1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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一般相対性理論。宇宙の加速膨張。こんなワードを一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

今までPodcastで説明が難しくて避けていたこの辺りを、今回扱ってみました。

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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、今日のお話ですが、今日は130億光年先の銀河を3000個ぐらい観測した、っていうような研究を紹介します。
なんか、いかにも天文学っぽい数字が並んでますが、先日、100億光年先の星の話をしたと思うんですけど、それよりもさらに遠くのお話、130億光年っていうところに今回は注目していきたいと思ってます。
で、今回の研究結果で、一体何がわかるのかっていうと、これ、ちらっとは皆さん聞いたことあるであろう、2つのワード。これが非常に重要になっていて、
1つが、宇宙は常に膨張しているっていうお話。で、それに関連づいて、一般相対性理論。これあれですね、アインシュタインが予想した一般相対性理論。
ここに対して、なんと観測からアプローチをすることに成功したと。アインシュタインっていうのは、この天文学の話をよくするときに、理論と観測っていう2つのお話をすると思うんですね、僕、ポッドキャストの中で。
その中で、アインシュタインはいわゆる理論側から計算で宇宙を解き明かそうとするようなタイプだったんですが、で、結構ものすごい予想とかをいろいろ立てていた。
そこに対して、ようやく観測が追いついてきたっていうところのお話を今回はしていこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、毎日恒例の緊急報告させていただこうと思うんですが、昨日から、アマゾンの広告がマツに挟まっていたと思うんですね。
あれ、週に1回ぐらいしか挟まらないので、基本的には聞いている方に違和感を覚えさせない程度なのかなと思っているんですけど、
ああいう取り組みを始めましたっていう話をツイッターでさせていただいたところですね、結構反響が大きくて、リスナーの方からっていうよりは他のポッドキャストをやられている方からの反応がすごい良かったんですね。
で、それをきっかけに何名かの方からご連絡いただいて、どういう感じなんですか?みたいな話とかっていうのが来たので、そういうところはどんどんノウハウじゃないですけど、
自分が知っているところと話せるところっていうのはお話できればなと思っています。
結局はそれが結構ポッドキャストでやっている人の中で話題になったってことは、皆さん課題感に感じているところだったんだろうなっていうのを思うんですね。
ポッドキャストって結局は皆さん自分の好きなことを話して、それがインターネット上にアーカイブとして残るみたいな、そんな程度でしか考えていないとは思うんですけど、
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でも、やっぱりそれってYouTubeとかも一緒じゃないですか?ってなると、ポッドキャストもそれが収益化されるんだったらそんなに嬉しいことはないっていう話ですよね。
っていうところで、多分興味がある人はたくさんいるし、ただどこが課題かとか、なんで収益化にならないのか、みたいなところの壁っていうのはいまいち明確になってないのかなというようなところですね。
なので、いろんな方からご連絡いただいたんで、できる限り僕がしているお話はしてですね、そのお話することによって、いろんな方が少しじゃあ僕こうやってやってみようかなみたいな、新しいマネタイズの方法とかを考えてですね、
そこが上手く最終的にいいところに落ち着けば面白いなぁなんていうふうに思っています。
ポッドキャスト自体はまだ日本だと発展途上みたいなものじゃないですか。
なので、このタイミングでいろいろ動いたことが、もしかしたら5年後、ものすごくポッドキャストが流行った時のベースになっている可能性もあるというところで、
何も切り開かれてない部分だからこそ、僕もトップを目指すとか言って調子乗ってやってますが、そこで少しでも貢献できれば、それはそれでまた面白いのかなと思って、いろいろ取り組みはしてみようと思っています。
なので、単純にこう宇宙が気になるってポッドキャスト聞いてる方もそうですし、なんかポッドキャストでこの人いろいろ仕掛けやってるなぁみたいな、そういうところを楽しみに見に来ていただけるのも非常に面白いかなと思っています。
なので、僕のポッドキャストは毎日ガラガラとお話ししてますので、そこら辺楽しんでいただけたら嬉しいと思っているので、これからもよろしくお願いいたしますというようなところで、近況報告以上とさせていただきたいと思います。
ではですね、早速本題に入っていこうと思っています。
今日の本題は、130億光年先の銀河を調べたところ、なんと100年前にアインシュタインが予想していたことが本当だったことが明らかになったというお話なんですね。
今回の研究なんですけど、2016年に発表された若干古い論文にはなってます。
ただ、俺ポッドキャストで毎日こう宇宙の話してて、なんかネタって尽きないんですかとか、あとはなんか過去のを聞いても結局なんかチンピカって言うんですか。
過去のものは過去のだし、新しいの聞いた方がいいじゃん、みたいな話になると思うんですけど、論文ってそういうものではなくて、しっかりと論理的に整合性が取れているものしか出てきていないので、
すごいざっくり言うと、10年経っても20年経ってもあまり色あせるものではないんですよね。
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もちろん一番大きいものを見つけたとか、今までで一番遠くのものを見つけたなんていうところは、もしかしたらどんどん切り替わっていくかもしれませんが、
なんか概念みたいなものとか、あとはこういう現象ってこうやって理解できるみたいなところって、実は何年経っても情報の鮮度っていうのがあまり落ちないんですよ。
