近藤淳也
こんにちは、アンノウンラジオです。 今回のゲストは、起業家でラジオパーソナリティもされている関口舞さんです。
このインタビューは、当初、私、近藤が関わっている別の番組、
リッスンニュースのポッドキャスターインタビューとして収録しましたが、ポッドキャストに関わる話題にとどまらず、
関口さんがこれまで取り組んできたことや、起業家としての考え方などを深くお聞きすることができたので、内容的にアンノウンラジオのエピソードとして配信させていただくことになりました。
一緒にインタビューを行ってくださった杉部さんは、アンノウンラジオに初登場となります。
スタートアップ界で活躍を続けられている関口さんは、最近杉部さんの影響もあり、声日記も始めたそうです。
関口舞
そんな関口さんのこれまでの取り組みと、なぜ今声日記に取り組もうとされているのかをぜひお聞きください。
近藤潤也のアンノウンラジオ。
すぎべ
こんにちは。
今日はまたまたお客様が来てくださっております。
もういい声ですよ。
早く呼べって感じですね。
ポッドキャスト番組スタートFMをされている関口舞さんです。よろしくお願いいたします。
関口舞
よろしくお願いします。関口舞と申します。
すぎべ
いい声。
関口舞
ありがとうございます。
近藤淳也
いらっしゃいませ。
関口舞
はい、もう突然京都にやってきました。
近藤淳也
はい。リッスンスタジオにフラッとやってきてくださって。
関口舞
そうなんですよ。簡単に自己紹介させていただきますと、私スタートFMという
スタートアップとか企業などに関するビジネスカテゴリーのポッドキャストを3年ちょっとやらせてもらってまして、
実はその番組の初めての公開収録イベントが先日あったんですけど、その時にリッスンさんの皆さんにお手伝いいただいて、その後縁で
京都に素敵なホテルがあってスタジオがあると聞いたので私は、ああなんかね行きますみたいな。
普通そういうのって、私はいつか行きますって言って行かないじゃないですか普通そういう。盛り上がっといて行かない場合が多いと思うんですけど。
すぎべ
思ってました私はごめんなさいすいません。
関口舞
大抵そうなっちゃうことが多いだろうと思い、もうこれは早く行くしかないと思って、
特にねこれといってなんか用事があるってほどでもないのに、お二人に会うためだけに京都にやってきました。
すぎべ
ありがとうございます。
近藤淳也
先日のね、TIBで行われた、IBSのサイドイベントにもなっていたっていう公開収録に行かせていただいて、
そこでねお話したのがきっかけでしたけど、なんでそこまで思っていただいたというか京都に行こうって思っていただいたんですか?
関口舞
いやーなんででしょうね、なんか まあまず京都っていうのがなんか好きっていうのが一つと、なんかなんとなくですけど、リッスンチームの皆さんの雰囲気が好きっていう。
すぎべ
ちょっと待って、ちょっと深掘りしようかここ。
どういうことですか?
本当聞きたいですね、そこは。
近藤淳也
何が違ったんですか?
関口舞
いやーなんかあれなんですよ、たぶん私あのスタートアップ業界自体はもう10年ぐらいなんとなくいて、なんていうんですかね、
その都度その都度スタートアップ業界って言ってもちょっとずつその界隈が雰囲気が違うかと思うんですけど、
結構今の自分のモードとして資金調達を何十億円、シリーズ何、みたいなそういうところとまたその違った、なんて言うんですかね
関口舞
そのなんかポッドキャストとか、ポッドキャストってねその今すぐものすごい資本主義的な意味でめちゃめちゃ収益上がりまくる状況みたいなわけじゃないとは思うんですけど
近藤淳也
なんかそういう少しなんて言うんですか、そっちの側の界隈になんかちょうど今興味があのめっちゃある時期で
そっち側に見えたってことですかね。
関口舞
そっち側、いやあの。
すぎべ
そっち側じゃないんですか?
近藤淳也
あんまそうかも。
すぎべ
音声自体がね。
関口舞
とはいえね、それこそ近藤さんはもうだってね、バリバリの超もうウェブサービスのもうなんかね、大先輩のわけですけど、
なんかそういう方がこういう事業をやられていることも含めてなんか前からすごい興味があって
であの、杉部さんのポッドキャストも聞かせていただいて、なんか私なんか温かい気持ちになりまして
すぎべ
お母のほうですか?それともママのほう?
