1. 朝のスパイス
  2. 朗読・お日さまの朝ごはん会
2026-01-27 04:55

朗読・お日さまの朝ごはん会

朝のスパイス配信メンバーで火曜日枠を使って朗読配信をはじめました。

<今日の作品>
お日さまの朝ごはん会 OKE x AI
:AIに土台の部分を作ってもらい、それに私が手を加えたモノを朗読してます。この作品を含めた全7話をベースにしたデジタルzineを作っています。zineの詳細などはこちらからどうぞ、、、
https://note.com/okestyleszakka/n/ne09aa06ca609

ー OKE(おけ) 
カナダ、トロント在住。普段はクラフト講師、ナレーターとして活動中。 2020年4月から個人でも「⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Hello From カナダ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠」という番組名で毎週1回配信をしています。この番組ではトロントのライフスタイルをメインに旅の話、我が家の犬、グラの話もたまーにしています。

ー 個人配信・SNSなどのリンクはこちらから
https://lit.link/okestyles


#朝活 #朝 #朝活ラジオ #早起き #朝のスパイス #おはよう #朝の挨拶 #朝の配信 #音声配信 #朗読 #本 #読書
#AI #ZINE
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/64355cb69afdfc28ca3e8ce1

サマリー

お日さまの朝ごはん会では、さきさんが作る朝食を通じて、近所の人々との温かいつながりが描かれています。

お日さまの朝ごはん会の始まり
お日さまの朝ごはん会。
そよかぜがはこんでくるしおのかおりが、
まどからそっとさきのきっちんにはいってきます。
それは、うみべのいっけんやで、
毎週土曜日の朝、さきがひらく、
お日さまの朝ごはん会のはじまりのあいずでした。
さきは、とくべつにりょうりがじょうずなわけではないのですが、
だれかのためにつくるごはんがだいすきでした。
けさのメニューは、やったてふかふかのパンケーキに、
てづくりのグラノーラ、
そしてじもとでとれたミニトマトのさらだです。
フライパンからあまいかおりがひろがり、
それがお日さまのひかりのように、
すこしつついえのなかをあたためていきました。
さきは、テーブルにならべられたりょうりをながめて、
ほほえみました。
さいしょにやってきたのは、
きんじょにすむりょうしのはるさんでした。
うみからあがったばかりでひやけしたかおに、
ふかいしわをきざんだはるさんはいつもむくちです。
ですが、さきの朝ごはん会にはかかさずかおをだしてくれます。
はるさんはテーブルのはしにこしかけ、
なにもいわずにあたたかいコーヒーをゆっくりのみはじめました。
つぎにげんきなあしおとをひびかせながら、
ジョギングガーリーのわかいふうふ、
ゆうきとみさきがかおをみせました。
ふたりはいいにおいとこえをあげ、
さらだをさらにもっていきます。
交流とつながり
さきちゃんのてづくりドレッシングほんとにおいしいよね、
とみさきがいうと、さきはすこしてでくさそうにわらいました。
そのつぎにやってきたのは、
ようちえんにかようちいさなおとこのこ、こうたでした。
おかあさんにてをひかれてやってきたこうたは、
テーブルにならんだパンケーキをみてめをかがやかせました。
こうたはフォークをにぎりしめ、
いっしょうけんめいパンケーキをくちにはこぼうとしますが、
うまくたべられません。
すると、それまでだまっていたはるさんが、
そっとじぶんのてをこうたのてにそえてつだってあげました。
こうたはありがとうとほほえみ、
はるさんもまたふとくちもとをゆるめました。
それぞれのテーブルではさまざまなかいわがはずみました。
はるさんはけさのたいりょうのはなしをすこしだけとくいげにはなし、
ゆうきとみさきはしゅうまつのよていをうれしそうにかたっています。
さきはそんなこうけいをながめながら、
じぶんもまたみなのえがおにささえられていることをかんじていました。
そしてあさごはんかいのおわりがちかづいたころ、
さきはみんなのことばにみみをかたむけていました。
だれかが、「こんしゅうはしごとですこししっぱいしちゃって。」
とこぼすとだれかが、「だいじょうぶ。つぎはうまくいきますよ。」
とやさしくはげまします。
そんななにげないやりとりのなかに
みえないけれどたしかにそんざいするあたたかいつながりをかんじました。
テーブルをかたづけながらさきはしずかにほほえみました。
おさらにのこされたぱんくつ、のみかけのこうひい、
そしてみんながすわっていたいすがまだあたたかいのです。
それはきょうのあさ、
このばしょでたしかにわかちあったささやかなしあわせのこんせきでした。
あすもまたがんばろう、さきはこころのなかでそっとつぶやきました。
だれかのためにつくったあさごはんが
じつはじぶんのこころをいちばんみたしてくれていることをしっていたのです。
このまちでひとびととのつながりが
ちょっとしたこころのよゆうをうみだしてくれているのだと
かのじょはかんじていました。
らいしゅうのどようびもきっとつぎのいっしゅうかんをがんばるためのげんきが
このしょくたっからはじまります。
04:55

コメント

スクロール