皆さんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶをテーマに、映像制作についての話題や、機材に関する情報を中心に毎日お届けしております。
はい、ということで、6月の2日月曜日となりました。週の初め、いかがお過ごしでしょうか。
本日ですね、こちら神奈川県の小さな町というところでやっておりますけれども、曇っておりますね。なんかあの、ちょっと今物が落ちましたけれども、曇っておりまして、ちょっとどんよりとした天気の中からスタートということになります。
なんかこういう日はね、ちょっとこう、ミュージックもそうですけれど、なんか盛り上がるネタっていうのをね、週始めは用意したいなというところになるんですけれども、本日ですね、いつも通りポッドキャストやっていきますが、今日のお話何かというとですね、トピックスとしては、ちょっと本の紹介っていうのをトピックスで扱っていきたいなと思いまして、
書籍の紹介というのをちょっとしていこうかなと思います。ヘローVFXというですね、本になるんですけれども、こちらですね、6月の多分3週目ぐらいに発売するような本になるかなと思いますけれども、ちょっと私も予約の方をしましてですね、皆さんとシェアできたらというふうに思っております。
それから今日のメインテーマですね、こちらは個人の映像制作者っていうのが、戦う土俵っていうのはどこなのかと。前回ですね、あの前回というか先日iPhoneで撮影されたラストシーンという映画についてですね、いろいろ4回ぐらいにわたって語ったんですけれども、その中でもiPhoneの土俵ってどこなんだろうねみたいな、戦う土俵はどこなんだろうっていう話をしたんですけれども、これ個人の映像制作者っていうのも、視点をちょっと変えてですね、お話ししていきたいなと思います。
というところで、まずは今日のトピックからいってみましょう。
はい、というわけで今日のトピックはですね、Hello!VFXという書籍の紹介となっております。
あのですね、昨今本当に日本の映画とか日本のドラマとか、そういうところにですね、このVFXという技術ですね、かなり浸透してきたんじゃないでしょうか。
実写とですね、CGの合成というところで、人間の無限の想像力を、言えてなかったですね、人間の無限の想像力をですね、映像として具現化する技術、これがVFXみたいにね、言われてたりもするんですけれども、
これをですね、ちょっと私も最近かなり興味を持ち始めて、というのもずっと前から興味持ってたんですけれども、
なんかこう、VFXってどういう風に学んだらいいかっていうのが分からない部分がかなり多いのと、
ブレンダーを結構使うこともあるんですけど、このブレンダーがね、分からないんですよ、本当に。
で、ブレンダーの教科書とかもなんかあったりするんですけれども、結局いまいちなんか自分の中でもパッとしないなっていうところではあって、
ただそれがですね、今回この本、HERO VFXはですね、なんとブレンダーとダビンチリゾルブっていうのを組み合わせればいいという本になってるんですよね。
これは理想じゃないかという風に思って、でなおかつこのダビンチリゾルブのブレンダーも両方無料で使えてしまうソフトなんですよ。
いや、ここからだったらやっていけるんじゃない?自分。と思ってですね、今回本当にいい本が出たなというところで、このHERO VFXっていうのをですね、ちょっとAmazonで注文させていただきました。
で、これですね、なんとページ数ですね、本のページ数がなんと424ページということで、かなり分厚くボリューミーとなっております。
で、表紙、URLですね、Amazon Associate Linkになりますけども貼ってありますので、そちらからぜひ気になる方見ていただきたいんですけれども、
この表紙がですね、緑色の表紙になっておりましてですね、ブレンダーとダビンチリゾルブで始める実写合成ということで、
あれ?これってがっつりやり込んだら、プロVFXアーティスト爆誕しちゃうんじゃね?っていうことで、無償ソフトでここまでできるものはないんじゃないかっていうソフトの2つですよね。