関口舞
ママのほうです。
すぎべ
ママのほうで、あ、よかったありがとうございます。
関口舞
よかった。
近藤淳也
でなんかねちょっとこういう、自分の心が動いたことを大事にしていこうとかいうふうに思って、嬉しすぎますね。
でもそのスタートFMはまさにそう柴田さんみたいな、なんていうかいつも成功されてきた企業家さんと一緒にやられてるじゃないですか。
関口舞
ほんとですよね。
近藤淳也
なんかそういう中でこう、もっと、なんていうかな、こう上げていこうぜじゃないけど、なんかそういうモードじゃないですか?杉部さん自身が。
関口舞
もちろん3年もやってるとそういうモードの時もあって、それこそ1回私が1年半前ぐらいですかね。
近藤淳也
まあもうねあの、よしと言って、会社作って資金調達しますとか言って、あのポッドキャストでもですね、資金調達することにしたんですとか言って、あの、なんかかまってちゃうみたいなことを、投資家の皆さんみたいなこと言ってですね、かまってちゃって、かまってちゃって、それがプールサイド?
関口舞
それがですね、実は違う会社だったんですよ。で作って、それこそ一緒にやってる柴田陽さんにもアドバイスいただいて、で陽さんもね、なんか出資を考えてくれたりなんかしている時期があったんですけど、実はなんかそれもしばらくやっぱりちょっと自己資金でしばらく頑張ってみようと思って、1年ぐらい少し頑張ったんですけどあんまりうまくいかなくて、で結局まあ誰からも調達もせずに、その会社自体はちょっともうなんかダメですとなりまして、みたいな時期も実はあったんですよ。
みたいな時期もあり、でそこからAIでなんかいろいろサービス作ったりっていうのをここ1年ぐらいやってたんですけど、それをやりながら、なんかこう最近はポッドキャストを何気なく続けてきたけど、ラジオ自体もね、私あのラジオ局でラジオも結構長くやってるんですけど、なんかこっち側の声を発信するとかいうことにも、なんかこうもうちょっとちゃんと向き合っていってもいいんじゃないかみたいなことを最近思っていて
近藤淳也
だいぶ真剣に今まで向き合ってこられたんじゃないですか?ラジオのお仕事とかもされていて
関口舞
向き合ってきたんですけど、なんかこう自分の中でですね、なんていうのかな、これは非常にあの言いにくい話なんですけど、なんかえっと、事業でもっと大きな結果を出していないと、なんかあんまり語っちゃ悪いみたいにちょっと思ってた節があって
近藤淳也
どういうこと?自分がってこと?
関口舞
そうです。もっとすごい人いっぱいいるのに、なんかえっと自分は自分なりにこれは結構うまくいったとか、これは良いものを作ったなっていうのはあるけど、いわゆるスタートアップ業界の王道の上場しました、大型M&Aしました、は別にやってないので、なんかそういう立場であんまりこう、なんかあんまりなんか言うのも、みたいにちょっと思ってた節が実はありまして
近藤淳也
それはラジオで喋る時にってことですか?それとも常日頃から?
関口舞
常日頃からそれを若干思いながらも、ただじゃあ黙ってればいいのに、それでいて、それでいて私結構頼まれたり呼ばれたりしたら嬉しくなって尻尾振って出ていくタイプなんで、それでこうなんか、でもなんかね、オファーいただいたからなんか行こうかなとか、そんなことをやって
自分、完全に自分100%自分からの発信っていうのがあんまりちゃんとできてなかったんですよ。柴田さんのね、洋さんのやつも、洋さんに頼ん、声かけてもらったから、なんかこうやって、そういうなんて言うんですか、自分の中で言い訳がというか、頼んでもらってるからやってますって言えるみたいな、なんて言うんですかね
近藤淳也
まあでも一応ね、確かに柴田さんは女性の方と組みたかったみたいなことをおっしゃってましたっけ?
あれ?そうでしたっけ? 違いました?
声があれか、声が男性同士だと聞き分けが難しいから的な感じ
どっちが喋ってるかわからないから、女性の方が聞きやすいかと思って、みたいな、で、声分けしたみたいなお話されてたような、気がしましたけど
すぎべ
なんか洋さんはラジオのプロですごい声がいいラジオのプロと組みたいけど、スタートアップのことも分かる人がいいという、ものすごい難しいその条件を持って探してたことによってずっと見つからなかったらしくて
ねえ、いたじゃん、みたいな。 しかもね確かに声の深さは違いますね。そうですね。だいぶ聞き分けはしやすいけど
そんなこと思ってたんですね。そうなんですよ。そうか。ちょっと、じゃあ、振り返ってもらいましょうか。何してこられたんですかっていうのを。
すぎべ
大学あたりからですか?え、めっちゃ遡る。もっと前ですか?幼稚園ぐらいから行きますか?遡りすぎ?
それは聞きたかったらどうぞ。 いや、私はどういうお子さんだったんだろうなから聞きたいです。大丈夫かな?これ10時間ぐらい行きませんから大丈夫かな?
