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2021-08-30 16:00

40- なぜ日本のエンジニアの給料はアメリカやカナダより低いのか

LAに住んでいるテックリクルーターのShimotakuさん(@lraough)をゲストに迎えて、日本と北米のエンジニアの給料の違いについて話しました。


Show Notes:

Lraough - Shimotakuさんが始めた、カリフォルニア・ロサンゼルスにて、エンジニア・デザイナーの転職・就職支援のサポートするサービス


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AさんがBさんの10倍コード早く書けるかもしれないし、10倍綺麗なコード書くかもしれないわけで。 そうですね。
じゃあそういう人がいた時に、1000万でも1500万でも2000万でも出そうっていうのがアメリカの考え方っていうか、
北米流で、日本は絶対許さないでしょ、それは。
バンクーバーのエンジニアへようこそ。バンクーバーのエンジニアは日本時間で毎週火曜日に更新している 北米圏のテク業界やライフスタイルなどについてお届けする番組です。
実況をお届けするのは私たち2人。 サンフランシスコのスタートアップでシニアテックリードエンジニアを務めるユイヤと、
エンジニアの海外進出をサポートする企業フロック代表のセナでお送りしております。
こうやってね、僕とかフロック通してバンクーバーに来ている人とか、下田さんを通してアメリカで働いているエンジニアたちが、
こっちでね、そういう文化に触れて日本に戻って起業するなりとか、どこかの会社に入ってその会社を変えるとかすると、どんどん変わっていくのかなと思うので、
やっぱりその世界を見るっていうことがエンジニアに重要かなと僕は思っています。
そうですね、それは本当にその通りだと思いますね。
あとはエンジニアじゃなくても文系の方でもグローバルなチームで一回働いて、どんだけエンジニアが世界で兆候されてて、
ろ過とかそういうのを見た方がいいかな。やっぱりちょっと給与もね、日本ってエンジニアまだまだ少ないと思うので。
まあね、間違いない。そこが何とも言えないところですよね。なんであんな少ないんでしょうね。
なんかさ、これそれこそ下田くさんに前も聞いたかもしれないけど、
日本ってどうなんですかね。こっちってやっぱりそれこそ転職しまくって給料上げていくじゃないですか、みんな。
日本って今のところは結構テク系の業界だとね、やっぱり転職、例えば1年とかで転職パンパンして、
次の会社、次の会社っていう友人もいたりするから、そういう人たちに別に給料下がってるイメージもないし、
なんかスタートアップ系とかであれば転職しても給料下がったりとかしないのかなと思ってたんですけど、
なんか日本全体で見て、テク系の業界全体で見て、まあ転職しまくったりとかするのってやっぱりデメリットとして見られるのか、
いやいや全然っていう感じなのか。
うーん、なんか大きい、そのファンダメンタルのところでいくと、なんか今話題になってるんで知ってると思うんですけど、
ジョブ型雇用とかって聞いたことあると思うんですけど、
ああいうのがようやく日本にもう入るか、それとも日本はやっぱ合わないっつって、
あのジョブ型やめちゃうのか、でもやっぱりリモート時代からジョブ型にならなきゃねみたいな話あるじゃないですか。
結構ファンダメンタルな話で、個性を伸ばそうとかって言ってるんだけど、
アメリカってその自分の力で結構勝負していくところがあるし、
結局なんかその移り変わりとか話題にやっぱりみんなちゃんと乗っかってくるんですよね。
それはもう広く余ったそういう認識とかがやっぱりあって、
03:00
この前なんかあった人の話だと、スーパーの店員してたけど、
もうこの仕事絶対無くなるから、僕はプログラミング勉強してエンジニアになるんだみたいな人がいるっていう話があって、
それをコーディングのブートキャンプとか行って、そんなすぐエンジニアになれるわけじゃないけど、
でもそれにチャレンジする土壌っていうのはやっぱあって、
そういう人たちが本当になってたりとかするから、
夢あるなーっていうか、本当に年収何十倍とかにもなるからね、そうなると。
なるほどですね。
