みなさんこんにちは。ビデオアーツラボのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶおテーマに、映像制作についての話題や、機材に関する情報を中心に毎日お届けしております。
はい、ということで、6月の19日、木曜日となりました。いかがだったでしょうか?
えー、もう連日ですね、このうだるような暑さっていうのが続いておりますが、みなさま体調いかがでしょうか?
えー、私もですね、昨日とといとは、まあ外に仕事に行っていたので、この暑さっていうのをね、体感する日になりましたけれども、いや、すごいですね。
もうなんか、あのー、さすようなこう、日差しというか、とですね、あとはこの湿気ですか。
えー、昨日はね、そんなに湿気もなかったですけど、一昨日がね、本当にすごかったっていうところで、まあ夜もね、こう寝苦しい夜が続いているので、もう冷房必須だなというところですよね。
だから、みなさんも無理せずですね、あの冷房をしっかり使って、で、体も冷やして、えー、休息もきちんととってですね、えー、一日乗り過ごして、やり過ごしていきましょうというところで、今日もね、ポッドキャストやっていくんですけれども、本日のお話は何かというとですね、
シグマから新しいレンズですね、えー、17mm、40mm、F1.8ですね、こちらのDCシリーズのアートレンズ、こちらについてですね、えー、発売されましたので、お話ししていきたいと思います。
それから、メインテーマでは、映像制作基本のキーシリーズということで、Save the Catの法則っていうものをですね、まあ脚本を書く方向けのお話になってきますけれども、ちょっとそちらについて、えー、メインテーマで話していきたいと思います。
それではまず、本日のトピックスの方から行ってみましょう。
はい、というわけで、本日のトピックスは、シグマから出ましたね、17mm、40mm、F1.8 DCアートですね。
いや、単焦点並みの大光景と描写力を備えた標準ズームレンズということで、こちらはですね、APS-Cミラーレースカメラ用のズームレンズとなっておりますが、Lマウントではこれが使えるということですね。
で、ソニーのEマウント、そしてフジフィルムのXマウントが7月10日に発売されるということで、1ヶ月後ですね、今もう予約が始まっているのかなというところですけれども、税込み価格が148,500円となっております。
安い。もうね、びっくりです。
単焦点レンズだって、17-40だから、フルサイズ換算だと、どれくらいですか、1.5だから、26ぐらいなのかな、スタートが。
で、2-4-60ぐらいの感じなんですよね、これだと。2-4-60をF1.8で通しっていう形になりますから、本当にすごいですよね。よくこういうの14万円だと出してくるなと思います。
でですね、これはですね、世界初のズーム全域で開放F1.8を実現して、SIGMAの1835F1.8DCHSM-ARTですね、こちらの後継機種であるということですね。
13年ぶりに発信されたというふうに言われております。
従来のモデルと比較してですね、30%以上軽量化が図れていると、すごいですよね。
これ確か500グラム台なんですよ。めちゃめちゃ軽いんですよね。
だから、本当に普通の撮影でも全然使えるようなものですけれども、これを持ってですね、ちょっとスナップ行こうかぐらいの感じ、できなかないというぐらいのレンズになっております。
で、あとはですね、フルサイズ換算で書いてありました。25.5から60ミリという形になっております。
Canonだとね、ちょっと違うんですよね。1.6倍ですから、Canonの場合は。
で、あらゆるシーンに対応するということで、これ、プロニュースさんの記事ですね、URL貼っておりますので、ぜひそちらからちょっと詳しく見たい方は見ていただければと思うんですけれども。
オートフォーカスもね、かなり高精度、高速高精度なものを実現したということで、ワンオペでね、ジンバルとかVLOGとか撮る方にも適しているよという形ですね。
で、フォーカスブリージングも抑えた広角設計を採用しているということになっております。
はい。いやー、素晴らしいんじゃないでしょうか。重さ書いてないですけどね。
重さ確か540グラムかそこらだった気がします。
で、フィルター径がね、67ミリ小さいんですよ。
