そうですね。ポスターもそうだし、ソーシャルメディアでの映像の作り方とか、YouTubeの政党のCM的な動画も作るじゃないですか。
あとウェブサイトのデザインとか。
本にも選挙ポスターの観察の章が。
選挙ポスターについてのを書いたのが、5章で書いてます。
なんかこうちょっとざっくり広告に表彰されるできる男像っていうのについてお聞きしてもいいですか。
具体例で紹介していただくのがいいかなと。
できる男っていう言葉自体が広告的なものから、なんかみんななんとなくぼんやり思い描くようになっているものだと思うんですね。
でも画像検索をすると、できカタカナでる平仮名で男で検索をすると、だいたいスーツ姿。
ビジネス系のPR記事とか、あと啓発系の本とか、そういう形で出てくるものがすごい一様だということを前から気にはなってたんですよね。
改めて見るとちょっと面白い。笑っちゃいますよね。
この幅の狭さは一体何?って思っていたことは前から思ってたんですよね。
その中で項目として何がその要件なんだろう?みたいなことを考えるようになり、
なんか短髪で引き締まって、背が高くて、都会で働いてて、なんかあるじゃないですか、そういう。
引き締まって腹筋が割れてて。
なんか何かしらそういう集合的な、みんなだいたい持っているイメージみたいなものを注意して見るようになった。
全体としてのルックだけじゃなくて、何やってるんだとか、どういう態度なのかとか、ポーズなのかとか、
そういうことで細かく記述するようにしたのが、今回の本の最初の本、観察の初見ですね。そういうふうに書いています。
例えば、背景高層ビルおじさん。
いや、おもろい。
あのですね、ビジネス系の記事とか、求人とかですね、サプリとか、あと企業の買収系のとか、何かしら背景に都市景観が張り込まれて。
確かに。青空の下にバーってビルが。
私が一番気に入っているというか、兼型だと思うのが、求新ってあるじゃないですか、期付同期のやつ。
あー、求新。
求新ですけど、あれで40代のサラリーマン的な人が。
これなんかサプリ的なものなんですか?
そうです。日常にはストレスが潜んでいるみたいな。
変化する日常には新たなストレスが潜んでいる。
で、書いてあって、40代くらいだかのサラリーマン役の方がいて、その後ろが背景に高層ビルがあるっていう。
これが電車の窓とか、扉のガラスのとこに貼ってあります。
貼ってある、ある。
あるね。
これ見ながら通勤するんだよなって。
必ず都市に出て、ビルまで来て。
そうか、満員電車で通ってる。
それはそういう呪いをかけてるなと思いながら見てた。
そもそもこの、どこにいるんですかね、この人自体は。
オフィスじゃない?
見下ろしてる。
見下ろしてるポジションにいるんだけど、この人は見上げられてるんですね。
下から煽られてますね。
下から見上げるっていうのは尊敬すべき人ということなので、そういうわざわざ通勤して高いところまで行ける人は尊敬されるよっていうメッセージが。
タワマンみたいな話なんですね。
アングル、下から撮るかみたいなのは。
もう一個その。
M&A仲介会社の。
全然詳細が違うのに、こんだけ似てる。
あとなんかドーベルマンみたいな犬が。
これはだから、おじさんの隣に大型犬がいるんですけど、つまりその犬が飼える家を持ってるっていう。
あ、これ家?
家を持ってる人ですよね。
このおじさんは。
でもスーツの犬。
野良犬ではない。
そうなんです。汚れるよって思うんですけど。
これ結構シチュエーション謎ですよね。
謎なんですけど、そのドーベルマンが飼えるだけの何かを持っているおじさまが背景に高層ビルが背負ってる。
ステータスの。
ステータスです。
象悪してるっていう。
それがさらに視点が上がると、高須クリニックの院長みたいになって。
ヘリコプター。
ヘリコプターからの。
空撮系の。
空撮系の。
やっぱ空なんだ。
その支配とか、やっぱり多く把握してるとかっていうのはすごい男の人らしいタイプ。
そうですよね。
やっぱこの一歩をこうやって引くと急にコミカルに見えてくるっていうのが単体では溶け込んでるじゃん。
そうなんです。
これ分類して名前をつけて観察した途端にこうなんか。
これ最高なんだよな。
他にも、多分これが一つの成功やステータスとしての高層ビル、犬みたいなのだとしたら、もう一個はちょっとこう立地的なデータを手にしたり指差したり。
データやグラフを手にしたり指差したりしているっていう。
というジャンルが。
あるんですよ。
なんか抽象的な。
これちょ笑った。
この林健人さんのなんか。
そうですね。
指先から世界に繋がるみたいな。
これデータをスクリーン越しに林健人さんが捉えられていて、その隣に指先で世界に繋がる。
FX。
FXも投資とかだから。