王道というかが、このブレンダーとダビンチリゾルブになりますけれども、この2つを使って実写合成っていうのをしていって、
ゆくゆくお仕事でも使えれば、みたいなところですね。
なので、これを読んで実践したからといってですね、果たしてどれくらいお仕事につながっていくかっていうのは、それはもう個々の技量とかね、技術によりますけれども、
でも、誰でもね、まず始められるというところに関してはですね、かなりいい本なんじゃないかなと思います。
で、届くのがですね、だいたい6月の19から21ということで、再来週ぐらいになるかな。再来週届いてちょっと見てですね、あの実践したものをまたPodcastなりYouTubeなりお話をしようかなと思いますので、興味のある方はですね、ぜひこの本一回チェックしていただけるといいかなというふうに思っております。
はい、というわけで本日のトピックスですね、Hello!VFXという本の紹介ですね、最新刊ということでお話をしました。
それでは曲紹介の方に移っていこうと思うんですけれども、今日ですね、どんなアーティストさんかっていうとちょっと読めないんですよね。
RH3A Blueさんというアーティストさんなんですけれども、これなんて読むんでしょうね。D3Aなんですかね。わかんないな。
で、その方のですね、Make You Mineという曲になります。
で、月曜日なんでちょっとこう上げていけるような、そういうテンポの曲調をですね、選んでみましたので、ぜひですね、この曲を聴いて1週間何とかスタートを切っていこうぜというようなお話でございます。
はい、それでは曲の方行ってみましょう。RH3A Blue、Make You Mine。
RH3A Blue
RH3A Blue
はい、というわけでメインテーマの方に移っていこうと思うんですけれども、
本日のですね、メインテーマは個人の映像制作者が戦う土俵はというようなお話になっております。
雑談っぽく聞いていただければいいのかなと思うんですけれども、
まずこのお話をするときに、映像を売っちゃいけないっていう理由をしていこうかなというふうに思います。
これは、いろんな自分の失敗とかも含めて、経験も含めて、この結論に至っているんですよね。
映像を売っちゃいけないよっていうところですね。
それから、じゃあ売り物っていうのは何にすればいいんだ、個人の場合っていうところなんですけれども、
これはですね、時間と、ちょっと逆説的な話になるかもしれないんですけれども、時間をやっぱり売りましょうということですね。
で、これはなぜなのかっていうことですね。
で、最後にですね、じゃあ具体的な例ってどういうふうにしていけばいいのかっていうところでお話をしていこうと思うんですけれども、
まずですね、一つ目の映像を売ってはいけないという理由をですね、お話をしていこうかなと思うんですけれど、
この映像を売っちゃいけない理由はですね、例えば今よくSNSとかで参見されるのがですね、
家族の何か思い出ムービーとか、自分が主人公になれる映像を作ってますとか、
そういうね、いろんなコンセプトがしっかりしていたらそれでもいいのかもしれないんですけれども、
映像ですね、作るのにめちゃめちゃ時間がかかるんですよ。
で、これも広告業とかでも言われてるんですけど、映像ってコスパ非常に悪いんですよね。
ただ、メッセージ性として伝えるには、音とね、視覚と聴覚に訴えていくので、
かなり記憶には残りやすい媒体にはなるんですけれども、
例えば、フライヤーとかチラシですよね、とか、あとSNSのバナーとかですね、
広告とかと比べるとですね、非常に単価が高くてですね、コスパが悪いというのが映像になるんです。
なんですけど、これ大企業だからあそこまでバンバン広告も売ってるし、
予算もいっぱいかけて作れるというところにはなってるんですけど、
これをね、個人の勝負で持ってくるのは、いかんせん難しいというふうに私は思っております。
個人でね、例えば億単位とかそれぐらいの資本があってですね、
映像に機材もそこそこにお金をかけられるよとか、システムにいろいろお金かけられるよという人はですね、
