悩みの原因と正しさ
皆さん、おはようございます。わだきなこです。
さて、今日のトークテーマはですね、悩みの本当の原因と、その向き合い方についてお話ししていこうと思います。
私は、1歳の男の子と女の子の双子怪獣を育てながら活動しているフリーランスの漢方ライフコーチです。
このラジオでは、これを聞いてくださるあなたの人生をもっと豊かにごきげんにできるヒントをお伝えしております。
今日のトークテーマはですね、最近私がクライアントさんたちにもお勧めさせてもらっている本、悪魔とのおしゃべりですね。
神様とのおしゃべりという本も第一弾にあって、悪魔とのおしゃべりというのはタイトルが怪しさむんむんですけれども、
これね、すごく本質ついてて、1回ではちょっとなかなか理解しにくいんだけど、ちょっと難しい哲学的な部分もあるのでね。
でも何回も読み進めていくと本当に深くて、音楽で聞けば聞くほどいいってスルメ曲って言うけど、私の中ではこれはスルメ本だと思ってるんですよね。
で、私は何回か聞いてるんですが、今もオーディブルでまた聞いて、ああいうなって思ったところは、この悩みはなぜ生まれるのかっていうところですね。
で、これ悪魔がね、いろいろ大学生の三郎くんっていうところの前に現れて、人はなぜ悩むのかとか、そういうところを教えてくれるんですけれども、
私たちの常識を根底から覆してくれる本で、そもそも悩みっていうのは自分が勝手に作り上げたものですよと、なぜならばみたいなところで始まっていくんですけどね。
人間生きてると悩みがあるんですけれども、いろいろね、人間関係とかさ、お金とかさ、あると思うんですけど、この悩みの原因って皆さん何だと思いますか?
で、この本から引用させてもらうと、このそもそも私たちが生きていく上で悩みを作り上げているのは、私たちの中にある正しさが悩みを作り上げているんですよ。
つまり、自分がこれってこうだよねっていう正しいもの、これを言い換えるとこうでなければならないよねとか、こうであるべきだよねっていう、本来、正義の味方的なポジションに位置する部分、
そいつがそもそも私たちの悩みを作り上げていたっていうところにあるんですよ。で、これだけ聞くとちょっとわかんないと思うんだけど、そうだな、私の経験になぞらえて言うと、
お金を起業して稼ぐときに、お金は苦労して稼がねばならないっていうところ、我慢の対価だっていうところと私は向き合いました。
で、これ別にそんな法律ないじゃないですか。で、それをした瞬間にお縄になるっていうこともないと思います。
もっと言うならね、浮気とか不倫とかっていうところも、国を変えれば日本ではダメと言われているものも、国を変えたらそれは合法、むしろいいよねみたいなものがあるので、
私たちの中の正しさという概念っていうのは、時代背景やもっと言うと権力者、それを守ってもらうことで都合が良くなる人たちが作り上げている半分幻想なんですよね。
だから自分の中で悩みが生まれたとき、何をすればいいかっていうと、自分の中にはびこっている、これってこうあるべきだよねとか、これってこうしなければいけないよねっていう正しさと向き合うチャンスなんですよね。
正しさとの向き合い方
だから、例えば昨日のラジオの続きで言うと、仕事ですよね。仕事で言うと、例えば会社の人たちにもっと働きなさいと言われた。自分はこれぐらいでちょうどいいと思っているのに、もっとシフトに入ってくれないと困るっていうこの狭間で、
この会社で働くためには、上の人の言うことを聞かないといけないんだけれども、でも私はそうはしたくない。この人はなんでこんなことを私に言うんだろうという上司に対する悩みっていうところも、例えば上司の言うことは聞かなくてはいけないっていう、この自分の中にある正しさと自分の本当はこうしたいっていう気持ちが、
きっこうしてアクセルとブレーキを同時に踏んで苦しんでいる状態っていうふうにいろんな表現ができるけどね、そういう言語化もできると思うんですよ。これは別にそう思う人が悪いわけではなくて、そうやって自分の中にある正しさが自分で自分にロープをかけてしまっているっていう現状に気づいていただきたいんですね。
で、これね、上司の言うことは聞かないといけないっていうのは、確かに社会通商、通年的にはある意味常識だと思います。でもこれも誰かが作り上げたものなんですよね。それは誰のためかっていうと、その会社における権力を持っている人たちが作り上げたルールですよね。
もっと言うと、私の経験で言ったらね、有給はよっぽどな理由でない限り取ってはいけないとかね、そんなルールないんですよね。会社に引きつかってそう思ってたり、あとはちょっと前まで私も思ってたのが、子どもの病気の理由で保育園を休むのは申し訳ないとかね、完全に自分の影響外のところで申し訳ないっていう気持ちで悩んでいたんですけれども、
これって掘っていくとね、自分が過去にいた職場の上司が、そういう子どもを理由に休まれてはシフトに穴を開けられたら困るよねみたいなことを散々聞いてきたから、それイコール悪、つまり会社にシフト通り勤めることが善、そしてシフトの穴を開けることが悪っていうような概念が私の中に入れ積みで掘られてたんですね。
でもこれってしょうがないことっていうのもあるし、その中の善を疑う、その善が正しく会社に行かないといけない、有給は横止めない限り取ってはいけないみたいな謎の善、自分を苦しめるための善があるせいで、私は自分ではどうしようもないことで悩んだり、勝手に悩みを作り上げた方で自分で沼を作り、穴を掘り、自分でその落とし穴にはまり、苦しんでいたということになるんですね。
これいろいろ使えると思います。親子関係とかね。親の言うことは必ず聞かないといけないとか、勉強はできないといけないとか、これも言ってしまえば全部幻想なんですよね。
なので、自分の中にあるその正義というものが、果たしてそれを、あなたを苦しめるためだけの正しさとか、あなたの可能性を、例えばお金を落として稼いではいけないとか、そういうあなたの可能性を潰す正しさになってないかっていうのを今一度振り返ってみて、
あなたの感情が悪の感情、悪っていうか、悪って言うとね、ここで言うと全員悪くてややこしになるけど、あなた自身が傷ついた時、悩んだ時っていうのは、この犯人の根源は自分の中にはびこっている正義、正しさっていうところが往々にして原因となっている可能性が高いと思いますので、
ぜひね、自分自身を見直して、あなたの中の正義、正しさというものは、あなた自身を苦しめるためだけに存在しているものになっていませんか?というところを振り返ってみてください。
はい、ということで、私は今から夜客に行ってまいります。皆様どうか素敵な一日をお過ごしください。