謎のガス惑星の発見
どの星の周りも回っていない、宇宙空間に ふわふわと浮いている謎の惑星。
この惑星の大気の成分を ギューッと観測してあげると、なんとすごい多様な
大気があることがわかったんですね。で、これが今後、太陽系以外の惑星を探査していく上でも非常に重要な
指標になってきそうというところで、今、研究注目されております。 一体どんな研究なのかお話ししていきます。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の
亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日でエピソードが1625話目を迎えてますね。
基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ 聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
昨日は日曜日なので、日曜特集をお届けしました。 日曜特集では毎日こう
1週間ね、ポッドキャストを収録させていただいて公開させてもらってるんですけど、 まあそれを振り返っていきながら
本編では話せないような内容とかを特集させていただいているので、ぜひぜひ チェックしていただけたらと思います。
でね、昨日のエピソードで 公開したんですけどまぁ
新しく書籍の準備がスタートしていて、まだから執筆業、 やっぱり宇宙はすごいっていう本を今年の頭に出させていただきましたけど、
そこから 続いてまた宇宙の本が出せるというところになっておりまして、
でその中で、どうせだったら宇宙話を聞いているあなたと一緒に作っていきたいと思っているわけですよ。
だから、 宇宙かける○○って言った時にどんなことが思い浮かぶかなっていう、
特に宇宙と全く関係ないところとかでね、 これまで宇宙話でこういう話してたから気になるとか、
あとは逆に今まで聞いたことないけど、 こういう話を宇宙話でしてほしいと思っていた、みたいな
ちょっとリクエストチックなものでも全然いいかなと思ってるんですね。 そういったその宇宙の可能性を広げるっていう見せ方をどういう角度でみんなが知りたいのかなっていう。
でそこからちょっとピックアップして書籍の中でも そのトピックを扱わせてもらおうかなと思っているので、
ちょっとこのあたりはね楽しみにしておいていただきたい。 なのでみんなからのそのコメントだったりとかでリクエストみたいなのバンバン募集してます。
宇宙かける○○何がいいのかちょっとみんなの意見聞かせてください。 楽しみにしてます。もうね昨日から今日にかけてだけでもかなり
来てるんですよ。やっぱ宇宙かける法律がいいなぁとか 宇宙かける小説とかも来てますね。
あとはね何が来てたかな。こういうのもあるんだみたいな。やっぱ宇宙かける映画。 これはねトレッキーのカズさんっていう宇宙話のファン
コミュニティ作ってくるXで作ってくれてるね 方以外からも来ていたりとか
いろんな意見があるんだなぁっていうのを なんか感じさせてもらって募集してよかったなってもう思ってますね
けどまだまだ募集してるんで今聞いている段階で思い浮かんだこと このエピソードのコメントでも全然いいんでもとにかく書いてくれたら嬉しいです
観測の重要性
ということでじゃあ今日のエピソードいきましょう 今回お話しするのは宇宙空間にふわふわ浮いている謎の惑星を観察したら
その大気の構造が意外と複雑で面白かった そんなお話をしていきたいとおもいます
今回研究の対象になっているのは地球から20光年ぐらいというところで 比較的近い天体ですね
でこの天体はガスでできているガス惑星なんですが 不思議なところが一つあってこれは
僕たちが住んでいるこの地球っていうのは惑星って分類されますよね でこの分類されるのの理由
例えば太陽系の惑星って何ですかって言われたら 水星金星地球があって火星あって木星あってみたいに言うじゃないですか
でこいつらって どういう特徴が共通点としてあるかで言うと太陽の周りを回っている仲間ですよね
けど今回この地球から20光年離れた場所にあるガス惑星っていうのは その
真ん中にあるはずの星っていうのがない 単独でふわふわ浮いている自由浮遊惑星と呼ばれるものなんですよ
だからこれは中心の星を失ったっていうパターンなのか そこでそうやってできたのかっていうところとかね
まあそういった話は別でされるとして 今回はその単独でふわふわ浮いている見つかった惑星っていうのが