投資とか不動産系って。
サート的なものが。
サービスとか具体的に示さないものを数値とかデータを掌握してる男性で表すんですよ。
男性らしい。
男性っぽい感じ。
必ず男性。
男性ですね。
女性が何か抽象的な形状を手に乗せてるのあんまり見たことない。
確かになんかハートとかのなんかよくわかんないモチーフとかは見たことある。
抱えるとか優しく包むポーズは女性がするんですけど、地球儀とかなんか。
確かになんかこう抱いてる。
抱えるは女性はするんですけど、手のひらに指を広げて何か抽象的な形状を乗せるのは男性です。
この下の向井治さんの。
ACN。オフィスイノベーター。
オフィス系の分割所有かな。不動産系のサービスで。
こういうのが一番よくあるのが新幹線のプラットフォーム。
場所としては。
だから出張するサラリーマンの人に向けた空間が多い空間。
なるほど。
交通機関も移動距離が長いとか経費がかかるほど男性が利用するっていう設定なんで。
あれはどうですか。タクシーとかも。
スカイはどうする?スカイ。
スカイも。
スカイ株式会社。
スカイも。
藤原達也。
あれも新幹線で見ませんか。
確かに。タクシーと。
空港。
あれ昔から不自然だったもんね。社長と藤原達也仲いいのかなみたいな。なんでこんな藤原達也に。
確かに。
このなんかこうなんて言うんですか。青い気化学的な空間にいるっていうのも多くないですか。
確かに確かに。
スカイもなんか。
そうだね。で後ろからピューみたいな。
なんか出てる。しぶきみたいなのがなんか出てる。
データを感じさせるようなものですよ。
確かに。
何かを司っているっていう。
そうですよね。
あとやっぱ青ですよね。
青っぽいですね。
確かに。
クールさとか立地性みたいなものを男性と結びつける。
あとだから空も青ですね。
確かに。
当たり前だけど。
これなんかちょっと宇宙空間みたいなものか空か。
そうだね。
で文字はなんか青ですね。
そしてこっちも最高だよね。このロボットのように量産される男性っていう。
女性もこれあまりされないのが、同じ人が繰り返しコピーペーストで合成される。
これ最高。
すごく多いです。
このズラーみたいな感じの。
一つはこれはプログリットですが、ホンダケース系が英語スクウェルでたくさんいる。
スーツのホンダケース系が。
あともう一つがこれなんだこれ。
玉城ひろしさん。
これ転職エージェント?IT系の。
コピーが、つぶぞろい品質。
やっぱこうなんかロボットじゃないけどね、やっぱハイスペックな男性、性ぞろい、つぶぞろいみたいな。
なんか悲しいですよねちょっと。
確かに。
個別具体のなんか。
個人じゃないですか。
要素は創業とされてる。
怒っていいと思うけどね普通に。
非人間化されているんで。
確かにもうコマの一人みたいな。
よくそれでいいって言いますよね、主は、広告主は。
でもやっぱこういうのってやっぱその、ポサっていうのがさ、結構俺も昔ほらデザインとかをやる会社にもいたからさ、
クライアントってさ、なんつーの、最終的にはなんかこういう感じみたいなのがさ、前例としてある方がさ、安心するみたいな感じってあると思うのよ。
だから、なんか作ってる方もさ、いろいろ最初は案出すと思うんだけど、なんかこう、それっぽい感じにさ、やっぱ修正を経てなっていくのかなみたいな。
リファレンス。
広告って秒でわかるように作ることを続けているので、やっぱ伝わりやすいやつはずっと繰り返されるし。
そっか、ロボットのように量産される男性。
本田圭介のこのコピー&ペーストは、並んでる行列っていうことが言いたいんですかね。
そう、まあそれだけ人気があるよっていうことと。
あ、そうか、2ヶ月待ちの英語スクールってコピーだもんね。
そうですね。
本田がずっと並んでるって怖いよ。
怖い。
本田圭介さんと言えば顔の圧が強いから、それが増幅されるだけでみんな見ちゃう。
この濃くなりますもんね、その濃度が。
そのプログリッドのサービスの方も、この本田圭介製みたいなものをうまく使ってるってことですよね。
それが、だから最近やった。
なんかパルタ感みたいな。
ゾスと結構結び。
ゾス味ですね。
やっぱ短期間で成果、結果がちゃんとやれば出るぞみたいなさ、そういうノウハウをおそらく売り物にしてるはずで、すごく合うよね。やっぱ鍛錬してきてさ。
確かにアスリートっていうのがなんかストイックなイメージと結びつきやすそう。
いや、このロボットの世に量産される男性はすごいゾスな世界ですよね。
確かに。
まあそうだね。
基準を満たしてないとダメだよっていうメッセージでもあるわけですよ。
基準を満たす。
なんか資格を持ってるとか、知識とか技術でここまでは最低限できるみたいな。
じゃあこれは競争みたいな、競争させられてるみたいな感じですか?
