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こんにちは、産業の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日は定着率、職場の定着率を上げるために、うちの会社で私がやっていることをお伝えしたいなと思います。
昨日の放送で、定着率を会社として上げていきたい、理由は見えるコストと見えないコストの影響がすごく大きいからという話をさせていただいております。
社員の皆さんに定着してもらうためにやっていることがいくつかありますので、ご紹介をしたいなと思います。
定期的に横斜めのポッチを入れるという話なんですけども、どういうことかというと、職場って縦の関係だけになりやすいですよね。
縦っていうのは上司部下、ただ上司に相談しづらかったり、上司がキャッチアップ、メンバーが不満に思っていることとか、転職しようと思っていること、辞めようと思っていることのキャッチアップが遅れたりすると、取り返しのつかないことというか、メンバーが退職を決めてしまって、
実際に迷っているという段階を取り越して、次の職場も決めて、内定承諾もして、入社日まで決められてから言われても、なかなか会社としては手の打ちようがないわけです。
なので、上司がもちろんメンバーのことを気にかける、心がける、普段から相談してもらいやすい関係性を作っておくというのはもちろんなんですけども、横を斜めで定期的にウォッチしていくというのが結構大事かなと思っております。
うちでやっているのは定期的にアンケートが来るんですね。定期的にというのは月に1回、今の仕事楽しいですか?みたいなアンケートが来ます。そのアンケートに答えていくんですけども、答えていくとですね、
どの人今ちょっとコンディション悪いなとか、今の職場に対してモチベーションを感じていないなっていうのがわかるようになっているシステムがあるので、それは部長以上の人しか見れないようになっているんですよ、中身を。
ただそれであまり良い結果が出てない人に関しては、定着率を上げていく工場委員会みたいなのがありまして、そこのサポーターの人たちっていうのがちょこちょこと面談を入れて、その面談した内容を上司にエスカレーションしてくれたりして、そこから何に不満を持っているか、例えば残業が多すぎるとか、職場の人間関係が悪いと思っているのかとか、
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仕事に悩んでいるのであれば、例えば配置替えとか業務量調整とか、そういうことを結構積極的にやっていくような仕組みがあります。
なので比較的退職懸念者っていうのは、割とキャッチアップされやすい環境にあるかなと思います。
あと他にも、上司がちょっとでもおかしいな、この人今悩んでそうだな、心が離れてそうだなと思ったら人事に報告するっていうルールもありまして、それで人事に報告すると定着率工場委員会の人たちがまた面談とかを秘密裏に入れてくれたりとか、
対象メンバーの仲の良い社員、例えば同期とか先輩後輩とかに、ちょっと様子を見てくれないかみたいな感じで声をかけて、何か話を聞いてもらって、それをみんなで情報共有するみたいな仕組みもあったりします。
あとですね、例えば退職理由で多い条件を会社として問題視して改善していくっていうのもちょこちょこやってたりするんですよね。
例えば残業時間がすごく多い会社だったんですけども、残業もだいぶそれで減ってきましたし、あと給与も強豪多社に比べると結構低かったので、そこに関しても今年ですね、結構給料がベストアップしたりもしました。
これも全部その退職率を下げるため、定着率っていうのを上げていくために会社としてやったことになります。
なので求めると、会社として定着率を上げていくために上司がこまめにウォッチして、この人危ないなと思ったら人事にすぐ報告する仕組みと、縦横斜めで定期的にウォッチして、それも定着率を上げる専門の人たちがフォローする仕組みがあるということと、
実際に退職の理由になっている、悪しき理由みたいなところをちょっとずつ会社として改善をするなど、という取り組みを今うちの会社ではやっているという感じです。
会社としてその人をあまり辞めさせない、社員にずっと末永く活躍してもらうっていう風土があるので、私も管理職の一人なので、ここら辺はすごく気をつけているんですよね。
なので、頻繁にメンバーとはコミュニケーションの頻度を多く持ち、何か悩んでいるようであればすぐに相談してもらえるような関係性づくりというのを心がけていたりします。
あと、うちの会社はもともと人の転職を扱っている仕事だというのもあって、結構転職の話がカジュアルにしやすいんですよね。
例えば、いついつ頃に転職しようと思ってますとか、いついつ頃に辞めようと思ってますとか、そこら辺のことが結構社内で話しやすい環境があったりします。
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私もメンバーが20人いたとしたら、大体年に1人か2人くらいは退職についての相談をもらうんですよね。
結構健全な数字かなと思ってまして、全くゼロ人というわけにはいかないとか、それはそれで新陳代謝があまりできていないことかなと思いますので、20人いたら年間1人か2人くらい退職の話をもらいます。
ただその場合も、もう退職決めたんで辞めさせてくださいっていうよりは、その前段階で相談をもらえることがほとんどなんですよね。
今ちょっとこういうことに悩んでいて、ちょっと転職を年度末あたりにしたいと思っていますとかですね。
