1. 耳からウロコナイト
  2. 【 2025/6/22 OA 】大塚久美子..
2025-06-29 29:45

【 2025/6/22 OA 】大塚久美子 の 家具ナイト 最終回

「家具ナイト」最終回はやはり「桐箪笥」のお話。というのも、久美子さんのご実家はもともと桐箪笥を作っていたから。日本という風土になぜ“桐”という木材が適しているのか、そしてその優れた特徴に耳からウロコの30分!そして、アシスタントの原さんに“家具の伝道師”は家具の魅力を伝えられたのか…?
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サマリー

大塚久美子の家具ナイト最終回では、霧ダンスの重要性や歴史について深く掘り下げています。家具の魅力や、お客様とのやり取りから学ぶことの大切さにも触れ、家具業界の奥深さを伝えています。霧木のユニークな特性が強火や水にも耐えることが強調され、家具としての価値が再評価されています。また、家の中での霧段数の利用や、現代のニーズに応じたデザインの進化についても言及されています。最終回では、家具に対する新たな理解や興味が語られ、特に椅子の重要性が強調されています。番組を通じて、家具が持つ意味や生活の質に与える影響について深く掘り下げ、今後の家具選びへの期待が表現されています。

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つばきファクトリーの【今夜だけウカレディオ】
約1年ぶりの公開収録の開催が決定しました。
タイトルは【今夜だけ超ウカレディオ3夜目】
出演メンバーは、小野水穂 佑風 瑠乃 鳥風華の3人。
2026年1月22日木曜日の夜、西新宿なる劇で2回開催します。
そして、公開収録の模様は動画でも配信予定です。
詳しくは、公式サイトやSNSをチェックしてください。
来場者プレゼントも準備して待ってますよ。
わぁ、私も行きたい。
お楽しみに。
番組の始まりと特別な回
大塚久美子 の 家具ナイト
こんばんは、フリーアナウンサーの原千彩です。
そして、この番組のメインパーソナリティの一人、家具の伝道師、大塚久美子さんです。
こんばんは、大塚久美子です。
よろしくお願いします。
さて、今週も始まりました耳から鱗ナイト。
実はですね、今週家具ナイト最終回なんです。
ちょっと突然なんですけれども。
あっという間に最終回。
で、この番組のご機嫌の方の挨拶がまだないみたいですけど。
大塚久美さん。
恐縮です。RKBの川上でございます。
18が19になりかけてるみたいな話も聞きましたけど。
今更なんですけど。
リビングに置くソファーの斜め前ぐらいにラウンジチェアを置きたいと思ってるんですけど。
今まで18脚買っといて、なんでラウンジチェアを今更探しとんねんって話なんですけど。
やっぱりね、見れば見るほどいろんな椅子が欲しくなって。
この間も東京青山の。
青山といったら、いろんな家具屋さんが。
それこそカッシーナさんあって、B&Bいたりあって、ポルトローナフラワーあって、ポリフォームあってとか。
いろんな家具屋さんがあるんですけど。
そこに行って。
はしごして。
こんなこと言っていいのかわかんないですけど。
勤務時間中に。
いいんですか?大丈夫ですか?RKBの方聞いてるんじゃないですか?
怒られないですか?
カットするとかですか?
カットしない。
勤務中に家具探し。
やっぱり情報収集も仕事の一環ですね。
お仕事としてですね。
この番組出させていただいて。
ちゃんと材料の一つとして。
そしてメーカーさんの店員さんよりも、一つ一つの椅子について語りすぎちゃって。
勉強になりますとか言われて本当に迷惑な客に。
逆転しちゃってるってことですか?
いやいやいや。
お客様が詳しいみたいな。
ありがたいお客様です。
そういうことってあるんですか?