責めますね。はい。お子さん。 子供の頃どんなことに興味があったりして、お年を重ねていって
ネット業界と言いますか、お好きっていう話はちょっとお伺いしたから、そこに行き着くまでにどういう経緯があったんだろうなっていうのはすごい興味がありました。
関口舞
ありがとうございます。確かになんかそれで言うと、まあ子供って言っても、例えばその中学生とかの頃とかで言うと
なんか私人にすごい興味があって、なんかこう割とクラスメイトとか人のことをすぐみんな素敵だなぁと思うがゆえにちょっとでも嫌われてるとすごいダメージを受けるんですけど
自分が好きだから。いじわるとかされるとめちゃめちゃダメージを受けるというのがまあ今もなんですけど昔から変わらなくて
それでちょっと中学の時に学校行けなくなっちゃったんですよ実は。まあ結構不登校だったんですけど。小学校は大丈夫だったんですか。小学校はギリギリ
なんか行きたくないなと思いながらなんとか行けてたんですけど。地方はどちらですか。群馬です。
で、えっと
学校休んでまあ暇だからインターネットをちょっと家のパソコンで触ってて
その時になんか私クッキー作ろうと思ってクッキーの作り方を調べてたんですよ。そしたらステラおばさんのクッキーっていう2チャンネルのスレッドがなぜかヒットしたんですよ
これがですねご存知の方はね全然いないと思うんですけど、のほほんダメ板って言いたかったんですよ
すぎべ
今のところなんか全然わからんけど面白そう。わからないけどすごいあの気になるワードがいっぱい出てくる。とりあえずクッキーの焼き方が本当に出てくるのかまだわからないですね。うんわからないですよね。
近藤淳也
のほダメって呼ばれてる板だったんですけど
関口舞
であの、なんだろうと思ってこう押したら全然クッキーのレシピ書いてないんですよ。あ、見つからなかったんですね。なんだっけあの山崎渡るデスピューみたいな覚えてます?わからん
近藤淳也
すいません、その辺ちょっとウトちゃうもん。ぬるぽ、ガッとか。あーそれぐらいわかります。わかります?
なんかそういう、まあ当時の2チャンネル特有のよくわかんないことをみんながダラダラやるだけのスレッドだったんですよそこが。ステラおばさんのクッキーというのはあくまで概念っていうかそのコンセプトみたいな。概念
関口舞
で私びっくり初めてそこであの掲示板ってものを見たんですよね。で何これ面白いと思ってなんかクッキーのレシピはどこにあるんですかみたいな書き込みをしたんですけど。書き込んだんですね。はいなんか。超面白い書き込みしましたね。びくびくしながら
そしたらなんか結構なんかまあちょっとディスられたっていうかなんか半年ロムレーみたいななんかまあ
現代の方はご存じないと思うんですけどロムレーというのはねあの黙って見てろという意味なんですけど
なんかよくわかんないけど怒られてる感じがするなぁと思って。なんかでも面白いなぁと。面白かった。怖ってならなかったんですよ。すごい新鮮だったんですよ。もう学校もうんざりだし
孤独だったので知らない人と喋れるのがすごい面白いなと思っちゃって。そしたらそのね一応ステラおばさんのクッキーってそれだけが私はそういうウェブサービスなのかと思ったら
板に戻るみたいなやつをしたらスレットがねそのノホホンダメ板のスレがブワー出てきて。そうですよね。2チャンネルですからね。はい。すっごいいっぱいあると思って
近藤淳也
悪の秘密結社っていうスレがあって。でもこれだと思いまして。これだと思ったんですか。はい。悪の秘密結社入りたいと思って。中1女子で。そうです中1女子。中二病の手前。中1。悪の秘密結社行っちゃったか
関口舞
でそこでなんかみんなコードネームを、コテハンドルネームをつけて匿名じゃなくて、なんかそれで交流してたんですけど、私まさかの本当にお恥ずかしいんですけど、姫子っていう名前でですね
プリンスの姫に子供の子。姫子ちゃんだったんですね。姫子ちゃんとして活躍を。ご活躍を。なんかそこででもみんなでのんびり、多分そのスレット人気がなかったからあんまり見つかってなくて
関口舞
いやぁインターネットめちゃめちゃいいなぁっていうのがねあったので
割とそれから先私あのウェブサービス作ってずっと2Cのサービス作ってきたんですけど
まぁなかなかね、2チャンネルレベルのものはちょっと作れてないですけど、やっぱりなんかあれが根底にどっかにあるんですよね
すぎべ
何? ちょっと私本当に心に来ると黙るんですよ。ごめんなさい言葉にならない
近藤淳也
2C向けサービスを作ってる方がよく来てくれますね。本当ですね。この部屋には。 あーそうなんですか。この間もね、しみこちゃんが。あの知り合いですか?
