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2021-10-11 13:35

369. インドの隕石から地球の中心と同じモノが見つかる!?

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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということでですね、早速今日の本題を紹介していきたいと思うんですが、今日は、地球の中心にある物質と、
なんと、隕石から発見された物質、これに共通点が見つかったというお話をしていきたいと思っております。
これ、インドの研究チームと、広島大学の研究チームが出した結果なんですけど、私たちが探しきれない、地球の本当に中心の方でできるような、
地球の重力と、その上にある物質の重さで、ぎゅうぎゅうに作られた、ある特別な物質があるんですね。
その特別な物質と、なんと、宇宙の、地球の外から飛んできた隕石、この中に含まれている物質が一緒だと。
で、こうなると、地球がそもそもどうやってできたのかだったりとか、あとは地球っていうのが、その他の隕石とか、そういうところから見えた視点から特別なのか、いや、実はすごい一般的な星なのかみたいな、
そういったところのお話につながる研究結果なので、今日はそちらを紹介していきたいと思っております。ぜひ最後までお付き合いください。
ということでですね、毎日恒例の緊急報告を先に挟ませていただこうと思うんですが、今日月曜日ですね、10月11日月曜日になっていて、いつもだったら朝の更新をしているところですが、
昨日のコラボ会っていうのが夜9時に上がったので、なんか朝更新するとどっちも聞かなきゃいけないみたいな感じになってしまいそうかなと思ったので、
ちょっとずらしました。本当は昼に撮りたかったんですけど、ちょっと時間の都合がつかずというところでしたね。
で、早速なんですけど、いかがでしたでしょうか。土曜日、日曜日のAラジオ、キレラジとのコラボ。これ結構好評で、ツイッターとかでもいろんなコメントいただいて本当に良かったんですけど、
編集してて僕ももうずっと笑ってるみたいな、特に1日目のやつですね。本当に、宇宙、好き嫌いっていうのは置いておいて、結局好きだったんですけど、お二人とも。
宇宙っていうネタに対して本気でふざけ切ったら、あそこまで宇宙関係ない話で30分間いけるんだなっていうのが、わざわざと実力を見せつけられたというか。
でもなんか逆に、今回のコラボで思ったのが、面白いと思うコメディとか、そういったところのポッドキャストの特徴っていうのが、少しでもこの教育っていうか、
科学の分野に入ってくると、人にも進めやすいだろうし、やっぱり宇宙の話、難しく聞こえるけど、実はそんなことないみたいな感じで捉えてもらえるんじゃないかなっていう可能性を
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すごく感じた今回のコラボでした。なんかいつもこうやって、僕一人なんで、なかなかふざけ切るっていうのは難しいんですけど、
こうやって一人で真面目に話しているような感じになると、どうしてもなんか、 とにかく今日宇宙こんなことあるんだっていうのを知って終わりみたいな感じですけど、
面白い話、ちょっとなんか人に伝えたいような面白かった回とかがあると、やっぱツイッターとか 口コミとかそういうのって言いやすいじゃないですか。
なんかそういった感じで、ちょっとこれから科学系っていうのの肩苦しさを少しでも抜けるような、なんか企画とかあったらいいかなと思っている次第でございます。
ただまぁなかなか難しいかなぁとは思うんですよね。 だって僕いつも夜とか日付変わる12時ぐらいとかに一人で撮ってるわけですよ。
そんな一人で撮ってるところで、あんな土曜日の時みたいなあのテンションで撮ってたら、 なかなかやばい奴じゃないですか。
ただでさえ研究してた人って、変な人っぽく見られるのに、みたいな。 そんな感じもあるんで、どういうところでいこうかと思いつつも、なんかこう毎日更新にしてからそろそろ1年経つんですよね。
なのでなんかそこら辺でガラッと一新できたら面白いなぁなんて思いながら、 今モンモンとしている状況でございます。
もしね、土曜日日曜日のポッドキャストコラボ、Aラジオとのコラボ聞いてない方いたら是非聞いてみてください。
宇宙でふざけるってのはこういうことなんだというのががっつりわかると思います。 ということですね、まぁ1年を目前にしていろいろチャレンジして楽しかったなぁというお話でしたので、
早速本題に入っていきたいと思います。 オチが弱いってたまに言われるんですよね。
はい、じゃあ早速始めていこうと思うんですが、この今回お話しするのは地球の中心にある物質っていうのが隕石から発見されたっていうようなお話をしていきたいと思っています。
で、今回のお話なんですけど、まぁ今回ので何かすごい宇宙に関する理解が進んだっていうよりは、初めてこういう物質が見つかったっていうお話ですね。
こういう感じのお話をしていこうと思っています。 で、どういうことかっていうと、2012年にインドに落下したカトール隕石っていう隕石があるんですね。
で、この隕石っていうのはまぁ地上に落ちてきたものっていうのは基本的には研究者が回収して、一体どういう物質が含まれているのかだったりっていうのをガーッと研究したりするんですよ。
ちょっと前にこのポッドキャストだったらヒロイさんっていう方を呼んで、ロシアの湖に落ちた隕石についてのお話だったりしてもらったと思うんですね。
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君の名はみたいな感じですよ。湖に隕石落ちるみたいな。まぁそんなことが実際にインドでもありましたと。
で、インドに落ちた隕石っていうのを調べてみたところ、なんと地球のこの中心に近い部分、中心にマントルってあるじゃないですか。
角があってマントルがあってみたいな。そのマントルの中にあるであろうと思われている物質、これが隕石の中から見つかったんですね。
