2022-08-17 17:35

#54 【レターへのお返事】給与アップ交渉の進め方

#転職 #給与アップ #時給アップ
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6216f60462fdf0d800323b94
00:05
こんにちは、採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日はですね、昨日の放送にレターをいただきまして、そちらに回答する形でお話をさせていただきたいなと思っております。
昨日とその前がですね、転職についてお話をしていますので、よかったら聞いていただけると幸いです。
本日のテーマとしては、時給や年収アップの交渉についてというテーマでお話をさせていただきたいなと思います。
お興味ある方は最後までお付き合いいただけると幸いです。
いただいたレターがですね、とってもわかりやすい内容で書いてくださっていました。ありがとうございます。
ただちょっと読み上げると長くなっちゃうかもしれないので、要点だけかいつまんでご紹介をさせていただきます。
このレターを送っていただいた方は、今フリーランスで企業と直接契約をしてお仕事をされている方。
今契約している会社さんとの時給を上げたいけれども、具体的にどうアクションを起こせばよいかというご相談をいただいております。
この方はですね、もともと派遣会社を通して業務をされていたけれども、今は企業さんと直接契約に切り替えて業務委託のお仕事をされていると。
もう少しで契約してから1年経つことと、あと業務もちょっと幅広くなってきているので、ここら辺で給与交渉できればいいけれども、どう進めていいものかというご相談でした。
こちら回答させていただく前に、前提として、私が今担当している仕事が契約社員や正社員領域の中途採用をメインでやっているので、
もしかしたら微妙に専門外で、ちょっと的確なことがお伝えできないかもしれません。派遣だったり業務委託の方のあっせんもですね、過去やってたことはあるんですが、だいぶもう何年も経ってしまっているので、
ちょっと今日今からお話しすることは話半分というか、本当に参考までに聞いていただければなというふうに思います。ただ正社員契約社員領域の方でも年収アップの交渉とかするケースがあるので、ちょっとそのことも踏まえて、私が思う進め方をお話をさせていただきたいなと思います。
03:03
まず前提、どんな雇用形態でも給与アップをしやすい条件、逆にしにくい条件というのがあるんですね。給与アップしやすい条件というのは2つあります。
1つが企業の業績ですね。業績売上が伸びているか、もしくは今後伸び得る可能性を見込んでいるか、少なくとも悪化していない、業績が悪化していないということなんですね。
これ当たり前かもしれないんですけれども、業績が良ければ仕事がどんどん増えていきますから、当然人も必要になってきて、そうすると人に対する投資というのが盛んになります。
なので、給与アップというのが叶いやすい形です。ただ、業績が悪化している会社であれば利益の確保のために削る部分はどんどん削る、コストカットになっていきますから、コストカットしやすい費用のうちの1つが人件費ですし、業務委託費という形になります。
なので、まず企業の業績が悪くないことというのが1つ条件ですね。もう1つの条件としては、そのお仕事が他の人で大体が利きづらいものであることです。
どういうことかというと、例えばその質問者さんがされているお仕事がすごく人気のお仕事で、募集をかけたらたくさん人が集まって、その質問者さんよりも低い安い時給でももうやらせてくださいという人がたくさんいるような仕事であれば、
企業側、時給のバランスでいくと、需要に対して供給が過多な状態になりますので、給与アップというのはなかなか言いづらいかなというふうに思います。
ただ、この今の2つの条件、その業績面ともう1つが大体が利くかどうかという部分に関して、1つ目に関しては、今働かれているのが大企業ということだったので、大企業も今どうなるかわからない時代ですけど、業績が良いという前提でお話をさせていただきたいなと思います。
2つ目の、大体が利くかどうかという仕事かどうかというところに関しては、まず前提、今すごい仕事が、求人が増えているんですね。コロナの時にちょっと一時すごく落ち込んだんですけども、今ほぼ民間に出ている求人でいくと、コロナ禍前のピーク時に達しようとしているぐらい、今すごく求人が多い状態。
06:18
なので、言ってみれば、企業は人を採用しづらい状態なので、今、求職者の方が働いている労働者の方が強い状態、選べる状態なんですよね。なので、企業側はそこは分かっていると思います。
かつ、質問者さんの場合だと、派遣でもともと働かれていたところを、今、業務委託に切り替えて、直接契約でやっていらっしゃるということなので、ある程度の今までの信頼貯金がありますよね。
今、どんどん業務の幅も増えていかれているということは、企業さんは質問者さんの仕事ぶりだったり、お人柄だったり、信頼されて、どんどん任せている状態だと思いますので、大体は今聞きづらいということで、
今の条件2つ、業績面と大体できるかどうかというところでいくと、今、給与アップしやすい前提は整っているのかなというふうに予測しました。ちょっとこちら間違っていたら申し訳ございません。
その後、具体的にお給与の交渉をしていくという形になると思うんですけれども、できれば話す相手も選びたいですね。
やっぱり給与に関することとか、人事に関することというのは、今、直接業務を一緒にしている方とか、上司のようなポジションに当たる方が、そこを掌握している、そこに関しての権限があるかどうかってわからないので、いわゆるキーマンというんですかね、どの人に話したらいいのかっていうのをちょっと冷静に見てみると良いかなと思います。
大企業の務めということなので、おそらく他にも今まで委託で、契約で働かれている方で、給与アップの話とかを過去に相談されたことがある方がいらっしゃるんじゃないかなと思いますので、そういった方を見つけてどういうふうに進められたのかとか、話を聞いてみるのができればすごく良いなというふうに思いました。
実際に話す相手、キーマンが見つかって話ができるとなったときに、進め方としては他の仕事をちょっと天民にかけて、ちらつかせて交渉してみると結構交渉としては進めやすくなるんじゃないかなというふうに思います。
09:00
