問いが思考を変える
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は、ちょっと朝、電車で
いつも通り資料を見ている時に、ふと 気になったことがあったので、その話をしたいと思います。
その内容は、
説問が変われば、思考も変わる、ということを、ビジネススクールに通っていた頃に、
学んだことを思い出しました。 その話をさせていただきます。
先ほども言いましたように、最初の説問が思考の方向を決める、というテーマになります。
一見当たり前のことに聞こえると思います。
でも私自身は、この話を聞いた時に、
最初はピンと来なかったんですね。 説問が変われば、思考が変わる。
私自身も当たり前のことを言われているような気がしました。 ただ、その時に講師の人が
ホワイトボードに最初書いてた説問の内容を
変えて書かれた時に、
その後に自分の思考が変わることに気がつき、
すごい衝撃、ショックを受けた、 ということがありました。
説問を変えることによって、こんなに考え方が変わるんだ、というのを本当に実感しました。
私たちは仕事の中で何か課題があると、 すぐに考え始めていると思います。
どうすれば売上が上がるのか、 どうすれば部下が成長するのか、
でも気づかないうちに、問いを深く考えずに走り出してしまうことがあります。
でも、その最初の問いの立て方で全ての方向が決まる。 そこを意識すると少し変わってくるかもしれません。
例えば、なぜ売上が下がったのか、という問いと、
売上を上げるための方法は何だろうか、 という問い。
全く逆の問いですけれども、逆の問いなので考える趣向は変わるんですけれども、
そこがどこにポイントを置くか、
下がった理由を知るために考えるのか、
それとも売上を上げるために何が必要かというのを考えるのか、
当然変わりますので、説問で考える趣向が変わるというのはわかると思います。
そうなった時に、今考えるべきことはどちらなのか、
下がった理由を知ることなのか、 売上を上げるために何をするかを考えるべきなのか、
そこが重要になってくると思います。
そして考え始めた時に集める情報とか、 うちでも全く変わってきます。
私はこのことをビジネススクールに通っていて、
学んだ時に、講師に言われた時に本当にハッとしました。
考える力というのは答えを出す力もですけれども、
どんな問いを立てるかというのが重要なんだというのを感じました。
それまで私は考えること自体に一生懸命になっていたと思います。
でも本当に大切なのは何を考えるかを決めること。
良い問いの重要性
ここを間違えるといくら考えても、 ズレた方向に進んでしまいます。
この気づきは仕事だけでなく、 キャリアや人生にも当てはまると思います。
この会社でどう頑張るかではなく、 自分はどんな価値を提供したいのか、
問いを変えると見える景色が変わってきます。
今日の話の内容をまとめると、
質問、思考の出発点。
良い問いが良い考えを導き良い行動を生み出す。
もし最近もやもやしていることがあるなら、 一度問い立てを立て直してみてください。
私は今何を問うべきだろう。
この一言が次の成長のきっかけになるかもしれません。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。
