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2022-08-12 10:14

674. 韓国が成功させた月面探査きの打ち上げ【sorae】

大人気宇宙ポータルサイトsoraeとのコラボ企画!

「韓国の月探査機「KPLO」打ち上げ成功 2022年12月に月周回軌道へ投入予定」

https://sorae.info/space/20220811-kplo.html


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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、人間が月へ行く、このアルテミス計画っていう話を今までたくさんしてきましたが、
この一部で、韓国が月を探査する月の探査機、KPLOというものが先日打ち上がったというところで、
韓国がどうやって月面に対してアプローチしているのか、どういうミッションをクリアしようとしているのかについて、今回はお話ししていきたいと思います。
3、2、1、イギネション
佐々木亮の宇宙話
2022年8月12日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが674エピソード目を迎えるというところになっておりまして、
今回紹介するのは、韓国が行っている月面探査、月探査と呼ばれるもののお話をしていきたいと思います。
今回紹介するこの内容はですね、毎週恒例の大人気宇宙ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画になっていて、
文字でも音声でも宇宙を楽しんでいただけるようになっているので、また詳細な情報とか、あと写真みたいなっていうのがあれば、概要欄の方からどんどんですね、記事の方を見ていっていただけたらと思います。
ということで、今回は韓国の月探査機についてのお話です。
こちら名前KPLOというもので、2022年、今8月12日ですけど、8月の5日に打ち上げが成功したというところで、
今まさにこの探査機が月に向かって進んでいっている最中というところになっています。
このKPLOと呼ばれるもの、これについては散々このポッドキャストでも話しているアルテミス計画、アポロ計画の後継プロジェクトになっていて、
人類が月、そしてその先の火星っていうところを目指していく上で重要なプロジェクトになっている。
そしてこのアルテミス計画っていうのは、世界中の様々な研究、宇宙研究機関の協力の下ですね、成り立っているものになっていて、
日本も入ってるし、もちろんアメリカもいて、いろんなヨーロッパの各国いる中で、韓国もその中に含まれているというところで、
本当に世界中でみんなで力を合わせて月面、そして火星を目指していこうっていう、かなり熱い計画となっているわけですね。
そんな中で、今まであんまり韓国の宇宙取り組みみたいなところってフォーカスできてなかったなと思って、
そしたら今回打ち上げが成功したなんていうニュースが入ってきてたので、今回はこちらについてお話ししていこうというような感じです。
今回打ち上げに成功したのは、8月の5日の韓国時間でいうと午前8時ですね。
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このタイミングでロケット、アメリカからアメリカのフロリダにあるケープカナベラル宇宙軍基地っていうところから打ち上げられたというふうにされています。
KPLをこれですね、先日打ち上がったところからだいたい4ヶ月ぐらいかけて、12月の16日をめどに月へ到着するような軌道で、
どんどん月に向かって進んでいってるというような状況なんですね。
で、そこから年内のうちに軌道を回るようにして、月の周りをぐるぐる回るようにして、だいたい上空100キロぐらいっていうところでぐるぐる回りながら、
月の表面の写真だったりとか、衛星でいろいろ探査を進めていくっていうところになっています。
で、これ日本もカグヤっていう人工衛星が月の周りをぐるぐる回っていたりだとか、
ロシア、アメリカ、ヨーロッパもそうだし、中国も月の裏側の写真撮ったみたいなところで話題になっていたり、インド、イスラエルみたいなところで、
韓国は今回うまく成功するっていうところになると、世界で8番目、8カ国目というような感じになりますね。
今回、人工衛星をロケットで打ち上げたというところで、この人工衛星ですが大きさ、だいたい1辺が6メートルぐらいの大きさになっていて、
重さが678キロとかなり重量級なわけですよね。
この中に1個のでかい人工衛星ではあるものの6個の科学機器っていうのが搭載されているみたいなんですよ。
で、これのいくつかちょっと紹介しようかなと思ってて、僕もこれ初めて知ったんですよね。
なので、こう、なるほどーと思いながら見ていたら、まずシャドーカムっていう、シャドー、影のカム、カメラですね。
このカメラで何を見るかっていうと、シャドー、影なので、月面には永久影と呼ばれる影が存在するんですね。