ありますあります。
私たちプロなので、いろんなことをもちろん知ってますけど。
特定のデザイナーとか特定のジャンルにものすごく造形の深いお客様ってやっぱりいらっしゃるんですね。
そういう方のやっぱり深みにはかなわないっていうこともあって。
そういう方のお話から教えていただくっていうことはすごく多いですね。
なので私たちはお客様に勉強させていただくっていう場面はたくさん経験して。
それがプロをプロたらしめると。
じゃあ川上さんみたいなお客さんの存在はかなり。
そういう方々に教えてもらって私たちも深みが増していく。
ってことみたいですよ。
本当店員さんと話しながら、実は足の素材がこれからこう変わったんですよとかっていう説明とかも逆にいただいたりとかしながら。
お互いがお互いに高め合った結果。
あるブランドさんで話結局1時間半ぐらい盛り上がって。
斜め前に新しいイタリアから来たブランドがあるんで絶対そこだとかお好きだと思いますってご紹介を受けて。
そのまんまテクテク歩いて3分ぐらいの店舗さん、新しいブランドさんお邪魔して。
またさらに話盛り上がっちゃって。
またそこで1時間ぐらい。
はしご酒ならぬはしご家具ですね。
家具旅してますね。
家具旅して買わないのに話長いみたいな。
結局そこは買いはしなかったんですね。
そうなんですよ。やっぱ話せば話すほどそこのブランドだったりメーカーさんの背景だったり歴史が見えてきたり。
今力入れてるものとか見えてくるので欲しいものが増えるんですよ結局。
決められないってやつですね。
すごい分かる。
分かりますか。
私も新商品入るために迷っちゃって。
すごいやっぱり。
買えなかった時があります。
霧ダンスの魅力
今日も家具愛の強いお二人と一緒に最終回ですがお届けしていきたいと思います。
耳で聞いて目から鱗の家具の深い話をお楽しみください。
耳から鱗ナイト。大塚久美子の家具ナイト。
大塚さん前回は皮についてお話ししていただきましたが今回はどんなテーマでしょうか。
今回はですね霧ダンスについてお話をしたいなと思います。
最終回なので何を取り上げたらいいかすごく迷うところなんですが、
もともと私大塚家具出身で大塚家具っていうのは祖父が霧ダンスを作っていた工房から発祥したんですね。
なのでやっぱり霧ダンスっていうのはとても思い入れもあるし、
私の父も結局祖父が作っているところを見てそしてこの業界に入ってきたっていうこともありますから、
最後はやっぱり霧ダンスを取り上げたいなというふうに思います。
いいですね。
霧ダンスってちょっとハードル高いイメージありますけど。
そうですね、なんとなく霧ダンスっていうと昔風のデザインのね、
もう私には縁がないわって感じていらっしゃる方が多いし、
例えばおじいちゃんもおばあちゃんのお家に行くと昔の古い霧ダンスがあるんだけれども、
あれはもう捨てるしかないよねって思っている方多いのかなと思います。
ご自身で使うっていうのはなかなかやっぱり難しい。
たぶん使い方がわからない、使ったことがない。
どういう良さがあるかっていうのもやっぱり使ってみないとわからないので、
ということはあると思うんで、今日はやっぱりその辺をお話しできればなと思っております。
実用性と歴史
まずは霧ダンス。
霧ダンス、タンスと言うとね、よくタンス預金っていう言葉、最近あまり耳にしないですかね。
聞きますよ。
聞きますか。なんでその言葉があるかっていうことなんですけど、
これも正解が必ずしもあるわけではないけど、一応クイズ式で、
なんでタンス預金と言われるのかなということをちょっと考えてみたいと思うんですけど、
タンス預金、つまりタンスにお金しまってたってことですよね。
そういうことですよね、タンス預金。
なんでタンス預金なのって考えてみると、あれなんでタンスってわざわざ言うのって思うじゃないですか。
昔はやっぱりタンスって他の引き出しとは違う機能があったわけですよ。
いくつかありまして、若干引っ掛け問題的になっちゃって申し訳ないんですけど、
1番、鍵がついてるから。
1番、はい。
2番、隠し場所が、秘密の隠し場所があるから。
ちょっと今もう考えるのに時間がかかりすぎてもうこれ答えじゃないんじゃないかなってなりそうでしたけど。
あれ?
逆に引っ掛けてるのがどっちなんだろうって思いながら。
そうですね、これ言い方自体が引っ掛けになっちゃってるという感じですか。
もう一択ありますか。
もう一択、三択目は。
これ三択目ないな。
じゃあ二択目お願いします。
どうしてそのタンス預金、タンスになったかっていう問題で、1番が、
鍵がついてるから。
はい。
2番が、秘密の隠し場所があるから。
はい。
私もなんていうか、自分で問題使ってて申し訳ない気持ちになっちゃうんですけど。
確かに双父母の家に行って、タンスに鍵はついてた気がしますね。
鍵はなかったやつがあった気がする。
え?
あります。
キリダンスには鍵があります。
もう答えですか?
はい、もうすみません。
いつもこんな感じですけど。
ふわっと答え言いましたね。
鍵があるんですけど、じゃあそれだけかっていうと、実は秘密の隠し場所があるのも本当でして。
どっちも正解ってことですか?
