2023-06-21 16:42

#137 キャリア希望の考え方


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こんにちは、わかまろです。今日は、キャリア希望の考え方というタイトルでお話をしたいなと思います。
キャリア希望って何か皆さんお持ちでしょうか?将来、スーパー営業職になりたいとか、
何ですかね、部長になりたいとか、起業してこういうことがやりたいんだとか、
明確になっている方とそうでない方であれば、明確な希望がない方の方が多いんじゃないかなと思っています。
今日は実際に私が採用支援する会社の管理職として、メンバーの皆さんと面談を重ねてきたことから、
こういう考え方で考えると考えやすいかもしれないですっていうお話をしてますので、
ご興味ある方は最後までお付き合いいただけると幸いです。
冒頭でもお話しした通り、何かキャリアの希望、こういう道に進みたいって、明確に持ってらっしゃるものって何かありますでしょうか?
正直言ってですね、私はあんまりはっきりしたものがないんですよね。
ですし、これまで何十人か、100人近いですかね、メンバーの皆さんとキャリア希望のキャリア面談みたいなのを年に2回、私が所属している会社はやるんですけども、
そこでも明確な希望を持っている方っていうのはほとんどいなくて、
将来のことはよくわかりませんっていう回答されているメンバーの方が多かったなという印象です。
性別によっても結構差がある気がしてまして、女性の場合はですね、漏れなく5年後、10年後はわかりませんっていう回答をされている方が多かったように思います。
これは結婚だったり出産だったり、まだまだ女性の方がキャリアに関しての掛け算される変数っていうのが男性より多い状況があったりとか、
そういったことも関係しているのかなと思います。男性の場合もですね、明確にこれになりたいっていう希望を持っている方って全体のでも1割にも満たなかったような気がしています。
大半の方は、今はこの仕事頑張りたいと思っているけど、5年後はどうなるかわからない。10年後はどうしていたいかは希望は持っていないっていう感じでした。
これ無理もない話ですよね。だって世の中自体どうなるかわからない。自分の会社、所属している会社だって5年後あるかどうかなんて誰にもね、わからないわけです。
そんな中でキャリア規模を考えろなんて結構乱暴な話ですよね。 私が所属している会社を例に挙げると、そのキャリアについて考える機会、
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会社として考える機会を設けているのが年に2回必ず設けているものがありまして、その年に2回のタイミングで上司とメンバーでミーティングをキャリア面談をするんですね。
そこでは5年後どうなっていたいですかっていう話を聞き、5年後どうなっていたいから今の仕事ではこれを頑張ろうかっていうのを半年間の目標設定を行って、
その目標設定が達成できれば、そのお給与だったり評価だったりに関わってくるっていうような体制を取っています。
会社の中にもキャリアプランとして管理職コースとプレイヤーコースと専門職コースみたいなのがあって、管理職は管理職ですよね、マネージャーになる、部長になりたい人よ。
プレイヤーっていうのはずっと営業のプレイヤーだったり、うちは他にもいろんな職種があるのでその道を突き詰める人だったり、
専門職っていうのはエンジニアとかデザイナーとか技術を必要とするようなところで突き詰めていく人っていうコースがあって、そのコースを選びなさいって言われるんですよね。
コースごとに給与テーブルだったり、あとは用意されている研修だったりも異なってきたりするので、強制的に選ばなければいけない。
そして5年後は自分はこうなってたいっていうのを宣言というか、考えなければいけない機会っていうのが半年に1回あります。
ただ先ほども申しました通り、その面談の中でですね、5年後こうなってたいって思っている方って本当に少ないですね。
でその一部の希望を持っている方っていうのも、今リーダーだからとりあえず次マネージャーかなみたいな感じで、
その会社で決められたその枠組みの中で自分はこうあるべきなんじゃないかっていうところから、その目標設定されている方が多くて、本当にその将来
自分がこうしたいなっていうふうに考えている方はすごく少ないかったなという記憶があります。
で、さっきからその将来がわからないこんな世の中でキャリア希望なんて考えるの難しいですよねっていうお話をしましたけど、
とはいえその将来漠然とでもいいのでこんな風になってたいとか、こんな仕事をしていたいっていうふうに考えること自体はすごく大事なことだと思うんですね。
明確には決まらなかったとして、そして多分にその希望が変わる可能性があったとしても、その将来の具体的なイメージ、
