シニアキャリアの時間配分
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は土曜日です。シニアキャリアに関することで、時間配分についてお話をしたいと思います。
まず、時間は誰にとっても平等に与えられている有限の資源です。
お金は使ってもまた稼ぐことはできますが、時間は戻ってきません。
だからこそ、どう配分するかを意識することがとても大切なのではないかと思います。
よく仕事と家庭のバランスが大事と言いますけれども、実際には理想的なバランスを常に保つことは難しいと思います。
つまり、バランスではなく、その時々に応じた配分の意識を持つことが大切だと思います。
ここで大事なのは、他人や環境に流されるのではなくて、自分が選んでいるという感覚を持つことだと思います。
例えば、同じ30分でも読書する場合ですけれども、何となく時間が余ったから読むのと、
未来のキャリアのための学び直す時間として活用するのとでは大きく意味が変わってきます。
もう一つ私自身の経験で言うと、私は息子が2人いますけれども、2人とも小学校の野球チームに入っていました。
その当時は小学校3年生から6年生まで、合計長男・次男に合わせて5年ほど休日出勤をすることなく、
土曜日・日曜日は父親コーチとして練習に参加していました。
そのおかげでと言いますか、その父親コーチをしていたことによって、息子たちとの時間というのはかなり確保できたいと考えています。
そのためには、私自身がよっぽど重要な仕事であれば私も行きますけれども、でなければ任せられる部分は人に任せて、
自分自身では家族との時間を大切にしたいということで優先したということです。
先ほど言いましたように、自分が選んでいたということです。
自分で時間をこう使うと決めるということが時間をコントロールすることにつながると思います。
ここから特にシニアのキャリアを考えるときには、学び直しや新しい挑戦のための時間をどう組み込むかが大切になってきます。
例えば1日のうち30分を新しい資格の勉強や情報収集に充てる。
休日の半分を趣味や地域活動に充て、それを将来の活動につなげる。
こうした小さな配分の工夫が数年後には大きな力につながると思います。
時間は限られているからこそ配分を意識することが質を高める決め手になると思います。
バランスではなくてその時の配分、そして奪われる時間ではなくて自分で選んだ時間として生活すること、
その感覚を持つことがこれからキャリアにとって人生にとっても大切になるのではないかというふうに私自身は考えています。
皆さんもぜひ今日1日の時間配分を自分で選ぶという意識で過ごしてみてください。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
今日のお話が何かの参考になれば嬉しいです。
それではさようなら。
