00:05
皆さんこんにちは、映像クリエイターのサクです。
クリエイターを目指すあなたへ、クリエイティブの種を毎日一つ届けるラジオ、
クリエイターズシード、今日もよろしくお願いします。
はい、ということで今日は2月の9日、木曜日ですね。
いかがお過ごしでしょうか。
昨日は雨がこっちは降っていまして、
久しぶりの雨でだいぶ湿気が出てきたというところで、
うるおったのかなとは思うんですけれども、
今日は打って変わって、
快晴とまではいかないですけど、
いい晴れ間が広がっております。
明日がだいぶ気温が下がるということで、
今日も結構寒いですけど、
明日はこっちも雪が降るなんていうのは言われていたりしますので、
今、適切のあるところとか、
これからまた雪に気を付けなければいけないところとか、
ぜひ注意をして、警戒をしてというところでお過ごしください。
今日も冒頭の長ったらしい挨拶から始まったんですけれども、
今日のお話は何かというと、
今週から映像のあれこれということで、
耳で映像についてを少し学んでいこうという、
そういうシリーズをやっておりまして、
それの第4回目が今日なんですよね。
4回目はフレームレートについてお話をしていこうかなと思います。
映像の作るとか、作品を何かやっていく上で、
フレームレートというのはかなり重要なポジションを占めてくると思うんですよね。
それありきで撮影をするので、
それはそうなんですけれど、
これを機にフレームレートがよくわからないなという方とか、
あとはこれからカメラとかビデオの世界に入っていこうという方は、
ぜひ知っていただけるといいかなと思いますので、
ぜひ聞いてください。
それでは本編いきましょう。
ということで、
今日は耳で学ぶ映像のあれこれ第4回ということで、
フレームレートについてお話をしたいと思います。
まずフレームレートとは何なのかというとですね、
例えば4Kで撮影をするときに、
4K、30Pで撮るのか、24Pで撮るのか、
それとも60Pで撮るのか、
みたいな話をされることがあるんですけど、
FPSってやつですね。
このFPSっていう、
フレームズパーセカンドってやつですね。
これ英語にすると結構わかりやすいですね。
フレームズパーセカンド。
秒間のフレーム数っていうところになりますけど、
この動画1秒間にあたり処理される静止画ですよね。
静止画の数、コマ数って言ったりしますけど、
これの静止画の数のことをフレームレートと言います。
で、これがですね、
例えば1秒間に24コマだったら24FPSとなりますし、
30コマだったら30FPS、
60コマだと60FPSというふうに表記されるわけです。
03:03
で、これですね、
フレームレートが高ければ高いほど、
要は数が多ければ多いほどコマ数っていうのが多くなるわけで、
低ければ低いほどコマ数っていうのが少なくなります。
で、このフレームレートっていうのとシャッタースピードですね。
フレームレートと合わせて出てくるシャッタースピードっていうのを
ちょっと映像を撮るときに意識するだけで
だいぶ映像っていうのが変わってきます。
はい。
で、ここからですね、
フレームレートってどういうふうに合わせていけばいいのかっていうお話をするんですけれど、
例えば映像別フレームレートっていう形で
キャプションのところに文字で書いてあるんですけど、
例えば映画とかはですね、
使用されているフレームレートっていうのは基本的に
24FPS、24Pとかって言ったりしますけど
24FPS、24コマで構成されています。
秒間24コマですね。
で、撮影するときにこのレートにすると
ちょっとシネマっぽい映像、
滑らかというかゆっくりというか
そういう映像が撮れたりするわけですよね。
ここに合わせてシャッタースピードをうまく設定していくと。
だいたい2倍とかって言われたりしてますけどね。
それか通常の24とかにフレームレートを設定するというところになります。
で、スローモーション。
映画ではなく、映画でも中でもスローモーションありますけど、
スローモーションを撮りたいっていった場合はですね、
だいたい50FPSか60FPS、つまり24の2倍ですよね。
2倍に設定することで、
コマ数が要はね、1秒間の中のコマ数っていうのが増えるので、
スローモーションにしたときにもですね、