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ちょっと輪郭を持たせるということは、今の仕事だったりモチベーションの輪郭にもなってきますから、
その将来のことをちょっと考えるっていうのは、やってみてもいい、キャリア希望を持とうと努力をしてみるっていうのはやってみてもいいんじゃないかなっていうふうに思います。
私が年に2回のミーティングの中で、どうしてもキャリア希望を見出せませんっていう方々が多い中で、
いろんなやり方を試行してきました。いろんな面談のやり方を勉強したり、あるでもない、こうでもない、いろいろ話してやってみた中で、一番キャリア希望を考えやすかったですと、
メンバーからポジティブなフィードバックをもらったやり方っていうのをちょっと今日ご紹介したいなと思います。
なので私のやり方がすごくいいっていうわけではないというか、人によって捉え方はすごく異なるかなと思うんですけど、
キャリア希望の考え方の一例として、今すごく迷っていらっしゃる方、キャリアに対して迷っている方がいらっしゃったら、
ちょっとこんなやり方もあるんだなということで参考にしていただけると幸いです。じゃあどんなやり方かというと、
まずそもそもキャリアというのは、人生をどうありたいか、どういう生活を送りたいかという
大きなイメージの中の一つのパーツに過ぎないというのを、メンバーの方と共通認識を揃えるっていうのを必ずやっていました。
キャリア面談では、キャリアどうしたい?みたいな、キャリアっていうその一部だけを切り入れとられた形でですね、問いが長くかけられるので、すごく難しいんですけど、
自分の生活人生っていう大枠から考えて、大枠が森だとしたら木になるキャリアっていうのを、大枠から小さいところへっていう順番で考えると、
比較的考えやすくなる、イメージしやすくなるんじゃないかなと思っています。具体的にメンバーの方にどんな質問をするかというと、
そもそもどんな生活を送りたいですかと、これはキャリアとか、あとその実現の可否、実現できるかどうかっていうのは一旦度外視して、自分の理想の生活っていうのを考えてもらいます。
例えば、どんな場所に住んでたいか、日本なのか海外なのか、いろんなディテールを細かくイメージをしてもらいます。
例えば、何時に起きてそばには誰がいて、結婚はしてるのかしてないのか、子供はいるのかいないのか、趣味はどんなことが趣味なのか、何時に起きてどんな場所でどんなご飯を食べて、
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親やその友人とはどんな関係でどんな人たちと関わっていたいのかっていう、その理想の生活っていうのをヒアリングっていうんですかね、問いかけをしていろいろ答えて、イメージ、想像を膨らませていってもらいます。
そんなことを考えたこともないよとか、今の生活の延長線上だとそんな理想的な生活実現できる気がしませんっていう方も多いんですけど、それは一旦度外視して、本当に自分が心からワクワクする、どんな生活なのかっていうのをまずイメージをしてもらうんですね。
そこから、その生活を成り立たせるためには、金銭面ではいくらの収入が必要なのか、その収入を得るためにどんな働き方をしているのか、そして人間的にはどんな人間であるのかとか、もうちょっと細部に至る質問をしていきます。
このどんな人間であるのかっていうのはすごく難しい質問、イメージしづらい質問かもしれないんですけども、例えばコミュニケーション力に長けていて、いろんな人と積極的に話をしにいける、自分の世界を積極的に切り開いていける人かもしれないですし、どちらかっていうと自分の世界、内向的で自分の世界を大切にしていて、限られた人たちとだけ関わる自分であるかもしれません。
それか福祉などに興味があって、ボランティアに積極的に出かけていく自分かもしれません。
そこから、それが達成できる、自分の理想的なイメージを達成できるのはどういった内容の仕事なのかっていうところもイメージをしてもらいます。
これは具体的な職種とか会社名ではなくて、自分がどういう状態にいるのかっていうことですね。
例えば、いろんな人と関わって何か大きな物事をぐいぐい進めていく仕事なのか、誰とも関わらずコツコツコツコツ進めていくものなのか、
それとも誰か人の笑顔を引き出すような、誰かのサポートをするような仕事なのか、論理性が発揮される仕事なのか、感性を発揮して働くのか、
そういったところまで落としていきます。ここまで落としてくると、今の仕事、10年後や5年後にそんな自分であるためには、今の仕事でどんなスキルに落とすと何を磨かなければいけないのかっていうのがちょっとずつ見えてきたりします。
スキルだけではなくて、マインド面もですね。例えば、理想的な自分の働き方において、いろんな人をまとめ上げて自分でディレクションする仕事がしたい。
