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2022-05-18 10:59

589. 宇宙3Dプリンターでアンテナ作り

三菱電機の最新の3Dプリンターの使い方を紹介!

宇宙に物を持っていくのはコストがかかりすぎる。。。1kg100万円以上!?

なら現地で作ればいい!ということでできた新技術!


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今回は、三菱電機が発表した、3Dプリントで宇宙空間でアンテナを作ることができる、
そんな技術をご紹介していきたいと思っております。
今回紹介するのは、宇宙ビジネス寄りのお話になってくるわけですが、
三菱電機、日本の大企業ですね。
ここが、3Dプリンティングの技術を用いて、人工衛星のアンテナを宇宙空間で作り出すことができると。
これは、今後の人工衛星の製造に大きく関わってくる部分かなと思っていて、
というのも、宇宙に1kgのものを持っていくのに100万円かかると言われている。
そして、宇宙に持っていくために、非常に厳しい条件をクリアしたアンテナを作らなければいけなかった。
ただ、これを宇宙空間で作ることができれば、例えば、もっと大きな人工衛星を設計できるだったりとか、
もっと費用を抑えて別のことができるというところになってきたりするので、
今回はこちらについてご紹介していって、今後の未来の人工衛星の在り方みたいなところもイメージしていただければと思っておりますので、
ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション
佐々木亮の宇宙話
2022年5月18日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙のトピックスをお届けしております。
ということで、今日でエピソード589エピソード目を迎えるというところになっておりますが、
最近ですね、Spotifyの独占配信に切り替わって、そろそろ3週間が経とうとしているのかなというような状況になっていて、
おかげさまで今まで聞いてくださった方がSpotifyで聞いてくれるなんていうところにもなってきて、
少し嬉しい気持ちもありつつ、やっぱり今までたくさん聞いてくださった方々がいた中で言うと、
まだまだちょっと寂しい数字にはなってきているかなという状況にはなっています。
なのでですね、今聞いてくださっている方はこれからもぜひ応援していただければと思っております。
ただですね、本当に感謝しなければいけないなと思うことが一つありまして、
これSpotifyでアプリ開いてくださった方はですね、一番上にレビューの画面があるのってご存知でしょうか。
単純な星での評価になるわけなんですけど、
この星の評価ですね、独占配信に切り替わるまではほとんどもう数件、数十件ぐらいだったのかなってなってたんですが、
この2週間3週間の間で、なんと今現在103レビューを、つまり100回レビューを突破することができました。
本当にありがとうございます。
いつも聞いてくださっている方の応援だなっていう気持ちがすごい強く感じられる非常に嬉しいイベントでした。
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で、まあ100って超えるとなんかこう特に何があるってわけではないんですけど、
大台に乗ったなっていう感じがするので、これからもですね、
よくエピソードの最後にフォローとレビューをお願いしますってちゃんと言わせていただいてるんですけど、
それをなんかやってくださる方が多いっていうのは非常に嬉しい状況だなと思ってます。
なので、もしこれ聞いた方でまだレビューつけてないなっていう方はですね、
ぜひつけていただけたら嬉しいです。できれば星5が嬉しいです。
はい、という感じで、皆さんと繋がってるなっていうところを感じながらやらせていただけるっていうところの方が、
よりポッドキャストを続けるモチベーションになるなというふうに考えておりますので、
引き続き応援よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題に行きたいと思います。
今日の本題はもう5月の17日、昨日ですね、発表されたかなりホットな話題になっているので、
音声で聞くってなった時に、なかなか他でまだニュースとして見かけてない方もいるかもしれませんが、
こちらご紹介していきたいと思っております。
三菱電機、憎いに三菱ですね。
あそこが作り出した新技術が発表されました。
これが何かというと、宇宙空間で人工衛星のアンテナを現地で作り出す、
3Dプリント技術を使って作り出すという技術を発表した。
そんなお話をしていきたいと思っております。
なので今回は宇宙ビジネス寄りのお話になってくるかなと思っておりますので、
こちら楽しんでいただければというふうに考えておりますが、
そもそも宇宙空間でアンテナ作るってどういうこと?
そもそもアンテナって何?っていう部分があるかと思いますが、
人工衛星っていうのは単純に宇宙空間にいればいいというものではなくて、
例えば宇宙空間に行って物を観測する、
そして物を観測した後にそのデータっていうのを人工衛星の中でずっと持っておくっていうところではなくて、
これを例えば地上にデータを送らなければいけない。
そこまででワンセットだったりするわけですよね。
そうなった時にやっぱり通信を周りと通信するためには、
人工衛星にはアンテナが必要になってくるっていう状況が発生しております。