全然いいんですけれども、そうじゃない人がですね、いきなり映像の世界に入って、
映像で映像を売ってご飯を食べていこうっていうのはですね、
なかなかこれは難しいお話かなというふうにはやってて思うわけですよ。
で、単価でのやっぱり勝負になるというところとですね、
しっかり映像で独立するというか、映像を売って食べていくには、
やっぱ3年は必要だなと私の中では思っております。
1年とか半年でね、全然収益上がりますよっていう人は、それはそれでいいんですけれども、
その方の場合はきっと映像だけのスキルではないなというふうには思っております。
半年とか1年でね、収益上がるっていうのは。
だから、それか、それ相応のスキルなのかっていうところですよね。
だから映像をやるってなると、ちょっと前回もラストシーンのところでお話をしましたけれど、
照明技術だったりですね、また音声収録の技術だったり、編集技術だったりですね、
撮影スキルもそうですけど、脚本のスキルもいるというところで、
全て網羅的にね、学ばなきゃいけない部分ではあるんですけど、
これにやっぱ3年はかかるなと私がやってて思いました。
なんですけど、1年半年でやれる人っていうのは、何かの技術が特質しているか、
もしくはお相手するクライアントさんっていうのが、そこまで高いスキルを求めてない場合が多いんですよね。
なので、その場合は3年もいらないかなと思うんですけれども、
まともにやっていこうと思ったら、3年は最低でも必要かなと思います。
はい、これ撮影だけとか、なんか反対だったらいいんですけど、
しっかり自分で企画からですね、編集、撮影、納品という業務をやるんだったらですね、
やっぱり週に1本、月に4本が限界だなというふうに思いました。
はい、です。
なので、だからこそ1本を丁寧にやっていく、これが個人の強みになってくるのかなと思います。
チーム全体で丁寧に、もちろん作ろうと思えば作れるところはいっぱいあるわけですから、
それをですね、1人で受けるっていう場合は、
それこそ、その人たち以上にクライアントさんの意図を汲み取る力だったり、
コンテンツの質ですよね、この辺が重要になってくるので、
1本1本を丁寧にやっていく必要というのがすごくあるのかなと感じてるんですよね。
はい、じゃあ1個1個ちょっとお話をしていきますけれども、
時給で考えるとめちゃめちゃ楽なんですよね。
じゃあ、この時給の設定いくらにするのかっていうのは、
次の具体的な例で話していくんですけど、
本当に自分の価値、時間の価値っていうのはいくらになるのか、
今っていうのをひたすら考えるだけでも時給は上がっていくと思われます。
考えるだけでも上がっていきます。
はい、やっぱりそこに時間を費やすっていうのは個人しかできないんですよね。
これチームで組んでたりとかですね、働いているとですね、
自分の時給って別に考えなくても向こうが徹底してくれたりとかですね、
あとは考える余地もないぐらい忙しかったりっていうのもあるので、
個人だとその辺の時間の自由っていうのがある程度効きますから、
その時に自分の時間の価値っていうのはいくらなのかっていうのをやっぱり考える、
そして言葉に出すっていうところがすごく大事になってきます。
書き出してもいいんですよね。
そう、なのでこの時給、個人はやっぱり時間を売っていく、
コンテンツを売っていくとか、
その時間労働以外のところで何とかしましょうっていうのは確かにあるんですけど、
そんなことは一回考えないで、
ひたすら自分の時給を上げていくっていうことにフォーカスしていった方が始めはいいと思います。
で、その後にですね、
まあその一人でやっぱ週に1本が限界っていうのは私がやってみて思うんですけど、
あのフォトグラファーとかだとですね、
そんなに時間がかからないっていうか、
レタッチ込みの人、
そのレタッチも相当いじる人っていうところに関しては、
それは時間がかかりますけれども、
スクールフォトとかですね、
基本取手出しのJPEGデータで選定して納品、
選定して納品っていうのがあればですね、
まあ2日あれば終わるなって。
例えばそのスクールが1000人ぐらいだとして、