関口舞
お友達です。めっちゃあれです。なんだらもう心の友みたいな感じ。確かにちょっと似てるものがあるかもしれない。カテゴリー近いですよね。確かに。系統としては似てるかもしれないですね
近藤淳也
そうなんですよね。じゃあもう一直線にインターネットでサービス作ろうってなっていったんですか
関口舞
いやーただ、そんな思いをしたことは当然、大学生とかだってあんまりもう忘れてて。で、普通に私は広告代理店に新卒で入ったんですけど、バリバリの広告マンになるぜと思ったんですよ、当時は
と思ってたんですけど、また何かちょっと意地悪な人がいたりして、私が病んじゃってすぐ辞めちゃいまして
意地悪な人がいたっていうか、まあね、誰だって仕事してればそういうことあると思いますけど。で、会社辞めて
とりあえず自分にできることで受託とか、受託っていうかまあ起業したんですけど、その時になんかちょうどあれなんですよ、ソーシャルネットワークがマーク・ザッカーバーグの
Facebook創業秘話の映画がちょっと前に流行ったってことがあって
なんか、なんか悔しいなぁと思ったという
すぎべ
最高意識あるんですね。すみませんでも私、悔しいだけでかい。そこに悔しいと思えるってすごい。いや僕わかります。わかります?いやーすごい。そこに悔しいって、だってその、そこの世界に行けるって思ってないとそもそも悔しいって思わないですもんね。
関口舞
だからよっぽどね、あの調子乗ってるんだと思うんですけど。いやいやいや。なんか、ザッカーバーグ一応同世代、あの人が1個か2個上だと思いますけど、ほぼタメなんで
ほぼタメの兄ちゃんがこんなことやってんだわみたいな思って。しかもね、なんか、まあプログラムかけただけっていうか、別に何か持ってたわけじゃないですからね。なんかね、こう
多分大谷翔平さんとか見ても私別にうらやましいとか悔しいと思わないんですよ。もう別に一切関係ないし、自分があんなことできると1ミリも思わないけど
心のどっかで多分ザッカーバーグさん、ほんと失礼なんですけど、なんか本当に調子乗って申し訳ないんですけど、ザッカーバーグの方が頭いいし
開発もめっちゃできる人だから、すごいとは思うけど、同じ人間なんだから、私もそのね、100分の1でも1000分の1でも自分のサービス作って出すことはできるんじゃないかみたいな。
近藤淳也
かっけー。いやー思っちゃって。いいっすねー。思っちゃって。ちょっと同志やわこれ。
関口舞
そうなんですよ。そうなんですよってすいません。私、近藤さんのブログとか前から読んで、勝手に同志だと思わせていただいてたの。ほんとですか?ほんとですよ。
え?ほんとですか?はいはい。もう光栄です。いやもう光栄です。そうなんだ。
同志ですね。はてなさんもめっちゃ好きで私。はい。めちゃめちゃ、あの私のブックマークしてる大好きなブログで、はてなのやつばっかりですもんね。そうなんですか。
オタクやな。あれとかめっちゃ好きなんだっけ。カルト、カルト教団に入れてもらえなかった話ってやつがもう私一押しで。
さっきからパワーワードがいっぱい出てきて。ついてきてないでしょ。ついてきてないですよ、完全に。ガチオタなんですよ、はい。そうなんですね、はいはい。で、悔しくて。悔しくて、えっと
当時なんかウェブサービス作りたいと思って、なんかこう人間関係とか人と人のつながりみたいなところで何かできないかと思って、私が一番最初作ったサービスが
好きな人と両思いかどうか確認できるアプリというやつを作って、まあなんていうんですか、好きな人に告白して振られたら悲しいけど、両思いだったらいいよねみたいな
なんかもうマッチングアプリじゃなくて、既存の知り合い同士で両思いだったら教えてくれるっていうやつを作ったんですよね。単純にフェイスブックでログインして
ログインしたすでにつながっているフレンドの中から好きな人を一人だけ選んで、その時点では全く何も起こらず
ただ相手もたまたま自分を登録してくれた時だけ通知がいた。いいじゃないですか。結構いいじゃないですか。結構いいですよね。これ結構良かったんですよ
私は当時アホだったんで、当時確かフェイスブックのユーザーが全世界で10何…
10億人だっけなぁ、でしたっけね、いて。でまあ少なく見積もってもそのうち恋愛に興味ある人が半分として、まあうちのアプリは5億人ユーザー取れるだろうと思って作ったんですよ
すごい。でも結構リリースしたら、まあ私やっぱあの代理店に一瞬入ってたぐらいなんでPRとかプレスリリース書いていろんなとこに投げ込んだりとかすごい好きだったんで
