銀河の雪と生命の起源
謎の天体で作られる 銀河の雪は 冬の名物詞です。
寒い冬に 雲の中で 雪が作られるように 銀河のある場所で いきなり 氷が作られる。
そこの氷が作られる 領域が その先の 宇宙の歴史では 生命を作り出す きっかけになるような 分子を作る 非常に重要な 領域に なっているのではないかと 思われています。
今回また ちょっと 謎の天体が 見つかったという 不思議な研究が 出てきましたので こちらを 紹介していきたいと思います。
プレスリリースの 謎の天体で作られる 銀河の雪っていう このなんとも ロマンチックでキャッチーなタイトルが いいなぁと思ったので 紹介させていただこうと思いました。
それでは 最後までお付き合いください。
改めまして 始まりました 佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは 1日10分 宇宙時間をテーマに 天文学で博士号を取得した専門家の 亮が 毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで 今日でエピソードが 1616話目ですかね。
基本的には 1話完結でお話ししているので 気になるトピック 気になるタイトルから ぜひぜひ 聞いていただけたら嬉しいです。
本日3月15日土曜日ということで 昨日3月14日が満月のタイミングでした。
でXの中の投稿で ほんといろんな方が 超綺麗に月の写真を撮って アップロードしてくれてっていうので ハッシュタグ宇宙話つけてとかっていうので
かなり満月を楽しみやすい 天気だったんだなぁっていうのは なんか改めて実感できましたね。
いつもね 俺そんな綺麗に撮れないよなぁみたいな 満月の綺麗な写真をみんなあげてくれるんで
宇宙話リスナーのこの満月に対する熱量と あと単純に写真の撮影技術が高すぎてびっくりするなっていう そんな感じでしたね。
ぜひぜひハッシュタグ巡ってみたり あとはもし皆さん綺麗に写真撮れたよっていうのがあれば
共有してくれたら嬉しいなと思っております。 もう綺麗じゃなくても全然いいです。
俺もたまにわけわかんないぐらいの 解像度の写真とかあげてるんで そちら楽しみにしてます。よろしくお願いします。
はい、ということでじゃあ早速本題いきましょうか。 今回お話しするのは
アルマ望遠鏡による観測
銀河の中で作られる雪に関するお話です。 今回の研究はこれ新潟大学から出ていたプレスリリースで
プレスリリースのタイトルが謎の天体で作られる銀河の雪 雪分子生成の新たなる原爆破ということで
もうね タイトルだけでも相当ワクワクさせる。これなんかいいプレスリリースですよね。
寒い冬の中で雲の中で雪が作られる 水分
空中にある水分がだんだん結晶化していって雪になっていくっていうあの流れっていうのが銀河の特定の領域でも
行われていると。で今回 赤外線での
観測によって発見されて水だったりとか あとは有機分子この
有機分子っていうのは炭素とかを含んでいて僕たちの体の中を作っている分子の 属性とかですねそういったものを含む氷っていうのが豊富に
存在している天体があると。天体というか領域があるというところが今回
観測によって明らかになったと。で元々赤外線の観測によって発見されていたそういった性質の天体を
他にも見つかっている天体に似てるけどちょっとだけ性質が違う。
それこそ何か謎になっていた部分というのがいくつかあるんですよね。
例えば 明かりっていうその赤外線の天体で観測されたことによって
水とか二酸化炭素一酸化炭素っていうようなこの有機分子だったりとかあとは有機分子である一種であるメタノールとかね
っていうような成分というのが青管の氷にくっついているということが明らかになって
で通常ね通常そういった氷の中には氷にそういった有機分子とかが含まれている天体っていうのは
星だったりとか惑星を作っている途中の天体だったりとかですね
そもそも星を作る準備をしている母体となる分子雲ですね。
こういった雲の領域で検出されることが多いと。
つまりそういった水だったりとかの氷でできているちょっと複雑な有機分子とかそういったものが含まれている天体っていうのは
星ができる現場によく見られる特徴だったんですよね。
ただ赤外線の天体衛星明かりで見つかったこの今回の天体2つあるんですけど
その2つの天体はどちらもその星ができるっていうふうに分かっている領域には属していなかったんですよね。
星が生まれる現場でよく見られる特徴が星が生まれる現場ではないところでも見つかったっていうのが
研究のスタートになっていて。
そういったケース、稀なケースではあるんですけど他にもいくつか見つかっているものがあるから
ただ普通とは傾向が違う。だから詳細に観測してあげましょうっていうところで
チリにあるアルマ望遠鏡を使ってその謎を解き明かすと。
こないだ天文の研究どうやって進めるかっていうので
アルマ望遠鏡っていうのはものすごくでかい世界最高峰の性能を誇る望遠鏡になっていて
この望遠鏡を使っていくには自分たちの研究がどれだけ意義があって
ちょっとした観測でもこれだけの成果が得られるよとか
長期間観測するけどこれが成果として得られるっていう
フィージビリティ、実現性っていうところとインパクトっていうのを加味しながら
観測時間を確保するっていう作業を行うんですよ。
だから今回もきっとそういった手法が取られて
普通だったら星が生まれる場所にある性質っていうのがなぜか違うところに見つかってる。
これアルマで観測することによってその正体を明らかにできると思うから使わせてくださいみたいな感じで
今回観測が行われてその論文が出てきたって感じですね。
今回アルマの研究、アルマによって観測をガーって行ってあげると
一体どんなことがわかったのか。
観測の結果2つの天体にくっついているガスの距離、
僕たちからの距離だったり天体同士の距離だったりとか
運動、大きさ、科学的な性質などが
アルマっていう非常に性能の高い望遠鏡で観測することによって明らかになったと。
