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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日は100億後年先にあるブラックホールのお話をしていきたいと思ってます。
めっちゃ宇宙っぽいですよね。100億後年とか、ブラックホールとか、こういう話題結構面白いなって僕も思うんですけど、そんなお話ですね。
具体的にどんな話するかっていうと、銀河、私たちがいるこの天の川銀河っていうところの中心にもブラックホールがあるように、銀河の中心には割とブラックホールがあるんですね。
そんな中で、そのブラックホールを持った銀河2つがちょうど合体していくような姿、ここが捉えられたというお話です。
そうすると、超巨大な銀河っていうのがその後にできるだろうというふうに考えられるんですけど、その合体していってる途中、その合体にどういう意味があるのか、なんていうお話を今日はしていこうと思っております。
最近は人類の歴史じゃないですけど、隕石とか太陽系とかの話してたんで、ちょっと距離的にも大きさ的にもぶっ飛んだお話を今日はできればなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
ということで、毎日恒例の近況報告を始めさせていただこうと思うんですけど、最近ですね、ちょっとPodcastの更新の時間が遅れております。大変申し訳ありません。
で、これは何かいくつか理由はあるんですけど、単純に夜撮影というか収録しきれないぐらい疲労困憊になってるっていうところが一番大きいかなと。
で、もうありがたいことに最近すごい忙しくさせてもらってて、なんか具体的にちょっと話してみると、前は研究の話いっぱいしてたんで、ちょっと具体的に普段の話してみると、僕本業今データサイエンティストっていう仕事をしてるんですね。
で、通信系のデータとかをいろいろ扱ってるんですけど、そんな中で仕事の種類が若干変わってきて、マネジメント的な部分も増えてきたんですね。
で、そこでちょっと一つのプロジェクトを任せてもらってとかっていう話になってきて、最初なんで結構それを掴むのに苦労しているっていうのが単純な一個です。
僕は基本的にあんまり頭が良くないので、一一倍時間がかかってしまうっていうところはしょうがない。
今までの人生というか研究とか諸々含めで、そういうふうに成果を残してきたタイプなので、一旦最初はもう時間かかってもしょうがないから、ガッとやって後々効率化していくような方向を考えるんですね。
本当は最初から効率的な方法が浮かべばいいんですけど、最初から効率的な方法が浮かぶ人って多分頭良い人じゃないですか。
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なので僕には今のところまだそのベストな回が一瞬で見つからないというような感じなので努力さく頑張っておりますと。
加えて、例えばこの1週間でお願いして、ありがたいことにお声かけいただいたところで、記事3本ぐらい投稿しているというか寄稿しているような部分があったりしたりしたんですよね。
なのでそういったところで本業をガーッとやって、本業をガーッとやって、それにプラスしていろいろ記事書いたりとか、それは全部ポッドキャスト関連とか宇宙関連とかそういうところになってくるんで、結構楽しくはやれてるんですけど、
やっぱ体力の限界っていうのはありまして、夜もう寝る直前になったら限界を迎えているというような状況になって、結局収録が朝になる。
朝になるときは犬の散歩をしていかないといけないので、この時間になるというような感じで、結構忙しく嬉しい悲鳴が体から出てきているという状況ですね。
ここら辺はそのうちゆっくり整理できればいいのかなと思って、今頑張り時だと思って頑張っております。
なので、ちょっとSNS関連とかの更新はなかなか滞っておりますが、気長に待っていただけたら嬉しいです。
ポッドキャストはちゃんと毎日更新します。
はい、ということで、じゃあ早速本題入っていこうかなと思ってますが、今日の本題は100億光年先で合体しようとしているブラックホールのお話をしていきたいと思っております。
これですね、ブラックホールが合体するっていう話をしているものの、実際は銀河2つの合体っていうようなイメージですね。
どういうことかっていうと、私たちがいるこの天の川銀河、僕たち天の川っていう中にいるんですよ。
これどういうことかっていうと、なんか太陽系が単体でポンって置いてあるわけではなくて、
実はものすごくでっかいブラックホールがあって、その周りに吸い込まれるというか、捕まった星たちがぐるぐるぐるぐる回っていて、
その縁に太陽系があってみたいな感じで、実は僕たちも銀河の中にいるというところがあります。
その中心のブラックホール、私たちがいるこの天の川銀河の中心のブラックホールって、
太陽の400万倍とか、確かそれぐらいの重さがあるんですよね。
わけわかんないじゃないですか。太陽400万個あってようやく一つの天体みたいな、いうようなイメージで、
そんな大きいって、結構突拍子もないじゃないですけど、ピンとこないじゃないですか。どうやってできるの、そんなのみたいな。
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で、ブラックホールができるタイミングっていうのがどういう時かっていうと、それはもっと手前のというか、もっと小さいお話になってて、
ブラックホールができる時っていうのは、星が進化していったなれの果て、なんなら言い方をあんまりよく考えない理由と死骸なんですよね。
