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和田おはまです。このチャンネルは、証券会社で28年働き、
無愛の営業職で最高年収5000万円を達成した私が、
45歳からの投資マインドについてお話ししていきます。
今日は、「103万円の壁に思うこと」というテーマでお話ししてみたいと思います。
少し前に衆議院選挙が終わって、自民党が過半数を割れてしまってということで、
最近よく話題に昇っているのが、この103万円の壁というお話なんですよね。
名前ぐらいは、皆さん聞いたことあるかなと思うんですけど、
結局、大学生のアルバイトとか、
旦那さんに扶養されている妻が働くときに、
103万円を超えてしまうと、自分で税金を払わなくちゃいけなくなったりとか、
そういうことで、よくパートをされている方とかだと、
その103万円を超えないように、年末にかけて調節して、
そこを一つの大きな壁になっているというお話なんですよね。
ちなみにこれ、なぜ103万円かというと、
まず、基礎控除というのが48万円あって、
それと給与所得控除といって、
これは自営業の人でいう必要経費みたいなところですよね。
それが55万円ということで、それを足して103万円となるんですけど、
なかなか一般の人はそこまで詳しくないと思いますし、
私自身もCFPとかで、いろいろその時には勉強はしたので、
多少そういう税金の知識とかもあるんですけど、
でも結構忘れていることも多いので、
今回これが報道されたことで、いろいろ新聞に解説が出てたりとかして、
そういえばそうだったなと思ったんですね。
それ以外にも、例えば106万円を超えたら、
106万円とか130万円を超えたら、
社会保険料ですね、それを自分で払わないといけないとか、
あとは配偶者特別控除が受けられなくなるというのが150万とかですね。
実は壁というのは一つではなくて、
収入が上がるたびに、ここからはこれを払わないといけないとか、
そういういろんなステップにはなっているんですね。
ただ今回思ったのはですね、
そうやってたくさん並べてしまうと、
分かりにくくなってしまうので、
やっぱり今回ですね、
国民民主党が130万円の壁というのをドーンと出すことで、
すごくやっぱりインパクトがありましたし、
やっぱりこんな壁とこんな壁とこんな壁があってって言われても、
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なかなか入ってこないんですけど、
一つドーンと言われることで、
そういえばこういう問題すごく大事だよねっていうことで、
共感を得られたのかなと思います。
ただやっぱりキャッチーな分、
どうしてもそれ以外の背景だったりとか、
細かいところっていうのはどうしても端折られてしまって、
じゃあもう130万円の壁さえ突破できればいいのかっていうと、
そんな単純なものでもないですし、
やっぱり私自身は、いわゆる専業主婦の働き方というのは、
ほとんどしてこなかったので、
その分、自分でずっと厚生年金とかも払ってきて、
それが自分の年金になってということで、
特に年金の部分とかは、
自分が払えばその分は将来的には自分の年金として返ってくることなので、
何でも払ったら損みたいなのも、
ちょっと違うんじゃないかなって思います。
どうしても税金のことって分かりにくいから、
分かりやすくポンと言ってくれる人に、
じゃあこれがいいなってなってしまいがちだとは思うんですけど、
やっぱり背景だったりとか、
結局今回も、
税金を払わなくていい人を増やしましょうって言ってしまうと、
その分やっぱり税収が減るじゃないかっていうお話もあって、
ただ、なかなか一つの問題は表と裏というか、
裏の部分ってなかなか取り上げられなかったり、
特にテレビとか新聞とかって、
パッと見て分かりやすいとかっていうのが求められるんですけど、
本来税金の話とかは本当に複雑で、
私も全部分かっているわけじゃないんですけど、
これさえ解決すれば全部大丈夫みたいに、
あまりにも簡略化されるのは、ちょっと違うんじゃないかなって思いました。
これは投資の話でも一緒で、
今だったら新入社が始まって、
とりあえず新入社でオルカンやっとけばいいみたいな、
そういう言い切っている人とかも今年に入ってよく見かけたんですけど、
やっぱり8月とかにどんと下がったように、
リスクのあることだよとか、
誰にでもまずは新入社が一番いいわけじゃないよとか、
そういう一般論はみんな言ってくれるんですけど、
そうじゃないことってなかなか表に出てこなかったりするんですけど、
そういう情報もちょっと丁寧に発信していけたらいいなということを思いました。
ということで最後まで聞いていただきまして、どうもありがとうございました。
