1. 酒の道〜日本酒の聖地から〜
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2024-05-08 13:01

#2-2 ゲスト:日置晴之さん 日本酒に興味を持ったきっかけや、現在のやりがいとは?

【今週のテーマ】 

・日本酒に興味を持ったきっかけや、現在のやりがいとは?



日本酒の聖地からお届けする日本酒に関わる様々な人をゲストに呼んだ唎酒師によるトーク番組。様々な酒蔵の杜氏や唎酒師、日本酒を扱うお店の店主など日本酒に関わる様々な人をゲストに呼び、お酒にまつわるトークをしていきます。


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00:11
日本酒の聖地から
酒の道
こんにちは、パーソナリティの平田勝です。
この番組は、お酒にまつわるゲストをお招きし、
お酒の道を歩むストーリー、お酒のあれこれを深掘りしていく番組です。
聞き酒師を目指す佐紀さんと共にお送りします。
佐紀です。よろしくお願いします。
最近の悩みは、冷蔵庫の中の日本酒が野菜とかお肉を入れるスペースを侵食してきて、
全然物が入らなくなっちゃったことが悩みです。
お客さんたちもみんな言ってて、お酒って一商品でしかない商品もあるから、
これ買いたいけど、逆に冷蔵庫に入らないから、
そうなんです。
うちのサラリーマンのお客さんなんかも、お酒ばっかり増えてきて奥さんに怒られてて、
自分用のお酒専用の冷蔵庫を買う人とか、
そんな人もいたりっていう話はありますが、
それでは今回のゲストも前回に引き続き、
SSI専務理事である檜木春幸さんにお越しいただいております。
今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
前回は檜木さんの学生時代やお酒の道につながるエピソードなどをお話ししていただきました。
今週は日本酒に興味を持ったきっかけや、現在の道を目指すきっかけなどをお伺いしていこうと思います。
ということで、早速檜木さんが日本酒に興味を持ったきっかけなどをお伺いしてもよろしいでしょうか。
はい。正直言いますと、飲酒してと言いますか、飲み手として興味を持ったわけではないのです。
日本酒に関するあるレポートを書かなければいけないという、そんな機会がありました。
24歳の時だったと思うんですが、日本のお酒のインポーターさんの紹介で、
フランスのロワールという地域、そこのワインの城、シバリエですね。
そのタイトルをいただけるというお話があったんです。
その時にワインに関する作文を書かなければならない。
その作文を書くというのが実は一つの条件だったんです。
そしてその時私が選んだ内容が、同じ食中酒、食事と一緒に楽しめるお酒ということで、
フランスの白ワインと日本の日本酒、その違いをテーマにいたしました。
このシバリエをいただけるという条件、その目的から考えると、
ワインの方をよく書いて、日本酒はワインよりもやや劣るという内容にすべきと実は考えました。
しかしそれが無理だということが分かりました。
日本酒の悪いところが全く見当たらなかったんです。
見当たらなかったんです。
これをきっかけに日本酒に興味を持ったと。
恥ずかしはなしてくれど、実はそれがきっかけとなります。
ちなみにその提出作文ですが、ウロ覚えの中ですが、
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日本酒の世界における知名度でフランスワインに劣るんじゃないかなという、
そのような内容を書いたような気がします。
今となっては非常に判定しなければいけない内容だったかなとは思っております。
なるほど。先ほどヒオキさんがシュバリエというふうにおっしゃっていたんですが、
そのシュバリエって何ですか?
一つの勲章と言いますかね、除勲式で与えられるメダルと賞状みたいなものですけれども、
フランスの場合には地域地域でワインの勲章ですとか、チーズの勲章ですとか、
結構農業的なところの勲章というのがいろんな地域でいろんな時期に発行されているという、
一つと思っていただければと思います。
初めて知りました。
今、農業という話もあったから脱線するんですけど、アルコール飲料って農産物だから。
そうなんですか?
全部、例えばワインはブドウ、日本酒はお米、農産物でしょ。
農産物の加工品がアルコール飲料ということですよね。
そうですね。またにおっしゃる通りです。
他の国だと、多分フランスとかもそうだと思うんですけど、
アルコール飲料を管理しているのは農水省みたいなところが、
なんだけど日本の場合はアルコール飲料だけ国税庁がというところで、
だから今逆にまた縮小になってますけど、20年くらい前大産のビールだとか、
そういったところで企業さんが工夫をなさって、
美味しい飲み物を逆にたくさん増えているのをまた日本酒の、
日本のお酒の文化の一つかなとは思っております。
なるほど。
で、現在の道を目指すきっかけとなった出来事や影響を受けたものなど、
引き続きひろきさんにお伺いしたいんですけれども。
今の道へのきっかけと言いますとね、前にお話しした通り海外のレストランでの経験、
フランスでの生活という背景が非常に大きな要因じゃなかったかなと思ってます。
また影響を受けた人と言いますと、私が今所属してますSSIという協会、
その創設者であります三木田圭司氏、先日亡くなりましたと、
同じくその創設者の一人でありました木村勝美氏、
このお二方が非常に大きな影響を与えていただいたと思っております。
このお二方は日本酒なり焼酎、いわゆる国室割れる、
こういった我々の日本のお酒ですよね。