ガスでできてるんですよでそこまではわかっている でそのガスの動きとか実際にそのガスでできてるけどどういうガスでできてるのか
っていうのを調べるのに実はめちゃめちゃ適してるんじゃないかっていうところで でそれを調べることでこれからの惑星探査の研究がさらに進むんじゃないかっていうところで
今回ジェームスウェップ宇宙望遠鏡で観測が行われました ここで対象の天体っていうのがその単独でふわふわ動いてて
木星のだいたい13倍ぐらいの質量を持つ惑星として分類されるんだったらかなり大きめの 天体のわけなんですよ
でそれをジェームスウェップで観測するに至ったその理由というかがいくつかあって でこれはまあ比較的その周りの天体からの影響も含めて観測がしやすい天体である
というようなところとして孤立していて 惑星の
こう調査をしようとした時に 惑星ってまあ恒星の周りその太陽の周りをぐるぐる回ってるみたいなのが大事なんですけど
遠くから20光年先とかの天体を惑星だけ見たいってなってもどうしてもその惑星と 中心の恒星の距離が近いから恒星の光が逆に邪魔をして
惑星のピュアな情報っていうのがなかなか観測で取れないみたいな なんだろうなぁ惑星だから回り回ってるからしょうがないんだけど邪魔みたいな
もうなんかわけわからん 言いがかりですよね
けどそんなその中心の星のせいで なんかその惑星の情報があんまり見えづらいみたいなそういうデメリットも実はあったりする
んですよ もしかしたら遠くの宇宙人たちが太陽系っていうものを観測した時に地球に生命がいるようなことが
もしわかったとしても太陽の光が思ったよりも 強くって地球が照らされてるから実際に地球の表面とか
地球の上空がどうなっているのか読み取りづらくて困るなぁみたいな そういうふうになるみたいな感じですね
だけどだからその 地球以外の太陽系以外の惑星っていうのを調べていこうとした時にそういう
惑星の中心にある恒星が邪魔をして観測ができないから困っていると ただ今回はその中心の星を持っていないガス惑星が見つかったわけですよ
つまり 絶好の観測対象なわけですね
でしかもプラスで面白いのがこれやっぱ観測対象の天体ができれば 一周回っている間ずっと観測したいんですよ
天文学者は 理由は地球とかを見ても地球の半分だけ見て地球のことを語られたら
いやお前半分しか見てないだろって言いたくなりません 地球と半分だけ見て
地球ってこういう惑星だよねって宇宙人に言われたらなんかムカつくじゃないですか その感じ
例えば南極側だけで見てたら半分だけ見て まあなんか氷に覆われている部分多いよねとか言われてもいや全然そんなことないし
とか見えてる海の面積とかのはもっと広いのに全然そんな風に見積もられないとか あとは南極側から南半球だけ見てたら
地球のその経済とかってどっちかっていうと北半球の方が実はわーってこう盛んだって するじゃないですか
総合的に数字だけとかで見たらですよ ねでそうしたらその特徴を全く知らないのに惑星のことを語られるって何か言え
はって感じするじゃないですか情報足りてなくないみたいな まあその足りてないよねっていうところをちゃんと認識したいしているからこそ
できれば天体がちゃんと一周するまでの間ずーっと性能の良い望遠鏡で観測したいんですよ で今回のこの観測対象っていうのは一周するのに自転するのに2.4時間
って非常に短いんですよ だから一周分綺麗に見れるっていうのがこの天体の特徴でもあったわけです
観測データの分析
ね星もないしそんな感じの中でジェームスウェップ宇宙望遠鏡によってこの天体に対する 観測っていうのが2回の時点周期分に渡ってモニターすることができたと
つまり2.4時間かける2回なのでだいたい5時間分ぐらいの観測データっていうのが ジェームスウェップ宇宙望遠鏡によって取得された
でその結果面白かったのがジェームスウェップ宇宙望遠鏡って そのいろんな光のタイプのものっていうのを切り分けて測定ができるんですよ
そうするとその 赤外線で見ているけど赤外線の中でもなんかこう赤っぽい青っぽいみたいな
赤外線の中の光の種類を分けていくとそれぞれの光での変動によって 若干動きが違うと
それどういうことかっていうとものの見方っていうのは光の種類が変わると見えている 物質が変わるみたいなイメージなんですよ
真っ暗闇って基本的に僕たちは何も見えないけど あのアンシスコープって赤外線を捉えるやつなんですけど
それで見ると例えば暗闇の中に人がいたら赤く見えますよね あれって僕らの目では見えないけど赤外線のカメラで見たら見える
つまり 違う光の種類で見ると違う面が見えてくるっていう可能あるんですよ