で、これLUMIXの単焦点レンズのシリーズ、Sシリーズと同じフィルター径なので、LUMIX Lマウント持ってる方はですね、
新たにね、NDとかCPLとか、PLフィルターとかを買わなくても使い回せるというような利点があるんじゃないかなと思います。
はい。この17-40ですね、9月10日ですかねに発売ということで、待ち望んでいたいなというふうに思っております。
あとは実際に現場でどう使うかっていうところもありますけどね。
ジンバルに確かに乗せて撮るっていうのはすごくいいかなと思うんですけど、25.5ミリをどういうふうに使っていくかですよね。
広すぎずみたいなところがあるので、60ミリっていうね、焦点距離はすごくいいかなというふうに思うんですけれども、
この広角側ですよね、ジンバルに乗せて撮るにはどうなんだろうなと。
ただ40ミリぐらいにはできるので、POVとかでジンバルで撮るっていうのはすごくいいかなと思うんですけれども、
この広角をいかに生かしていくかですよね。
広角で撮るんだったらやっぱりLUMIXのSプロとか16-35ですから、20ミリぐらいで広角撮るとすごいいいなと思うんですけれど、
ちょっとそんな技術的なところはですね、またどっかの機会でお話ししたいなというふうに思います。
今日はですね、SIGMAのアートレンズですね。
アートシリーズ最高峰のレンズの紹介という形でお届けしました。
それではですね、1曲いってみたいと思うんですけれども、
今日はですね、笑顔屋さんというアーティストさん、これ何度か紹介してますけれども、
彼のですね、曲でFAT EYESという曲になります。
悲しい目っていうようなタイトルなのかなと思いますけれども、意外と曲はロック調なんですよね。
なので、ちょっとうだる暑さを吹き飛ばしてくれるようなそんな曲になっているんじゃないかなと思いますので、
聴いていただければというふうに思います。
それでは、笑顔屋でFAT EYES。
FAT EYES
FAT EYES
ビデオアートラボ
メインテーマ
はい、ということでメインテーマの方に移っていきます。
本日のメインテーマは映像制作基本のキシリーズということで、
SAVE THE CATの法則ってということで、このSAVE THE CATという脚本の書き方なんですけれども、
こちらについてちょっと今日はお話ししていこうかなと思います。
というのも前回のお話でちょっとストーリー構成についてお話をしてですね、
その時に3幕構成という方法、手法を元にですね、
こういうふうにストーリーを作っていったらいいんじゃないかというようなお話をしたんですけれども、
現在というかだいぶ前からハリウッドの方で面白い映画のシナリオのテンプレートというか型として、
このSAVE THE CATというものがかなり使われているというところもあるので、
今一度このSAVE THE CATって何なのかというところをですね、
今日は少し皆さんと一緒に勉強していきたいかなというふうに思っております。
ということで先にですね、SAVE THE CATって何なのかっていうところ、
その後に実際の構成手順ですね、このSAVE THE CATの法則っていうところの法則についてお話をして、
最後ですね、代表的な作品としてはどういうところなのっていうのをですね、
お話しして終わろうかなと思うんですけれども、
まずですね、このSAVE THE CATって何なのかっていうところでお伝えをしていくんですけれども、
これですね、ブレイク・スナイダーさんというのが本に書かれたですね、
ハリウッド式の脚本メソッドなんですよね。
世界で読まれている、最も読まれている脚本術の一つということで、
分かりやすく伝えることが最大の特徴というふうに言われておりますが、
このですね、ブレイク・スナイダーさんという方が、
いろんなね、手法というかシナリオのね、シナリオライターさんなんですけれども、
いろんな手法を試した結果、3幕構成でやっぱり足りないよねという話でですね、
こういうSAVE THE CAT、猫を救えとか危機一髪みたいな、
そういう型のね、道理展開っていうのを編み出したというところで、
で、これをですね、内容、特にSAVE THE CATの法則、売れる、
本当に売れる脚本術っていうようなタイトルで本出されてるんですけれども、
そちらの本の内容とかどういうものなのっていうのは、
フィルムアート社の公式ホームページをですね、URLで貼っておきますので、
気になった方はちょっとそちらと、
