1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 667. 月面の一等地が判明!?..
2022-08-05 12:39

667. 月面の一等地が判明!?【sorae】

大人気宇宙ポータルサイトsoraeとのコラボ企画!

「摂氏約17度。月の縦孔内部の日陰は比較的快適な温度が保たれている?」

https://sorae.info/astronomy/20220731-lunar-comfortable-temperatures.html


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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。 今回は、月に基地を作るんだったらここがいいんじゃないか。
月の一等地の目安が見つかってきた、そんなお話をしていきたいと思います。 今回紹介するのは、月の表面には、実は昼と夜で300度以上の差が出てしまうほど過酷な領域と
言われている中で、今後人間が月に行くときに、一体どこに基地を建てるべきなのか。 そんな中で温度が一定の素晴らしい場所が見つかった、そんな研究結果を紹介していきたいと思います。
3,2,1, Ignition.
Space to the black hole.
Japan to Mars.
佐々木亮の宇宙話。
2022年8月5日始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが667エピソード目を迎えるというところで、今回は月面の一等値に関するお話をしていきたいと思います。
今回のお話は、大人気宇宙ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画になっております。
今回のお話は画像付き、そして文字でソラエの中でも楽しむことができますし、それと一緒に音声でも楽しむことができるというような立て付けになっておりますので、
興味がある方は是非ですね、写真見ながらソラエのページで楽しんでみてください。概要欄にリンク貼ってあります。
ということで、今回のお話なんですが、月の学術研究についてのお話です。
最近、月面の話をこの宇宙話でさせていただく時っていうのは、なんか宇宙開発、宇宙ビジネスみたいな、そういったところの文脈が多かったんじゃないかなというふうに思ってます。
最近はアルテミス計画っていうところで、そういったところがホットになってる。また結構面白いニュースがたくさん出てくるな、面白いなと思いながら、僕も調べ物をしていたりするので、そういったところが目についてしまうんですが、
今回、ソラエとのコラボ企画っていうところで、月面の学術探査って面白そうだなと思って、今回のトピックをピックアップさせていただいております。
今後、人間が月に行くってなった時に、月の表面って本当に人が住めるのかとか、滞在し続けられるのか、みたいなところって結構重要なポイントだけど、あんまり語られきってないんじゃないかなというふうに思うんですね。
で、実際に月面の例えば温度っていうところを見ていくと、そもそも月の表面っていうのは大気がありません。で、大体地球もそうなんですけど、地球の表面の温度が大体一定に保たれるっていうところだったりとか、人間が生活できる環境を作り出してくれてるのは大気のおかげなんですね。
大気があると、例えば温度が入ってきたものが、太陽の光によって温度が上がる部分も抑えられる。プラスで、温室効果ガスっていうところで、温室効果で一定の温度っていうのに保たれやすいというような傾向があったりするので、太陽が当たってる時にものすごく灼熱になって、逆に当たってない時は骨幹になる、みたいなことっていうのはあまりないんですよ。
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なので、大気が星の上にあるっていうのは非常に重要な状況になってくると。そんな中で、月っていうのは重力も弱い、その上で環境も荒れ果てているというような状況で、大気が基本的には存在していないというふうに、ほとんどないというふうに考えていただいていいんですね。
それのせいで、温度っていうのは昼間、太陽が当たってる部分ではだいたい摂氏127度まで上がり、そして夜間は173度まで下がると。
で、これ、本当にこの差分っていうのはだいたい300度ぐらい、夜と昼で分かれるぐらいの過酷な表面っていう、過酷な状況があるっていうのが月の表面みたいになってるわけですね。
なので、そこの平面に普通に基地とか作ると温度管理がものすごく大変そうだというようなところがあって、じゃあどういうところに宇宙開発の基地を作ればいいのかっていうところの議論があるんですよ。
そんな中で一つ注目されているポイントっていうのが縦穴と呼ばれる部分ですね。月の表面よく見てみると、クレーターみたいにボコボコ沈んでいる部分があるだけじゃなくて、縦穴と呼ばれるものがあります。
で、特にその縦穴の中でも単純にただ窪んでいるだけじゃなくて、穴が開いていて、穴の中に入るとそこの下に空洞が広がっている、そんな溶岩洞と呼ばれる部分が存在してるんですよ。
この溶岩洞って何なのかっていうと、昔地球にもあったりするんですけど、昔溶岩が流れた後に形成されたまるでトンネルのような場所があって、実はこれって月の表面にもあるんじゃないかというふうに言われてるんです。
つまり私たちはパッと見月の表面がつるっと見えていたとしても、縦穴から入る、そこに入っていくと縦穴の底に降りた瞬間に横には実はトンネルが広がってるみたいな。
つまりそうすると日陰になる、いつもは太陽が当たる場所も日陰を作ることができるだったりとか、そこの中で温度が一定に保たれる領域があるんじゃないかっていうふうに注目されていたりするんですね。
そういった意味で、月にできている縦型の穴っていうところは非常に重要でポイントが高いというふうに考えられていると。
そんな中でアメリカの研究者たちが、その見つかっている縦穴の中から一つ静かな海って呼ばれる、これ場所で言うと、私たちの方に月って常に地球に対して同じ面を向けているのに対して、
月の表面のウサギ、ウサギがなんとなくあるっていうふうに言われているの、なんとなく形はわかると思うんですけど、そこの顔当たりに当たる部分がこの静かな海って呼ばれる、月の土地の名前って言うんですかね。