どっちも正解です。
なるほど。
ひっかけられました。
ちょっとずるい。
すみません。
あの間みたいなのがすごいありますが、それも正解だったんですね。
どっちと言われると、どっちが本当の理由なのかは分からないんですけど、
隠し場所っていうのは、引き出しを外した本体の側に空洞があるんですよ。
だから普通に引き出しの中を見ても、隠し場所って見つからないんですよね。
引き出しの底が二重底になってるとかっていうのは、アメリカとかのスパイモノとか見てるとたまにあるんですよね。
引き出しの上にもう一枚板が乗ってて、それを開けると隠してあるみたいな。
そういう仕組みではなくて、引き出しそのままをそっくり本体から外してしまうと、中から秘密の隠し場所が現れるっていう。
なので引き出し外すって結構大掛かりじゃないですか。
だからこそっと出し入れするってできないわけですよ。
だから泥棒さんにとってはとても負担が大きいですよね。
だから隠し箱があるから、炭水溶金というのかは私にははっきりは分かりませんが、
諸説あるけれども。
諸説あるけれども、でも貴重品を入れるのに適した設計になっていることは間違いなくて。
それは例えば食器戸棚みたいなものとかにはそういう機能ってないんですよね。
これは木材の種類的にもやっぱり霧がっていうのがあるんですか。
今日の本題にズバリ切り込んでいただきましたけれども、霧っていう素材が実はやっぱり特別な素材なんですね。
大体着物を入れるってイメージあるじゃないですか。
着物を入れるっていうのはなんとなく今の感覚で言うと衣類を入れるっていうふうに感じちゃうと思うんですけれども、
実は着物っていうのはもともと言ってみれば結構な財産だったんですね。
昔のお嫁入りの時っていうのは、礼服も服だとか留め袖だとかそういう礼服も含めて一式持っていく。
それはやっぱり財産でもあったわけですね。
結果のお家から財産分与を受けてお嫁に行きますっていう感じ。
そもそも織物、染物っていうこと自体がとても手間のかかる手仕事でしたから昔は。
だから貴重品だったんですね。
なので本当に仕立て直しをしたり手入れをしたりしながら、最後は本当に小物になるまで。
ダメになったところを外して綺麗なところだけ使った小物入れみたいなところになるまで使い倒したわけですよ、着物って生地を。
戦時中とかの美容社で短物を過平的価値を持たせてお米と交換とか。
あれまさに過平的に使われてたってこと?
江戸時代も明治の初めもそうですけれども、新品の短物を買って着物を仕立てられる人っていうのは少なくて、
やっぱり古着屋さんがものすごく大きなビジネスだったんですよね。
そういうことですからやっぱり生地というのはいろんな方法で長持ちさせて使うし、今のように過平的価値というか要するに財産的価値があったっていうことですね。
なので火事なんかで燃えちゃったら本当に財産を失うわけですよ。
霧木の特性
例えば今だったら洋服をファストファッションのお店に行けば、あるいはコンビニに行けば割と簡単にTシャツが買えるとか着るものを着られるじゃないですか。
だけど昔はそうはいかなかったから火事なんかで着るものが焼けてしまうと本当に木のままで路頭に迷うっていうことになるわけですよね。
なので霧というのは実はそういった財産的価値がある着物あるいは財産的価値があるっていう文脈で着物以外の自分の財産を守るためにあったものなんです。
なので収納家具って整理するとか飾り棚用に飾るとかっていう機能とそれから保存するっていう機能があって今はどちらかというと整理するとか飾るとかっていったところに焦点が置かれるんですけど
この霧田夏に関しては中身を安全に保存する保管するっていうそちらに重点が置かれてるんですね。
そうするとまず火に強いってことすごく重要じゃないですか。
霧って実はすごく燃えにくいんですよ。
他の木に比べて。
他の木に比べて炭化するんですけど熱を加えると炭になるんですけどボーっと燃えるっていうことが他のものよりも燃えにくい燃えないわけじゃないんですよ燃えにくい。
なので例えばですねすごく昔の話になるんですけれども神戸の震災があったときあの時は火が結構出たんですよね。
それで私が大塚区にいたときの取引先のメーカーさん関西のメーカーさんだったんですけど火事にあって周りが燃えちゃいましたっていう霧ダンスを修理で預かってるっていうのを見たことがあるんですね。
そうすると火に巻かれてるので火って上の方に昇るじゃないですか。
だからタンスの上の方は真っ黒焦げになってるんです。