1人、例えば5ショットぐらいを撮るじゃないですか。
で、そうすると5000枚ですよね。
5000枚のデータってたぶん2日、3日はいらないかなって気がするんですよ。
自分の判断ですよこれは。
ちょっとわからないですけれども、
他のこのフォトグラファーがどういう判断基準で動いてるかわからないんですけれども、
まあ自分はそれぐらいたぶん写真の枚数見れちゃう人なので、
で、たぶん1人当たり10枚20枚撮るってこともそうそうないじゃないですか。
ってなるとJPEG取手出し一発勝負みたいな形で、
これこれこれこれこれっていう形でパパパパパッと選んでいって、
納品、納品、納品っていう形であればですね、
まあそんなにかかんないと思うんですけど、
映像をことやるってなった時に、
まずその撮影したクリップっていうのを選定して、
そこから今度クリップの中のどこを使うかっていうカットの部分に入ってくるんですよね。
カットして、さらにそこからつなぎの編集をしてっていう形で、
つないだ編集を自分で色味をつける、
コレクションをする、カラーコレクションをするのか、
グレーディングするのかっていうところになりますけれども、
その後音ですよね。
音の調整っていうのをしっかりして、
その後ようやく書き出しみたいなところになってくるんですよね。
その前に撮影の企画とかロケ版とかっていうのが入ってくると、
1週間でようやく1本完成するかしないかぐらいの、
時間軸というかスケジュールになってくると思うんですよね。
なので1人だとこれ絶対週に1本ぐらいが限界だろうと。
その間にヘルプで行く人はカメラマンで入ったり、
音声収録入ったりっていうのがあればですね、
これやっぱり個人で受けるにはやっぱり週1本かなって思うんですよね。
ってなった時にやっぱり自分の時間をしっかり考えて、
そこを売り物にしていかないと、
ヘルプで入ったほうがいいのか、
もしくは自分でやったほうがいいのかすらわからなくなるんですよね。
自分でやるとこれぐらいだから、
これはちょっとヘルプ逆に頼もうかなとか、
そういう考えにもならないので、
やっぱり売り物を時間とまずはしといたほうが楽かなと思いますね。
軸ができるので。
なので1本1本、その1週間の中でしっかり丁寧に作る。
いうところで売り物は時間というふうにしたほうが、
私の中ではいいんじゃないかな。
特に個人で映像制作をやられている方はというふうに思ったりしています。
なので映像を売るっていうのも大事なんですけれども、
それだと本当に疲弊していってしまうので、
やっぱり売り物は自分の時間ですね。
だから時間って言うとすべての人みたいな時給になっちゃうんですけど、
自分の時間を売るっていうような形で考えるといいんじゃないかなと思います。
最後ですね、じゃあ具体的な例というかお話っていうところを交えて、
今日は終わろうかなと思います。
はい、というわけで最後ですね、具体的な例というお話にしますけれども、
まずこの時給の設定とかですね、
あとは自分の時間じゃなきゃいけない理由っていうところについてもちょっとお話をして、
最後、人を使うならこういう考えのがいいんじゃないかっていう、
ちょっと3つの視点でお話をして終わろうかなと思うんですけれども、
まず一つ目の具体的な例としては、
時給の設定ですね、これいくらにするかっていうところなんですけど、
まず、例えば今自分が一番持てる最大のスキルで、
普通に会社かアルバイトをしたときに、
時給いくらのところに入れるかなっていうのをまず基本で考えるじゃないですか。
その時に、私の場合だとだいたい時給今2000円近くのところだったら、
まあなんとかいけるだろうというふうになるんですよね。
ってなってくると、普通に働いて時給2000円出るわけじゃないですか。
ってなると、それ個人でやる意味ってどこにあるのっていうところで、
じゃあ個人の時給を単純に倍にしてみましょうか。
4000円でやる。
けど、普通に働いてると2000円。
何も考えずにですよ。
お仕事して帰ってくるだけで2000円入るわけですけど、
これを倍にしたところで4000円ですよね。
4000円入るからといって、
全ての手続きっていうのを自分でやらなきゃいけない。