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そういう領域があると。そこにある縦にできている穴、これがだいたい直径が約100m、深さも100mっていうような、ちょっと地球にできている穴の規模と比べると結構大きいのかなと思うんですが、
そういった穴を調べてあげたと。これに対して月の岩石だったりとか、月の砂、レゴリスって呼ばれるものの温度特性だったりとか、あとはいつ太陽が当たって、いつ太陽が当たらなくて、みたいなところの時間による温度っていうところの変化をコンピューターモデルで分析してあげたというところがありました。
その結果ですね、なんとこのウサギの頭の部分に、顔の部分にある静かな海と呼ばれるとこの穴の中はですね、おおむね摂氏17度っていうところで一定に保たれているというふうに言われているんですよ。
っていう研究結果が出ていて、そうすると月の表面っていうのはさっき言ったみたいに昼と夜で300度っていう差が出てくると。この300度の差の温度変化に対応する建物を作んなきゃいけなかったり、あとは人間が外で生活する、例えば月面で活動するってなったときもその温度を考慮しなきゃいけなくなって、なかなか大変な中で穴の中に生活をすれば摂氏17度でキープされているような領域が存在するかもしれない。
というところがわかったんですよね。そこに加えて、さらにこう例えば太陽フレアとかで放射線の量がものすごくなることがあるなんていうふうに話もたまにしてると思うんですけど、そういった部分も例えば縦の穴の中に入る、そしてそこに地下空間が広がっていれば放射線量っていうのも減らすことができるみたいなところで過酷だと言われている月面の環境から一個ちょっとなんかテイストの違うまるでこう
基地を建設するための一等値みたいなところがそこに存在してるんじゃないかっていう研究結果が出ていたのはこれ非常に面白い分野だなと。
しかもこれ僕今回タイアップでやらせていただくってなってこの研究の内容を知って、いや本当にすごいなと思ってなるほどって思ったんですよ。
しかもそこがあんまり研究されてなかったというか、そこに温度が一定になるような場所があるっていうのも今後の宇宙開発の中でものすごい重要なポイントになりそうで、いやめっちゃ面白いなと思いました。
ということで、今回お話し聞いただけだとやっぱり月面のパッとしたイメージとか、あとは縦に穴が開いてるってどういうことなんだろうみたいな話あると思うので、
この辺りはですね、ぜひソラエの記事の方に飛んでいただいて、文字とそして画像を見ながらこの音声聞いていただけたら非常に嬉しいなというふうに思っております。
ということで今回は大人気宇宙ポータルサイトソラエとのコラボ企画として、月の一等値基地を建てる上で非常に重要な一等値の候補が見つかった、そんなお話をさせていただきました。
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はい、ということでですね、本編以上にさせていただきたいなと思いつつ、近況報告もちょっとしたいなと思います。
8月、9月、10月、7月から大体3ヶ月ぐらい、4ヶ月ぐらいですかね、の間でこのポッドキャストガンガン攻めていきます。
もう本当に見ててくださいっていう話を何度か前にしたかなと思うんですよ。
で、これもTwitterとかでもガンガンアピールしているというか、本当に面白い仕掛けがいくつか出てきて、本当に楽しみな部分が多い、そんな数ヶ月間になってるわけなんですよ。
で、ポッドキャストを楽しんでいる中で、いろんなポッドキャストの人と話したいなとか思ったりするんですけど、やっぱりコラボできる枠っていうのは限られていて、
僕の場合でいうと、毎日配信させていただいている中で、やっぱりピュアな宇宙の話を聞きたいっていう人も多いと思うので、
コラボするってなっても、なるべく2日間、例えば土曜日、日曜日とかっていうところで枠を作って、いろんな番組の方と話してみるみたいなのをやってるんですけど、
もっと話したいなと思って、けどやっぱ、宇宙の話聞きたい人がたくさん集まってきてる場所っていうのも分かってるんで、
そのペースは崩さないで、じゃあもう思い切ってゲスト呼んでくれないですかね、みたいなのをTwitterで言ったんですよ。
そうしたらTwitterでですね、本当にいろんな方に誘っていただいて、今の時点だけでも7番組ぐらいゲストで出れるようになりました。
今ちょっと細かい話とか収録のタイミング詰めてるので、もしかしたらいくつか減ったり増えたりするかもしれないんですけど、
だいたいそれぐらいの番組にこの1ヶ月2ヶ月ぐらいで出れそうみたいなところがあって、本当になんか結構ワクワクしてます。
なんかやっぱポッドキャストって人それぞれ好きな風に配信してて、YouTubeとかと違ってなんかお金がガッて発生する部分じゃないからこそ、
その配信してる人の好きがいろんな番組詰まってると思うんですよね。
なのでその詰まってる部分にちょっとお邪魔しに行って、隣の人をどんな感じで頑張ってんのかなみたいな、そんなのを体験しに行ければなと思ってます。
きっとそこでいろいろ学べる部分もあると思うし、そこで新しく宇宙話のことを知ってくださる人も絶対いるかなと思うので、
ちょっとそういった意味でも、もともと計画の中にはあんまりなかった部分なんですけど、さらに盛り上げたいなと思って皆さんにお願いさせていただいたところ、
7番組ぐらいお邪魔させていただけるようになったので、これはこれでまた番組の中でいろいろご紹介していければなというふうに思っております。
とにかくちょっと前に話したように、この3ヶ月本当に見物になってると思います。
ぜひですね、この宇宙話進化していく1段、最低でも1段はガンと上がるかなと、もう2段3段上がっちゃう可能性もあるんですけど、
そこはですね、今から聞いてくださってる方はもう、俺は子さんだぞ、私は子さんだぞ、みたいな。
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子さんって古いに参るって書いて子さんですね。
そういった感じで、もう前から応援してたみたいなのを全開に出していただいて大丈夫なので、その分応援していただけたら嬉しいなというふうに思っております。
ということでちょっとしゃべりすぎちゃいましたが、今回の放送は以上にさせていただきます。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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