競争の舞台というか、場に上がるためにここまでは全部揃えておけっていう。
そっかそっかそっか。
それはもう前提だからみたいな。
人材としての最低限備えておくべきスペックをちゃんとここでは身につけられますよみたいな感じとかも歌ってるのかもしれないですね。
まさに市場。人材の市場に出る。
個性いらないよって言ってるような感じもするけど。
そうですね。
まあやっぱそうなんじゃない?分かりやすくこういう力を持ってますっていうさ。
めちゃめちゃドゥーイングの世界って感じがするしね。
あとあれじゃない?極めつけみたいなのもありますよね。このただおじさんがいる。
そう、ただおじさんが映ってる。これも不動産とか税理関係。
つか育ってるのは俺たちであるっていう。
意思決定層。
そう意思決定層。だからファイナンス系でもプランナーとか顧客対応とかだと女性も毎度出てくるんですけど、
中枢にいて管理してるのは俺たちっていう。
信頼ができそうみたいなのを伝えたい。
信頼と実績みたいなものをおじさんによって表彰しようとするっていう。
伝統もあるみたいな。
こういうのって結構あるし炎上しがちじゃないですか。
例えば政治家のポスターだとか、男だらけの、こういうのは分からないですけど、市長がなんか全員おじさんの市長でさ、
私たちは女性活躍を推進しますみたいなさ。
M1の広告もそうだしさ。
集団になるとそういう批判も出てくるけど、例えば1人とか2人だったらそういう批判はちょっと難しいじゃない。
もちろんそうだね。
そうだね。例えばこのアサックス、不動産投資ならアサックスポスターだと、青い背景に2人おじさんがただいる。
これはあれなんですかね。ストックフォト的なあれなんですか。それとも本当にこの社長さんが撮ってるんですかね。
そして小林さんも本で書かれてたけど、結構白人でみたいなのも多いですよね。
だから本の中で取り上げているのは、白人の人って背が高い前提なんですよ。なので写真撮れるときに肘まで入れます。
なるほど。
見る側からして背が高いよっていう。
そういうことか。
そうです。肘まで入るっていうのは、見る側からすると自分より背が高いっていうことの印象付けなんですね。
なるほど。
じゃあちょっとそのハイクラスな方を見る目になるってことですか。
遠くからちょっと距離を置いて見上げてるっていう感じになるんですよ。
やっぱりそのアングルとかも。
距離感とか。
大事なんだ。
男らしさのアセットって、賛成党のポスターでも言いますけど、背が高いっていうのはめちゃくちゃ項目として強いんですよね。
なるほど。
やっぱ背が高くてちょっとこうがっしりしていて、引き締まっててみたいなのが何か頼りになるとか、ちゃんとできそう。
私はもうそれ威圧しか感じないんだけど。
そうですよね。
なんかそういう感じで、結構ほらこの本にはさ、いにしえのファイト一発みたいな。
リポビダン。
リポビダン的な世界の男らしさとかもさ、あと古くは24時間戦いますか、リゲインとか男は黙ってみたいな世界とか。
結構時代を。
そうですね。特に最初に飲料の広告をリゲインもそうですし、リポディーもそうですし、あとカンコーヒーとかも取り上げてるんですけど。
一番広告として目にする量が多いんですよね、飲料の広告って。
自動販売機とかコンビニとか。
やっぱその商品のイメージっていうかブランドパーソナリティと呼ばれたりもしますけど、それが人物とすごく結びついてる。
だからコーヒーとかカンコーヒーボースだったらトミリー・ジョーンズとか、ジョージアが山田孝行さんとか。
商品自体ジェンダーはないけどなんか帯びやすいですよね。
帯びさせてるわけですもんね、ある意味ね。
だからあの強炭酸水広告で検索するとだいたい男性が。
渋気がない。
渋気とか。
スーツ。
スーツ着た男性が後ろには渋気を背負って映る。
確かに。
これ背景の何かですけど。
面白いなあ。
なんかちょっと肌はギラッとさせたライティングですね。
固くしますね。
固くするの。
固くするの。
やっぱそういう写真の技術を知った上で広告見るとうわーってなるんだろうね。
解像度上がりますよね。
小林さんの出身はだからアートで写真論みたいなところ。
そうですね、写真の歴史とかそういうのをいろいろ見てきたので。
だからこそのこの解像度っていうことを読み解きっていうことなのかなっていうふうにすごく思いましたね。
この解像度では読み解けないよね。
男は仕事で女の人は家事育児ばっかだなとか分かったとしてもさ、それが見下ろすような構図とか見上げるような構図とか。
これって想像の話なんですけど、広告を出す側っていうのは別にそこまで言葉にしてるわけじゃないですよね。言語がしてるわけじゃないですよね。
なんとなくこういう感じだから男にしようとか。
慣習というかもうそこは無意識で結構選んでるようなところもあるわけですね。それが良いとか悪いとかって話ではなく。
もうそれでやってきたんだからそのまま変える理由がない。
例えばリポビタンディファイト一発だって40年ぐらい駆けのばらせてるじゃないですか。
確かに。もうなんか手が繋がるか繋がらないかみたいな。
それやらないと作ったことにならないぐらいハルシュの方を作ってきたの、それもブランドの力だから。
それは確かに。
もうそれ変えるとかちょっと意味が分からないってなりますよね。
そりゃそうですよね。それですいませんちょっと今差し込んじゃうんですけど、今の話してきたところのスライドをビデオポッドキャストで見れるようにしてあるんで。
後から説明するのどうなんだって話なんだけど。
