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2025-12-25 06:36

腹落ちすると人の行動はどう変わるのか?


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サマリー

腹落ちすると、人々の行動はより積極的になり、意識的な問題解決が促進されます。一方、腹落ちしていない状態では、会議や意見交換の場でも盛り上がりに欠け、成果への依存度が高まります。

腹落ちしていない状態の影響
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、昨日少し触れた腹落ちや納得感について、もう少し踏み込んでお話ししたいと思います。
テーマは、腹落ちしたときとそうでないときで人の行動はどう変わるのか、です。
まず、腹落ちしていない状態について少しイメージをしてみたいと思います。
腹落ちしていないときとは、会議や普段の会話でも少し盛り上がりに欠けることってないでしょうか。
やった方がいいのはわかる。
必要なのも理解している。
でも、どこか気持ちが乗り切らない。
スイッチが入りきってこない。そんな空気です。
特にうまくいかなかった事例を扱うときに、その違いがはっきりと出ます。
腹落ちしていない状態だと、またうまくいかなかった。
次はどうしよう。何かいい方法はないか。
そういった話になるのですが、場が大きく動かないことが多いという印象です。
意見交換をしている。でも、どこか元気がない。そんな雰囲気になりがちです。
一方で、普段からうまくいかなかったことに対してどうすれば改善できるか。
自然に意見交換ができているチームもあります。
この場合は少し違います。
たとえ結果が出なくても、ミーティングでムードが悪くなることはないです。
なぜなら、うまくいかないことは前提。
前提というと当たり前というふうに聞こえるかもしれませんが、うまくいかないことを解決するのが自分たちだという考えが根本にあります。
そこから、じゃあどうするという姿勢が日常の中にすでに根付いているからです。
失敗や課題が人格や評価に直結しない。
だから冷静に話ができる。そして面白いのはここからです。
こうしたチームでも打ち手が見えないときは一気に元気がなくなります。
逆にこれならやれるかもしれない。この方向ならいけるかも。
という手応えが少しでも見えた瞬間、一気に空気が変わります。
そのため、そういったチームのメンバーはミーティングなどで自分の悩みを打ち明けることが楽しいという感覚も芽生えることがあります。
本当に空気が変わります。
そして打ち手が見えたときに表情が明るくなって雰囲気が前に傾く。
腹打ちしていない状態では打ち手の有無が元気を左右する。そんな特徴があります。
腹落ちしている状態の重要性
では腹打ちしている状態はどうか。
腹打ちしているときというのはやる理由が一本通っている。
この方向で進むと自分で決めている。そんな状態です。
だから少しうまくいかなかったとしても、じゃあ次はどうする?
まだできることはあるよね?と自然に立て直そうとします。
ですので元気やモチベーションは成果だけに依存していないという状態です。
私はここがとても大事だと思っています。
腹打ちしていないとき、うまくいくかどうかを軸になる。
でも腹打ちしているときは取り組む理由が軸になる。
だからうまくいかないと元気がなくなるのか、それでも前に進めるのか。
この差が生まれるのだと思います。
腹打ちって言うと精神論のように聞こえるかもしれません。
でも実際にはとても現実的な違いとして現れます。
例えばですけどアイディアが出やすい、ミスを責めない、会議が前向きになる、振り返りで責任論に陥らない。
こうした行動の積み重ねとして見えてくるものです。
最後にもう一つ、腹打ちしていなくても打ち手が見えた瞬間、人は動けるようになります。
これは人は弱いのではなく理由が必要な存在だからだと思います。
腹打ちしたときその理由が一本はっきり立つ。
だから人は粘り強くなり、めげにくくなり、少しずつ前に進んでいけるようになります。
今日は私の経験からそういった関連の話をさせていただきました。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。
06:36

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