それでちょっとこう話題にしてもらってユーザーがブワーって増えたんですけど、その8%の人にお思いになったんですよ
意外と多かったんです。で当時にやっぱLGBTみたいなその啓蒙っていうかあれ文化が今ほどあれがなかったんで
結構同性同士で使ってくれた人とか結構いたりして、性別とか別に限定してなかったんで
あれはね面白かったですよ。あの男性がアンケート取ったんですけど、男性が登録した女性のお相手
ナンバーワン、元カノ。で女性が登録したお相手、ナンバーワン、会社の上司
この世の祝図です。この世の祝図ですね。なかなか面白い分析結果ですね
でこのアプリめっちゃ これでもう世界を変えるぜと思ったんですけど
当時あのフェイスブックがログインした時のユーザーリスト、フレンドリストを取得するっていうAPAの機能を中止しちゃったんですよ
当時なんか結構友達リストに対してなんか変なの送るスパムアプリとか流行っちゃって
なのでそのフェイスブックでログインしてフレンドリスト一覧取得自体ができなくなったからアプリ自体がちょっとできなくなっちゃって
でもなんか私その時あの あれですねザッカーバーグに手紙を書いてですね
送ったんですよ。ちょうどザッカーバーグさんがご結婚されたぐらいの時期だったんですけど
あのちょっとザッカーバーグさん聞いてくださいと。日本人はシャイな人が多くて告白とか結構難しくて
あの こんなたくさんの人がうちのアプリで両思いになるの待ってくれてて
すぎべ
なんとかこう悪用しないんでうちにだけAPA使わせてもらえませんか すごい
関口舞
なかなかの行動力やな でも手紙ちょっと返ってこなかったんですけど当たり前ですけどね
近藤淳也
そうなんですか 届いたかどうかもわかんない 買収とかなかったんですかね
関口舞
売却 フェイスブックに いやでもそんなレベルのユーザー数がめっちゃいたわけでもないですし
まだ駆け出しな感じだったから けどまあそれでねなくなく閉じたんですけど
実はあれですよ本当に何年前かな 4、5年前にフェイスブックがそういう機能を出したんですよ
フェイスブックってやっぱりねその特にアメリカとかだともうあんまりなんか かつての同級生とか繋がって置いといてる人が多いから
その中から好きでしたみたいなやつを送れる機能 両思いだったらわかるみたいのを出したっぽくて
近藤淳也
ちょっと私先見の目やったよねーとか あるある すごいですよ
関口舞
ちょっとでも細かく気になるんですけど 8パーが両思いになったんですか 8パーが両思いになりました
高ないですかそれ 意外と高くて でこれなんでかっていうと多分普通にあれなんですよ
あの 同窓会とかで使ったりとかいうケースが多かったらしくて
言ってダメだと気まずくなるから言えないみたいな でなんかこれみんなでやってみようって同じコミュニティで言えば
楽しそう 不倫が起きそう ああそういうことか まあ
すぎべ
同窓会で使ったら確かにそうですね まあ確かに まあそれはまたね まあまあまあそれは別の話なんでね
関口舞
未成年とかは巻き込まなければね 大人同士どうぞって感じですけど なんか
あとあの 今だったらこれねダメかもしれないですけど一応そのねお相手のメールアドレスを
あとこれ これグレーはちょっと時効ですけどね あのお相手のメールアドレスを
運営にね伝えていただけると運営からその 誰かが登録したお相手にね
すぎべ
フェイスブックの中にあなたのこと好きな人がいますよというのは まあ行くようになってたんですね
近藤淳也
誰とは言いませんがフェイスブックのお友達の中の誰かが いいですね だからあなたも好きな人を登録したらもしかしたらマッチングするかもしれません
関口舞
それいいじゃないですかよく考えましたね いやもうねその頃からやっぱりそのね
なんかバイラルは本当に死ぬほど好きで あと結構あのシェア
シェアが ダメ元でですけど
関口舞
好きな人を登録しましたみたいな画面をシェアできるようにしてたんですよ これ
当時周りにいた子たちにこれ恥ずかしいからシェア誰もしないだろうって言われたんです けど私はなんかするじゃないかと思って
近藤淳也
案の定意外とですね すごいモテる感じの女性ほどシェアするんですよ
関口舞
これはすなわちあれですよなんかクリスマス前とかに ああ今年のクリスマスも一人なのかなとかって可愛い子がインスタに書くみたいな
心理ですと思うんですね 可愛い子が
このアプリで好きな人登録しちゃったみたいなやつをフェイスブックに書くとバーって その周りの男性ユーザーが入ってくるんで
