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こんにちは。採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日は、ハラスメントを受けていたけれども、当時はそれに気がつかなかったというお話をさせていただきたいなと思います。
ハラスメントって、近年結構問題になりがちかなと思うんですけども、
嫌がらせとかいじめとか、そんなふうに訳されることが多いですよね。
例えば有名なところだと、よく言われるパワハラスメント、パワハラとかセクハラとかモラハラとか、
あとなんか最近は、最近はというかリモハラ、リモートハラスメントみたいなやつもあるみたいです。
いずれにせよ、一方が一方に対して嫌がらせだったりいじめのような言動を行うことが、いろんな場面で起こるとされているものなんですよね。
私も今思えば、完全にハラスメントを受けてたなって思うことがあるんですけど、当時はそれに気がつかなかったんですね。
なのでちょっとその話をさせていただいて、もし今何か職場だったり家庭だったりとかで、ちょっと嫌だなとかもやもやするなって思うけど、
これハラスメントっていうほどでもないかもって、もし思っていらっしゃる方がいらっしゃったら立派なハラスメントを受けているかもしれませんというお話をさせていただきたいなと思います。
私が今思えばそのハラスメントを受けていた期間というのが、2009年に全職に新卒で入社しているんですけれども、新卒で入社した会社に2年半勤めていたんですね。
その2年半の間にだいぶハラスメント的な行動を受けていたなと今思えば思います。
具体的にはパワハラとセクハラですね。なのでちょっと今日のお話の中でもしかしたらちょっと不快に思われるワードなどがあるかもしれないので、
もしそこらへん嫌だなと思う方がいたらちょっとここら辺で聞くのをやめていただければなと思います。
私が新卒で入社した会社というのは、今は採用系の仕事なんですけれども、当時も人材系という意味では同じくくりの会社だったんですね。
当時はJASDAQに上場していて、テレビCMなんかもやっていて、多分名前を聞けば知っている方が多いような割と有名な会社というか、
割とクリーンなイメージのある会社で、私は結構希望を持ってその会社に入社をしたわけです。
ただ入社した後に結構びっくりしたのが、職場で怒鳴っている人が多いんですね。
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しかもその怒鳴り声っていうのが半端じゃなくて、お前てめえふざけんなみたいなのとか、すごく一番最初にびっくりしたのは、
朝礼があるんですけれども、全体で何十人と集まって朝礼をやっていた中で、ある女性の先輩社員が貧血化なんかで倒れちゃったんですね。
倒れてしまったら普通に心配して救護室に運ぶなり手当をするなりすると思うんですけれども、
そこで女性の上司、女性の多分40代くらいの、当時部長だったかな、結構偉い上司の方が、そいつ目障りだからどっか連れてけよって言ったんですよ。結構びっくりじゃないですか。
私は当時1年目だったので、会社に就職したのが当然初めてだったんですね。
結構すごい環境だけど、これが普通なのかな、これが社会なのかなっていうふうに思ってしまったわけです。
そこから私が勤務をスタートするわけなんですけれども、いろいろと曲折あって、ある小さな部署に配属をされたんですね。
その小さな部署には、私含めて新卒が最初5人いたんですけれども、5人が順番に上司からいじめられていくんですよね。
最初にいじめられてた子は、もう辞めました。その次にいじめられてた子も辞めて、だんだん標的が移っていくわけなんですけれども、
3番目に標的にされたのが私だったんですよね。どんないじめを受けるかというと、上司からいろいろ言われるわけです。
上司っていうのが当時36歳と言っていたので、今の私と同い年の男性と、その人の部下なんだけれども、その人よりは年上の40代の男性がメインなんですけれども、
普通のミスに対して大声で叱責する。何時間も何時間も。一番長い時で言っても2時間くらいですかね。
ネチネチずっと言い続けるとか、目の前でゴミ箱を蹴られるとか、机をすごいバンバン叩かれて大きな声で本当にバカだなって言われたりとかですね。
受けた中でもライトの話をしてますけど、今でも話すと心臓がドキドキするぐらい嫌な思い出です。
そんな感じで、パワハラ、今思えば全然パワハラなんですけど、それを受けつつ、セクハラも同時に受け始まったんですね。
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当時残ってた私の同期が3人いたうちの、2人が女性だったんですけども、私と含めてもう一人の女性に対して、例えば、