もし見たければちょっと戻って見ていただければ、一応それに話に合わせてスライドショー的に見せていこうかなというふうに思いました。初の。
しかもだいぶ貴重な資料をご提供したので本当にありがとうございます。
そういう本当に見ていただければ分かる通り結構昔の広告で表彰されてるのってやっぱ強くてタフで24時間やるぞみたいな。
世界からだんだんなんか多様化してるじゃないですか一応あの男らしさのイメージって。
近年ではよくハイブリッドマスキュリニティみたいな言葉で言われますけど、なんかムキムキな体もあるし一方ですごく綺麗な美容意識も高くてとか。
すっごい綺麗だけど体も引き締まってて強さと繊細さと優しさと美しさも全て兼ね備えたみたいな男性の表彰にも広がってたりしてるじゃないですか。
それだけ男らしさに含まれる要素が広がって期待値が上がっちゃってるっていうしんどさはあるにせよ、結構そうやって多様化して広がってるイメージがあったんですよ。
男らしさのできる男像も結構スマートであったり、本当に多様化してるイメージがあったんですけど、ちょっと今日のテーマである賛成党がこう醸し出してるイメージって結構古い男らしさっていうところがあって、
でもそれが結構刺さっているというか受けているというか、結局ああいう背が高くてマッチョで男らしさを訴えてるのが受けるみたいなところにちょっとなんかこう意外性とかギャップを感じたりもしたんですけど。
賛成党のポスター、一番代表的なやつ、代表の神谷さんが立ってるこのポスターについてちょっとじゃあ説明していただけますか。
なんか選挙の投票日前からすごい落ち着かなくて、いろいろ見たくないけど、これ今見て記録しとこうみたいなことを思って、自分ノートでちょっと書いてるんですけど、それでその賛成党の候補についてちょっとまとめてはいるんですが、
特にこのポスター日本人ファースト賛成党って書いて代表の神谷さんが出てるそのもので、すごいなと思ったのが頭頂部と上辺、ポスターの上の辺がギリギリまで迫ってる。
そして4分の3正面って言いますけど、正面じゃなくてこっちに視線を向けていて見てる感じを、視線を強く感じさせる。
確かに眼光鋭い。
そうなんです。眉毛のすごい整えて見てますっていう視線を送っていて、なおかつ手首、指先まで写ってるんですね、手の甲。
これだけ体の高さを印象つけるポスターって政治家の代表のポスターは珍しいなと思っていて、なおかつこの方のコスチュームというかスタイリングはベストなんですよね。
確かに、バスの運転手。
バスの運転手、なかなか普通のオフィスワーカーでベスト着る人います?
スリーピースってやつですよね。
会社ずっといらっしゃいますよね。
いないし、いたらおって思いますね。
でもこの方は背が高くて胸板が厚くて、上半身の強い屈強さを印象つけるために選んでると思うんですよね。
胸板とか体の厚みを出してるわけですね、ベストを着ることで。
その立った時の圧で自分が人にどういう印象を与えるかを知り尽くしていて、なので力強いかっこいいなって見る人いると思うんですけど、怖がらせてるって私は思うんですよね。
多分これって見る側の身長によると思うんですけど、私は女性で普通ですね、161cmくらい。
でもこの人多分自分よりも15cm以上は高いと思うんですよね、直感的にね。
そしたら近くにいたらちょっと怖いわって思う方なんですよね。
これ従わないとダメ。従わせにかかってる感じを私はまず直感的に持つ。
この手のグーがすごい握りこぶし。
血管切れてる系のね。
なんかぶん殴ってきそうな感じありますね。
男性からすると自分、これも言うこと聞いた方がいいと思う。大事な人ですよね。
またこうなりたいと思う人もいるかもしれない。
弱く見えないようにするっていうのは男の人の公的なものとしてもすごく大きな意味を持つので、そういうふうに見せたいんだなとはちょっと思いますね。
ここまで強さを視覚的にアピールというか売りにする政治家ってそんなに思い浮かばない。
異性の威嚇という人が例えばいてもこうでかくて。
この人たしか自衛隊かなんかに昔いたんですよね。
そうなんだっけ。
だから多分本当にこう鍛えられた体をしてるのかもしれないけれど、すごいもうメッセージもそうじゃないですか。
男は男らしく、女は女らしくていいじゃないですか。
子供を産ませるって女に。
若いうちにね、産んでもらってねって言ってたじゃん。
日本人ファーストでもう外国人から守るんだとかさ。
日本人を増やせば国力が増えるみたいな。
守り抜く育む豊かにするっていうすごいカフチョウ的な。
確かに。
その全て、全てかどうかわかんない。全てっていうところまで自分は賛成党のマニフェストとか読めてないんだけど、
自分のポリシーとは全く相入れないと思うし、とんでもないこと言ってるなっていうふうには思うんだけれども、
だけどこの戦略、ブランディングの戦略はすごくうまいっていうのが一つあるのかなというふうに思いますね。
そこと、だからその主張はまた別っていうか、なような気がしていて。
何かを救い取ってるわけですよね。
このブランディングによって共感を生んでるわけですね。
何かの共感を生んでるっていうことだと思うので、
それって何なんだろうみたいなところも気になるところではありますね。
政治はロックだっていう議員になってるから4人で並んでるのとかも、
これも何か私の世代だよっていうのがトレインスポッティングのポスターとかちょっと思い出したりするんですけど、
白黒にオレンジでちょっとこう右に傾斜、上げるっていう感じで。
あれ、この方スーパー戦闘で文春法された方ですか?