近藤淳也
なるほど すごいなぁ
関口舞
バイラル すごいですね仕組みが いやー結構両思いそれでなって
近藤淳也
ちなみに私はならなかったんですよ 登録してたんですね
関口舞
その時ちょっと気になってる好きな人がいて
えっと 私はその人登録しその人もまあ当然交流があったからこういうアプリ作ったんですよつって
よかったら使ってみてくださいよって言って 使ってくれて使ってみたけど何も起こらないですねみたいな
あら ああそうですか全然でもなんか一応なんか持っておいてもらったらなんかあるかもしれない
近藤淳也
切ない 切ない 失恋やな
関口舞
私はいい子なんでもちろんねそのコードとかのあれを見たりももちろんしないですし
見ようと思ったら見れるけれども エンジニアさんのそれのねあれは暗号化してあれしてるので
あっマッチングしなかったねーと思って ちょっと面白い
セキュリティさん面白い 面白いですね 23? 23ぐらいの時に22か
近藤淳也
マジで? 面白い あれですねなかなか人間の本質をついてますね
本当ですかありがとうございます いやもうだってちゃんと使われてるわけだし
関口舞
実際それで人をくっつけてるって時点ですごい貢献してるじゃないですか いや本当に嬉しかったですねそれ結構あの
アプリがきっかけで付き合うことになったっていう人とかも結構いて お手紙とか来たりして
それは感謝ですよ何人ぐらい あでも手紙送られてきたのは一人で男性の方から来たんですけどその方が
幼馴染の男の子同士で付き合うことになったらしいんです それがやっぱどうしてもお互い言えない
っていうのでマッチングしてそのお付き合いすることになったっていうのがなんかすっごい私も感動しちゃって
なんかもう私は絶対このインターネットでなんか人間関係をなんかするのをやるんだとかその時思ってですね
いやいやいや
近藤淳也
ちなみにですけどこれちょっと言うと何か別なあれをもらうかもしれないですけど
その一人だけしか選べない方がやっぱいいんですか
いやーそこはですね本当に賛否両論あって
賛否あったんだ
関口舞
賛否ありました
近藤淳也
2位でもいいだろうみたいなの
関口舞
結構よく言われたのは10人ぐらい登録させてよとか
近藤淳也
10は多いけど
すぎべ
5ぐらい
近藤淳也
この3人のうち誰かから告白されたら付き合ってもいいみたいなぐらいの感じの時もあるにはありますよね
関口舞
あると思うんですけどね
ただその
あとその私1ヶ月間変更できない仕様にしてたんですよ
その好きな人の相手を
近藤淳也
へー
関口舞
なんかやっぱりその
まあさすがに今は
あのあれから10年経ったんで
私も価値観が広がっていろいろ
まあ大人っていろいろありますよねと思いますが
すぎべ
何年ですかねその
その10年の話もすごい聞きたいですけどね
なんか
関口舞
やっぱそのそこのハードルが緩くなればなるほど
マッチングしたとしても
なんか嘘なんじゃないかとか
この人なんかこう
いけそうだと思って
最近私っていい感じだから適当に登録したんじゃないかみたいな
すぎべ
とりあえずみたいな
関口舞
疑心暗鬼になっちゃうと
マッチングの喜びが減るかなと思いまして
もうなんかね
本当に好きな人ができる
ガチで恋してる時は
その人のことばっかり考えちゃうでしょ
という思想で
そんぐらいで使ってくださいね
みたいな感じで
えーっていう人もいれば
それがいいねっていう人もいればね
賛否両論の中で
やっぱプロダクター尖ってた方がいいだろうと思いまして
その
近藤淳也
いやーなんかちょっとイメージが
すきぐさんのイメージが変わってきたというか
ほんまにその
もともとイメージなくないですか
関口舞
はいそんなに何言ってないですけど
近藤淳也
なんていうかあれですね
いやその一人だけしか選べないとか
一回設定したら
1ヶ月は変えられないみたいなところに
すごい真面目さというか
誠実な感じ
すきぐさんなりの人への思いっていうか
こういう人間関係をしてほしい
関口舞
みたいなものを感じます
近藤淳也
そこの設計に
めっちゃ面白い
関口舞
あれはね面白い
我ながらもうね
10年も前に作ったアプリで
もうねすぐ出して
ちょっとしてすぐ閉じちゃいましたけど
我ながらいいアプリだったな
近藤淳也
そうかでもそれがじゃあ
API使えなくなって
ザッカーバーグからも返事が来なくて
続けられなくなったってことですか
関口舞
そうなんですよ
続けられなくなったんですけど
