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こんにちは、わかまろです。採用支援を行う会社の営業マネージャーで、現在は産休中、3歳・0歳娘の育児をしております。
教育喪失にありそうなくらい慌ただしい毎日の中で、日々の気づきを忘れないため、そして同じく忙しい日を送る同志の皆さんと、このドタバタを楽しみたい、そんな目的で、このチャンネルをお送りしております。
皆さん、いかがお過ごしいでしょうか。
今日は、私は午前中からですね、娘と、0歳の娘とガッツリ昼寝をしてしまいまして、今すごくスッキリしています。
昼寝って気持ちいいですよね。
で、これただ仕事に復帰した後は、絶対に平日、朝から昼寝なんてできないので、貴重な時間だなと思いつつ、
平日に5日間まるまる働くって、新卒からずっと当たり前にやってきてるけど、結構しんどいよなーなんて思います。
1日くらいは自由に昼寝したり、ずっとネットフリックス見たりとか、そういう日が過ごせるような時間、作れるような働き方でもいいのに、なんでフルネに5日間働かないといけないのかなーとか。
だってね、昔から比べたらそのITとかも入ってきて、生産性がグッと上がっているはずなのに、ロゴ等時間はずっと5日間×8時間×4週間って減らないんですよね。
ちょっとそんなことを考えていた今日は何の話かなんですけれども、
マザーっていう映画をご存知でしょうか。
数年前に長澤雅美さんが主演で、実際に2014年に埼玉県の川口市であった事件を基にした台座にした映画なんですね。
今日はこの映画を久々に見て、社会で子どもを育てるっていう考えがすごい大事だよなーって思ったよーっていうお話をしたいなと思います。
特に聞いて何か得がある話にはならないと思うのですが、長澤雅美さん好きだよっていう方がもしいらっしゃったら聞いていただけると幸いです。
このマザーという映画の元になった、そもそもの事件がどんな事件かというと、
2014年に埼玉県の川口市で、17歳の孫の少年がですね、祖父母を死殺してしまったっていう、殺してしまったっていう事件です。
この孫が当時17歳。これだけ聞くと、飛行に走ってしまった17歳が、おじいちゃんおばあちゃんを殺してしまうなんてっていうので、終わりというか、そんな事件なんですけど、
実はこの少年がですね、17歳の少年が、長きに渡って母親からの虐待を受けていたということが判明します。
この実際に祖父母を殺したという事件も、母親の指示によって祖父母を殺しているんですよね。
じゃあその少年がですね、どんな育ち方をしているかっていうと、幼少期はですね、両親と少年の3人で暮らしていたものの、
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両親がですね、結構お金にだらしない感じで、借金がすごい多くてですね、
幼少期からその借金から逃げるためによ逃げみたいなのをして、場所を転々としていたみたいです。
小学校の中学年、4年生くらいには、もう学校に行けなくなっちゃうんですね。
両親は離婚して、母親は新しくできたホストの恋人と、家を出ていってしまって、長い間ですね、ネグレクトされている。
電気も水もガスも止まっているような部屋の中で、ずっと母親の帰りを待ち続けたりっていう、そういう幼少期だったみたいです。
その後ですね、母親と新しい恋人とですね、住居を転々とするんですけど、その間にラブホテルに泊まったりですね、
その間に性的な虐待をされたりとか、
あと常にお金がカツカツなので、母親の指示で、祖父母やおばあのところに借金、お金を貸してくださいって言いに行かせられたりとかされています。
その母親の新しいパートナーとの間にですね、妹が生まれたりするんですけど、妹の面倒もその少年が見ていて、
一時期ですね、行政の力を借りて、フリースクールに通えそうになったこともある、ちょっとだけ通ったこともあるのですが、
その外との繋がりを、その少年が外との繋がり、学校に通うことをよく思わなかった母親が、結局その場所から逃げようと言って逃げ出して、
結局また学校に通いなくなってしまったりとか、あとは長らくホームレスのような生活をして、
少年だけではなくてその幼い妹も学校に行けず、どこにも所在が明らかでない、居所不明の児童となってしまうわけです。
少年はですね、ちょっとずつ大きくなっていってから、母親と娘のために就職をして働いたりするんですけど、
そこで盗みを働かせたりとか、母親の指示で事務所から盗みを働かせたりとか、そんなことが結構頻繁にあったみたいです。
2014年に、やっぱりお金がない、お金が欲しいと思った母親が、
その祖父母をね、自分の父と母、その母親の父と母である祖父母、少年にとっての祖父母を殺して、