どういうことかというと、今人不足で転職しやすい時期、仕事を見つけやすい時期というのは企業側も分かっていますので、他の仕事を見つけちゃうかもしれないという危機感はあるはずなんですよね。
なので、他の仕事でいい求人があるんだけれども、そっちと迷っているんだけれども、どう思うかというか、ここで給与を上げてもらうことは可能かどうかというふうに話すと良いと思います。
ただ、この通りに伝えてしまうと当然過度が立ちますので、ちょっと伝え方は気をつけた方がいいので、後でまた具体的にお伝えしますね。
あと、もし例えば給与を1割アップしたいならば、2割アップされている求人に惹かれているとちょっと高めのところから交渉をスタートすると、最終的な打決点としては、質問者さんのご希望通りにいきやすいかなと思います。
ちょっと分かりづらいと思いますので、具体的に例を出してトークに落としてお伝えしますね。
例えば、今質問者さんが、分かりやすいように時給1000円だったとします。
1000円の方が1100円に上げる交渉をするという中でのどういうふうに話すか、私だったらどう話すかということなんですけれども、まず相談があります。
まず最初にありったけの感謝を述べます。
ここら辺は営業でも使われるテクニックなんですけれども、人は自分に対して好意的って言ってくれる人を無限にできないという心理がありますので、そこら辺をうまく使って、まずありったけの感謝を述べると。
ここで派遣、具体的には派遣から1年弱ずっと働かせてもらっていて、すごく働きやすいし仕事も面白いし感謝していると。
ずっと働いていきたいと思っているんだけれども、実は知人の方から1200円の案件を今どうか打診を受けていて、そちらとちょっと迷っていると。
仕事としては今の方が面白いし、ずっとお世話になってきた恩も感じているから、できれば今の状況で働いていきたいけれども、さすがにその1200円と1000円の差は大きいと思っていて、ちょっとそちらを受けようかどうしようか迷っているんですっていう形で相談をしてみるのが良いんじゃないかなと思います。
今の仕事がすごく気に入っているので、今の仕事であればその1200円とは言わないので、1100円でも構わないので、その給与のアップっていうのを考えてもらえることは可能でしょうかっていう形で相談という形で伝えてみるのが良いんではないかなというふうに思います。
12:19
冒頭でもお伝えしました通り、今業績的に、仕事の代替が効かないという意味で交渉は進めやすい環境なのと、質問者さんもおっしゃっていただいてたんですけど、もともとは派遣会社に結構高いフィーを払って、質問者さんに働いてもらっていたわけなので、予算的にたぶん払えないかもしれないですね。
払えないということはないと思うんですよね。なので、ここの交渉をうまくお話ができれば、高い確率で上げてもらえるんじゃないかなというふうには思いますが、ちょっと参考までにしていただければなと思います。
もしかしたらですね、ちょっとこうやって嘘をつくことになりますので、そこがちょっと日が咎めるというか、嫌だなと思うかもしれないんですけれども、正直ただこの手の嘘って誰も傷つけない嘘ですよね。
正直、やっぱりまだまだ雇用元の会社、今回しかも業務委託なので、その業務委託をお願いしている側の会社と質問者さんの立場でいくと、やっぱり圧倒的にまだまだその業務委託として働かれている質問者さんの方が弱いですよね。
本当はそこはもう平等であるべき、対等であるべきなんですが、今現実問題としてなかなかその給与交渉も言いづらい、心理的には言いづらい状況かなというふうに思いますので、必要な嘘だと思いますので、ちょっとこういうのも交渉術の一つとして捉えていただいて、お話しいただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
ということで、ちょっといろいろな想像も交えながら、実際の環境とか関係性とかもわからないままお話をしてしまったので、どこまで参考にしていただけるかはわからないんですけれども、私だったらどう進めるかという観点でお話をさせていただきました。
何回もお伝えしている通り、相対的に見れば、今、求人がすごく増えていて、伝えても何ら問題はないというか、給与交渉をするべきナチュラルなタイミングかなと思いますので、自信を持ってお話しいただきたいなと思いますし、
15:08
私もおかげながら、今の職場で幅も広げられて、成果も出せるということなので、気持ちよくやりがいを持って働けるように祈っております。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
あともう1つ、レターを紹介させていただきたいと思います。
こちら、昨日いただいております。
昨日放送の中でレターを読ませていただいた方から、また返信をいただいております。
レターを読んでいただいてありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
周囲の人に表立って相談できることでもないので、私の今の状況についてコメントや励ましの言葉をくださって、とても嬉しいです。
所得制限の話も首がもげそうなほど頷きながら聞きましたし、8日目のセミの本も読んでみようと思っています。
これからも楽しみに聞かせていただきます。
ご丁寧にご返信いただいてありがとうございます。
レターが返信ができないのと、多分設定によるんですけどお名前が見えないので、ここでしかお礼が言えなくて早いのですが、とてもとても励みになります。
ありがとうございます。
そうなんですよね、転職って現職の人には相談できないじゃないですか。
今ちょっと私転職活動してるんですってなかなか言いづらい部分があると思いますので、
結構気持ち的に、しかも今ワーキングマザーされていらっしゃるということなので、
ご家庭のお仕事とかいろいろ類似されて大変かと思いますが、いい環境が見つかることを改めて祈っておりますので、
コメントいただいてありがとうございました。
ということで、今日もすいませんちょっと長々とお話ししてしまったんですが、
どなたか少しでも参考にしていただけると幸いです。
またですね、なんかちょっと気になるな、ここら辺知りたいなとか、
ご質問、コメント、ご意見あったら、レターでもコメントでもいただけると大変嬉しいです。
それでは今日も最後までお聞きいただいてありがとうございました。
また明日も聞いていただけると幸いです。
17:35

コメント

スクロール