やっぱりそのマッチングとか
自分が作ったアプリで
人と人がそのお付き合いすることになった
がもう自分的に嬉しすぎて
当時その頃にちょうど
Tinderとかがね
めっちゃ流行り始めた頃だったんで
これはマッチングサービス挑戦しようとか思って
松村君っていうですね
人工知能博士のことを当時出会いまして
であの会社共同創業したっていうのが
近藤淳也
2014年とか
関口舞
10年前か
はい
近藤淳也
でした
でした
関口舞
そのサービスはどうだったんですか
えっとその共同創業して
えっとまあいろいろね
関口舞
杉部さんのママが自分を取り戻すラジオを聞かせていただいて
こう率直にというか企画っぽくなく
何かに役立つ情報ですとかじゃなく
喋るのってなんか素敵だなと思って
近藤淳也
嬉しい
すぎべ
嬉しいです
関口舞
始めた一番なんか最初のきっかけってどういうとこだったんですか
すぎべ
一番最初はあの私がもともとはポッドキャストもともと好きで聞いていて
でそれぐらいのタイミングでコロナでリストラになりまして
自分で何か始めようかってなった時に
まあいろいろ考えた結果
お母さんのコミュニティが作りたいなってなったんですよね
でそのコミュニティに来てもらう人を集めるためには何かしなければいけないってなって始まったのがポッドキャストだったんです
だけどポッドキャストやってたら楽しくなっちゃって
もう集客とかそういう意味じゃなくて
ポッドキャストが単体でどんどん広がっていくみたいなことがあったので
今は集客っていう感じではちょっとないんですけど
関口舞
やってるうちにじゃあもうそのポッドキャスト自体が目的というか
すぎべ
その楽しくてっていうところですよね
そうなんですよね
関口舞
いやーめっちゃいいなと思って
なんか私人のブログとか読むのが元々すごい好きで
それこそねハテナブログとかなんかもう最たるものですけど
マジで好きなんですよ
ガチで結構私ブログオタクで
でどんなブログが好きかっていうともうあのためになるとかじゃなくて
ほんとどんだけその人が本当に思ったことを書いてるかっていうのがめちゃめちゃ私は刺さるポイント
文章うまくなくてもよくて
たまになんかキラリと光る
すぎべ
この人は本当のことを書いてるなっていうのを見つけるとめっちゃもう過去遡ってその人の全記事を読んだり
近藤淳也
声に聞き向きかもそれは
関口舞
テキスト大好きやっぱ私2チャンネルだったのもあって
なんかそう人の本当に思って言ってること
特にハテナとかだと匿名なこともあって本音が集まりやすいじゃないですか
でめっちゃそれが好きでそういうのばっかり読んでる一方で
結構自分はあの文章で書くときは結構書けるんですけど
思った通りに喋ってる時も全然素直に喋ってはいるんですけど
ついオブラートに包みすぎたり
まあ誰でもね今時みんなそうだと思うんですけど
各そのSNSによってちょっとキャラが違うとか
でなんかこうもうちょっとこうね
ストレートにちゃんとこう思った通りのことを喋れる場所がないとなんかあれだなぁみたいな
近藤淳也
楽しみこれは人気ポッドキャストが生まれるのでは
すぎべ
人気声日記ポッドキャストが
関口舞
いやでもあれなんですよ
私あの実はさっきついさっき第1話目をポストしたんですけど
あのこの第1話目のやつもうねテイク3ぐらいなんですよ
なぜかと言いますと1個目と2個目が
あのこれいいのかもしれないけど
喋ってるうちにだんだんなんか乗ってきて
本当に最近なんかすごい辛かったこととかが喋ったりとかして
もうなんか涙雲に乗ることになっちゃって
すぎべ
でもいらっしゃいますよね
近藤淳也
いやいますいます
関口舞
1話目からこれっていうのと
近藤淳也
いいんじゃないですか
関口舞
プラスまたこれね私のこうよくも悪くも忖度癖が発生して
ちょっとここで言及したことが個別具体性がちょっと高すぎて
当該人物が聞いたらどう思うかとかですね
みたいなことが
まあ多分こういうのってやってるうちに
だんだん慣れてくるんだと思うんですけど
いくらなんでもちょっとみたいになっちゃって
取り直しみたいな
だからちょっとこれもうこっからだなみたいな
近藤淳也
あれも確かにマッサンっていう名前でやると
結構聞きに来るのかな
すぎべ
聞きに来られると思いますし
私が声日記するのと
まいさんの立場とか
これまでの関わってこられた方々とか
いろんないろんなことがある中で
お名前出してされるのってちょっと違う
それは近藤さんもそうだと思うんですけど
やっぱり違うのかなっていうのはすごい思ってます