でもパカッと開けると中無傷なんですよね。
それは扉式だったんですけど扉の中を開けると全く無傷で中に火は入ってない。
表面は燃えてるけど中には。
表面が焦げてるけれども中は無事。トーストみたいなもんですよね。
そんなことあるんです。
昔はねあのバケツいっぱいの水を霧ダンスにかけて逃げると焼け跡にタンスが残ってるっていう風に言われたんです。
それは私は現実には見たことないです正直。
ですけども初めてそれに近いものを見たのが阪神淡路の震災の時で燃えたもの。
でもう一つ大きいのはですね水も入らないんですよ。
そうなんですか。
霧っていうのはあんまり触ったことないと思うんですけど柔らかい素材で湿気を吸うと膨張する。
湿気を吐くとちょっと収縮する。
木はみんなそうですけど乾燥するとちょっと縮んで水を含むとちょっと膨らむ。
霧ってとっても軽くて柔らかい素材なんですね。
なので加工がしやすい。細かい加工しやすいんです。
なのですごく精密に引き出しを作ることができて。
なので本体の中に引き出しをスッと入れると他の引き出しが開くっていうのを見たことあるかな。
ありますあります。それいいことなんです。
それは要するに機密性が高いというか一つの引き出しを押し込むとその空気が他の引き出しを押してるっていうことなんで
今押し込めた方の引き出しがピッタリだっていうことですね。
そこから空気が漏れないっていうことです。
それくらい精密に作られていてなおかつ湿気を含むと膨らむのでバケツの水を先かけるって言いましたけど
バケツの水かけても中に水入らないわけですよ。
即座に膨張してピチッと隙間がなくなるので中に水が入らない。
火事の時って実は火が出るだけじゃなくて消火の水もかかりますよね。
例えばスプリンクラー、これは前に経験したことですけれどもマンションって時々あるんですね事故が。
上の階の洗濯機が壊れて水が出ちゃって下の階に漏水するとか
スプリンクラーの給水管が破断して水が出ちゃうとか
そうすると水の中に、要するに部屋の中に雨が降る状態になるじゃないですか。
霧ダンスはそうやって濡れても中のお洋服っていうのは無傷なんですよ。水が入らない。
すごい水にも火にも強いってことですね。
機密性が高いってことは煙も中に入らないので煙臭くならないんですよ。
じゃあその今の時期って結構湿気も結構高いじゃないですか湿度も。それも大丈夫ってことですか。
入りにくい。もちろん引き出し開けたら中に入るわけですけれども
でもその湿気をかなりの分量を木が吸ってくれる。
木が吸って膨らむとそれ以上はもう中に外の空気入らないんですよ。
なので実は温度も霧の木材自体が空気をたくさん含んでいるので断熱性もあるんですね。
なのでよく外側が暑くなると中は蒸し焼きになっちゃうってことあるじゃないですか。
でもそれがないんですよ断熱されているので。
そうすると暑いとか寒いとかっていう時も中は外が寒くなっても中はあんまり寒くならない。
外が暑くなっても中はそんなに暑くならない。
湿気も同様でつまり引き出しの中が湿度とか温度をかなり一定とは言わないけれども変化の幅を小さくできる。
これが実は中の特に絹を中心とした天然素材を長い期間いい状態で保つということにつながるんですね。
それ聞くとすごく霧っていいなっていう機能面でもそうですし。
現代の家具デザイン
やっぱさっきおっしゃったような湿気の問題って結構日本が独特というか。
海外のそれこそチェストなんか見ても結構オーク材が多いようなイメージ。
オーク材も水をよく含んでいるから燃えにくいとかっていうのがあるんで
その椅子とかにも結構多く使われたりとか変形もしづらいとかっていうのであると思うんですけど
やっぱり霧っていうのになっているのは湿気っていうところも大きくあるんですかね。
海外のチェストはそれなりに精密には作られてますけど
霧段数ほど一つの引き出しを入れたら他が出てくるっていうほどの機密性っていうのはやっぱりそこまでは追求しないんですよね。
それだけいいのに浸透してないと言いますか。他の家具に霧を使うものが。それはなんでなんですか。
一つはねやっぱり戦後洋風化をした時にね
家の中にタンスを置くっていうのが90年代ぐらいからかな
クローゼットっていうのがね家の中に付くようになって追加でタンスを買うっていうこと自体が減ってきましたよね。
そして一番大きく変わったのは着るものが着物から洋服に変わって
畳んで引き出しに入れるっていうことがねあまりなくなってきてると思う。