そうです。
左側。
早速文春法されたんですか。
すごい立つ立ち方っていうところで、右端の女性の議員の方が足を広げて立ってるんですよね。
これは女性一人でこういう態度は政治家の方は絶対なさらないと思います。
王兵に見えるとか。
もうちょっと寄り添いますよ。
寄り添うとか、あんまり足を広げて立つはしないと思うんですけど、
でもこれは4人でチームだからっていう部分で作れる圧の作り方なんですよ。
バンドみたいな設定なんですよね。
自分は結構ミシェルガンエレファントを真っ先に思い浮かべたんですけど、
あのイメージをすごいスタイリングもそのスーツでビシッとして、
ちょっと不良っぽいっていうか感じが、
なんかそこすごい使われてて嫌だなっていうふうには思ったんですけど、
でもいいって思う人もいるんだろうなっていう。
もう一つ女性議員の方2人が並んでいて愛と政治っていう、
愛と政治ってすごいポスターあるんですけど、
これは腰から上じゃないですか。
すごいしっとりした感じのすごいフェミニーな感じにしてるんですよ。
ちょっと演歌歌手のなんかジャケットみたいな。
確かに全然違ってるですね。
だから着てるものの予想位はそんな変わんないんですけど、
でも全然こう押し出し方が、
男性と一緒にいるときの態度と、
女性だけで映るときが全然違うし、
すごくフェミニン、
この動画を求める女性に求めるフェミニンさをすごく出してると思うんですね。
このモヤンモヤンモヤンモヤンみたいなトリミングめっちゃ気になるんだよね。
映画とかのなんかさ、ポスターにも昔の。
鞘さんとかはどっちかというとこのベクトルですかね。
この人とお顔が、この吉川さん映ってる方のこの雰囲気と鞘さんの雰囲気とかすごい似てません?
なんかこの雰囲気が。
髪型とかね。
髪型とかね。下から見上げる表情とかがすごい多いんですよ。
ちょっと上目遣い。
上目遣いとかね、膝をつまずいて下からそこから相手を見てる感じの撮り方が多いなと思っていて、
それは男性向けの脱毛広告の、
ソーシャルメディア、TikTokとかインスタのストーリーとかでよくあるパターンなんですけど、
ミニスカート履いてる女性の従業員が施術するとかレセプショニストで接客するみたいな感じにかなり近ざない。
あれですよね。反応しちゃってもいいですよみたいな。
なんかそういう、ああいうの。
そんな露骨なのある?
あるんだよ。
男だと思われてる人のとこにはよく流れてくるかもね。
かしついてくれて、なんならワンチャンエロいこともしてくれそうな態度っていう。
そういう広告流れてくるんですよ。
うちの会社の男性社員はみんなそういうの狙いで、
とある病院に人間ドック行きますの。
みんなミニスカートで、
そうなんだ。
跪いて、なんかこう紋身表みたいなの書いてくれるから、
みんなめっちゃ会社から遠いのに、そこの病院に行くっていう。
なんかあれじゃん、そういうパーソナルトレーニングのジムもあるでしょ。
先生が全部そういうちょっとエッチな感じの予感を感じさせてくれる、
女性のトレーナーばっかでみたいな、そういうジムもあるらしいよ。
でも実際この賛成党はこの戦略が構想したのかわかんないですけど、
なんか男性の方がめちゃくちゃ投票してたっていうデータありましたよね。
正直これはコロッといくわって思いましたもんね。
なるほど。
あとはあれですよね、ホームページも結構。
その話もぜひしてほしい。
トップページがいわゆるエモ表現なんですよね。
確かにこの月空ドラマみたいなこの手書きの文字でね、
僕らは日本を諦めない。
確かにエモ放画みたいな。
確かに花束みたいな恋をしたみたいな感じです。
写真が上手い。
そうなんですよね。
ちょっとフィルムっぽい感じでちょっと気にかかって、
これ今見てるのは、4パターンくらい写真使ってるんですけど、
男性と女性のカップルが赤ちゃんを抱えてるみたいなので、
海目なんですけど、白いシャツに焦げ茶のVネックのセーターっていう、
ちょっとレトロ感ありません?
