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日本酒の聖地から
酒の道
こんにちは、パーソナリティの平田雅瑠です。
この番組は、お酒にまつわるゲストをお招きし、
お酒の道を歩むストーリー、お酒のあれこれを深掘りしていく番組です。
聞酒師を目指す佐紀さんと共にお送りします。
佐紀です。今回もよろしくお願いいたします。
最近の私の楽しみは、日本酒イベントがないか探して、
そのイベントで今まで飲んだことのないお酒たちと出会うことです。
今回もSSAの専務理事であります日置晴之さんにお越しいただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
日置です。よろしくお願いします。
前回は日置さんの日本酒に興味を持ったきっかけや大変だったことやりがいについてお伺いしました。
今週はお酒の楽しみ方や世界の日本酒の動向などについてお伺いしたいと思います。
前回やりがいとお話しされていらっしゃった日本酒の魅力と注意点を伝えることについて、
佐紀さんが前回からとても気になっているみたいなので、
特別にラジオでレクチャーしていただけないでしょうか。本当によろしくお願いします。
お願いいたします。
お酒の魅力と注意点ですね。
ちょっと長くなるかもわかりませんけど始めたいと思います。
お願いします。
まずは日本酒という言葉から、世界で国名のつくお酒もこれが非常にまず珍しいですよね。
確かに。
日本人が世界に誇れる立派な文化の一つで、そういった意味もあるんじゃないかなと思っております。
昔から特に神様に関わる行事では日本酒というものはかかっていません。
神棚ですとか、結婚式、父祭、あと花見もそうですね。
我々遠い遠い先祖から受け継がれた大事なものということが言えるんじゃないでしょうか。
次にですね、日本酒、つくり、製造という意味では非常に優れた技術、経験、
トジさんの感を含む部分ですよね。それが求められるお酒なんです。
ここで詳しい作り方というのは説明できませんけれども、日本酒、製酒とも言いますよね。
清く澄んだお酒という意味です。このような無色透明の綺麗なお酒、やはり世界には存在しません。
醸造酒という意味です。透明なお酒があったとするとすべてそれは蒸留酒ですよね。
また日本酒というものは、いわゆる五味味の話ですよね。のうち塩味以外すべてを持っているんです、実は。
そういった意味で飲む温度帯によってその様々な味がいろんな香を出してきます。
逆の言い方をすると様々な温度帯でいただけるということです。
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やはりこれも世界にある他のお酒と比べては非常に珍しいものじゃないかなと思っています。
もう一つ麹を使うというそういった文化と言いますかね、作り方。
日本酒は食材ですとか料理が持つ悪い部分を打ち消す力があると聞いたことあると思いますが、これまさに麹の力です。
ということで和食に限らずどんな国のどんな料理ともマッチして絶対に食材ですとかお料理と喧嘩をしない。
そういった魅力もあるんじゃないかなと思います。
また注意点というところで申し上げますと、日本酒もそうは言ってもお酒、アルコール飲料です。
いわゆる治水飲料、酔う液体とも言えると思います。
自身にあった飲み方、飲む量は必ず自身で把握すること、それは切に願うところであります。
昔からよく言いますけどもお酒は飲んでも飲まれるなですね。
またアルコールハラスメントですとかすまどり、そういった言葉が出てきて非常に良い流れではないかなと思うんですけども、
まだまだ危険なお酒の飲み方をしている方は見かけますので、ここは本当に非常に注意してお酒が悪者にならないことを切に願っております。
なるほど。お酒の魅力と注意点の方をしかと心得ました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
お酒の話をしていると飲みたくなってきちゃいますね。
この番組飲みながらやる?次回から。飲んできてもらう?