それがまずベースとしてあって、日本はやっぱそのベース、
さっきの本題とかの話出たからついでに言うけど、
そのベースサラリーがアップしていく仕組みなんですよ。
徐々に徐々に年を取れば徐々に徐々に上がっていくっていう仕組みだから、
そうだよね、やっぱりイメージとして。
ベースとしてですよ。
それって何でかっていうと、みんなで勝とうみたいなところがあって、
個人一人の力じゃなくて、
全員で目標を達成するために頑張ってやりましょうみたいな方法で、
こいつら別に何も悪いことないんですけど、
ただこのソフトウェアとかテック領域だとちょっと合ってないなっていう、
そういうことだと思うんですよね。
そうよね、間違いない。
そこでいくとさっきのオフレコで出た話とかは、
10年頑張ってもやっぱりなかなか給料上がんないですっていうのは、
やっぱりそういうところに仕組みがちゃんと入ってて、
別にあなた一人が頑張らなくていいんですよってことなんですよ、簡単に言うと。
みんなで頑張っていきましょうよっていう。
その人が、でもエンジニアの世界と全然違うじゃないですか、
そのAさんがBさんの10倍コード早く書けるかもしれないし、
10倍綺麗なコード書くかもしれないわけで、
そういう人がいた時に、
1000万でも1500万でも2000万でも出そうっていうのがアメリカの考え方っていうか、
北米流で、日本は絶対許さないでしょ、それは。
そこはね、だから確かにあってないんだよな。
本当に10人エンジニアいても1人の天才にはかなわないからですね、絶対にっていう。
そういう天才というかちゃんと書ける人にはかなわないっていう、
やっぱりそういう部分がどうしてもあるから。
本当にあれですよね、突出した2000万もらってる人とか1500万もらってる人って、
あんまり聞かないですよね。
なかなかいないですよね、多分ね。
だからエンジニアの業界のそういう人事というか、
人の雇い方とは確かにあってないのかもしれないってようですよね。
あとポジション的なところも、
なんで転職したら給料上がるのかっていうと、
そのAっていう会社に今勤めてて、
例えば平社員ですと、
Bっていう会社が課長職を探してます、係長職を探してます、
日本的な話ですけどそういうのがある時に、
平社員から係長とか課長に上がったら当然給料上がるんですよって、
そういう仕組みなんですよね。
その場で課長職に転職して、その次Cっていう会社に行った時に、
また係長に戻ったりとか平社員に戻ると当然下がるんですけど、
誰もそんなキャリア選択肢取られないから、
06:01
こういった部長のポジションが空くところに移動するっていうのが、
転職で大体やっていく手法なんですよ。
同じ会社にいるとずっと同じ仕事になっちゃうんですけど、基本的に。
それはこの前、リンクトインでも僕は挙げてたんですけど、
日本は逆にそういう仕組みじゃなくて徐々に徐々に上がっていくから、
ちゃんと積み上げていけば、いつになったら係長、いつになったら課長、
いつになったら部長っていうララがちゃんとできていく。
能力値もちろん関係あるんですけど、ラディカルじゃないですよ。
結構年数の方が大事だったりとかするから。
それさ、俺この後どうなるかっていうのをみんなで想像したいところであって、
例えばよ、仮によ。
しもたくさんのラフとか、うちのフログとか大下さんのこのポッドキャストとかを聞いて、
じゃあ北米圏でやってみたいって言って、
北米圏でインターミデイトクラスから就職しましたと。
例えばバンクーバでインターミデイトやったら、それで多分80kとかかな。
800万くらいですか。
800万くらいですか。
仮に西海岸でインターミデイトって言ったら、それこそ1000万いくかもしれないし。
いきますね。いくいく。
そんな人たちが仮に次ちょっとそろそろ日本恋しいしみたいな感じで日本帰りました。
ってなったらさ、じゃあうちの会社はベースサラリーこれだから、
あなたが仮に西海岸とかで1000万近い給料もらっていたとしても、
うちベースサラリーインターミデイトのレベルだったらこれやからっていうことで、
じゃああなた600万目みたいなことが普通に起こり得るってことですかね。
めっちゃトラジショナルなとこに行くと送り入れちゃいますね。
でもそういう人はそんなとこ行かないから。
そうっすよね。