そうするとですねやっぱり着物が一番長期間保存しなきゃいけないんですね。
例えば礼服も含めての礼服っていうのは毎日着るものじゃないじゃないですか。
で1回来たら2,3年開けないってことあるわけですよね。
でその間ずっとカビが生えないように傷まないように保管しなきゃいけないって話になるわけですけれども
今時は服を着物でっていう方もすごく少なくなっていますし
結婚式に留め袖を着るっていうのは本当に親族だけで
今となってはわざわざ着物じゃなくてもっていう方がすごく増えている。
そういうやっぱり着るものが洋風化する中で
切り段数着物がないからいいよねっていう感じで育てていくっていう
使う側の事情が一つと。
もう一つ作る側が切り段数って着物入れるものだよねっていう固定観念で作り続けちゃって
洋服用にそれをモデルチェンジするっていうことができなかったんですよね。
それもやっぱり一つの理由。
もう一つは霧自体が取れなくなってる。
昔は霧の木ですかね。
霧を栽培してたんですよ。
山に生えてるんじゃなかったんですね昔は。
わざわざ育てるんですか。
私この間本当にびっくりしたんですけど霧の一番の名産地って言われるアイズ。
昔は本当にいい霧といえばアイズっていう時代があったんですけど
今はもうだいぶ衰退してしまっていて
衰退したのをもう一回復活させようっていう動きを今アイズでは頑張ってやってるところなんですが
最盛期の昭和50年代の写真を見せてもらいましたら
それこそ本当に住んでる人の庭みたいなところに植えてあるんですね。
そんな近い場所に。
そして彼らは驚くことに霧が植えてあるところ畑と呼ぶんですよ。
霧畑栽培している野菜のように。
自分たちが霧を育ててるっていうもちろん意思があるんですよね。
おそらくそういうことだと思いますね。
大きく育てていくには年月が必要でしょ。
50年以上育て続けるって実は結構難しくて途中で枯れちゃうらしいんですね。
50年以上の大きくなるまで生かし続けることができるような生霊ができる人を名人と呼ぶわけなんですけど
要するに肥料のやり方とか水のやり方とかものすごく毎日毎日こまめに世話をしてあげなきゃいけないらしいんです。
長生きさせるために。
それが結局遠くにあるとできないじゃないですか。
だから住んでる近くで震えるんですよね。
そういうことか。
そうすると町の写真を高台から撮った写真なんですけど
家の間間に霧の木がばっとがってて霧って花が咲くんですよね。
きれいな紫色の花が咲くんですけど
町自体が紫色に煙ったように見える写真を見せてもらいました。
合図が育てやすい環境なんですかね霧を。
寒暖の差が激しいところの方が木目がはっきり出るんですね。
木目って夏の広がる成長が早いときと冬の成長が緩やかなときで年輪出てきるんで
それがはっきりするっていうのは盆地合図盆地というのはとても寒暖の差が大きいので
それで良いと言われておりました。
だから本当に火にも強い水にも強い湿気にも強い
この素材を今はもっと現代の生活で生かせるようにしようということで
栽培ももう一回復活しようといって努力してますけど
各産地でも洋風の生活に合ったデザインのものとか
あと表面がやっぱり塗装がされてないと汚れがつきやすかったり傷がつきやすかったりするんで
これはですね昭和の頃から外側だけを硬いそれこそオークとかね
チークだったりっていうそういう硬い木で表面を覆うっていうような
それがいわゆる一昔前に婚礼ダンスと言われたものですね
中は霧ダンスなんだけど外側から見ると洋風に見えてる
そういうものがかなりできてきていて
今はさらにそれをもっとモダンな感じのデザインにしたものとか
あとは霧のままなんだけどちょっと焼き色を入れたり色をかけたりして
ちょっとデザイン的に格好良くしたものなんていうのも出てきていて
非常に今たくさんの商品が出てきてますので試していただけるといいなと
ただ切り剤を使っていてもですね
霧段数の未来
例えばあったかい地方台湾なんかでも切り取れるんですよ
でもほぼ木目がないんですね
そういうやっぱりものだとどうしても伸縮の幅がちっちゃくなるので
鉋で精密に削るという加工もしてないことが多いです
だからある程度ちゃんと木目のある霧で職人さんが精密に作ったものの方が
さっき申し上げたような機能がきちんと出てくるので
そういうものを安心できる大塚家具のようなお店で買ってくれると
あれ最後PRみたいになってましたけど
これからさらに霧ダンスをもしかしたらいろんな形で楽しむ