コマが細かく出るわけで、
なので滑らかなスローモーションというのが撮ることができます。
これを同じような形で、
例えば24FPSで撮って、
24でスローモーションを撮ろうとすると、
ちょっとカクつくわけですよね。
要は細かくこう、なんでしょう。
スローモーションっていうのはゆっくり映像が流れるわけですから、
コマとコマの間が小さければ小さいほど、
滑らかに映像として出るわけですよね。
パラパラ漫画みたいなところでわかるんですけど、
24枚の、1秒間に出すパラパラ漫画で、
24枚ののが48枚なのかで、
滑らかさとか細かな動きっていうのがだいぶ変わると思うんですよね。
これがスローモーションっていう例ですよね。
なのでコマ数が多く記録されているので、
速度を遅くしても、
細かで滑らかな映像っていうのを表示することができるのが、
このスローモーションですね。
アクションカメラとかってなると、
120fpsとか150fpsとか、
ものすごく細かく記録することができるので、
そうなってくると、
本当にすごく綺麗で滑らかな、
もしくはちょっと速めるみたいな、
スピードを少しグッとやっても、
カクつかないで、
綺麗にスピードを上げていくことができるというところですね。
なのでスピードカメラみたいなところだと、
150fps、180fpsとかっていう形で、
コマ数を多く記録することができますよ、
06:00
というような設定ができます。
例えばDJIさんとか、
アクションカメラいっぱい出してますけど、
私の場合はDJIのアクション2ですね。
ちょっと1個前のカメラを持っているんですけど、
これだと120fpsかな?
150fpsまでいけたかな?
そういう設定ができますというところですね。
なので、
例えば走っていって、
そこをスローモーションにするとか、
逆にスローから少しグッとね、
速度を急速に上げていったりすることも、
その120fpsだとできるわけですよね。
ここまでがですね、
だいたいフレームレートの、
本当に初期の初期というところで学ぶ部分は終わりました。
ここから先、
フレームレートの知識を持って撮影するときに、
どういうふうなことを意識すればいいのか、
というふうな話に移っていきますけれど、
まずですね、撮影時に意識することとして、
私の場合は撮影の意図、
例えば撮影するときに、
この撮影というのは何に使うのかっていうのが、
やっぱり決まってないと、
フレームレートの設定ができないんですよね。
なので、
例えばYouTubeに上げるとかだったら、
映画寄りでも別にいいと思いますし、
24fpsでもいいと思うんですね。
なんですけど、そこに、
例えば換気をつけた、
少しシネマライクな映像をしたいとかっていった場合は、
やっぱりスローモーションが少し必要になってくるかなと。
で、スローで使うんだったら、
やっぱり60fpsで撮っておいたほうがいいかなとかね。
で、
その部分だけ60fpsに設定することもできますから、
ここは60fpsで撮ろうとか。
そういった意図が必要になってくるっていうところですね。
で、プラスアルファとして、
先ほども言ったシャッタースピードっていうのを考慮します。
で、写真の場合っていうのは、
動くものを正確に撮られるために、
シャッタースピードっていうのを早くね、
する必要があるわけですよね。
走っている子に対して、
例えば通常の50分の1とか、
で、撮るとですね、
やっぱりブレてくるわけですよね。
なので、
例えば100分の1、
もしくは250とか、
それくらいまで、
500まで上げなくてもいいんですけど、
250分の1とかにして、
カシャッとね、
素早く撮る。
そうするとピタッと止まって見えるわけですよね。
で、コツとして、
上級者のテクとしては、
少しブラして撮るっていう部分もあるんですね。
被写体はしっかり撮っておいて、
残りの空間というか、
そこは少しブラしながら撮るっていうのも、
一つかなと思いますけどね。
速さを表現するためにとか、
そこがちょっと上級的なテクニックになるので、
まずは動いているものをビタ止めできるように、
シャッタースピードを調整するというところですね。
で、なんですけど、
これは写真の話で、
映像ではですね、
速すぎるシャッタースピードっていうのは、