飲み物入ってないから飲もうし。
入ってないです。
でも今、りおきさんからお伺いした、私も居酒屋、今年15年目になるんですけれども、
ほんとだんだん酔っ払ってくると、例えば会社の上司の悪口とか、本当に喧嘩じゃないけどそういった激行してくるような方もいらっしゃるので、
そういった方に僕もお話しするんですけれども、作り手さんはね、楽しくニコニコしてもらうためにお酒作るんだよって。
そうすると皆さんね、ふっとね、話題が変わるんだよね。
へー。
そう、例えばプレミア付くようなお酒だとかっていうわけじゃなく、それが例えば廉価版で買えるような、安価に買えるようなお酒だろうが、
製造している人たちは楽しく時間を過ごしてもらうためにというところで、僕もちょっと自分の店では心がけているんですけれども。
確かに飲むなら楽しく飲みたいですよね。
本当にそう。
ちょっと次にお伺いしたいんですけれども、ネットニュースなので日本酒のブームが毎回海外で起きているなんて記事を見かけたりするんですけれども、
最近もダッサイさんがニューヨークのちょっと郊外に蔵作ったりだとか、世界の日本酒の動向って何か教えていただけたりだとか、
あと、SSIさんの資格で国際聞き酒師等もあると思うんですけれども、海外の聞き酒師さんの方向などもお伺いしたいんですけれども、いかがでしょう。
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はい、今平田さんのほうからダッサイのアメリカの工場の話がありましたけれども、
実はアメリカではですね、既にもう30年ほど前からですかね、徐々に日本酒のブームと言われる時代が始まっていました。
今はアメリカもそうですけれども、アジアその辺りの勢いというのが凄まじいものです。
そのアジア、中国ですとか、台湾、香港、韓国をはじめとしている多くの国で盛り上がっている感じ。
と同時に国際聞き酒師の方たちもたくさんたくさん活躍しております。
今世界で国際聞き酒師と言われる方が実は1万人を超えております。
そんなにいらっしゃるんですか。
いらっしゃいます。
私も日本酒学講師というFBOさんの資格を取らせていただいて、その中身は中国人の方がいて、
その方が香港でワシュフェスという、日本でもワシュフェスを開催するんですけど、
それの香港バージョンの実行委員長になさって、平田さんちょっと来ないと言われて、
セミナーもダンジョンさせていただいたり、コロナ前だから6、7年前になるんですけれども、
その時点で3週間くらいにわたり香港のデパートの一角でやってて、
あれは香港酒税がかからない、25%以下のお酒はかからなかったりだとか、
関税が安かったりなかったりとか、逆に関税があるところだとまた日本酒がより高く、
日本酒あれですよね、他のアルコール飲料に比べて製造原価が高いんですよね。
と言っちゃうとあれなんですけど、
とてつもなく高いですよ。
ですよね。例えば100円ショップとかにワインが置かれてたりだとか、
ワインのカップ酒とか、100いくらで買えますけど、日本酒そういうわけにいかないですもんね。
日本酒の原価は本当に平田さんのおっしゃる通り、世界のお酒の中で、
ダントツ原価率という意味で1位です。
もう2番目に追いかけているお酒はありません。それくらいダントツです。
ひよきさん、今後の日本酒についてどう思われますでしょうか。
まずですね、海外という部分での需要はまだまだ伸びていくと思います。
国内はお酒自体の消費が落ちているのは皆さんご存知だと思うんですけども、
いわゆる純米酒ですとか、銀錠、大銀錠、ある程度のクラスで言いますかね、
出質を持つお酒というのは頑張っています。
倉本さん、女性の方ですとか若い方たちをそういった人をターゲットにした新しい日本酒、
そういった開発にもどんどん取り組んでいます。
そういったのも含めて、今後日本でもある程度の日本酒の消費点ですかね、
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それは維持されるんじゃないかなとは思っています。
文化と今の需要、両方を成立させるというような取り組みを今の若手の倉本さん、
本当に頑張っていますので、応援していただきたいと同時に、
日本酒が売れなくなる、飲まなくなるということは絶対ないと思っております。
調べたことなんですけど、日本酒とワインを調べると、ワインの方が倍ぐらい調べられているんですよね。
ということは、それって飲まれている量も一緒かなと実は僕思っていて、
面白いのが、シャンパンと日本酒とワインを調べると、
シャンパンはクリスマス時期にブワーッと伸びていて、
本当に12月20日前後が一番伸びていて、
日本酒は逆に12月27日、28日あたりが一番グーッと伸びていて、
やっぱりお正月には日本酒を飲もうという、
1年間どうにか飲めるような形にならないですかね。
それはですね、本当に聞酒師の方たちがね、
四季折々のいろんな楽しめ方があるんだと、
花見の時期には、夏のお盆にはといった様子に、
いろんな方へのいろんな提案をすることによって、
本当にまだまだ需要が伸びてくるんじゃないかなとは思っております。
ありがとうございます。
今回もお酒の飲み方や日本酒の動向、
今後についてなど、貴重なお話をしていただきました。
次週はひよきさんのやりたいことや、
これからの酒の道についてお伺いすることができればと思います。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ここからは酒の道の大人気コーナー。
クイズどんどん答えて。
イエーイ。
これ誰が大人気って言ったんですかね。
うーん。
人気って言うと、それが先走ってくれないかなって思ったりもしてるんで、
言ってみたりもしてますが。
このコーナーでは聞酒師を目指す佐紀さんに、
お酒にまつわる問題に答えてもらいます。
リスナーの皆さんもぜひ一緒に考えてみてください。
はい。今回も一緒に考えましょう。
今回は混成酒。
混成酒。
混ざって成り立った酒って書いて混成酒ですね。
全然覚えてないね。
その後飲みすぎたんじゃない?