そして見る機会も増えるかもしれませんね
ということで今夜の大塚組子の家具ナイトは霧ダンスについてのお話でした
というわけで家具ナイト最終回残りわずかとなりました
本当ですね何かあっという間に半年ってきちゃいますね
すごくいろんなテーマを扱ってきて
その度に川上さんがすごく話を深めてくださったり
それから原さんがついにインテリア好きになってくださったのではないかと
本当にもう組子さんの目の前でこんなこと言うのもあれですけど
そこまでやっぱり家具ってちょっとハードルが高いと思って
そこまで正直あんまり興味を持ってこなかったんですけど
でも川上さんそして組子さんお話聞いてると
すごいやっぱ家具の奥深さも感じましたし
そして一緒にお店にも行かせてもらって
やっぱり家具の歴史と見方っていうのも学べたので
興味を持ちまして椅子を買おうと思ってます
ついに
ついにこの度引っ越しすることになりまして
おめでとうございます
やっぱり椅子が2脚のうち1脚が本当にボロボロなので
新しい椅子を迎え入れたいなと思ってるんですけど
まだ決まってないんですけど
でもね間取りがもうわかるでしょ
私も実はちょっと見せていただきましたけれども
素敵な家具を置いたら
すごく素敵な暮らしが待ってるんじゃないかな
なんて思ったりしておりますから
楽しみです
豊かになりますからね
それをねやっぱり2人からすごくそれを学びました
やっぱりこうありたいという
自分の姿を実現するための環境ですから
こういう時間が欲しい私
こういう椅子を買えば
こういう時間がちゃんと作れるんじゃないかなとか
生活のイメージをしながら
ぜひ家具を考えていただきたいなと思います
やっぱりその自分を大切にしなさい
てくるみこさんにすごくこの半年終われてきて
だからカーテンの寸法も
ちゃんと合わせていただいて
でも今回今住んでるところで
多分長い窓になるんで
ヘアピンを外したら
ぴったりまた使えるのかな
いいじゃないですか
カーテンもちょっともう1個必要なので
またちょっと慎重しないといけない
その新しいものと前のものが
ちゃんとマッチするような色柄を選んでいただいて
それもご相談いただければ
ありがとうございます
すいません最後の最後に私の相談みたいになっちゃいましたけど
川上さんも本当に家具が大好きということで
川上さんの趣味みたいな感じで
この番組スタートしましたもんね
そうですね
わがままを詰め込ませていただいた番組でしたけども
どうでしたか半年
やっぱり新しく勉強させていただくことすごく多くて
僕は特に椅子が大好きなんですけど
家具の未来とコミュニケーション
椅子というある種権力というか
権威の象徴だったものが
いずれ時代と技術の進歩により
デザインが多様性を持っていって
それが文化になっていくみたいな
その流れを改めて感じることができて
やっぱり家具って時代を映す鏡だなと
素晴らしい名言が出ました
時代を映す鏡でもあり
自分がどう生きたいかみたいなところを
プレゼンテーションする一つのツールだなと思って
やっぱり素敵だなと思いました
半年じゃちょっと収まらなかったですね
来週が楽しみですね
来週はもうないんですけれども
でもいつかまたさらにパージョンアップしてやりたいものですね
またお二人にいろんなお話を聞けるのを楽しみにしております
この番組意味からウロコナイトですが
ご感想はカタカナでハッシュタグウロコナイトをつけてポストしてください
そしてこの番組はポッドキャストでも配信されています
お好きなプラットフォームでお聞きください
来週はコミュニケーションの専門家
アソボット代表の伊藤武さんとお送りする言葉ナイト
こちらも最終回となっています
言葉やコミュニケーションについて
耳からウロコナお話をしていきます
お楽しみに
耳からウロコナイト
今夜のお相手は原地役と大塚久美子と
RKB川上でした
それではまた来週お耳にかかりましょう
今夜だけウカレディオ
約1年ぶりの公開収録の開催が決定しました
タイトルは
今夜だけ超ウカレディオ3夜目
出演メンバーは小野水穂 余風 るの 土井風華の3人
2026年1月22日木曜日の夜西新宿なる劇で2回開催します
そして公開収録の模様は動画でも配信予定です
詳しくは公式サイトやSNSをチェックしてください
来場者プレゼントも準備して待ってますよ
わー私も行きたい
お楽しみに
29:45

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