あとはですね、この本、実際の本のアソシエイトリンクですね、
Amazonのリンクも貼っておりますので、
ちょっと気になる方はそちらからぜひ見てみていただきたいんですけれども、
このSAVE THE CATっていうのはそういう内容ですよね、
猫を救え危機一髪みたいな、
そういう展開を持ったような書き方というか、
シナリオの書き方になってくるわけなんですけれども、
だいたいですね、通常の作品の構成というとですね、
ログラインをまず書いてとか、
ログラインっていうのは脚本の内容っていうのを一行で示したものなんですけれども、
このログラインを書いて、そこからですね、
いろいろ肉付け肉付けっていうのをしていくっていうところなんですけれども、
このSAVE THE CATの法則っていうところで書かれているのは、
10個のジャンルというかカテゴリーが書かれていてですね、
この家の中のモンスター、金の毛布とか魔法のランプ、
難題に直面した平凡な奴、人生の節目、バディとの友情、
なぜやったのか、バカの勝利、組織の中でスーパーヒーローということで、
いろんなジャンルに分類されて、
こういうストーリーだとこういう展開がいいんじゃないか、
みたいなところが書かれているんですよね。
で、このSAVE THE CATの最大の読みどころっていうのが書いてあるのはですね、
このブレイクスナイダービートシートというようなものになっておりまして、
このハリウッド式の物語の構成メソッドっていうところでは、
この山脈構成っていうのは有名なんですけれども、
この山脈構成をもっと詳しく掘り下げるというものが、
このSAVE THE CATという書き方になってくるのかなというふうに思います。
で、このSAVE THE CATをこの後ですね、もっと詳しく説明していって、
実際の構成ってどういうものがあるのかというところでお話をしていきたいんですけれども、
ちょっと長くなりましたので、一回チャプターを変えていきたいんですけど、
ちょっとその前にですね、長々とダラダラとこのSAVE THE CATについて話したんですけれども、
結局はなんでこれが存在するかというとですね、
要は主人公っていうのが猫を助けるような行動っていうのを最初に入れる。
SAVE THE CATって猫を助けろなんですけど、
猫を助けるような行動を最初に入れることで、
観客っていうのが感情移入しやすくなる。
要は主人公を応援したくなるような、
そういうスパイスっていうのをですね、
映画の最初の冒頭に入れて掴むっていうところですね。
要は映画の中の主人公を押し勝つする、映画の中で押し勝つする、
そういう一体感を作るというような形で、
このSAVE THE CATっていうのは生まれたんじゃないかなというふうに思っております。
まあ2時間3時間の映画をですね、やっぱり皆さんいきなり作ろうと思っても作れませんから、
例えばじゃあこれを5分とかでまとめる場合は、
この中で言ったら何を入れていけばいいのかっていうところでピックアップしていくと。
だから本来であれば映画を作るのに15ステップいるんだけれども、
ただこのSave the Catの法則に関してはSave the Catは入れるんだけど、
じゃあ5分でもしSave the Cat作るんだったらどうすればいいのかなっていうのを、
この15個の中からピックアップしていけばいいというところですね。
で、これ初心者さんに伝えるポイントっていうところで、
テンプレ通りじゃなくてOKということで、重要なのは観客の感情をつかむことなんですよね。
なのでSave the Catは入れたほうがいいというか、
入れないとなかなか感情移入はしないんですけれども、
その他は何があってもいいよということですね。
例えばSave the Cat短編の映像とかであれば、3分から5分の短編映像であれば、
導入の30秒ぐらいで主人公の紹介と世界観を入れてですね、
その後Save the Cat、猫を助けろということで、
観客の共感を得られるな、何かを30秒ぐらい入れると。
その後、転機1分間ぐらいで事件が起こって、
その後の1,2分ぐらいで試練、迷うとか立ち向かうとかうまくいかないなってどん底。
で、これがですね、2分半ぐらいですか。
そしてラストの30秒、2分半から30秒の間でアイデア、突破、気づきと変化で終わるというところで、
3分から5分ぐらいで作るとしたらそんな流れになるんじゃないかなと思います。
