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2021-05-07 12:19

209. 地球サイズの望遠鏡を超える!?フォーメーションフライトの可能性のハナシ

今日は宙畑の記事で絶賛作成中のネタの中から、フォーメーションフライトについて紹介します!

多分、初めて聴くであろうフォーメーションフライトという言葉。

人工衛星を宇宙空間で自由に操って、どでかいミッションを達成しようとする

未来の宇宙開発を担う最新技術を紹介します。


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始まりました、佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、宇宙といえば亮さんを全力で応援、閣下さんの提供でお送りしております。閣下さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサーワークについては、オンラインショップ天文屋で販売しております。天文屋スペースベースで検索してみるか、概要欄のリンクからぜひ覗いてみてください。よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題のお話ですね。
今日の本題は、地球サイズの望遠鏡を超えるかもしれないフォーメーションフライトの可能性というお話で、今日は話していきたいと思います。
今回の話なんですけど、今ちょうど絶賛編集中の空畑の記事から一部抜粋して、私自身の記事で空畑の方でも公開が許されているので、こんな感じの記事を書いてますよっていうお話ですね。
で、ブラックホールの写真のニュースとかって実は結構まだ記憶に新しいんじゃないかなと思うんですけど、ブラックホールが撮れたっていう赤い輪っかの写真ですね。
で、あの時の写真っていうのは、南極、ハワイ、スペインとか、そういうところの様々な観測所、地球の至るところの観測所を使って、仮想の地球サイズの望遠鏡を再現しました、みたいな売れ込みがあったと思うんですね。
で、いろいろ基準はあるんですけど、基本的には望遠鏡っていうのはでかければでかいほどいいというところで、なので地球上で作れる最大サイズを作ってしまったことになるんですよ。
で、今回話そうとしているフォーメーションフライトっていうのは、人工衛星を言ってしまえば好きなフォーメーションに制御して、そいつらを何かのミッションに当ててあげるなんていうような技術なんですね、フォーメーションフライトっていうのは。
なので、もしかしたら今後そういうどでかい望遠鏡を宇宙空間で再現するなんていうところもできるかもしれない。そんな可能性を秘めた最新技術、フォーメーションフライトのお話をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただければなと思います。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告、活動報告からになりますが、今日は先日も話したとおり、ゲスト回の収録をしておりました。
ゲストは、宇宙ベンチャーワイスペースの代表取締役兼CEOの川崎吾一さんをゲストに迎えての収録だったんですね。もともとの知り合いだったからっていうのもあるんですけど、盛り上がりすぎまして。
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なので、現在収録しているのが夜中の1時とかになっております。なので完全に日付をまたいでしまう形になったんですが、しゃべりすぎてですね、土日でいつも通りの大体時間ぐらいで収録公開する予定だったんですけど、そのまま公開すると両方とも30分を超えてしまいそうな感じなので、ちょっと編集が必要かなと。
お互いしゃべりすぎましたね。普段の会話みたいな感じになっちゃったんで。なので、そこら辺の編集をうまく間に合わせて、土日の公開になんとか間に合わせたいと思います。
ワイスペースの事業は月面を利用した宇宙の事業を展開する予定なので、そちらぜひお楽しみにしていただければなと思っております。
そんな感じで今日やってましたっていうのと、これもう一つですね、全然別個なんですけど、今日の話につながる部分は多いですね。
先日このポッドキャスト聞いてくださってた方はご存知かもしれませんが、先月私が宇宙ビジネスメディアの空畑に書いた記事ですね。
そちらがスターリンクっていう地球上のすべてのところの圏外をなくして、インターネット接続を人工衛星から提供しようっていうスペースXのプロジェクトなんですけど、
そちらの記事を空畑に寄稿したんですね。寄稿じゃないか、普通にライターとしての仕事で記事を書かせていただいたんですけど、
それがスターリンクっていうワードでGoogleの検索1位に上がっておりました。これ結構嬉しくて、先週まであんま1位じゃなかったんですよ。
何に負けてたかっていうと、Forbesの記事とあとWikipediaに負けてたんですね。
今そこに勝ち始めてるっていうところで、書いてすごい良かったなと。結構めちゃめちゃ調べて書いたので、労力もかかり、結構愛着のある記事でもあったので、非常に嬉しい結果を残せております。
