてたっていうようなことがありました。
昔だといろんなところに連れて行きたくなるじゃないですか。なかなか普段は出かけられない人たちなので、外にいろんな都合でなかなか出かけられないので、せっかくここに出かけたときは、いろんなものを見せてあげたいし、食べさせてあげたいしって思うんだけど、
一番最も過ごしたい時間は、やっぱりただ一緒にいて幸せにほっこりとしたおしゃべりをしたりする時間だったので、それを作るためにどんな予定があったらいいかなっていう風にやっていったら、本当にすごくいい時間になりました。
他者との楽しい時間
あとここで旅疲れするポイントとしてもう一つあるのは、こうやって誰かと一緒に旅をしたときに、その人たち、一緒にご一緒した人たちを楽しませてあげたいみたいな、そういう気持ちが結構出てきたりすると思うんですよね。
もちろんそれは誰かだけではなくて、自分自身も楽しませてあげたいっていう、自他ともに楽しませてあげたいっていう気持ちがすごく湧いてきて、これはこれでいいと思うんですけど、でもその気持ちが結構予定を詰め込みすぎたりすることにつながるんじゃないかなっていうことがあって。
ここですごく大切だなって毎回自分に言い聞かせてるんですけど、私も結構ご一緒した人たち、特に私の場合は、一緒に旅行行こうみたいな感じで行くんですけど、
どちらかというと、自分たちが行ってすごくよかった場所とか、この方たちを連れてったら今すごくこの方たちにとってもいいインスパイアーになるんじゃないかなみたいな、そういう理由でご一緒することがほぼ今9割以上そうなんですね。
なので、やっぱりご一緒した方たちがいかに楽しんでいただけるかみたいなところをすごく大切にしているんですね。
でもそうすると、楽しませてあげたいとか、この体験すべきことを体験させてあげたいみたいな、その機会を私にしたいみたいな気持ちが強くなりすぎて力んじゃって、いろいろ疲れちゃうみたいなこともあったんですね。
なんだけど、途中からは、途中からはっていうよりも本当に毎回、これも本当に自分で意識してるんですけど、私たちがその人たちを楽しませよう、みんなを楽しませようとしなくても、ちゃんと最善の時間に、それぞれにとって最善の時間になるから大丈夫っていうふうに自分に言い聞かせて、ちょっとそこを手放すんですよね。
そうすると、あそこに行ったほうがいいかとか、ここに連れてったほうがいいかとか、あの人に会わせたほうがいいかとか、そういう思いはいろいろ出てくるんだけど、一回そこも手放せるっていうか、託せるんですよね、本当にこの旅先において、私たちがみんなが最善の時間を過ごすための信頼みたいなところに託せるんですよね。
そうすると、あそこ行ってみようみたいな、ちょっとインスピレーションみたいなのが湧いてきやすいし、ここでちょっと過ごしてみるといいかもって、そこに行ったら本当に過ごしたい時間が過ごせたりとかして、お互いに自然に最善の体験となっていくみたいなことが多いので、その辺も大事にしているかなと思います。
ということで、いくつか私個人が大事にしている時間をお伝えしましたが、皆さんにとって、空の子さんにとっても、どこに行っても最善の体験と最適な時間を過ごすことができるように祈っております。
今日もありがとうございました。
今日のメッセージはいかがでしたか?
皆さんの相談もお待ちしています。
今日も皆さんにとって最善の素晴らしい一日になりますように。
和歌の音。
