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ソース
https://alma-telescope.jp/news/press/alpine-202010
00:01
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。 今回は、宇宙のものすごーく昔の情報、
今から120億年前の銀河の姿、こちらを紹介していきたいと思います。 今後、宇宙でできた一番最初の星を発見していくという研究が熱を帯びてくる中、
じゃあ、一体138億年前は難しいけど、そこから10億年、15億年経った宇宙の姿、どんなだったのか、まずはこのタイミングでおさらいしておければと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、
日本、
佐々木亮の宇宙話。
2023年4月6日始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で白紙号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが908話目を迎えるというところになっております。
基本的には1話完結でお話しさせていただいているので、好きな宇宙のキーワードとかを聞いてもらって、その上で面白いなと思ったら是非フォローしていただけると、毎日ちょっとずつこうやって宇宙の話題っていうのが聞けるかなと思っているので、
とにかく気になる話題っていうのが一番面白いと思うので、そういったところからちょっと入ってみてくれたら嬉しいなと思っております。
そんな中で今回紹介するのは、宇宙の初期の頃のお話、そして星を作る工場のお話、こういったところから宇宙の歴史全体をカバーしていくようなお話をしていけたらいいかなというふうに思っているわけなんですね。
先日、エピソード番号で言うと899か、AIを使って宇宙の最初の星を探していくっていうエピソードを公開させていただきました。
ここね結構評判が良くて、簡単に言うと宇宙って138億年前にできて、その頃にできたこの宇宙空間っていうところでは、まず最初にやっぱり今の宇宙の大元を作るために星が生まれているはずだと。
で、その星っていうのがファーストスターと呼ばれるもので、そういった星を観測していくことで宇宙の初期の情報を得られる。結局そこの宇宙の初期に何かものがいろいろ作られた影響が伝わって伝わって伝播してきて、今の僕たちのこの138億年後の宇宙空間を作っているっていうふうに考えると、
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まあまあまあそこって結構重要な研究だろうなっていうのはふわってわかるわけなんですね。そこらへん詳しく聞きたい方はぜひ899話聞いていただけたらなと思うんですけど、そういった星、ファーストスターと呼ばれるものを見つけようと今奮闘しているのが、ジェームスウェップ宇宙望遠鏡ってやつですね。
これまあ一時期話題にも上がったしニュースでも見かけた方いるんじゃないかなと思うんですけど、ものすごくかっこいい宇宙船みたいな形をした人工衛星です。ジェームスウェップ宇宙望遠鏡JWSTとかって略されますね。
僕がプレイボーイでグラビアの後ろのところで見開き2ページで解説させてもらった時に結構話題になっていたので、その頃の記憶で覚えている人もいるんじゃないかなっていうところを思っていたりします。
そんなファーストスターですか、まだやっぱり観測にはいたっていないっていう状況があって、じゃあその頃の宇宙、もうちょっと後ですね、大体宇宙ができて、138億年前に宇宙ができて、そこから10億年後ぐらいの宇宙空間って一体どうなってたのか。
ファーストスターが作り上げた現場で新しい星ができて、で新しい星が作り出した世界って感じですよね。そういったところを見てみると結構面白い研究結果が見えてくるというか、そこには銀河がたくさんあるんですよね。銀河。銀河ピンときますか。
私たちが住んでいるこの地球っていうのは実は銀河の中にいて、天の川銀河っていう銀河の中にいますね。その銀河の中で僕たちは生活をしているわけなんですけど、この銀河っていうのがめちゃめちゃ宇宙空間の中では重要な存在なんですよ。
銀河の中では、若い銀河であればあるほどどんどん星を作っていくと。これだから銀河っていうのは冒頭で話したみたいに星の生成工場って言えるような、そういう性質を持ってたりするんですね。
なんでかっていうと、だいたい中心にブラックホールみたいなのがあって、それによってかき集められてきた星の材料だったり、星だったりっていうところがたくさん固まっていると。一箇所に。
宇宙空間で基本的には何もないように見えるけど、実は細かい塵とかガスとかがあって、そういったものが収積されてくる。収積されてくると、結局星を作る材料っていうのは塵とかガスなので、そういったのがくっついてきて、だんだん大きくなっていく。
っていうのが星の出来方なんですよね。なので、銀河っていうのはそういった星を作りやすい場っていうのを提供してくれて、どんどんどんどんそこから星を作っては、中で星を進化させて、またその星が例えば死んで、死ぬとその星の中で作られた物質が周りに撒き散らされたりするという、星の輪廻転生みたいなのがどんどん起きるんですよ。
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そういった時に一体どういう状態が銀河の中で発生するのかっていうと、もともと宇宙空間には水素とか、よく聞くじゃないですか。水素めちゃめちゃありますみたいな。あとは水素の次、ヘリウムですね。理科の時間で見た周期表ってあるじゃないですか。覚えてます?