ディレクションして自分でコントロール権を持ちたいと思った時に、じゃあ今の仕事でできることは何なんだろうかっていうのを落としていくと、
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じゃあ今の仕事で何を頑張るべきなのかっていうのが、薄ぼんやりとでも見えてくるんじゃないかなと思います。
というか、この順番で話していくのが一番メンバーの方からは、将来がイメージしやすかった。そしてキャリア規模を考えてみるきっかけ、いいきっかけになって、これからもっと深掘れそうだという感想をもらうことができました。
はい、どうでしょうか。ちょっと抽象度が高くてわかりづらいお話だったかもしれないんですけれども、大事なのはそのキャリアを考えるときに、すみません、子供がちょっと泣いてしまいました。
キャリアを考えたときに、仕事だけ単体で考えないということ、自分の人生を豊かにするための手段の一つ、キャリアはその手段の一つでしかないのであるということを、
まず認識をして考え始めるということと、あと具体的な名刺、会社とか職種名とかにとらわれず、そこで必要とされる、自分が理想とする働き方で必要とされるスキルに落として考えると、ちょっとは考えやすくなるのではないかなというお話でした。
少しでもどなたかのご参考になると幸いです。
ここからは余談なんですけれども、最近ゴマ団子にハマってまして、うちの目の前にパン屋さんがあるんですけど、そこで売っているゴマ団子がめちゃくちゃ美味しいんですね。
ゴマ団子ってすごい食べ物、すごい食べ物というかすごい食べ物で、食感がいろいろあるんですよね。
まず中のあんこと、外側のちょっとカリッとした部分と、そこからちょっともちもちした部分があって、最後にゴマっていういろんな食感が味わえる非常に面白い食べ物で、結構奥が深いなと思い始めてます。
今日も娘に授乳しながらゴマ団子を食べてたら、娘の頭に白いゴマがバラララってついて、わーと思ってさっきまで一粒一粒ゴマを取り除いてましたが、そんなことがあってもとても美味しい、また食べたいと思えるゴマ団子です。
ちょっとこれを聞いてゴマ団子を食べたいなと思っていただける方がいたらいいなと思っています。
最後にコメントのお返しをさせていただきたいなと思います。
133回のゆるい職場にアマンジュルナにコメントをいただいていました。
小谷さん、いつもありがとうございます。読み上げます。僕の職場もゆるくなりつつあります。若手社員も2,3年で辞める人が増えた気がしますね。
そして僕自身も危機感を感じて粛々と会社の外で活動しています。笑いということでコメントありがとうございます。
この放送では、だんだんゆるくなっていく職場に危機感を感じて転職をする若手が多いというお話をしております。
小谷さんの職場も以前もお話ししてくださったと思うんですけど、だんだんゆるくなっているということで、
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実際に危機感を感じて、ご自身で会社の外で活動されているという行動力が非常に素晴らしいなと思いました。
危機感を感じて不安だな、やばいなって言いつつ、活動できない人の方が圧倒的に多いと思うんですよね。
なので、不安に向きに粛々とされている、その粛々というのがポイントですよね。
大ピラではなくて、粛々と淡々と時が来るのを行動しながら待つというのが一番理想的なんじゃないかなと思いました。
ありがとうございます。
あともう一つがですね、134回にも小谷さんからコメントをいただいてまして、
京都人の話し方、面白いですね。普段の会話にも使えそうです。
ちなみに僕は鈍感なので、京都の方に皮肉を込めても言われても気づかなそうということで、ありがとうございます。
この放送では、エレガントな毒の吐き方という本から、京都の方の話し方を参考に言いにくいことを伝える技術というのをご紹介をしておりました。
面白いですよね。京都の方が本当にこういうお話しの仕方なのかというのはちょっと私もわからなかったんですけど、
鈍感なのでっておっしゃってますが、鈍感なのは一つの力だと思いますので、
鈍感力を身につけた方が良い方たくさんいると思いますので、それはいいなと思いました。
コメントありがとうございます。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今日はちょっと長くなってしまったので、明日は時間内、私が目標としている10分以内に収められるように頑張りたいと思います。
いつも聞いていただいている方ありがとうございます。また次回も聞いていただけると幸いです。
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