グローバルなマインドセットになってるテック企業に日本に入ったとしても行くと思うし、
そういう会社は逆に言うとある程度は合わせてきてます。
もちろん同じ水準には絶対にならないけど、考慮はしてくれると思います。
そういうことですよね。だからそういう会社が今後どんどん増えていってさ、
そういった会社が大企業ですっていう枠組みに入っていけば、
だいぶ純粋にそこから根底から変わる可能性はもちろんありますよね、きっと。
それありますよね。それこそソニーとかメルカリだったりとかっていうのが、
グローバルなマーケットだったりグローバルで勝負できる人っていうのをやっぱり取りたいみたいな感じになったときに、
ある程度のラダーは、メルカリはちょっと分からないですけどソニーは絶対あるから、
そういうもの外してそこの職採用したりとかは絶対してるはずですよね。
そういうことですよね。
ただその入った後に馴染めるかどうかはまた別の話ですけどね。
まあまあそれは何ともかんともこっちでやってしまってるからっていうところですもんね。
分かんないけど。
とかなんかその給料ね、日本バレないけどお互いに言っちゃったりとかすると、
そんなもらってないんだけどみたいな話が出てきたりとかもあるし。
まあそうよね。こっちって結構普通に給料ね、みんなで言い合ったりするけどなって思った。
そうだからなんかそこら辺はね、全然タブーしされてないというか、
そうやってみんなあげていくっていうところもあるもんね。
なんかその隠蔽されてるのも逆に僕ずるいと思ってて。
09:02
隠蔽。
なんか自分に交渉できないじゃないですか、例えば。
例えばなんかその絶対自分の方が隣の人よりも成果出してるなと思って、
実はその人が自分より1.5倍給料もらっていくこともあり得るじゃないですか。
まあそうですね。
そういった時にやっぱ交渉できるじゃないですか、自分の給料。
なんでそうなってるんですか。でも知らないから言えないですよね。
まあそうだね。
まあでもあれかな、でもグレードは結構あるかもしれないですけどね、今のとエンジニアは。
まあそうですよね。
日本のそういうシステム上、そんな隣の席のやつが1.5倍もらってないってことあんのかなってイメージしますけど。
多分ないですね、それはね。そういうふうにはしないんじゃないかなと思いますね。
間違いない。
だからいい部分ではそういうふうにいいんじゃないですか。
でも今度ね、同じ給料もらってても、今度レベル感が違うと文句言うでしょまた。
間違いない。
これの方ができるのに、なんだよ一緒なんだよあいつとっていう話になるから。
間違いない。
なんで同じタイトルなんですかっていう話になってくる。
そう思う人は北米型だよね多分。
そうそうそうそう。それは本当そうかもしれない。
でもね、結局さ、こういうのってどっから変わるかって言ったらさ、やっぱり大規模だと思うんですよ、なんだかんだ言って。
日本のそういう文化っていうのをどこが作るかってやっぱり大企業じゃないですか、どの国でも。
だからアメリカとかやっぱりそのスタートアップ、それこそこの間の連続企業化のたくさんの話にもありましたけど、
アメリカやっぱり西海岸がこれだけ注目された理由っていうのはやっぱりスタートアップがベースにやっぱりみんなが注目したからって話だと思うんですよ。
でもやっぱりそういったスタートアップ上がりの本当に低級企業っていう部分が今大企業ですと。
ということは長者番付けのトップにいる人たち大体企業のテック系ですみたいな。
そういう状況がなったからそこが文化の中心になったんで、そういうエコシステムになったのかもしれないし。
そうね。
すると日本って言うてまだまだその辺のエコシステムって、大企業と呼ばれるところってやっぱり古いままだと思うんですよ、正直。
そうっすね、確かに。
だって俺正直ね、完全に個人の見解っすよ。
ソニー出身のエンジニアさんたちって結構愚痴ってんなって気がしてて。
これ言っていいのかな。
それは僕知らないな。
あのね、俺の、やっぱりうちって日本中いたるところからいろんなエンジニアさんたちが来るから、
大体どこの会社でも大手は一人いるんじゃないかなっていうレベルで見てるけど、
結構あそこ出身の人ってやっぱりエンジニアケースのイメージが強いっていう。
強いっていうか他の会社に比べればマシだけど、
まだ北米のそれに比べると、お前まだエンジニアやってんの?