めちゃめちゃ生き生きしてるから死骸ではないんですけど、太陽みたいな光勢ってあるじゃないですか。自分たちが光っている星っていうのがあって、
その星って中でいろんなものを作りながら、そのエネルギーを放出して光ってるんですよ。
で、その放出していってるのがどんどん終了していく。その中身がどんどん変わって、作り出すものが変わって、進化していって、
最後、もう限界だってなって、バーンと爆発した残骸みたいなのがブラックホールなんですよね。
っていうのが、もう本当にざっくりとした星の一生っていう部分になるんですけど、そうなった時に、
もともとあった星の重さっていうのがすごく重要になっていて、
星の、わーこれ具体的な数字が今ピンと出てこなくなっちゃったんですけど、
勉強し直さないとですね。10倍とか、8倍とか確かそれぐらいの重さより重くなった時にブラックホールになるんですよね。
なので、星が重ければ重いほど、その星の進化の最後にブラックホールになるっていうようなイメージなんですよ。
その究極体がブラックホール。ただ、そんな太陽の400万倍の大きさの星なんかないんですよ。
見つかってないだけっていうのが正しいかもしれないですけど、基本的にはない。そういう太陽を基準にして、
10倍とか20倍とかっていうようなレベルのお話しかないんですね。
で、じゃあ、そんな超巨大なブラックホール、大使はそれに付随した銀河ってどうやってできるのかっていう話なんですけど、
これはもう今日お話しするものみたいに、合体してどんどんでかくなっていくっていうのが、その一つ方法ではあるわけですね。
で、これでようやく今回のメインのお話に近づいてくるんですけど、
宇宙の初期、宇宙ができてすぐの時っていうのは、なんか今みたいな何百万倍の重さのブラックホールがある銀河っていうのではなくて、
もっと小規模な銀河っていうのが宇宙空間にポンポンポンポンあったと。
で、それらがお互い重力強いですから、お互い引き合っていって、だんだん合体していって、大きな銀河に成長していくなんていうことがあるんですね。
つまり、最初の方はそこまで大きなブラックホール、大使はそこまで大きな銀河ではないと。
で、じゃあ宇宙っていうのはそこが便利なもので、100億年前の姿っていうのを見たければ、
100億光年先を観測すればいいっていう、ものすごくシンプルな答えが出てくるんですよ。
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なので、今回は100億光年先をガーッと見ていった結果、
小さめのブラックホールがブラックホールの中心にした銀河であろうというものが見つかったと。
で、その2つが今まさに合体しようとしている姿が観測されたんですね。
なので、もともと考えられていた、巨大な銀河を作るために合体していくっていうような、
まさにその合体する現場っていうのが、初期の宇宙で見つかったっていうところで、
今回の研究の発見っていうのは非常に面白い研究結果になってます。
で、プラスして100億光年先っていうところが、実はこれまで見つかったことないぐらい距離の遠いものなんですね。
この100億光年先の天体っていうのはいくつかあったりするんですけど、
ただ、そこの場所でブラックホールという石は、銀河が合体していくっていう姿が見つかったのが初めてみたいな、そんな感じです。
なので、これからどんどん望遠鏡っていうのは、性能が上がっていけば上がっていくほど細かい情報が見れたりとか、
その星の中にどういうものがあるみたいな風に見えたりとか、
あとはものすごく視力が良くなって、より遠くの星まで見れるようになる、
なんていうところがどんどん実現していくっていうのを考えると、
今回一番遠くでブラックホールの合体っていうのが見つかりましたけど、
これよりももっと遠くのところで見つかる可能性もある。
そうするとどうなるかっていうと、宇宙の歴史の本当に最初の方、130億年とかもっと遠くまでのところを見て、
さらに銀河の合体がどうなっているのかっていうのを知っていくと、
これどんどん近づいていけば近づいていくほど、私たちがいるこの天の川銀河の形成っていうところに、
1個1個ステップが見ることができる、そんな研究につながるんじゃないかなと思っているんですね。
なので、宇宙っていうのは100何億光年とかいう規模ありますけど、
それっていうのは単純に大きいなって考えるんじゃなくて、
100億年前のその姿がそのままそこに残ってるっていうような考え方ができるので、
これは非常に面白い宇宙の研究ならではの部分かなと思っています。
なので、これからどんどん観測器の性能が上がって、このような発見がたくさん見つかってくると。
このポッドキャストをたくさん聞いてくださっている方、だんだん宇宙の成り立ちとか、
あとは銀河の成り立ちとか、そういったところ掴めてくるかなと思うので、
そういったところで、じゃあまとめた研究って実際今ここまでわかってますとか、
そんな話もいずれできるようなチャンネルになっていけたらなと思っています。
何が言いたいかっていうと、ポッドキャストいろいろ続けていって、
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最終的にはリスナーの皆さんと一緒に宇宙のこの知識っていうのを深めていって、
より難しい話もできるチャンネルなんていう風になったら、
なんか僕は非常に嬉しいなと思っています。
なので、そんなところができるような、一緒に成長できるチャンネルに作っていこうかなと思っていますので、
これからもぜひよろしくお願いいたします。
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じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。