お金をもらってきてよ、持ってきてよっていうふうに指示をして、その少年が殺害をしてしまったというふうに言われている事件です。
これを聞いて皆さんどう思われますでしょうか。
その少年の妹の生い立ちを思うと、すごく心が痛いですよね。
ここからはその映画の中での描写になるんですけども、
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少年はその殺害という罪を犯すまでの間にもですね、ちょっと母親から離れようとする場面があるんですね。
例えばそのこの後逃げていくんだったら、お母さんとその恋人だけで行ってよと、僕は学校に行きたいから妹とここに残りたいって言ったりとか、
その就職先の事務所から物を盗んでこいと言われた時に、いやそれはできないよと言ったりとか、
でもそうするたびにですね、母親は少年を傷つけるようなこと、例えば少年は目つきが悪くて気持ちが悪いから、
友達は絶対できないし、あんた結局嫌われてるから学校行ったってしょうがないよとか、
その事務所で物を盗むのを断った時は、お金がなくて困ってるんだから、
あんたが仕事から帰ってきたら、お母さんとその妹がいなくなって、あんた一人ぼっちになってるかもねとか、
そういうことを言って支配をしていくんですよね。
すごく痛たまれないなぁと思ったのが、実際少年が罪を犯してしまって、祖父母を殺害してしまった後に刑務所に入るんですけども、
そこに面会に来てくれた役所の職員にですね、自分はお母さんが好きなんだって言うんですよね。
自分はお母さんが好きだから、今回罪を犯したのも、全部お母さんに対してちゃんと立ち向かえなかった自分のせいだし、
自分がお母さんが好きなことはもうダメなことなんですかねっていう問いかけるシーンがあって、
子供って親にどんなひどいことをされようと、親のことが大好きなんですよね。
子供って何をしたって裏切られたって、親のことが大好き。
そんなことを見ててすごく心が痛くなりました。
実際に息子に祖父母を殺させた母親はですね、私は指示してないっていうのを言ってるんですよね。
息子が勝手にやったことで私は何もしてないんだと。
こんなにも味方になってくれない母親でも裏切れない息子っていうのが、子供ってそういうところがあるんだよなっていうのを思います。
これで思ったのは、まずそもそも母親ですね。母親すごく極悪人じゃないですか。
こんな息子を虐待してパチンコとかでお金使っちゃって、息子に借金を取りに行かせて、結局自分の親を息子に殺させるっていうひどい親なんですけど、
何かしらの、きっと病気や障害を抱えている方なんじゃないかなって思うんですよね。
まともに子育てができる環境では、状況の方ではないし、きっと何かしら支援が必要な方だと私は思うんですよ。
なので、親になるのには資格はいらないけれども、本当に親になって子育てられる資質がある人なのかどうかっていうのは、
やっぱり妊娠中とか産後、病院なのか行政なのかで見極めていってサポートしていく必要があるよなっていうのを思います。
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あと少年がですね、母親と恋人にラブホテルやらいろんなところを連れ回されている間にも、ちょっとおかしいなって思っている大人がいたんですよね。
例えばラブホテルの敷地内にテントを張って、そこで暮らさせてみたりとか、そういうふうに支援している大人がいるにもかかわらず、結局行政のところには行けないんですよね。
なので気軽にその行政に通報ができ、そして強制的にでも、日本って結構親の力が、親権が結構強く主張されるので、親と引き離せないと聞くのですが、
そこは子の利益、親の利益よりも子どもの利益優先で、引き離せるような仕組みがあるといいよなっていうのを思いました。
ということで今日は、マザーという映画から、実際に起きた川口の少年が祖父を殺してしまった事件についてお話をさせていただきました。
このマザーという映画でですね、長澤雅美さんがとにかく圧巻の演技です。普段清楚系の綺麗な女優さんという感じなんですけど、すっごいふてぶてしい嫌な母親役、ちょっと精神的に病んでる母親役っていうのがすごくハマり役ですごいなと思います。
主人公の少年を演じているのが、奥平大賢さんという2003年生まれの俳優さんなんですよね。この方がですね、ずっと虐待を受けていた少年の影というか、見事に表していて素晴らしい映画になってますので、ぜひご興味ある方は見ていただければと思います。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また次回も聞いていただけると幸いです。