このアンテナっていうのはなかなか人工衛星の中でも要になってくる部分で、
なかなかの大きさを誇ってるんですよね。
皆さんも、例えばお子さんがいる方は想像してもいいですし、
あとは他、自分で人工衛星を頭の中でイメージしたってなった時に、
何を大きく描くかっていうところで言うと、
太陽電池パネルは大きく描くだろうなっていうところ。
そしてもう一つは実はアンテナっていうのが、
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そのボリュームの結構大きい部分を占めてくるっていうところになってくるんですよね。
そのぐらいアンテナっていうのはスペースも使うし、
人工衛星にとって重要な部分であるというような状況があります。
で、これ何が問題だったのかっていうと、
大きく問題点は一つかなと思うんですが、
人工衛星自体の大きさを決めてしまってるのが、
このアンテナだという考え方ができるんですね。
ロケットで人工衛星を打ち上げるっていうタイミングになった時は、
言ってしまえばロケットの中、
ロケットに搭載できる空間の大きさによって、
人工衛星のサイズっていうのは決定されてしまうというような状況になる中で、
アンテナの大きさっていうのが比較的人工衛星の中でも大きいという状況になると、
アンテナを優先しなければいけない。
そうするとそのアンテナに圧迫されて、
人工衛星本体のサイズっていうのもある程度制限されてしまうっていうような課題が今までずっと残っていました。
なのでこれをもうアンテナ取っ払ってしまえばどうなるのかっていう考え方をすると、
もう簡単で人工衛星のサイズを大きくできるっていう発想になるわけですね。
なので今回のこの三菱電機が発表した技術っていうのを使えば、
人工衛星のアンテナを宇宙空間で作るので、
ロケットに乗せる必要がないと。
ロケットに乗せる必要がないということは、
人工衛星本体の大きさをもう少し大きくすることができるというようなそんな技術になっています。
これに加えて、人工衛星っていうのは地球の表面から宇宙空間まで持っていくっていう、
このロケットで持っていく作業が出てくるわけですが、
これ、宇宙空間に行くっていうのが、地球の重力を振り払っていかなければいけないわけで、
そうなった時に最も重要になってくるのが重さですね。
重さ、これ宇宙空間に物を持ってくって、単純にすごくシンプルに考えた時に、
1キログラム100万円以上かかるというふうに言われています。
大体100万円だと思ってくれればよくて、
そうすると、その分アンテナを製造しなくてもいいってなったら、
アンテナの重さ分だけ人工衛星の単価っていうのを下げることができるんですね。
なので、そこの単価を下げられた分、また新しいチャレンジができるっていうところも、
非常に魅力的なポイントの一つになってくるというような状況になっていたりします。
そんな感じで、アンテナを改善するっていうところが、
今後の人工衛星の設計というところに大きく関わってくる。
プラスして、やっぱり重要な部分だから、無重力に飛ばすだったり、
ロケットの衝撃に耐えられるだったり、
いろんなところを考慮しなきゃいけなかった工数もかかるって考えると、
そこら辺の総合的な部分を、
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いや、宇宙空間で結構3Dプリントで簡単にできるんですよってなってしまうと、
この辺り、人工衛星の今後の製造のフロー、
製造過程っていうのがどんどん変わってくるんじゃないかなと思うので、
これが実際に実装されるタイミングだったり、
実はこれがどんどん一般的な方法になってくると、
今後また面白い展開になってくるんじゃないかなと思うので、
宇宙空間での3Dプリント技術っていうところは、
またちょっと注目していきたいなと思っています。
他にも、月の砂を使って月の表面で、
例えばコンクリートみたいな塊を作ることができる技術だったりとか、
そもそもそこから何かものを作るっていう3Dプリント技術だったりですね。
あとはそもそもロケットを3Dプリンターで地上で作ろうっていうような、
それによって部品を半分ぐらいの数にして、
故障とかヒューマンエラー、人によるミスですね。
そういうのを防げることができるっていうような感じで、
3Dプリントってただのパッとした新しい技術のように見えるかもしれないんですけど、
そうではなくて、実際に現場でどういうふうに導入していくか、
これによってどういうメリットがあるかっていうのをどんどん検討されているので、
このあたりもぜひ皆さんも一緒に僕のポッドキャストで知っていただければと考えておりますので、
これからも応援よろしくお願いいたします。
ということで、今回は宇宙空間で人工衛星のアンテナを3Dプリント技術で作る、
三菱電機の新しい技術についてご紹介させていただきました。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォロー、
そしてモチベーションにつながりますので、ぜひレビューをよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問は、
Twitterのハッシュタグ、宇宙話、宇宙が漢字で、話がひらがなになってますので、
つぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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