それを国内外の方々に伝えるその和術、伝達力、
そういったものに非常に感銘しております。
ご職業お立場で一番大変だったことや、
お酒に関する協会を運営する中での悩みなどは何かありますでしょうか。
大変なことがたくさんありますよ。
悩みと言いますと、いわゆる今カスハラとかね、
カスハラ問題というのがね、よくテーマになってお話聞くんですけども、
人材不足の中、今我々のようなサービスの業界、
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その従事者の方々のモチベーションが非常に下がったり、
そのへんによる離職率が高くなる、
そういったものが大きな原因と言いますか、
カスハラを含めた部分ですよね。
そういったのは今非常に悩んでいるところかなと思います。
逆に現在のお仕事でやりがいや、やっていて楽しいことはどういったことでしょう。
運営しています講習会ですとかセミナー、
そういったところにご参加いただける客層、また年齢層ですね。
そういったのが非常に様々です。
そういった部分では非常に楽しいかなと思っております。
また大学で若干講義をするんですけども、
大学の講義となりますと、これから社会に出る若者ですね、
そういった方々に対してアルコール飲料、お酒、日本のお酒の魅力とか、
飲酒、お酒との付き合い方、そういった話をするということには、
非常にやりがいは感じています。
また日本の日本酒や焼酎に興味を持つ海外の方が非常に増えています。
そういったことも非常に嬉しいことかなと思っています。
なるほど。
ぜひよろしければ私もプロフェッショナルの方にお酒の魅力でしたりとか、
飲み方などぜひレクチャーしていただきたいんですけれども。
それはね、SSIさんの講習会にぜひ。
いや、サキさんも本当に聞き酒師を目指しているというところで、
いろんなゲストをお招きしながら、お酒を徐々に勉強していって、
本当に年内には聞き酒師をとってもらおうと計画しておりますので、
ぜひぜひお待ち申し上げております。
よろしくお願いします。
そこらへんも次週聞いていこうと思います。
今回はひよきさんの日本酒に興味を持ったきっかけや、
大変だったやりがいについてお伺いしました。
次週ではお酒の楽しみ方、世界の日本酒の動向などについてお伺いしていこうと思います。
次回もまたよろしくお願いいたします。
ひよきさんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ここからは大好評のコーナーになりつつあります。
クイズどんどん答えて。
イエーイ。
このコーナーでは聞き酒師を目指すサキさんに、
お酒にまつわる問題に答えてもらいます。
リスナーの皆さんもぜひ一緒に考えてみてください。
ぜひぜひ一緒に考えてください。
前回はボロボロ過ぎたので、今回は頑張ります。
前回の中で言っていたことが答えになるような問題にしようかと思っていますので、
先週は醸造酒についてお伺いしました。
はい。
醸流酒はどんな種類があるでしょうか。
醸流酒ですか。
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はい。
あれ、前回出ましたっけ、そんなこと。
いや、違う違う違う。
間違って言っていた答えの中に、
入っていたということですか。
入っていたので。
それだったら、間違ったものを言っていけばいいんですよね。
そういうことですね。
大ヒントですね。
はい。
前回何て言ったかな。
ビールと日本酒とワインが醸流酒で、
じゃあいきます。
あれ?あれ?
醸造酒です。
醸造酒だから、それ以外は、
ウォッカ、ジン、
マル、
リキュール、
ブブ、
ラム、
マル、
あと何だったかな、
ボンバーみたいな名前の中ですかね。
ボンバーみたいな。
強そうな名前のやつ、
あったじゃないですか。
ないか。
やばいな。
ちょっともうギブです。
ウィスキーとかね。
ウィスキー。
ブランデー。
ブランデーもそうですね。
ダメだ、もうギブです。
あとイタリアのグラッパとかね。
グラッパ、オシャレ。
醸造酒では黄色いお酒と書いてファオ酒って言ったけど、
白いお酒と書いてパイチューとかね。
醸流酒というのは、
まず先ほど話した醸造酒。
まずアルコールは農産物からの加工品と同じもあるので、
原料を加工してアルコールの生成されたものを、
それだと実はブドウなワインだとか日本酒はそのまま絞っておいしいんだけれども、
実は他の原料で絞ると大したおいしくない。
ただやっぱり酔っ払いたいので、
これを蒸し沸かすんですね。
水の沸点は何度ですか?
100℃です。
素晴らしい。でもアルコールの沸点は70℃なので、
逆に醸流器という中で沸かすと先にアルコールが蒸発して、
逆に気体は冷えると、
水になる?
液化する。
液化する。
のでまた醸流して気発したものを今度冷やす管に入れて、
それをまた溜めたのが醸流酒の原酒たち。
そうするとアルコール度数がすごく高くなるんです。
それを加水して25℃だったり30℃だったりと商品化しているのが醸流酒たちです。
またそれを樽とかで寝かせたりしてまろやかにしたのがウイスキーだったり。
逆に醸流酒で新酒から飲めるのは焼酎くらいしかなかったりとか。
12:00
これでまたお酒詳しくなりましたね。
なりました。ありがとうございます。
さて、縁も竹縄ではございますが、
今日もこの辺りでお開きとしましょう。
番組の感想はXでハッシュタグ酒の道で検索してください。
ではそれではまた次回。
さようなら。
さようなら。
13:01

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