確かに昔の映画のお父さんみたいな、ポポヤみたいな。
すごい懐かしいとか、今の中年層の親世代の親感。
確かに。
なんですよね。だからファッションもそうだし、図像としての表現も何か開古的っていうか、
昔に帰りたいっていう、ファンタジーとしての過去に帰りたいみたいな、
そういうのすごいありますね。
専業主婦みたいなものをすごく持ち上げてるっていうか。
あの頃よかったね。
そうですよね。
でもこの表現自体はちょっとエモい。
イマっぽいでしょ。
イマホガっぽいね。
なんかそういう感じはあります。
それとか、ロハス系の雑誌の表紙っぽいとかね。
丁寧な暮らしみたいな。
丁寧な暮らし系が最初に出てきて、子供のアップとかが出てきて、
そういうので懐かしいとか、エモくさしといて、そっから下に神谷さん出てくるみたいな感じで、
神谷さんが自己啓発とかゾス系の本ですよね。
の表紙。
ゴシックでガーンって感じです。
コントラストガーンみたいな感じで出してくるっていう。
なんかもうあらゆるベタをこう、
怖い。
なんていうんですか、うまく使ってますよね。
うまく使ってる。
確かに。
統一感とか世界観とかじゃなくて、この表現でこういう感じでこの層のこんぐらいの人たちを取りに行く。
こういう表現ではこういう人たちを取りに行くとかを。
ある意味なんか切層なくベタベタで。
保守のマクノーチ弁当。
マクノーチ弁当感あるよね。
そういう感じしますね。
ところどころちょっと可愛いアイコンみたいなのも入るんですね。
確かになんかほっこりイラストみたいなのさっき。
ほっこりライストみたいなの入るんですよ、これ。
あ、出てきたなんか絵本みたいな。
絵本みたいな犬と子供のイラストみたいなのとかさ。
なんかのキャラクターすごい似てる。
似てますよね。
赤ちゃん向けのなんかやわやわしたせんべんとか。
いそう、いそう。
日中学児を育てている人が日々見ているイラストに。
確かに確かに。
これはだから子供たちの見合いのために私たちができることっていう。
いやだなんか子供使うやつって本当大っ嫌い。
分かるよ。
とっても分かるよ。
やっぱり子供たちに愛が必要なんですよ。
そして自分たちに愛が与えられて。
そんなこと言われたらなんかこう、なんか逆らわないじゃないですか。
別にね。
子供たちがどうなってもいいんですかみたいなこと。
そうそうそう。
本当に、まあまあ一個一個言っていることはね。
まあ確かにそういうとこもあるわなとは思うけど、もちろんこれを社会のさ、
政治というか社会を作るみたいな立場の人がさ、やっぱりこの価値観や家族像をね、
すごく良いものとして推進するぞみたいな。
なんかもうマジョリティーに向けてやってるぞみたいなさ。
そうね、いや私なんか保守の中で、例えば自民党支持者の中で、
なんか自分たちがいまいちこう救い取られてないなとか、
っていう思っていた人たちをごっそり持っていったみたいな構造は多分あるわけだよね。
自民党が減ってるわけ。
そうだよね。
確かに。
だから他の党で、例えば自民党とか共産党とかそれぞれのページ見ると、
政策とかこれやりますっていう側で、政治家側の表彰とスローガンだけ並ぶので、
賛成党って受け手のイメージをまず出すっていうところの戦術。
なるほど。
そこは、だからその後下に俺たちがやりますっていうことですね。
できるほどここに出てくるんですね。
メディア戦略ってことですよね、これは本当に。
この神谷さんのビジュアルは、厚い男感を出したいからこの赤とオレンジなんですかね。
ノートにも書いてるんですけど、神谷さんのセルフイメージって第一次世界大戦期のドイツのポスターに近いんですよね。
ノートのページに私のなんかあったら。
そこでちょっと名前忘れたけど、
見ました見ました。
このセルフイメージ持ってる人っていうのがめっちゃあのポスター出てて、
でも大体その量産型とかも、戦争の徴兵ポスターが大体男性向け広告のベースにはあるんですよ。
それを煮詰めたようなところはありますね。
確かになんか構図とかすごい似てるんですよ。
色合いもなんか。
第一次世界大戦前のドイツの徴兵ポスター。
立ち方もそうですね。
立ち方もそうだし、視線の向け方とか、やっぱり胸板の見せ方、厚み。
確かに。
空間調査の印象付け方とか。
拳感も。
これかっこいいだろうってポーズでしょ。
そうですね。
これってすごい有名なポスターなんですか?
よく図版とかで出てきます、この時代。
それに気づいた人って小林さん以外にもいるのかな、すごい。
でもこの三聖刀のチームの中にはそういうのはよく分かってチューニングしてると思うし、
写真のチューニングがめちゃくちゃ上手いです、他の聖刀と比べると。
なるほど。
維新の鎧のはものすごく加工が強いんです、肌の。
なんかそういうイメージある。
ちょっと見てみます。
あのね、ツルツルすぎて男性の吉村代表とか京都代表、今京都代表かな。
あの人の肌の不自然にハイライトを入れてて肌の表面が一部溶けてるぐらい加工してるんですよ。
ちょっとこれノーズシャドウというか。
そう、ちょっとそういう部分で。
毛穴消失系の。
非人間的な感じがするっていうか。
非人間的な感じがするぐらいなんですけど、でも神谷さんのはすごい立体感というかそういうふうにはしてないですね。
ちょっと固い光って感じの。
すごいその写真でどこまで忠実というかどう掴ませたいかがものすごく計算されてると思うので。
なるほど。
こうやって聞けば聞くほどよくできてる。
そうだと思う。
そしてまあやっぱ多分あの人自身も背が高くてきっと強くてっていうところがあるからなんかある意味で縁になっちゃうじゃん。
そういう勇ましいメッセージをさ、六七十のおじいちゃんがさなんかやってもさ、ちょっとこう決まらないじゃん。
だからそういうのもあるのかもしれないよね。
ちょっと次世代感というか政治の世界の中では次世代感ありますね。
なんか若々しくてエネルギッシュでみたいな感じとさ。
でも今時こんななんかポマードこんなびしゃびしゃにつける人います?