近藤淳也
でもあの声日記はよくも悪くも
少なくとも他のプラットフォームとかにも配信しないと
そこまでは最初は聞かれないので
関口舞
そうですよね
近藤淳也
なんかそれでペースをつかんでいくっていうか
それこそ数を出す練習じゃないけど
関口舞
そうですよね
すぎべ
出せてきたら他のプラットフォームに出すっていう感じ
近藤淳也
数とかもありかもしれないし
言ってやっぱり最後の方までちゃんと聞く人って
関口舞
そんなに多くないと思うんで
近藤淳也
ここまで来てくれてありがとうぐらいの感じで
僕は喋ってますけどね
逆になんかそこでしか来てない感情ぐらいのしとかないと
来てくれた意味もないっていうか
連絡事故みたいなことだけ言ってるだけだと
なんか読めばいいってなるんで
すぎべ
業務連絡みたいなことに
近藤淳也
そうそうそう
どうやったらここで聞いてよかったってなるかなってなると
やっぱ気持ちをどこまで出せるかかなみたいな気はしてて
関口舞
そうですよね
本当にだからブログとかエッセイの声版って感じですよね
なんかねすごい面白い領域っていうかジャンルだなと
近藤淳也
楽しみですねどうなるか
関口舞
ありがとうございます
近藤淳也
でもお話上手なんで
関口舞
いやそんなことないですよ
近藤淳也
そういうのあるんですかね
上手に話すこともできるから
そこでどうやってこう素を出していくかみたいな
関口舞
いや本当にすって難しいですよね
すぎべ
どうですか?
近藤淳也
そりゃ杉部さんはかなりお上手だと思いますけど
すぎべ
私本当にちょっと声抜き控えようかなと思ってるぐらいなんですよ
あまりにも素を出しすぎて大丈夫かなっていう
パブリックイメージ大丈夫かなっていう風になってるぐらい
最近出してしまってるんですけど
ゴミ箱の中に手を突っ込みながら
探し物をしてしまったりとか
駅から家まで歩く間で喋ってたりとかするんですけど
関口舞
じゃあ外で歩きながら
すぎべ
外で歩きながらイヤホンに向かってとかもあるんですけど
そうなってくるとちょっと私多動気味なので
考えてることがポンポンポンポン飛んだりとか
パッて目に入るおばあちゃんと
こんにちはみたいな言ったりとか
関口舞
めっちゃいい
めちゃめちゃいいじゃないですか
臨場感あって
すぎべ
臨場感はあるんですけど
近藤淳也
虫叩いてましたよね
関口舞
カーモン叩いたりとか
お化粧しながらおすすめです
お化粧しながらママイクをおくなりイヤホンして
すぎべ
したりしてますけどね
生活音も入りますけど
近藤淳也
すごいですね日常生活に組み込まれてるんですね
すぎべ
収録が
だしタイトルがおかんの話なんて誰が聞くなんで
一応前提として
こんな話誰も聞かんやろっていうので
話してるっていうのはあるかもしれないです
だから聞かないでいいって言ってるんですけどね
近藤淳也
なるほどね
すぎべ
聞くならママの方聞いてくださいとは言っている
これはリスン的にいいのか悪いのかわかんないですか
関口舞
なるほどいいですね
そうやってちゃんと習慣化していくとね
絶対なんか自分の中で変化とかも
絶対こう起きてきたりとか
なんかこう今ってやっぱ
よし取るぞ
ふーみたいなやっぱあるんで
だんだん慣れてくるんだろうと思うんですけど
はい慣れてきます
慣れてはきます
ただ本音をそこで出しすぎて
すぎべ
なんて言うんでしょう
関口舞
本音を出すことに慣れすぎて
すぎべ
人と対峙した時に
これって私本音出しすぎてないか
みたいなことも
なんかある気がしてるんですよね最近
関口舞
でもそれいいんじゃないですか
だってその方が嬉しいですよね
なんか相手はよっぽどなんかやばいこと言うよね
太ったとかめっちゃ言われたら
あーって思うけど
それでもそんぐらいは別にいいか
実際太ったはいうんみたいな
わかる?2キロ太っちゃったんですね
女の子にそれ言われても全然
はいって感じだけど
すぎべ
なんかねあの最近読んだ本で
A面とB面
人間のA面とB面って話があって
A面は結構思考の方で
B面はその方はA面とB面っていう風に
表現されてたんですけど
A面は思考の方で
B面は結構感情の方だったりとか
自分のコアな部分とか
本質的な部分
社会に出たりすると
子育ても含めてですけど
そのA面のその賢く動く方が
すごく動きすぎてしまう
綺麗に話そうとか
聞きやすいように話そうとか
社会的にこうしといた方がいいよねとか
こういう表情を今しといた方がいいよね
っていうスキルも
どんどんついてくるじゃないですか