本当に。
実はその混成酒、先週先々週で、
僕がブブーって言った中であなたがおっしゃってますので、
混成酒を知ってるわけです。
うーん。知ってるんですね、私が。
知ってます。
わかりました。
じゃあ行ってみましょう。
混成酒はどんなお酒たちでしょうか。
えー、混成酒。
混ざり合ってる。
混ざり合ってる。
素材がってことですか?
聞いちゃダメ。
えー、言ってましたっけ、私。
言ったよ。
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まっこりじゃなくてですか?
まっこりはお米からできたお酒だから。
混成酒。
えー、有名な国って。
国?世界中にあるの?
日本にもあります。
日本にもある。
ウイスキーは上流酒だって言ってるんだよ。
前々週言った。
前々週言ってました。
もう答え言ってたよ。
何番目くらいに言ってました?
後半だけどね。調味料に使う。
あー、みりん。
そう。
みりん。
上流酒の時でもちょっと間違ってたけど、
りで始まるもの。
リキュール。
そう。例えばカシスだとかカルーアだとか。
確かに。
確かに。
混ざってるでしょ?
アルコール単体じゃないでしょ?
混ざり合ってるでしょ?
そういうことか。
あとは?そうやって考えると。
あとはですか?そうやって考えるとですか?
んー、あとは?
モヒートは違いますか?
モヒートはそれカクテルの名前だね。
違うのか。
んー、わかんないです。
あと薬酒とか。
薬酒。
例えば陽明酒とかですね。
あの記憶が。
何の記憶が?
セミナーの時の。
本当に蘇ってください。だから復習って大事なんですよ。
そうですね。
わかりました?この3週間でやったものを。
はい。仕方を。
醸造酒はどういうのがありますか?
醸造酒は日本酒、ミール、ワイン、
あのー、中国の黄色い酒というか、フォン酒。
ファオ酒。
と、マッコリ。
みたいなものたち。
はい。みたいなものたち。
上流酒は?
上流酒はウィスキーとか。
とかって?
とかって一番種類あったのに。
ウィスキーとか。
ジン。
ウォッカ。
とか。
嘘で?
日本のお酒はどこ行った?
えーと、あわもりでしたっけ?
あわもりと。
あわもりと、何でしたっけ?
芋なんちゃらとか麦なんちゃらとか。
芋、焼酎。
はい。で、根性酒は?
根性酒は、あのー、先ほど言った、えー、やばいすぐ忘れちゃう。
別にお酒飲んでるわけじゃないですよ。
えーと、根性酒はみりん。
モヒートじゃなくて。
モヒート、カクテルの名前だね。
カルアでもなくて。
カルアではいいんだよ。
それをリキュールっていうね。
リキュール。
とかね、薬酒とかね。
復習って大事ですね。
ほんと大事ですね。
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じゃあ、今週もこのあたりで、もたけなわではございますが、お開きといたします。
はい。
番組の感想は、Xでハッシュタグ酒の道で検索してください。
それでは、また来週。さよなら。
さよなら。