この永久影っていうのは、太陽の光がどういう風に月がぐるぐる回ったところで届かない領域っていう意味で永久影って呼ばれるんですけど、
そこには温度の上昇もなかなかないからこそ、水でできた氷っていうのが大量に残っているっていう風にされてるんですよ。
で、やっぱ人類が月面にたどり着くだったりとか、火星に行くみたいになった時に、水っていう資源はものすごく大事だなっていうのは、
なんとなく想像つくと思うんですね。その一番大事だと言われるような水が氷としてたくさん残ってるかもしれないというところで、
じゃあその氷本当にあるのか、みたいなところをちゃんとレーダーを使ってどんどんどんどん探していこうっていうので、
NASAと共同でシャドーカムと呼ばれるものが開発されて載っているというところでした。
で、あとは他にもいろいろあってですね、全部紹介すると時間なくなっちゃうな。
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例えば地球と月の間にある磁場、磁場って磁石のコンパス向けたら北を向くみたいなあれですね。
あれが実は地球の周りだけじゃなくて、月との間でも磁場っていうのが存在しているので、そういうのを測っていくだったりとか、
あとは月面の物質を調べるカメラだったりとか、あとは単純に月面の高画質な画像を撮るっていうところで、
より地表が鮮明になるようなデータっていうのが供給されるみたいなところだったりとか、
そういった本当に月の基礎的な研究も進むし、ちょっと応用的な研究まで進むっていうような観測機が6つ、
6個載っているような、そんなミッションになっているようです。
なので、これから一時期はきっと韓国が一番世界をリードするような成果っていうのをどんどん出していって、
で、このアルテミス計画、やっぱり他の国の宇宙機関が解明した月の姿っていうところを参考にして、
次、じゃあ日本はどうやって出るのか、アメリカはどうやって出るのか、みたいなところで全体で相乗効果を持って月面の探査っていうのが進むんじゃないかなっていうところが
非常に面白いポイントかなというふうに思っています。
なのでですね、きっとこれが12月に月面の起動に乗って、いろんなテスト観測とか諸々するのに多分数ヶ月かかって、
とかってなると、どのぐらいですかね、来年の6月とか、そのぐらいにはもしかしたら早速成果が出てくるんじゃないかなと思っているので、
その辺りでまたお話できる部分はあったらどんどんしていければというふうに思っております。
そんな感じで、これまでちょっと紹介できなかった韓国が今月面探査に対してどういう動きをしているのか、
実際に打ち上がった韓国の月探査機、KPLOというものを例にとってお話しさせていただきました。
ということでですね、今回の本題は以上とさせていただこうかなと思っていて、
近況報告というところで言うと、今日金曜日ですよね、8月12日で。
で、13、14、このタイミングでゲスト回を一つお届けしていきたいと思います。
これはですね、なんとものすごく大きい会社でソニーですね、プレイステーションだったりとか、
もう諸々で超有名な世界的企業のソニーが年内に人工衛星を地球の周りに打ち上げていくと。
で、それでサービス展開をしていくというところを発表していて、
じゃあそれの具体的なのってどういうふうに動いてるんだろうみたいなところを、
ソニーの人をお招きして宇宙話で2日間にわたって話していただこうかなというふうに思っています。
で、これは1ヶ月前ぐらいにあったスペースタイドっていう宇宙ビジネスカンファレンスでのご縁になっているので、
なかなか面白い話ができるんじゃないかなというふうに思ってますね。
できるんじゃないかっていうか、もう編集も終わってるので早く聞いてほしいみたいなそんな感じになってます。
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こうやってでっかい企業、今までって宇宙スタートアップにたくさん出てもらってたんですけど、
こういう大きい企業もどんどん宇宙に参戦していってるっていうところで、
こういう生の声をお届けできるっていう機会やっぱないと思うんですよね。
なんせ例えばYouTubeで特集しようってなっても変な客色入っちゃったりとか、
エンジニアとか事業担当者あんまり顔出したくないみたいなところ結構あったりするので、
そういったところであえて顔の出ないポッドキャストっていうメディアだからこそ結構前向きに検討してもらえてる感じがすごくしてるんですよ。
なのでこれちょっと皆さんにもぜひ聞いていただいて感想とかを寄せいただけたら嬉しいなというふうに思ってます。
なかなか面白いチャレンジになってるのでぜひ皆さん楽しみにしていてください。
そんな感じでですね、今回の放送は以上とさせていただきたいと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。いい週末をお過ごしください。さよなら。
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