でそれによって ジェームスエップが持っているいろんな光の波長の情報で見てみると
大気のガスでできている部分の深いところまでの3Dの 立体的な情報っていうのは今回得られるようになったというようなのが今回の特徴になっていて
でその単純に表面の 機体雲みたいなやつがただ動いているだけじゃなくて立体的なその姿っていうのを捉えられる
ようになったっていうのが今回ジェームスエップを使って 初めてあの解明できる部分になってきて今回
すごい注目度が集まっているというような感じですね そうでまぁこれがえっとこういうことができるようになったっていうところとあとは
ピュアに他の太陽系以外の惑星のガスの分布っていうのをしっかりと細かく作ることが できるようになったっていう時代になったので
じゃあこれから中心の星の邪魔が入っててもしっかりと惑星のことを調査できるような 方法だったりとか
今回のノウハウがどんどん転用されていくみたいな形が取られていきそうなのでちょっとね そのあたりは楽しみにしていきたいなと思いますね
とにかく今回はちょっと天文学者がどういうところに着目して観測をしてどういう面白み を探求しようとしているのかっていうところを中心に紹介しましたけど
とにかくその宇宙空間にあるガスの惑星の立体構造がちょっとした工夫でわかるよう になったっていうそんなお話をねちょっと頭が片隅に入れといていただけたらいいかなと思います
AIとマーケティングの新書
はいということでそんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょうか 明日は
あの僕が違う明日説明したいのは あれですね
月の表面にある水の分布をちょっと探査機でいろいろ 絞り込みができてきているみたいなそんな研究結果紹介していきたいと思いますなので月面の
水の話好きな人は明日要チェックでございます アフタートークです
はいということで冒頭でも新しく本作る話紹介しましたけど 最近ちょっとお知らせできてなかったことが一つ
今週ですね3月の28日金曜日に私がヒット著者を務めます書籍ですね 講談社から出させていただきます
マーケティングを ai で超効率化 チャット gpt api のビジネス活用入門という書籍が出版されます
こちらもねえっと全国の書店さんに出す 配布されるものになっているのでお近くの書店だったりとか
あとはまあ amazon でもご購入いただけるようなそんな商品になっております 今回の内容は
まあ宇宙の内容っていうよりはたまに宇宙話の中でも ai の活用の方法とか話しますし なんだけどどっちかっていうとこう
お仕事で ai とかもっと使っていきたいなぁみたいな人のための指南書みたいなところ になってますね
結局はなんか ai めっちゃ自由に使おうとすると 必要なのって
そのチャット gpt が web で使えるとかそういうことではなくて そのモデルだけを好き勝手に抜き出したりしながら使っていくみたいなところなんですよ
そういうのを扱うのに使われる形式っていうのが api ってやつですね そのならモデルをどうやって好き勝手使って自分の仕事にどう馴染ませていくか
みたいなところ こういったところを指南する書籍になっておりますので ai 仕事で使ってるな
もう一歩行きたいなぁっていう人は ぜひぜひ
あとはマーケティングとかに関わっている人とかものを何か伝えなきゃいけないという人結構 多いと思うんですよね
僕が宇宙話運営しながらブログとかやってっていうところのその横展開をしている中でも 使っているノウハウとかも書籍の中に詰め込ませていただいてますのでぜひぜひ
3月28日発売の書籍やっぱりあの マーケティングを ai で超効率化チャット gpt アピエ活用入門というのをぜひ手に取っていただけ
たら嬉しいです 発売まであと4日ですね
いやーすごい 今年1月の8日に発売させていただいたところから
8約3ヶ月でですねもう一冊を皆さんのお手元にお届けすることができるというのは 感慨深いのでちょっとまた今週どっかでねそんなお話もさせていただけたら嬉しい
なと思っております ということでまぁ今回出してまた次の本作り始めてるよっていうところも話せたのでこれから
一緒に走ってくれたら嬉しいです 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元の podcast アプリでフォローフォローボタンの近くにある星
マークこちらでレビューください それではまた明日お会いしましょう
さよなら