そんな感じの報告がしたかったのと、スターリンクっていうのは1万個以上の人工衛星を打ち上げて、地球の周りを覆うイメージですね。
それで世界中の人にインターネットを届ける、インターネット接続を届けるっていうプロジェクトなんですけど、こいつのことは1万個打ち上げて、別に制御しない衛星コンスペレーションって言うんですよ。
ただ、今日お話しさせていただくのは衛星のフォーメーションフライトっていうお話です。なので、複数の人工衛星を使ってやるミッションであることには変わりないんですけど、それぞれの人工衛星に対して制御の命令をかけて好きな形に変えるのか、それとも基本的には同じ軌道をぐるぐる回すのかっていうところでちょっと差があるので、
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今回はフォーメーションフライトっていうお話をしていきたいと思います。スペースXの方気になる方はスターリンクとGoogleで検索してくれたら一発で一番上に出ますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは早速本題に入っていきましょうか。
今日の本題は、地球サイズの望遠鏡を超えるかもしれないフォーメーションフライトの可能性のお話というタイトルで紹介させていただきます。
さっきから結構説明させていただいているので、本題に入る前にだいぶ補足説明じゃないですけど、導入部分は話してしまったんですね。
改めて話すと、フォーメーションフライトっていうのは複数の人工衛星を組み合わせて大きなミッションを成し遂げていきましょうっていうような今後注目の宇宙技術の一つになっております。
さっき言ったみたいに、これを比較する対象としては何がいいのかっていうと、スターリンクとかそういうので出てくる衛星コンステレーションと呼ばれる事業ですね。
こちらはさっき言ったみたいにたくさんの人工衛星を一定の軌道に乗せ続けて、そいつらで一つのミッションをクリアしていくという感じになるんですけど、
フォーメーションフライトに関してはそれぞれの人工衛星をその時その時のクリアしたいミッションに合わせて、
推進材とかをいろいろ使って場所を調整し、それぞれの人工衛星がこの位置にあるからこそできる。
そんなミッションっていうのをクリアしていきたいのがフォーメーションフライトです。
この方法っていうのを適用することで様々なミッションに取り組むことができそうですと。
例えばどんなことがあるのかというと、最初に冒頭で話したみたいなブラックホールを作造した時の地球サイズ望遠鏡って言われてたやつですね。
あれは複数の望遠鏡、地上にある望遠鏡のデータを組み合わせると。
そうすると、例えば地球サイズのでっかいレンズみたいなのがあった時に、ある場所で取れる一点の情報、また別のところでは取れるある一点の情報っていうのが、
大きい望遠鏡の中の一箇所ずつの情報が取れると。
なのでそいつらを組み合わせるとまるで一個のでっかい望遠鏡になっているように見えるよねっていう話だったんですけど、
09:03
それと同じようなことができるわけですね。
このフォーメーションフライトによって、例えばじゃあ今まで地球サイズとか言われてたそのでっかい望遠鏡の仮想望遠鏡ですね。
それよりも大きい位置で離れた2つの人工衛星、ないしはそれが5個とか10個とかになって、
組み合わせたデータを使うことで、じゃあ地球の倍とかの大きさの仮想望遠鏡っていうのを作り出すことも可能であるというような技術ですね。
あとはよく注目されるのが、地球観測衛星としてのやりとりです。
これも結局は原理は一緒で、複数の人工衛星を使うことで巨大なレンズで地球を観測しているように見えるようになったりすると。
これによって何ができるかというと、今までこの1個の人工衛星で見ていた地球の姿、
例えばある地域の写真を撮っていたものが、複数の人工衛星によって撮られた写真とかが組み合わせられることによって、
今までにない解像度の写真が宇宙から地球の写真を撮れたりする、なんていうことにもつながったりもしますね。
あとは、これはどっちかというとバックアップ的なミッションにはなるんですけど、
例えばいくつか人工衛星を運用していたときに、1つ壊れちゃいましたと。
そうなったときに、後から人工衛星を打ち上げて、それで今まで行われていたミッションの空いた部分に人工衛星を投入することで、
また新しいフォーメーションを作って、ミッションを継続することができるというところで、
1つ壊れたとしても、後から補助的な役割で人工衛星を狙ったところに打ち上げることができるという意味でも、
このフォーメーションフライト、人工衛星のフォーメーションフライトというのが非常に役立つと考えられています。
なので今後は、今まだ確実に実現しているものというところはないのかな?数少ないのかな?わからないですけど、
今後の中開発の中では確実に話題をかっさらっていく技術の1つになっているので、
今日聞いたお話、フォーメーションフライトのお話っていうのはぜひ今後も覚えておいていただけると嬉しいかなと思います。
この記事についてもまた公開されたら皆さんにお知らせしていこうと思いますので楽しみにしていただければと思います。
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