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はい、皆さんこんにちは。FeelWorks代表取締役の前川孝雄です。
今日のですね、前川孝雄の上司が元気になるラジオはですね、僕がノートで連載している上司力実践ケーススタディでですね、
特にページビューが高かった、すなわち管理職の皆さんの関心が高かったケースに関してですね、その解説を特別にこのラジオの視聴者の皆さんにお伝えしたいなと思っております。
で、取り上げるのはですね、クエスチョンの15番目ですね、オンライン会議で拗ねる部下という風な設定について解説したいなと思っています。
で、クエスチョンはですね、どんな話だったかというとですね、オンライン会議で部下の発言がちょっと聞き取りにくかったので、もう少し大きな声で話してくれないかなという風に注意をすると、
明らかにムスッとしてしまってですね、下を向きっぱなしで黙ってしまったと、どう対応すればいいでしょうかという風な問題でございました。
で、まぁ昨今はですね、コロナ禍以降、テレワーク、リモートワークが一気に広がってですね、今はですね、やっぱりテレワーク、リモートワークだけではなかなかチームワークを保てないので、
リアルに戻しましょうと、出社は必要ですよねと。
で、アメリカのグローバルIT企業なんかもですね、やっぱり出社だって戻してるぐらいの時代なんですけど、一方でやっぱりこれだけですね、リモートワークが当たり前になると、やっぱりいきなり戻してしまうと社員のモチベーションが下がってしまうとか、場合によっては離職になるということで、やっぱりリモートワークを併用しましょうという課題もまだまだあると思うんですね。
そういう意味ではリモートワーク上でのマネジメントの悩みっていうのは上司の中にはですね、尽きないもんじゃないかなと思ってるんです。
さて、この問いに関してアンサーはですね、2択でございました。
アンサーの1はですね、下を向いていても何も始まらないよと、何か言いたいことがあるなら言ってごらんというふうに声をかけて態度を改めるように促すと。
アンサーの2番はですね、態度を改めさせるのは難しそうなので、それ以上その場で声をかけるのは諦めてですね、そのまま会議を進行するというふうなアンサーでございました。
さて、妥当なのはどちらでしょうかということなんですけども、僕のおすすめはアンサーの2番ということでございます。
オンラインの会議でですね、なんか拗ねてるっていうのであれば大人げないから、その場で注意したいというふうな気持ちになるのはやっぱり人情だというふうに思いますけども、
こういう叱責、注意をする場合っていうのは少し上司側のですね、配慮が必要かなというふうなもんです。
特に他のメンバーも同席している場面で部下を注意してしまうと会議の空気自体が変わってしまってですね、他のメンバーからも意見が出にくくなったりとかするってこともありますよね。
あとはそのインターネット環境もですね、在宅ワークなんかしてると人それぞれですね、何しかしらそのブツブツ画像とか音声が切れて聞こえにくかったっていうこともあるかもしれませんね。
ただ単にそういうことであればいいんですけど、でも明らかにむすっとして下をずっと向いてるっていうことであれば、何かしらですね、その状況での注意だけじゃなくて、
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これまでの蓄積ですね、仕事や組織、もしくは上司であるあなた自身にですね、何か不満をためている可能性があるというふうに思うんですね。
理想を言えば職場では何でもかんでもですね、オープンな場で本音を言い合えるっていうのが理想だと思うんですけど、心理的安全性の高い職場っていうことでしょうか。
なかなかそれを作り上げるのは難しいもので、かつ維持していくのも難しいものなんですね。
それを維持するためにやっぱり今回のような状況によって部下に対する上司の対応っていうのはすごく大事なんだと思うんです。
そういう意味ではですね、アンサー1のようにその場で言いたいことを言いなさいと言ってもなかなか出ないでしょうから、アンサー2番のように一旦は会議の進行に集中して、部下に対するフォローは別の機会にしようと決めてですね、やると。
会議が終わった後ですね、別途時間をとってですね、その部下と1on1とかの時間で面談をして、何をフォンオフ前に溜めているのか、何がボトルネックになるのかっていうふうなことを本音をきく、傾聴という時間をしっかりとるということが大事なんだと思います。
その場ではですね、しっかり慈愛の心でですね、部下の本音、気持ちをですね、肯定的に受け止めるということをして、お互いの何かギスギスしたものとか、わだかまりがあればそこで解消していくということが大事なんだと思います。
それによってですね、次回以降信頼関係が少し高まっておりますので、もしオンラインの会議と同じようなシーンがあれば軽く注意をするというふうな関係性にもなっていくんじゃないでしょうか。
はい、ということで今回はクエスチョン15番、オンラインの会議で拗ねる部下というふうなことに対する対応について解説させていただきました。いかがだったでしょうか。ぜひね、普段の皆さんのお仕事にお役立ていただければと思います。