はい、というわけでいかがでしたでしょうか。
ドキュメンタリーとかでSave the Catを作ると面白いかなと思うんですよね。
私もちょっとやりたいなというところなんですけれども、
はい、じゃあ最後にですね、実際の構成が分かったところで代表的な作品というのは、
このSave the Catで作られているもの、どんなものがあるのかというのを紹介して終わろうかなと思います。
はい、というわけで最後ですね、このSave the Catの具体的な作品というのをちょっとお伝えして終わろうかなと思うんですけれど、
まずですね、2015年に映画であったMy Internという映画になります。
これはですね、主演はロバート・デニーロとアンハサウェイですね。
いや、本当に私アンハサウェイ好きなんですよね。
本当に綺麗ですよね。
で、このMy Internはですね、70歳の退職後の人生に迷っている、
これが主人公になるわけですけれども、
これがですね、なんて言ったらいいんですかね、
ファッション会社か、関係の会社にインターンとして採用されていくわけですよね。
で、この採用されていった後、若者たちと奮闘しながら人望を得ていくんですよ。
70歳ですからね、どういう働きをするのかというところでみんな注目するわけですけれども、
そんな中でいろいろなことがありながらですね、奮闘していくというところですね。
その後にですね、ちょっと社長さんとの亀裂がね、ちょっと入るというのがオールインロストでありますけれども、
その後最後にフィナーレとしては会社とか家族、両方の問題に立ち向かって関係を回復するというものですね。
これがですね、ロバート・デニールを主演のベンというのが主人公かなと思いますけれども、
このキャラクター設定がSave the Catsのものということになっております。
こういうマインインターンでも使われているし、
あとはですね、有名なところで言うとアイアンマンですね。
これはね、本当にもう有名中の有名かなというふうに思いますけれども、
2008年ですね、アイアンマン初代というか、アイアンマンの一番初めですね。
傲慢だったけど失敗して、サイキーの流れが見事な構成になっているなというふうに思います。
なので、最初はね、富を得て機械を使ったりしてるわけですけど、
その後捉えられてですね、脱出うまくできるんですけど、その前に友が亡くなっちゃうんですね。
銃で撃たれて亡くなってしまってっていうところも乗り越えてですね、
その後自分の機械をね、もう一回作って、その機械も技術で奪われてしまったりするわけですよ。
そう、なんだけど最終的にはその悪いやつやっつけて、
なんでしょう、ハッピーエンドみたいな。
ところがこのアイアンマンなんですけれども、こういうのにも使われているということですね。
マーベルなんかは結構やっぱこのセーブ・ザ・キャットに近いんじゃないかなと思うんですよね。
スーパーヒーローものっていうのはやっぱりこうありますよね。
最初は強いけどとか、最初は凡人なんだけど、強い力を手に入れて、
強大な敵と戦って、ただその強大な敵が強すぎて一度は折れるんだけど、
でもやっぱりまた再起してね、頑張る、奮闘するっていうところで、
こういうのはやっぱりやりやすいというか、当てやすいような、
そういう映画の構成になっているかなと思います。
なのでこういう有名な映画とかにもこのセーブ・ザ・キャットっていう脚本の書き方はですね、
使われておりますので、皆さんも何かしらシナリオを書きたいなと思ったときに、
自分で書くのもいいんですけど、もし例えばチャットGPTとかAIが使えるのでしたら、
こういうテーマのシナリオっていうのを書きたいんだけれども、
セーブ・ザ・キャットで書いてくれって言ったら書いてくれるかなって思いますね。
ちょっと私もやってみようかなと思うんですけれども、
こういうイベントとかこういう映像のムービー作りたいんだけど、
これで脚本を書くとしたらどうすればいいかなって、
どういう風な構成にしたらいいかな、
10分間ぐらいでやると何を入れたらいいかなとかっていうのを相談しながらできるっていうところは、
すごい強みかなと思うので、
ちょっとチャットGPTとかAI使える方はですね、
そういうのを使ってシナリオを書いていくといいんじゃないかなという風にちょっと思いつきでね、
言ってみました。
はい、というわけで本日は以上となります。