不自然な形になってしまうんですよね。
で、フリッカーとかにも繋がってくる、
蛍光灯のチカチカみたいなやつですよね。
速すぎるとチカチカしちゃうんですよ。
そう。
例えば自販機とかを撮るときに、
自販機がシャッタースピードを上げすぎるとですね、
チカチカチカチカ、
上下にこうなってしまうんですよね。
これフリッカーって言うんですけど、
そういうのになってしまいます。
なので、
映像を撮るときはですね、
だいたい50分の1、60分の1、
もしくは100分の1、120分の1のどれかに
合わせて設定するといいかなという風に思います。
で、これちなみにですね、
50分の1と60分の1、
何が違うかっていうと、
東日本と西日本でちょっと違うっていう風に
言われてるんですね。
東日本では、
09:00
50分の1から100分の1ですね。
で、西日本の場合は60分の1、
または120分の1に設定するといいよっていう話もあります。
で、この辺りがですね、
撮影時に意識することですね。
撮影の意図は何なのかっていうところと、
あとはシャッタースピードですね。
ここをコントロールして、
まあ滑らかな撮影をね、
映像を撮っていきましょうというところで、
最後にもう一つだけ言いたいことがありまして、
それはですね、
とりあえず、
まあ知識も大事だけど、
撮って編集しようねっていうのが、
最終的に言いたいことですね。
はい、いろいろ言いましたけど、
結局はですね、
撮影して編集して書き出してみると分かんないんですよ。
なので、
ひとまず細かいことは抜きにして、
一回撮影しに行く。
で、撮影しに行って撮ってきた映像を見て、
で、その時に初めて、
この映像は何フレームで撮ったのか、
シャッタースピードはどれぐらいで撮ったのか、
で、何を意識して撮ったのかっていうのを、
後付けで考えるんですよね。
で、その後付けで考えて編集して、
で、書き出してみて、
自分でその撮った映像を見てみて、
あ、ここ足りないなとか、
もうちょっとシャッタースピード上げたほうがいいのか、
下げたほうがいいのか、
それともフレームレートはもう少し上げないとやっぱ、
スローモーション、ここはスローモーションに
しといたほうがいいかなっていうところを、
もう一回こう自分の中でフィードバックをかけて、
さらにそこで、そのフィードバックを持った上で、
撮影にまた臨むというのを、
どんどんどんどんもう繰り返す作業をするだけで、
映像のスキルっていうのはどんどん上がっていくかなと思っております。
なので、今回ですね、このフレームレートに関しても、
基礎知識としてやっぱり知っておくっていうのは
すごく大事なんですけど、
ただ、基礎知識を持っているだけでは、
やっぱり体に落とし込めないし、活用ができないので、
この基礎知識を持った上でいくのが望ましいんですけど、
でもそれよりも、一回撮って、
編集して、書き出してみて、
それをもとにまた、
フレームレートってそういえば何だったかなっていうところで、
ここのポッドキャストに戻ってきていただけると、
いいのかなというふうに思っております。
はい、いかがでしたでしょうか。
今日はフレームレートについてお話をしました。
今週はですね、
映像で学ぶ、
映像で学ぶじゃないですね。
耳で学ぶ映像のあれこれということで、
第10回ぐらいにわたってですね、
映像についての基礎知識とかですね、
あとはスキル編みたいなところとかを、
詳しくお話していく週になっておりますので、
映像に関してですね、
もうちょっと詳しくなりたいなという方はですね、
ぜひ聞いていただけるといいかなというふうに思います。
はい、ということで、
この放送ではクリエイターとしての考え方や、
テクノロジーやガジェットの情報、
作業効率を上げるコツ、サイト、ツールなんかを中心に紹介しております。
リスナーさんと一緒に一流のクリエイターを目指すラジオを作っていますので、
応援いただける方はぜひフォローのほうをお願いします。
またラジオの感想や質問はGoogleフォームでお待ちしておりますので、
リンクを貼っておきます。
そちらから応募してみてください。
送ってみてください。
Twitterやインタグラムもやっていますので、
ぜひ遊びに来てください。
それではまた明日お会いしましょう。
ご静聴ありがとうございました。