昨夜男性とやってたのかとか、今日暇だったらホテル行こうよとか、見た目だけ若いうちなんて今だけだから、今のうちに男性に媚び売って、仕事なんかどうせできないんだから早く辞めたらみたいなことを言われたりとかですね。
結構びっくりしませんか。今思えばすごいとんでもない環境だったなと思いますし、私は今管理職をやっていて、特にハラスメント系の言葉は自分がしないのはもちろん周りでもそういうことが起きないかどうかすごく気をつけてるんですね。
10年前ということもあったとはいえ、結構ひどかったなと思いますし、今でも喋っててもドキドキするというか、この話は夫にもしたことがなく、周りにもしたことがない、当時の同期と嫌だねって話をしてただけだったので、この話もすごく久しぶりにするんですけど、今思い返してもすごく嫌だなと思っています。
何が怖いかって、当時自分がハラスメントを受けてると思わなかったんですよね。大声で怒られたりとか怒られたりするのは、自分が仕事ができないからしょうがないというか、これが社会なんだろうなというふうに。
だからできない自分がダメなんだというふうに思ってましたし、セクハラに関してもセクハラに笑顔で受け答えをすると、おじさんたちは喜ぶんですよね。男性たちが喜ぶというか笑ってくれるので、仕事で貢献できてない分、こういった雑談やコミュニケーションにも付き合わないと職場での居場所がなくなるんじゃないかと思っていたので、
ちょっとすごく自分が嫌になりつつ、笑顔でヘラヘラと受け答えをしてたんですよね。そんな職場で、かつ当時リーマンショックが起きた直後の新卒入社だったので、後輩もなかなかできず、あと人材系がその時すごく大撃を受けた時代だったので、営業してもしても数字など達成するわけもなく、
だんだん仕事に対する意欲と会社に対する愛写真、愛写真は早々になくしてたんですけども、だんだんなくなっていき、精神的にもだんだん嫌になり、当時一人暮らしをしてたんですけど、親にすごく毎日泣きながら電話して、ついに辞めた。2年半耐えたんですけど辞めたっていう記憶があります。
辞めた当時は、もう本当に辞めた瞬間嬉しくて嬉しくてしょうがなかったんですけど、それでも当時は新卒で入った会社を3年以内に辞めるっていうのが、今よりはなんかちょっとそんなの我慢が足りないでしょみたいな感じの時代だったんですよね。
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なのでその大学の同期とかは結構いい会社に帰ってみんなすごく楽しそうに頑張って仕事している中、私はその会社という初めて就職した場所に耐えられなくて、2年半でたった2年半で辞めてしまってもなんて自分はダメなんだろうってすごく思いましたし、当時もそのやっぱりそこに馴染めなかった自分というか、そういう扱いを受けてしまった自分が悪いんだろうなっていうのをすごく
思ってました。結局私はそこからちょっとしばらく休職して、今の会社は人材系の同じ営業だったので、また同じ失敗を繰り返すんじゃないかと思ったんですけど、でももしここで本当にダメだったら、またダメだったら本当にダメってことだろうと思ってちょっとチャレンジしてみようと思ったんですよね。
この今の会社は大学時代の部活の同期が新卒に入社をしていたので、その子からいろんな精一杯紹介してもらったり、いろいろ話を聞いたりして、いろいろ悩みに悩んで結局入社したんですけども、ここですごくびっくりしたのは誰も怒鳴る人がいないし、みんな優しい、みんな話を聞いてくれる、いじめてくる人もいない、当然セクハラもないっていう感じでもう天国に見えたんですよね。
でもなんてこの会社いい会社なんだろうって思って、そこから会社は本当に大好きになり、彼これそこから2011年に転職をしているので、今勤めて10年目、11年目とかですかね。
特に人間関係とかで困ることなくすごく楽しく仕事をしているのと、今の会社には拾ってもらって助けてもらって育ててもらったって思っているのですごく感謝をしているんですよね。
ちょっと取り留めもない話をしてしまったんですけども、本当に辛い時というか、自分が悪いんじゃないかって周りの人に対して思っている時って実はそうじゃないかもしれないっていうのを考えてみていただけるとすごくいいんじゃないかなと思ってて。
もし例えば今、会社とか家庭とかそういったクローズドな場所の方が、そういったちょっと歪んだ人間関係っていうのを肥大化しやすかったりもするので、そこでもし自分がストレスに感じていることを本当に嫌だと思っているけど自分が悪いんじゃないかと思って、
嫌だとか逃げたりとか、なかなか身動きが取れずにいるのであれば、まず友達とか客観的な意見、誰か友達じゃなくてもいいですよね、誰かSNSでもいいですし、客観的な意見をもらって、それはおかしいよってもしかしたら言われるかもしれないので、