でもさ、ゾス系の人だったらやっぱりいると思うよ。
ゾス、この短髪もやっぱそのゾス感ありますね。
全てが古く見えるけど、なんか古いって。
でも古さを求めてる人が響いてるってことですよね。
そうですね。だから中高年男性にもまあ刺さりますよね。
いやいや優秀なチームだと思うんですよね。
優秀なチーム。
いやでもガンガン営業前になるのかな。
ずっと気になってたのがね、去年の11月に小笠原に行ったのよ。行ったんですよ子供と一緒に。小笠原って1回行くと1週間ぐらい帰ってこれなかったりするんですけど、行きの船に三聖堂の人たちが乗ってて。
乗ってたんだ。
そう3、4人かな。でたまたま宿も一緒に行ったんだけど、もう三聖堂のTシャツ着て。
そうなんだ。
で村中回ってるわけ。島を。でなんかなんだこれなんだこれなんだこれってすごい思って。
でさっきの動画の中に千葉のすごい農村が三聖堂一色になってるみたいな。そういう三聖堂村みたいなのができてるみたいな話とかもあって。
なんかだから入り込んでいくのがすごい上手なんだろうなっていう感じはした。だって小笠原に他の聖堂ああいう形で多分入ってかないと思うし。時間かけて。
足使ってちゃんとこう現地を回ったり、人とドブ板みたいなことをやってるんだね。
それもなんか。
そうだね。
さっきプロテインと脱毛って言いますけど、それはやっぱり継続して自分の体に関わってくることじゃないですか。それに説得させるようなやり方をすごい得得してるから。
なるほどなるほど。すごいじゃん。
結局そこですよみたいな。
そうそう結局そこですよねっていうのをめっちゃよくわかってやってるんだなって思います。
でもなんかありますよね。そういういろいろデータとか理屈ではなく最終的にはフィジカルだみたいなさ。足で稼ぐんだみたいなさ。
そういうマインドともなんかすごいつながる話かもしれないね。
三聖堂すげえよみたいな話になっちゃう。
そうなっちゃうんだよね。
でもさ、それって大事なことだと思うんですよ。ついさ、騙されてるんだとかさ。指示してる人どうなの?みたいな感じになっちゃうけど、そうじゃないってことな気がするわけよ。
それってすごく上手だから。
そうだね。しかもエネルギーかけてやってるしね。ゾスの時もさ。
ポスターの検出時期とかも整理して時期を見ると、過去半年でやってるんですよね。政治はロックだもそうだし、その前にイラストで歴史上の人物を並べて、次は私たちの番だとかっていうのとか。
これはこれでもなんか。
特攻隊みたいなのが。
でもこれをすごく、前作ったやつと次作ったやつの間をちゃんと測ってポスターを作って記憶に定着させる。
なるほど。
それを参院選の半年前くらいから段階的にやって、テイストがそれぞれちょっと重なるけど違うものを作って印象付けを行うっていう時期の作り。
これだとちょっと欲望の売り場に出てる。
次は私たちの番だ。これ以上日本を壊すなっていうことで、一番前には今の現代人たちがいるけど、その後ろは誰?
特攻隊員。
特攻隊員、最後は高森。
歴史上の人物が並んでるっていう。
なんかもう縄文やよいから。
ちょうど暮らしぐらいまでいるの。
確かに。
っていうイラストじゃん、これもすごく。
でも次はこういう表彰のデザインのテイストが全く違うもんね。
反対する人も突っ込みながら何か話題にしてしまいたくなるものを、記憶に前のが残ってる時に出す。
この笑っていいともみたいなイラストもなんか気に入ってた。
なんか焦点とか思い出す。
焦点。
ちょっとベタな、なんか割と年齢と広く何かわかるこういうやつっていうのの選び方が上手いんですよね。
洗練させすぎない。
見せすぎないってことですね。
やっぱりあれなんですかね、石丸さんのフィーバーもあったじゃないですか。
あの人が出てこなかったらこういうやり方もしてないと思うんですよね。
ああいうのもどんどん吸収して。
やり方として吸収してると思うんですよね。
なんかここ数年のさ、何ていうの、そういう自民党的なものにもちょっと投票したくないけど、かといって他はみたいなものをさ、例えば維新が吸収している時もあればさ、石丸さんがあっていう時もあったしさ、
たぶんネット選挙の戦略とかはさ、言えばあの炎上したな、兵庫県知事選挙のさ、メルチュさんのさ、戦略とかもきっと何かこう流れ込んでるだろうし、それで今回賛成党が躍進したみたいな時にさ、この人たちがこのまま行くのがね、また何か次の何か出てくるのかね、どんどん洗練されて。
引き続きその候補物は記録しておこうと思ってますけどね。そういうの大事だと思う。
素晴らしい活動だなというふうに思いました。
なんかその本の中で、ここまで賛成党のもちょっと1枚は取り上げてるんですけど、その選挙ポスターのことを中心に取り上げてるのは去年の自民党総裁選のおじさんの爪合わせと称されたザマッチ。
あれを話題になった時って静止画像が中心だったですよね。
そうですね。
あれと、あれ動画も作られてるんで。
動画見ました見ました。
動画はあれすごく見ると、結構維新に寄せてるんですよ。
維新的な勢いみたいなものの、文字を傾けるとかスライドインさせるとか、そういう煽り系の表現を自民党が維新の表現から流用してる感じになっているみたいなところもあって、
もともと自民党の安定感というか、そういうオーソドックスな感じを少しちょっと今風にしてみたのがザマッチだったっていうのがあって、
