営業ノルマと若手部下の課題
前川孝雄の上司力実践ケーススタディ
人を育て活かす上司力提唱の第一人者である、FeelWorks代表前川孝雄がnoteにて、
悩める管理職の皆さん向けに、ありがちなケースごとに2択クイズを出題。
noteでは2択の中から、おすすめの選択肢と多様な部下のマネジメントのヒントとして、その解説を掲載しています。
では、今回は第51問です。
「営業ノルマがきつすぎて、仕事を続けていく自信がありません。」という若手部下。
これを許してしまうと、組織としての目標達成もおぼつかなくなり、上司としての自分の評価にも関わります。
目標数値を落とさず頑張らせたいのですが、どう励ませばいいでしょうか。
選択肢1。「あなたの仕事は何だと思う」と問いかけ。
「ノルマを達成することが、あなたの仕事のゴールじゃないんだよ。
お客さんに喜んでもらうことが仕事なんだ。
もちろん目標達成は目指してほしいが、数字は結果としてついてくるもの。
まず、あなたの働きによってお客様にどう貢献できるか考えてみよう。」と、仕事の目的や意義に立ち返らせる。
選択肢2。「経験の浅い今はつらいかもしれないけれど、
1週間、1ヶ月、1年と目標を刻んで頑張ればきっと達成できるよ。
私も最初は戸惑ったものだよ。でも少しずつ経験を積んで、数字を作れるようになってきた。
アポの取り方、営業トーク、クロージングのノウハウなど、困ったことは何でもアドバイスするから一緒に頑張ろう。」という。
さて、あなたはどちらを選択しますか?
多様な部下のマネジメントのヒントとして、これまでもさまざまなケースを掲載しています。
おすすめ案とその解説については、前川孝雄のnoteでぜひご確認ください。