だから、そこに差額の2000円の差額で収まるのか、
もっと上げていかなきゃいけないのかっていうのを考えるんですよね。
その時に、自分でもしこれを全てやるとしたら、
いったいどれぐらい必要なんだろうかっていうのを、
自分の中で1回考えるんですよ。
その時に、自分の時給っていうのは、
いったいいくらだったら妥当なんだろうか。
映像を1本作るのに、ロケ版だったり、
ロケ版の出張費みたいのは別でいただくとして、
自分が稼働している時間帯っていうところで、
いくらにすれば自分はそこそこ休めるようになって、
なおかつ裕福というか、少しゆとりがね、
余裕が出てくるんだろうかっていうのを考えた時に、
おそらく体感5倍ぐらいじゃないと、
自分の時給の5倍ぐらいでまずは設定しておかないと、
結構きついと思うんですよね。
人によっては10倍ぐらいで見積もらないときついよなっていう人もいると思います。
なので、そう考えるとですね、
時給、例えば2000円の5倍となると時給1万円ですよね。
この辺からようやく、
そうか、時給1万ぐらいに自分の価値を上げていかないと、
もしくは今自分に時給1万円の価値があるのかなと思ったら、
もうちょっと上げる、
それともこのまま1回やってみるっていうところを考えるわけですよね。
だから時給1万円なのであれば、
1時間の中で撮影と納品っていうのをやりますという形であれば、
時給1万円、
1日、1時間で1万円の撮影をしますということで、
こういうふうなものを撮れますよという形。
物撮りですよね。
お店に実際行って、
フードフォトグラファー、
フードムービークリエイターじゃないですけど、
なんかそういうのを作りますよって言って、
1時間の中で収まるような形で、
10秒とか15秒のショート動画を作ります。
これ1万円ですって言って、
自分の時間が1万円で、
その場の現場だけで、
企画から撮影、編集、納品っていうのが1時間で終わって1万円いただくんだったら、
自分の時給は1万円になるわけですけど、
これをやった後に、
いや、工数かかりすぎたな。
1時間でも終わるけど、
でも1万円だとちょっと割に合わないというふうに、
やった後の、その労働をした後にの気づきってのもあるわけじゃないですか。
ってなった時に、
じゃあこれやっぱ3万ぐらいにしないといけないかってなって、
そうするとですね、
じゃあ時給3万円の仕事って何なんだろうな。
自分の時給を上げていく時に少し考えるわけですよね。
自分の時給が5万、10万ってなった時に、
自分の時給が5万円になったとして、
1時間5万円の価値をどこで見出すんだろうか、自分は。
そこでいろいろ試行錯誤を巡らせてですね、
じゃあサービスの質を上げるのか、
他との違いを出すのかっていうところをようやくそこで考えるようになっていく。
だから最初に差別化っていうのを少し測るようなことも、
なんかあったりもするかもしれないんですけど、
自分、私としてはどちらかというと、
1回時給の考えに戻ってですね、
その後上げていった段階で、
これは他と差別をしないと、
3万円、5万円、10万円の価値っていうのが出てこないなっていうふうに思ったら、
それは他で見出せばいいと思うんですけど、
まずはどこまでだったら自分の時給ってのは正しい位置にあるのかっていうのを、
ひたすら考える必要性があるかなと思うんですよね。
なので、まずその時給の設定っていうのは、
根本的に今社会のね、
この時給っていうのを換算して、
そこをベースに考えた時に、
じゃあ今、自分はどれくらいの価値があるんだろうかっていうのを自問自答しつつですね、
実験しつつ、適切なね、
人のバックグラウンドに結構関わってくるお仕事なのもあってですね、
ドキュメンタリーっていうのとすごく相性が良かったんですよね。
なのでドキュメンタリーをひたすらやっていくという風になったわけです。
で、自分じゃなきゃ撮れないドキュメンタリーっていうのは何なんだろうなと、
そこで考えるようになってですね、
今のポジションというか、
こういうテイストを撮りたいんだったらあの人ねっていうような形で、
ようやくね、口コミが回るようになってきたかなと思いますけれども、
