自分にかける言葉の影響
皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。今日は木曜日、未来に向けた準備について、少し自分の体験を交えてお話ししたいと思います。
私は以前にもお話ししました通り、製薬会社で営業部門にいました。営業部員として働いていた時期もあれば、マネージャーとして働いていた時期もあります。
その中で振り返って思うのは、自分の立場であればこうあるべきというべきの意識がとても強かったなというふうに感じています。
若い時は特に営業なら数字を出してなんぼというような考えがすごく強かったです。
そういう状況というのは、気力や体力が充実してうちは良いのですが、むしろ原動力としてなっていたと思います。
でもそれが思うように成果が出ないとなってくると、べきという言葉が自分をどんどんどんどん追い込んでいっていたような気がします。
自己肯定感も低くなっていくというような感じですかね。
そしてもっと頑張らないとダメだ。今の自分は役に立ててないんじゃないか。役割を果たせてないんじゃないか。
マネージャーの頃は部下に示しがつかないとか、そんなふうに自分自身を責めるようなこともあった経験があります。
頑張っているはずなのに自信が持てなくなっていって、先ほども言いましたように自己肯定感も低くなっていくような感じがあります。
そういう思いというのを今でも思い出すことがあります。
でもそういう時にこう考えてみたことがあります。
できじゃなくてどうありたいかということで動いてみてもいいんじゃないか。
そういうふうに考えた時期があります。
そういう考えを持つようになってから少しずつ変わっていった気がします。
やらなきゃという感じじゃなくてやってみようとか、結果を出さなきゃというわけでもなく成長につなげよう。
そうすると少しずつ気持ちが楽になっていって、そのことによって視野も広がっていったような気がします。
未来に向けた準備。
何か新しいことを始める前に今の自分に欠けている言葉を見直すことから始まるんじゃないか。
以前のことを思い出して最近はそういうふうに考えたりしています。
無意識にこうあるべきと自分を縛っている言葉があるなら、それを少し緩めてあげるだけで未来の考え方が変わってくると思います。
今日のあなたはどんな言葉で自分に声をかけていますか。
未来に向けての準備はまずその言葉から。
自分を支える言葉を選ぶことがきっと明日を変えることにつながると思います。
エピソードの締めくくり
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。