俺まだマネージメントやりたいんだったらプログラミングそろそろやめたら?みたいな。
あー、なるほどね。
その風潮がやっぱ見えるっていう話で。
俺はちょっとまたがきはしてるっていうか、そういう風に聞いてて。
ソニーみたいなエンジニアとして見たら絶対いい器具に決まってんじゃんっていうところでも、
もしそういう文化があるんだったら、やっぱりそれはまだ達してないというか、
12:03
そういう文化のベースができてないことだと思うし。
そう、多分日本の会社ほとんどじゃないですかね。
メーカー系って俺とかほとんどそうだと思いますよ。
やっぱ下請けがいるし、自分たち提供じゃないし。
だからやっぱできるエンジニアっていうのは外資行っちゃうんですよね、日本でも。
そうですよね。
AmazonとかGoogleとか。
やっぱそこのほうが給料もレンジも高いですし、1,000万全然超えますし。
そうですよね。
だからやっぱりそこを1回壁壊す会社が大企業と呼ばれるところから出てくれば、
本当に日本のそういう文化ってかなり好転するんじゃないかなって俺は思ってるんですけどね。
今だとメルカリとかLINEとかグローバルに採用してると思うんで、
あの辺がもう少しやってくれれば変わるのかなと思いますけど。
そう、だからメルカリさんが多分あれじゃないですか、
日本のトップに君臨するくらいの大企業になったりとかすると仮に、
多分だいぶ文化として根底から変わってくるだろうと思うし。
そうですね。
俺はそういうイメージがやっぱ強いかな。
あとはあれですね、海外行った人はやっぱ世界と勝負できるような経験とかを持って帰ったほうがいいですよね、そういう意味で。
それはもう間違いないですよね。
だから言ったって、みんなに言ったっても海外出て本当に観光だけして帰るみたいな1年間もみたいな人いるから。
もったいないよーって言って。
別に個人の自由だけどさ。
個人の自由だけどさ。
たまに俺結構それ言いたくて。
これ言うと本当に怒られちゃうけど、いろんな人に。
ツイッター上だけどさ、
留学は海外に出るっていう経験はやっぱり1回はやったほうがいいよみたいなこと言うじゃないですか。
それは間違いないんですよ。
絶対やったほうがいいと思うし、一旦海外で日本を見るだったりとか自分の経験であったり視野広げるみたいなところやっぱりやったほうがいいと思うし、
そこに異論はないんですけど、
やっぱり結構安易にほいつかったりとか、
とりあえずお金だけぶっ飛ばして本当に観光だけしましたみたいな話になって終わりとか、
もしかしたらもうちょっとグローバルに活躍できるためのベース土台となる経験を積めるんじゃないかなって思いはするんだけども、
やっぱりそういう観光でいいじゃんみたいな風情はやっぱりあると思って。
必要とされてないと思いますよ、日本の会社でそういうグローバルな経験を。
そうなんだろうな、まあそうよね。
悲しいこと言うじゃない。
本当にそう感じる。やっぱなんか違うことをすると日本って怒られるから。
だからさ中国とか韓国って留学って呼ばれるワードのほとんどが大学留学なんですよ。
大学進学。
なるほど。
あれはもうほぼ8割、7割とか8割とかで。
で残念ながら日本って留学と呼ばれるワードの9割9分が語学留学なんですよ。
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ワーホリとかですか?
そうです。
全部含めて留学と呼ばれるその特効をして1年間とかで特効をする人たち。
だからやっぱりそこに対しての差が大きすぎて、
なんか俺はこの海外に出るっていうことの考え方自体をそろそろアップデートした方がいいんじゃないかなって思いはする派ですけどね。
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