なので、自分じゃなきゃダメな理由っていうのは、
やっぱり自分が一番知ってないと、
それを強みとして出せないというか、
人に説明できないんですよね。
なんであなたはそれ撮ってて、
あなたじゃなきゃそれが撮れない理由って何なんですかって聞かれたときに、
こういう理由だからですという風に答えられと、
それがお仕事に繋がったりとかですね、
あ、じゃあそれ、うちの人、うちの知り合いがそういうの求めてるからそっちに行きましょうとか、
そういう紹介の材料になったりとかですね、あるので、
だからまあ時給がある程度こう自分が上がってきたな、
これ以上もう少し上げたいなと思ったらですね、
自分じゃなきゃダメな理由って何なんだろうなという風に探してみるとですね、
いいんじゃないかなという風に思います。
そして最後ですね、それでも個人でやっていく上で、
やっぱり人をどうしても使わなきゃいけない場面っていうのが出てくるかもしれないです。
いろんな現場に呼ばれたりとかですね、
こういうのできないかって言われた時に、できないな、
例えば自分はカメラを持って回るのは得意だけど空撮をしてくれ、
ドローンを使ってくれって言った場合は、
ドローンは使ったことないからドローンを頼める人にお願いしようという風になった時ですね、
どういう風に考えるかっていう金額面ですよね。
それはですね、自分がドローンを使ってやるとしたら、
どれぐらいを取るのかっていうのをまず考えてもいいと思います。
向こうの見積もりとかってのもあると思うんですよ。
なので、これ知り合いの方でドローンの業者さんがいたら、
こういうの取りたいんですけど、いくらぐらいかかりますかって普通に聞いてですね、
これぐらいかかります、わかりました、じゃあ上乗せします、みたいな形でいいんですけれども、
その辺がわからない場合はですね、
まず、例えば見積もり出してくださいって言われた時にですね、
裸に自分の金額で一回乗せてみてもいいのかなとは思うんですよね。
自分だったらどれぐらいでやるかみたいな。
で、つてがあればそれでもいいし、
つてがなかったらつてを探さなきゃいけないですから、
その時に最初に金額を確定するとして、これぐらいだなというところですよね。
だから自分がカメラで回すっていう風なものだとですね、
いっぱい見積もり取れるけど、ドローンだと取れないなって思いがちなんですけど、
じゃなくて自分がドローンを今すぐ飛ばせるとして、
それでどれぐらい取るのかっていうところを考えて見積もりを組むというところですね。
業者さんに投げたほうが早いんですけどね。
だけど人を使うのであれば、例えばアシスタントとして誰かに入ってもらうっていうのであってもですね、
そのアシスタントさんの時給とか仕事っていうのを考えるよりも、
自分がもう一人いるっていう体で金額を組むっていうことですね。
こっちは分かりやすいですね。
アシスタントさんだからいくらでいいよねっていう話で金額を組むんじゃなくて、
自分がもう一人必要なんだけど、いないからアシスタントさんを頼むわけじゃないですか。
なのでこのアシスタントさんのお給料に関しても計上するときっていうのは、
やっぱり自分と同じ金額で計上するっていうのが、これが個人としてはいいんじゃないかなと。
ただ押し払いをする段階としては、アシスタントさんで自分と同じ技量であれば、
自分と同じお給料はもちろん払ってもいいと思うんですけども、
じゃあ今回はちょっとアシスタントだからこれぐらいね。
次回とかまたもう少し慣れてきたらもう少し上げますとかっていう話をしておけばいいだけの話なので、
だから個人でやっぱり戦っていく上では、そこを安く捉えない方がいいのかなと思うんですね。
アシスタントさんを使うけど、アシスタントさんの代金としてはこれぐらいだからっていうのを考えず、
自分がもう一人、二人、三人いるからこれぐらいの金額なんだよねっていうところがあればいいかなというふうに思っております。
考え方ですよね、この辺はね。どうしてもやっぱり安く安くっていう形になりがちなんですけど、
今回に関してはやっぱり個人がどうやって今後戦っていけばいいか。