で、これをブリッジマナイトっていう話なんですよ。ただもうこんな難しい言葉は基本的には覚えなくて大丈夫なので、今回はそういうのを言い回しながら話していきます。
で、地球の中心の方、だいたい深さで言うと660キロとかの部分ですね。
ここにはものすごい力が加わっていて、地球っていうのは自身の重力も持ってますし、なおかつそのでかい岩みたいなものなんですよね、一つの。
で、そうなると岩が重力によってギューって押しつぶされているので、上に物があればあるほど中心の方っていうのはものすごい力が加わっていると。
そうなると地上では単純に普通の石だったものっていうのも、本当に限界まで押しつぶされたような物質っていうのが地球の中心にはあるんですよね。
こういった、だいたい地上の24倍とかの気圧がかかってるんですよ。
そのぐらい強い気圧がかかって押しつぶされてできる新しい物質っていうのがあって、それをブリッジマナイトって言うんですね、今回お話しする。
で、これが地球の体積の、違うか、そのマントルの8割ぐらいの体積を占めるなんていうふうに言われていて、ただ地上から深さ660キロメートルなんで、そこまで物を掘っていって見つける、採取するなんていうことはできないわけですね。
なので、地球の表面の物質だったりとか、今まで地球がこうやってできてきて、それがだんだんぎゅーっと強い力が加わっていったら、中心にはこんなような物質があるだろうっていうふうに思われている。それがブリッジマナイトなんですよ。
で、そんなブリッジマナイトと呼ばれるこの物質、実は似たような性質を持ったものがこれまで隕石の中から見つかってきてはいたんですね。
ただ、地球の中にあるブリッジマナイトっていうのは、アルミニウムが含まれてるっていうふうに言われてるんですよ。
このアルミニウムが含まれてるっていうのが地球の特徴でもあって、このアルミニウムが含まれてる含まれてないで、やっぱり地球と同じなのか違うのかっていうような判断が一部されていたんですね、これまでは。
ただ、今までその隕石が見つかって、隕石の中に同じようにギューッと強い力で押しつぶされてできたような石が見つかってはいたものの、
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地球の中にあるはずであろうアルミニウムが含まれる隕石っていうのはこれまで見つからなかったんですよ。
で、このアルミニウムないってことは、じゃあ地球っていうのはそうやってどんどんギューッとやって作られた物質っていうのは結構特殊なんじゃないかみたいな、言われてたんですね。
で、そんな中で今回インドに墜落した、墜落?インドに落ちた隕石を調べてあげた結果ですね。
なんとその隕石の中にもまず強い力でギューッと押し込められたようなこの石みたいな物質があったと。
で、この押しつぶされた物質の中を確認してみると、なんとアルミニウムが含まれるっていうような状態まで発見された。
つまりこれは今回インドに落ちた隕石っていうのは、地球の中心にある物質とほぼ同じようなそんなものがいきなり宇宙から降ってきたというようなことになるんですね。
じゃあこれどうやってこの隕石ができたのか、そのギューって強い力で押さえつけられた物質がどうやってできたのかっていうと、
隕石自体はそこまでの大きさもないので、なかなか地球みたいに強い重力とか重いものがギューッと重なってできるっていうのは難しいんですね。
じゃあどうやってできるかっていうと、隕石は隕石と隕石同士、小惑星と小惑星同士がぶつかった時のその宇宙空間でぶつかる時の衝撃。
この時の圧力でまるで地球の中心で強い重力でギューッと押さえつけられたのと同じような環境が一瞬で生成されると。
で、それによってできた隕石が、小惑星ですね、衝突した小惑星が地球に落ちてきて隕石になって私たちに発見されたっていうようなことになるんですよ。
これをざっくりまとめると、結局は地球の中心にかかる力っていうのと、この宇宙空間で小惑星同士がぶつかってできるような力といったところが実は同じように考えられるんじゃないかっていうのが今回の研究からわかると。
ただ、そういうふうにできたであろう物質と地球の中心にあるであろう物質、この2つに共通の性質が見つかったものの、じゃあ地球っていうのがどうやって誕生してどういうふうに今の状態になっていったのかっていうようなところには一つのヒントにはなりそうなものの、まだそこを解き明かすまでにはいたっていないというのが天文学の現状になっています。
で、なんかこのポッドキャストでも他の惑星に行く、例えば火星だったりとか、そういったところに行く理由っていうのも地球だったり太陽系ができる、そんなプロセスを明らかにしたいっていう大きい目標があるっていう話をしてたと思うんですね。
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そんな感じで、実は地球に飛んでくる隕石からもそういった地球の歴史、ないしは誕生した時の状況だったり、誕生するまで、そして今までのプロセスっていうのを明らかにする材料になるので、これからどんどんいろんな、きっと隕石の研究が行われていって、惑星の探査も行われていって、
そこがガチャンとなった時に、初めて地球、ないしは太陽系がどうやってできたのかっていうのがどんどん明らかになっていく。
で、これが全然この後20年30年とかで解明されていく可能性、これ十分ありますから、皆さんぜひこのポッドキャスト聞いて、これからの宇宙開発どんどん最前線を追っていって、自分たちが生きてる地球がどうやってできたのか、なんていうところを一緒に解き明かしていければなぁなんて思っております。
ということでですね、今回は宇宙から飛んできた隕石と地球の中心にあるであろう物質、ここに共通点が見つかったというお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。 明日は朝更新です。
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