そこら辺のなんかお互いが気になってちょっとこれうちもやってみようかなと。
じゃあこの賛成党の手法は、次の選挙とかでまたいろんな政党が研究し取り入れみたいなことを。
なるかもしれないですよね。
はい、ちょっとね、できる男、おぞおの話、広告から見える小林さんのね、著書の中で紹介されている実例なんかを前半で見ていきながら、
まあそういう下敷きの上で今回の賛成党フィーバーを眺めてみると。
そうだね。
またね、いろんな巧みな表現や戦略、そしてなんかベタなものをしっかり取り込んでいく、そのさじ加減の上手さとか、そんなものが見えて。
最近あれですね、なんかゾッスもそうだけど、やっぱすげえなみたいな感じになるね。
そうだね。
なんだかんだすげえな。
うまくできてるみたいな。
なんで支持を集めてるんだろうっていう視点が結構大事だなっていうふうに思っていて、そのさ勢いバカにしちゃいがちじゃない?そういう自分が嫌いなものとか、自分が愛入れないポリシーとかって。
だけどやっぱ何かしらあそこにはあるんだろうなっていうふうに理由が。
これちょっと直視できなかったもん、賛成党のサイト。
怖くてちょっと一人では見れなかったね。
そうね。
大前提として本当に俺この神谷さん見るともうゾワってしちゃうんだけど。
そう、だけど。
言ってることもめちゃくちゃだとか思うし。
理解しなきゃいけない瞬間みたいなものもあるんだろうなっていうか、そういうプロセスでやっぱり対話しなきゃいけないんだろうなって気もするわけよ。
こういう。
桃山で前に政治について取り上げた。
赤いね。
青年誌に。
夫がネトウヨに。
ああいうのとも通じるようなところがあるかなっていうふうに思って。
それ無理じゃねっていうのは簡単なんだけど、対話なんて無理じゃねっていうのは簡単なんだけど、実際でもさ、そういう状況になったらさ、対話せざるを得ない。
確かに。
今までこういう保守の人たちってなんかおかき屋のトラックに乗ってる人だけだと思ってたんですけど。
ハリマヤだっけ。
なんかあのたまにこう大きい音を出してる方がその右翼だと思ってたから、こういうこんなにこのそういう保守の思想を持ってる人が、この同じ区にもこんだけの割合いるんだみたいなのが結構衝撃で、
じゃあこのマンションに住んでる人の何割が投票してるみたいな計算になるんだって思ったら、確かに無視はできないですね。
で、広告をいろいろ見て書いてきたものとしては、やっぱり男の人の表彰って集団がめちゃくちゃ多いんですよね。この集合、詰め合わせに入りたいよねっていう。
なるほど。
それはちょっとホモそう。
それがやっぱ入ること前提で社会生活を送るのが真っ当っていうメッセージが強いから、やっぱこれ今入っとくならここかっていう選択。
じゃあクラスのなんか盛り上がってる集団になんか入っていきたいみたいな。
そう、それ入ってっていうマインドの人はものすごく多いと思うんですよね。
なるほど。
ノッカットコー的な。
うん、それはなんか自然だと思います、そういう心理っていうか。
確かに。
男性の場合は、その集団から外れて、孤立するよってメッセージも同時に入るわけですよ。
うんうんうん。
はみ出す。
うん、そうですよね。
疎外とか、孤立するよってメッセージも含めて集団のイメージを差し出すことが多いから、孤立するとか疎外されるってめっちゃ怖いっていうのをすごい感じてる人多いだろうなと思っていて。
憧れさせると同時に落としてるみたいな。
そうそうそうそう。
そのコードが両方入ってるんですよね。
確かに。
それはすごいね、巧みな。
でもそうやって言われたら、
すごくいろんなとこにそういうメッセージって別に広告物だけじゃなくて、
多分そういう若いというのはクラスのヒエラルキーや力学の中にもそういうのがいっぱいあるだろうし、
俺もあの集団の一員になりたいとか、なんかこの集団。
僕らって言ってるもんね。
僕ら。
そうなんですか。
これ4枚あって、女性と赤ちゃんと女の子と男の人が見えるように作ってるんだけど、
結局発話権は男の僕なんですよね。
ねー。
私たちじゃないんですよね。
なんか秋本康氏みたいなことですよね。歌詞が全部僕みたいな。
そうそうそうそう。
女性に歌わすみたいな。
歌わしてる感じです。秋山本康氏か。ありますね。
ありますよね。秋本康氏もこういう感じですよね。
そう。
知らないけど。詳しく知らないけど。
でも大体そんな感じで持ってきますね。
じゃあちょっと最後に改めて小林さん、この新刊のお知らせをお願いします。
その男らしさはどこから来たの。
広告で読み解くできる男の現在地位が、8月12日に朝日新聞出版で、新書で刊行されます。
間もなくですね。
間もなくですね。
その男らしさはどこから来たの。広告で読み解くできる男の現在地位が、8月12日に朝日新聞出版で、新書で刊行されます。
1,000円切ってる。
1,000円切ってるんですよ。
図版すっごい入ってますもんね。
もうガンガン入れました。
最後の章が対談が入ってまして、その男らしさはどこへ行くのっていうテーマで、
これほんと対談素晴らしくて、
学校の先生とか教育学研究をしている堀川修生さん、田中恵さんが社会科学研究をしていて、
その後が堀川修生さんといって、性教育の歴史研究をしている教育学者。