多分、全員に科学ってムズくねっていう印象を与えたあの表ですよ。覚え方で言うと、水平、離米、僕の船みたいな。水素、水平だから次がヘリウムみたいな。離米みたいになってるわけなんですけど、そこでまずは水素が宇宙空間にビッグバンでできて、
そこから水素がくっついてヘリウムとかができて、みたいなところが出てくる。そこから先っていうのは、もっと星の中の核融合とかが進んできて、できてくる物質なんですね。
なので最初の宇宙空間の重い軽いみたいな元素の話をするときに、その最初にあるであろう水素だったりヘリウムだったりっていう物質のことを軽い元素、軽元素って呼んだりして、それより重いものを重元素っていう風に言ったりするんですよね。
そんな中で宇宙空間ができて、星ができて、星が成長して、そうすると水素、ヘリウム以外のものも星の中でどんどん作れるから重元素、重いものっていうのが出来上がってくるんですよ。水平、離米、僕の船、離米、僕の船の方ですね。そっちの方がガーってできてくる。
そうすると宇宙空間ちょっと成長してきたな、みたいな。そういう星がたくさんあると、銀河を観測したときにも銀河の中に水素とかヘリウム以外の重い物質っていうのがたくさんあるっていうことが観測的にわかってくると。
つまり、銀河を観測したときに水素、ヘリウム以外のものが割とたくさん含まれている状態っていうのは、銀河の中でも一種成熟した状態を迎えることができている銀河っていう捉え方ができるんですよね。
そういった成熟した銀河っていうのを発見することができれば、宇宙空間の中でどうやって星が成長してきたり、銀河が成長してきたりしながら、宇宙の進化と一緒に星たちも進化してきたのか、みたいなところを明らかにすることができるというところの研究のモチベーションがあって、
じゃあ、研究者たちはどんなことをしたのかっていうところで言うと、理論的にも考えられていたりする側面だったりするみたいなんですけど、何言ってるかわかんないですね。なのかもしれないみたいなのがたくさん続いちゃって、
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宇宙が誕生した138億年前っていうところから、10億年から15億年ぐらい経った頃、つまり宇宙ができてからそのぐらいだから、120億年前の銀河っていうのを観測してあげることで、
初期の10億年、15億年で、計算とかで色々予測されていた、銀河の急成長、つまりは観測。観測した時に、重い元素っていうのがその銀河の中で発見されるかどうか、みたいなところを実際の観測で明らかにしていこうという、そういう研究を行ってあげたんですね。
その結果、なんと120億年前の宇宙の銀河の複数の銀河で、そういった成熟した銀河っていうのを発見することができたというところ。しかもこれが、何個か成熟してる銀河あるねっていう感じではなくて、結構複数、多数の観測でそういった研究結果が明らかになってきたというところになってくると、
宇宙空間では少なくとも138億年前に宇宙ができて、そこから10億年から15億年というところにかけて、どんどん星が、そして銀河が成長してきたっていうような、そういう結果が明らかになったっていうところですね。
ここは結構面白い部分で、これから先の宇宙の探査っていう中では、やっぱりファーストスターと呼ばれるものを発見したいっていうモチベーションが強く出てくるのが、世界中の流れとして出てきたりするんですね。
そんな中で、少なくとも宇宙ができてから10億年、15億年の場所ではこういった環境であったっていう一種、指標みたいな、マーカーみたいなのを立てられることによって、じゃあ10億年、15億年の間にこういう動きをする。
最終的にそういう形になる。つまり、成熟した銀河を作れるような進化を迎えるってことは、その10億年、15億年に一体何があったのか、少しはこう、範囲を区切って探索することができるじゃないですか。
そういった感じで、宇宙の歴史をすべて紐解くのを、一人で一つの研究でガッてやるんじゃなくて、この部分までは僕たち解き明かしておきましたよ、みたいな。じゃあここら辺までは僕たちがやっておきました、みたいな形で脈々と受け継がれていって、最終的には大きな成果になってくるという風になるので、
これからの研究にこういった過去の研究が使われてくるっていうところは、ちょっと楽しみにしながら見ていくといいんじゃないかなというふうに思っております。それはそうですよね。だって、何百年も前にガリレオがこの間の話で、太陽の表面に黒いつぶつぶを見た。
12:20
それが黒点と呼ばれるものだっていう話だったりとか、そういったところで何百年も前に見つかった太陽の観測によって、あそこ見たら結構面白いんじゃないかっていう雰囲気が漂い始め、そこから今でもまだ太陽を解明できずに、どんどんどんどん新しい研究が、知見が溜まっていって、太陽を完全に解明するっていうところに近づいていってるわけじゃないですか。
そういった脈々と受け継がれていくこの研究の性質みたいなところも、結構宇宙話では気にしてほしいなと。そしてそこも楽しんでほしいなと思っているので、長く続ければ続けるだけ、この番組を。
過去からどういう変化あったっけな、みたいな。だから2年間ぐらい、今2年半か、ポッドキャストやってるけど、もっともっと聞いてもらって、例えば5年とか行ったりするとするじゃないですか。そうした時に、今の時点から聞いてくれてた人たちには、あ、なんかそういえばそんなようなこと言ってたな、聞き始めの頃にみたいな。
で、そうすると、あ、あの研究ってそういう変わり方したんだっていうのが見えてきて、なかなか面白いね。宇宙の見え方が独自に持てたり、あとは僕と一緒に理解を深めていきながら、新しい宇宙の見え方できたら面白いかなというふうに思っているので、日常の中にちょっとだけ宇宙のことを入れてみてですね。
これから宇宙ビジネスとか、そういったところでもガンガン宇宙との距離っていうのは近づいてくるので、そんな中で天文を学びながら、そして宇宙ビジネス学びながら、宇宙話楽しんでいただけたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで今回は、宇宙の初期に見つかった成熟した銀河っていうところのお話をさせていただきました。途中ちょっとね、最近花粉症みたいなのがひどくて、声が変な感じになってたり、途中ちょっと途切れてたりする部分あるかなと思うんですけど、くしゃみとか鼻水をかむのに一瞬音をガッと下げるみたいな、そんな感じだったので、もしその隙間見つけてない人はいたら見つけてみてください。
そんな感じで今回のお話は以上にしていきたいと思います。今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にある星マーク、こちらからレビューよろしくお願いいたします。
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それではまた明日お会いしましょう。さよならー。
15:07
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