なので、このポッドキャスト過去まで聞いていただいても、そういったところは安心していただけるのかなというふうに思いますね。
今回も、なのでちょっと僕自身がすごく気になった2016年の研究なんですが、130億光年先の銀河をものすごい数観測してあげたっていうのがざっくりとした研究内容です。
今回、そんな130億光年も先の光っていうのを、まずどうやって見つけたのかっていう話なんですが、
これは日本が持っているスバル望遠鏡という、これポッドキャストで何度か出てきてますね。ハワイのマウナケ屋さんにある望遠鏡。
これがもう本当に世界屈指の望遠鏡になっていて、まあ細かく見えるわ、まあ遠くまで見えるわみたいな、そういう望遠鏡になってるんですね。
で、そんなスバル望遠鏡を用いて130億光年先にある銀河を観測していったっていうようなお話です。
しかも3000個ですね。で、この3000個を見つけることによって何を明らかにしたかっていうと、宇宙全体の言ってしまえば地図みたいな、3D地図みたいなものを作成することに成功したのがこの研究の面白いところでした。
そうすると何がわかるかっていうと、まあそれぞれの銀河、宇宙っていうのは例えばじゃあ今回結局この研究で宇宙が膨張しているっていうところにしっかりと
裏付け、観測的な裏付けができたっていうところではあるんですけど、もし宇宙空間の遠くに行けば行くほどその膨張している宇宙の影響を受けていると考えれば
遠くの星を見れば見るほどその膨張していく速度とかっていったところも明らかになるんですね。どういうことかっていうと、例えばどんどん宇宙広がってますとあった時に
130億光年先の星を見ると、その膨張しているスピードに結構同じぐらいのスピードで乗っている可能性があると。
そうなるとそれぞれの星を見てあげることによって、その運動によって銀河の位置がちょっとずつ変わっているなんていうところのマッピングが取れるんですね。
そういったところで、計算で遠くの星はこうなっているだろうと思っていたものを本当になっているのかっていうところで確認しに行ったっていうのが今回の研究なんですね。
こうやって宇宙が膨張している、しかも加速的に。つまりは最初爆発した時から今広がっているスピードっていうのがどんどん速くなっているっていうのがこの加速膨張と呼ばれる宇宙の概念なんですね。
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一番外側の宇宙空間っていうのはどんどん広がっている。しかもどんどん速くなりながら。これは宇宙ができるビッグバンっていうところの誕生からどんどんどんどん速くなって膨張していっている。
簡単に言うと、私たちが風船の中にいると思った時に、風船に入れる空気のペースがどんどん上がっているみたいな。そんな感じで捉えていただければいいのかなと思ってます。
で、そういうふうに遠くが速く動いている。しかもそれが軸、その広がりによって、そしてそれの間にあるものだったり、銀河っていうでかい重力圏っていうところで軸が歪んでいるであろう。
っていうのを計算で予測してたのが100年前のアインシュタインなんですね。
つまり、これ今2016年のタイミングで観測の裏付けっていうのができてきましたっていう話があるんですが、実はこれってアインシュタインは100年前に予想してたというところで、それがかなりアインシュタインすごいよねっていう話になってきてたりするんですね。
今回、そうやって130億光年先の銀河を観測することによって、アインシュタインが予想していた宇宙空間が加速的に膨張しているっていう話を裏付けることができたっていう話でした。
でですね、この宇宙が膨張していってるっていう話は、いわゆる一般相対性理論っていうところの一部として語られてるんですね。
実際、もっと詳しく話すとちょっと違うというか、一般相対性理論っていうのは重力があるものが空間を歪めますみたいな、時空を歪めるっていうのがざっくりとしたお話で、その結果、宇宙が膨張しているところっていうのも解釈できるっていうような部分なので、
アインシュタインが考えていた理論が宇宙空間で成り立ったっていうのは今回の研究なんですね。
で、これ一般相対性理論っていうのが成り立つだろうっていうのの裏付けがたくさん出てきたのが実は2016年、2017年だったりするんですよね。
どういうことかっていうと、この頃、ノーベル物理学賞では何が受賞されたかっていうと、重力派、天文学の幕開けなんですよね。
どういうことかっていうと、遠い宇宙でブラックホールとブラックホールみたいな、ブラックホールってものすごい重力で光を出さないみたいな性質があるのはご存知かと思うんですが、
そんな重力派を世界で初めてというか、史上初めて観測することに成功したのが2017年だったかな。
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ノーベル物理学賞が確か2017年なので、そのタイミングで発表されたと。
で、これもアインシュタインが予想していたその一般相対性理論を裏付ける結果になっていて、
ブラックホールみたいなものすごく強い重力が時空を歪ませているというふうに考えていたのがアインシュタイン。
で、実際にブラックホールとブラックホールが一瞬で合体すると、ある地点に今まで巨大だったブラックホール2つ分の重力がいきなり現れるわけですね。
ドンと。そうすると、そのいきなり現れた重力源のせいで時空が歪む。
で、その時空の歪みっていうのを観測したのが重力派天文学だったりするというところで、この人間の技術がどんどん進化していく中で、
2016年、2017年というところで一気に100年前にアインシュタインが予想していた部分というのが裏付けられ始めたっていう天文学の中では一種、時代の転換点にはなっていたのかなというような、そんな研究のお話を今回はさせていただきました。
いつもですね、この重力派とか相対性理論とかっていう説明なかなか難しいので避けていたんですが、
そろそろ話さないと、なんて言うでしょう、宇宙に興味ある人ってそのあたり結構気になる方多いので、そこら辺も今後はポッドキャストの話題として拾っていければなと思っております。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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