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あまり自分を責めすぎずに、逃げるが勝ちなんじゃないかなっていうのを思ってたりします。
そういう例えば会社とかでパワハラ・セクハラが起きた時に、本来であれば人事部とかに相談して何か解消できるのが良いんでしょうけども、私の場合はそれすらもできそうになかった。
そういった話ができそうにもなかったし、私も訴える勇気なんかはなかったので逃げたんですよね。逃げたことを自分ではすごく当時はめちゃくちゃ恥だなと思っていたけれども、今思えばあの時逃げなかったら今の私ってどうなってたんだろうってすごくやっぱり怖い。
というか本当に逃げてよかったなって思うので、もし今辛いなとか嫌だなとか苦しいなとか、もし思っているけども逃げられないような、逃げるのはなんかいけないような気がしているので、いる方がいるのであれば、なんか逃げてみるのもいいんじゃないかなって思ってたりします。
あとそこまで辛くはないんだけども、なんか違うとかいうことがあれば、それも動いてみるのも良いんじゃないかなと思うんですよね。人生短いですし、ずっと同じ場所に固執することもないなって思うんですよね。
環境が変われば人は変わりますし、場所を変えれば人の評価って変わる。そんな人ってすごく変わりやすい生き物ですし、職場とかもそうですけど職場と恋愛とかって似てるなと思ってまして、例えば付き合う前はすごくいい人だと思ってたけど付き合ってたら実は違ってたとか、
本当はいい人のはずなんだけどちょっと相性が合わないとか、そういうことって恋愛だけじゃなくて仕事でも普通に人間関係でもあると思うんですよね。もしそれでなんかちょっと違うな嫌だなって思ってるんだったら、なんか逃げたり場所を変えたりするのもありなんじゃないかなっていうのを思っています。
今日なんでこの話をしようかと思ったかというと、会社でハラスメントの研修があったんですよね。
うちもハラスメントがなくはないというか、自分が無意識だったとしても相手がどう受け取るかでハラスメントって起きてしまうものなので、その研修を今日管理職向けの研修を受けてた時に
ふと思い出したんですよね。その10年前の新卒の時代は何だったのか、あれはハラスメントだったんじゃなかろうかっていうのを認識をしました。
けど本当にそういうハラスメントだなって思えたのも10年経った今だから思うだけで、本当に当時は自分が悪いと思ってたけど、今なら明確にそうじゃない、自分は悪くなかったって思えるので、もしなんか今
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辛い方がいらっしゃったらなんか逃げるのもいいんじゃないですかというお話をさせていただきました。
ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。いつもよりも長くちょっと話してしまいましたがお付き合いいただいてありがとうございます。
ここからちょっと余談なんですけども、最後ちょっと楽しい話をしたいなと思うんですが、娘に絵本を買ったんですね。
もうすぐ3歳の娘に絵本を買いまして、何かっていうと、ゆかいな郵便屋さんのクリスマスという仕掛け絵本なんですね。
これ私が子供の頃にも大好きで何回も何回も擦り切れるぐらい、壊れるぐらい読んだ仕掛け絵本なんですけども、どういうストーリーかというと、郵便屋さんがいろんな人のところに配達に行くんですね。
その配達の郵便物だったりとかちょっとしたプレゼントみたいなのが、実際にこの絵本の中にちょこちょこ仕掛けみたいな感じで入ってて、もうこれを一個一個確認するのがすごく楽しいんですよ。
娘もめちゃくちゃハマりまして、今日だけでこのゆかいな郵便屋さんのクリスマスを10回以上は読みました。
私も幼い頃、母に読んでもらったり、自分も夢中で読んだのを何か思い出しながら、何かいい時間だなと思ってたくさん読みました。
ちょうどクリスマスも近いので、何かいい絵本ないかなともし持ってらっしゃる方がいらっしゃれば、ゆかいな郵便屋さんのクリスマスとってもおすすめです。
絵本ってすごくいいですよね。私も小さい頃に読んでもらった本って、まだ結構覚えてるんですよね。
例えば、象のパオちゃんっていうシリーズとか、グリとグラとか、だるまちゃんとかですね、すごく覚えてますし、
今は売ってないんですかね、ちびくろさんぼとか大好きですごく読んでたので、そういった本をまた娘に自分が読んであげるってすごく幸せだなぁなんていうふうに思ってます。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また次回も聞いていただけると幸いです。