その性質っていうのはこれまでの宇宙空間にある氷の存在が知られている
いかなる種類の天体の特徴とも一致しなかった。
そういった研究結果が得られたんですね。
たぶんアルマ望遠鏡を使うときの観測して
こういったことを明らかにしようとしているっていう特徴を述べたときには
きっとこういう性質の天体があると。
例えばこれまででもいくつかそういった星形成される場所じゃないところにある天体とかってあるんですね。
ごく稀なケースとしては激しく自分の体の質量とかをバーって周りに放出しているような
年老いた天体だったりとかそういった観測例とかがあったので
まあ稀なケースだから今回アルマで特徴的なところを捉えたら
そういった稀なケースをいくつか増やせる。
それによってこういう研究が進むからっていうようなアプローチで
観測を行ってみようとしたはずなんですよ。
新たな天体の発見
ただ今回のこの研究、実際にアルマの観測結果を分析してみた結果
なんと今まで見つかったことのないタイプの天体であるっていうことがわかったと。
これね今までないことの証明ってなかなか難しいんですけど
これまで得られている氷を持っている天体
その天体から飛んでくる光の特徴をいろんな天体と比べたんでしょうね。
そうした時にあれみたいなこんなタイプの運動が結構激しいだったりとか
化学素性がこうなっているとかそういったところっていうのが見つからなかったと。
つまり今回の研究っていうのは
2つの天体がこれまで知られていない新たなタイプの氷を含んだ
有機分子生成の場である可能性がある
というところが指摘されてきたわけです。
そうすると今後の展開どういう風になってくるのかというと
氷だったりチリとかをまとって
今回孤立して複雑な有機分子の氷を生成する環境っていうのが見つかっていると。
その天体の正体は何なのかっていうのを
銀河の雪と未知の天体
今後例えばアルマ望遠鏡を用いたより高解像度の観測だったりとか
あとは今回赤外線で見つかったわけですよね。
明かりっていう天体望遠衛星で見つけたわけだから
それをジェームスウェップ宇宙望遠鏡を用いて
より詳細な氷チリの観測っていうのが進むことで
これらの天体が具体的にどういう天体なのかっていうのが明らかになってくると。
そうすると僕たちの知らなかった天体が出てくるのか
はたまた知っていたんだけど
こういう性質が一緒に流れてくるものがあるみたいな
そういったものが見つかる可能性もあるので
ちょっとこれからの研究の発展に期待というような
そんな研究結果でしたというところですね。
ポッドキャストアワードの期待
いやでも面白いですね。
全く知らないタイプの天体ってやっぱまだまだ見つかるんだっていうところが
個人的にはワクワクするポイントだったので
観測技術が上がってきたおかげっていうのか
それともただの今回が運なのか
そういったところはちょっと解明される
どのぐらいの確率で見つかる天体なのかなとか
そういったところが解明されるのは結構楽しみにしていきたいポイントですね。
ということでそんな感じで今回はちょっとおしゃれなタイトルですね。
謎の天体で作られる銀河の雪ということで紹介させていただきました。
明日は日曜日なので日曜特集をお届けしていきたいと思います。
1週間で毎日毎日喋ってきた宇宙のお話ざっとさらいながら
その話忘れてたなとか本編では話せなかったちょっと深い話とか
そのあたりをさせていただきながら
みんなで1週間の宇宙ニュースを振り返っていこうという回になっております。
ぜひ明日のエピソードも楽しみにしておいてください。
ということでアフタートークです。
はいということでいかがでしたでしょうかね。
今日が3月の15日になってるんですけど
明日3月の16日はですね
これポッドキャストアワード第6回ですかね
の受賞式が行われるというところになってるんですよ。
でねこれポッドキャストアワード僕も第3回
だから3年前のタイミングでポッドキャストアワード
あのノミネートしてで実際に会場行って
で受賞式のタイミングでそのスポティファイ
ネクストクリエイターズ賞っていうのを受賞させていただいて
っていうまあそういうイベントだったんですよね。
でそこから
あのスポティファイとの独占契約みたいなのが始まったりして
なんて言うんでしょうこうポッドキャストで歩み始められる
新しい一歩みたいのが踏み出せためちゃめちゃいい回だったんですよ。
でそんなポッドキャストアワード毎年開催されて今年6回目というところで
なんと今回はですね
あの科学系ポッドキャストの仲間で一緒に盛り上げている再演トークが
なんと今回ノミネートされているというところで
あのもう東京入りしてるらしいんですよこの土曜日の段階ではね。
で東京であの受賞式が行われるっていう風になっていて
一体誰が取るのかなんかいろんな賞とかがあるんですけど
今回はなんかそのノミネートしている作品から選ばれる確率っていうのがこれまでよりも
なんか賞の数とノミネート数から考えると高いので
さすがにこれ再演トーク取ってくれるんじゃないかなと期待しております。
いやもうね
あのポッドキャスト始めて僕の方がほんのちょっとだけ早かったのかな
でもほとんど同じぐらいのタイミングとかで始めて
でそこからこうどんどん一緒にポッドキャストが盛り上がっている中で
一緒に頑張ってきた番組が
そうやって受賞できるかってあと一歩のところまで来ているので
どうなってくるかちょっと楽しみにしていきたいなと思っております。
いやーワクワクですね。
ポッドキャストアワード一体どうなるんでしょうか。
ポッドキャストのまあこう流れも変わるだろうし
再演トーク取ってくれたら科学系ポッドキャスト全体の盛り上がりっていうのにも
なんか繋がってくるんじゃないかなと思って勝手に期待してるんで
ぜひぜひあのみんなで応援していきましょうという感じですね。
はいということで明日結果が出たらめちゃめちゃ盛り上がるんだろうな
期待していきたいと思います。
ということでじゃあ今回は以上にしていきましょうか。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