そんなふうに相談してもらえることがあるので、結局いろいろ手を尽くしたけれども退職転職に至った方もいれば、その前段階で社内の配置転換とかで思い留まってくれた人っていうのも同じくらいいたりするような感じです。
会社に残ってほしいっていうのは、でも会社の都合ですよね。本人にとっては、転職をすることによってその人の人生が好転するっていうことも大いにあり得るわけです。
会社っていうのは、その預かっている社員の方、一人一人の仕事人生を短い間でも預かっているわけなので、その社員だったりメンバーであるその方が良い職業人生を今後送れるかどうか、その良い判断のサポートができるかどうかっていうのは考えないといけないと思うんですね。
なので、会社に残ってほしいから、会社にとって利益のある人だから絶対に残ってくれっていうよりかは、総合的に判断してその人の職業人生にとって転職したい、辞めたいっていうのが良い判断なのかどうかっていうのは一緒に考えないといけないなっていうのは思います。
転職したい、退職したいっていうのは、何かしら今の職場に満たされないものがあって、それを変えたいと思って転職をするわけですよね。
ただ、変えたいと思っていることが、その会社を変えずに変えられること、変えずに何か改善ができることであれば、転職回数っていうのは無闇に増やさなくても、増やさずに済むなら増やさなくてもいいわけです。
なので、メンバーの社員の方の声をちゃんと聞いて、その人が改善した環境、望むような環境で働けるようにするっていうのは、そのために定着率を上げる仕組みを整えていくっていうのはすごく大事なことかなと思いますし、
あと同時に、転職をすること、会社を辞めることがその方の職業人生にとってとても良いことなのであれば、縁あって一緒に働いている仲間としてそれを応援するっていうのも同時に大事なんだろうなというふうに思っています。
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ということで、ちょっと取り留めもない話になってしまったんですけれども、転職や退職交渉に対して会社と私がいつも仕事上で思っていることと仲良くやっていることっていうのをお話をさせていただきました。
今回の話のきっかけが、先日私がある男性メンバーから転職したいっていう相談をもらったっていうことをきっかけに、昨日と今日のお話をさせております。
そのメンバーはですね、今7年目でもうすぐ33歳になるっていうメンバーで、そういうことも考えるよねっていう感じの世代だなと思っています。
そのメンバーも転職先を決めたからもう辞めたいっていう感じというよりかは、今年度末、うち年度末が3月なんですけども、3月くらいにこれこれこういう悩みがあるので、ちょっと転職して会社をしたいと思っているっていう話をされたので、
すぐに人事と、あと私の上司である部長にも連携して、なんとか彼が今不安に思っていること、不満に思っていることっていうのが解消されるように、ちょっと配置替えっていうのが本当に2週間ぐらいで実現しまして、
今結局その退職以降っていうのは今一旦引っ込んで、引っ込んでいるというか、一旦消えているような状態です。
はい、ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
第72回正論で人は潰れるの回にコメントをいただいてまして、読ませていただきたいなと思います。
ミミコさん、「微妙。リモートワークしている人さんからですね。7年目でも恐ろしく酷い人がいるのですね。人は変わらないですので、そこがマネジメントする立場として難しいですよね。」というコメントをいただいております。
ありがとうございます。この回はあんまり人に正論ぶつけすぎると人って潰れちゃうよねっていう話をしてまして、その中でお客さんからクレームが躊躇してしまったメンバーについてちょっとお話をしております。
そうなんですよね。人は変わらないのはもう本当にそうなんですよね。なかなかしかも7年目、8年目ってなってくるとだんだん仕事の癖っていうのも抜けなくて大変な場面もあるかなと思います。
ただ一方で育成をしていくと、なぜかというかあるきっかけでみるみるうちに変わっていく人もいたりして、本当に人っていうのは難しい生き物だなというふうに思っています。
コメントありがとうございました。今後また聞いていただけると幸いです。
ここからはちょっと余談なんですけれども、今朝というか昨日の夜っていうんですかね、クロアチア戦でしたね。皆さんはご覧になりましたでしょうか。
私はですね、今日朝9時からマネージャーミーティングっていうのがありまして、10人ぐらい参加者がいたんですね。
その参加者のうちの8人は見たって言っていて、ちょっと今日寝不足だみたいな感じの話をしておりました。
私は見ないでですね、寝てたんですけども、音がいそいそと起きて夜12時から見ていたみたいです。
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残念ながら負けてしまったということなんですけども、やっぱりスポーツってすごくいいですよね。
いいっていうのは、一生懸命やってる人たちを応援する。
そしてそれでみんなで一体感が生まれ、そしてみんなの共通の話題になって、一つの目に見えない空気というか文化というか、
そういうのが作られていくのがすごくいいなと思っていて、また4年後も楽しみにしたいなと思いました。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また次回も聞いていただけると幸いです。