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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話
今回は、ソフトバンクが手掛ける世界中にインターネットを届けるサービス
ここの特色に関するお話をしていきたいと思っております。
サービスを世界展開する準備ができたというようなニュースが入ってきた中で
そもそもソフトバンクが手掛けるOneWebと呼ばれるサービス、一体どんなものなのか
こちらをピックアップしていきます。ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イグネーション
2023年4月7日始まりました。佐々木亮の宇宙話
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが909話目を迎えております。
900話を超えてもうほとんど10日ぐらい喋ったと思うと
なんかちょっと早いなっていう感じがすごくするんですけど
今回もやっていきたいと思います。
宇宙話の楽しみ方的には気になる宇宙トピックとか宇宙の単語みたいなのを検索で入れていただいて
そこから聞いてもらうのがいいんじゃないかなと思うんですね。
909話もあればなんとなくそれにそぐう内容もありますし
基本的にはあんま時事的なものも多少はあるけど
いつ聞いてもその内容っていうのが古臭くならないような
そういう論文とかからピックアップしてきてるような部分もあったりするので
そこら辺は楽しんでいただけるんじゃないかなと思ってるわけなんですね。
編集は一切してないのでこれまで内容についてはクオリティについてはご愛嬌みたいなところもありつつ
気に入ったらぜひチャンネル登録していただくことで
毎日ちょっとずつ宇宙を楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。
そんな中で今回このタイトルで言うと
世界中にインターネット接続を届けるっていうところで
ソフトバンクが協業しているワンウェブの世界展開の準備が整ったという
そういうお話をしていきたいと思います。
ワンウェブこれまでに何度か紹介はしてきていたものの
ちゃんとプロジェクトとして紹介できていなかったんじゃないかなっていうところを
思って今回はこちらピックアップさせていただくって感じなんですね。
宇宙話のリスナーの方と実際の場で会うこともちらほらあるわけなんですよ。
宇宙業界にいるとそうなった時に
ワンウェブ紹介してくれないですよねあんまりみたいなところ言われたので
やばいみたいになって今回はワンウェブの話をしていきたいなと思っております。
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まずそもそもこのワンウェブっていうのが何なのかっていうところで言うと
よくポッドキャストの中で紹介しているスペースXのスターリンクってみんな覚えてますか?
結構何回か話しているので頭の中にちらっと残っている人多いんじゃないかなと思うんですよ。
スターリンクだと地球の周りを人工衛星たくさん配置して
それらを連結させて稼働させることによって
世界中どこにいても宇宙からのインターネット通信っていうところを取得することができるっていう
そういうサービスだったと思うんですけど
ワンウェブもそこと同じようなサービスになっているっていうところをまず頭の中に入れておいてください。
これワンウェブがチャレンジしているところも含めで言うと
こういうのを宇宙空間からインターネットを接続させるっていうところで
NTN ノンテレスティアルネットワークっていう風に言って
日本語にすると非地上系ネットワークっていうところですね。
人工衛星から空からインターネットを接続させるって
今までだったら地上に基地局を作ってそこから電波を飛ばしてみたいなところになっていたと思うので
そういった意味で結構経路が違うよっていうところを
NTN ノンテレスティアルネットワークっていう風に訳したりするそういうところですね。
こういうなんか専門的な言葉っていうのは誰かを弾いてしまう。
わからんわからんってなっていなくなっちゃうと思うので
あんまり使わなくていいかなと使わないでいきたいなと思ってるんですけど
そんな中で今回このソフトバンクが提携しているワンウェブが
どういう人工衛星の配置をしていくかっていうところで言うと
高度1200キロメートルっていうところを周回する
これ言ってしまえば低軌道衛星ってやつですね。
ワンウェブっていうところの人工衛星を配置して
これらを連結させることによって地上にインターネットを届けていくと。
それに加えてこれが結構特色のある部分かなと思ってるんですけど
高度20キロ、上空20キロですね。
割と近いですよ。星層圏ぐらいのところにあって
ピンときますかね、星層圏。
上空20キロ、すげー上の方だなと思ってくれればいいです。
そこに飛行機みたいな、飛行隊みたいなのを飛ばして
そこから電波も発することができて
これによって上空からモバイル通信も可能にするというところで
両面から空からのインターネットを届けるっていうのが
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このワンウェブのサービスの特徴になっていたりするんですよね。
ワンウェブというかソフトバンクが掲げている
NTNソリューションっていうところになってます。
両方から紹介していきたいなと思うんですけど
このワンウェブっていうところは
この人工衛星からインターネット通信届けていきますよっていうところで
実はこの今ポッドキャストをお話しさせていただいている
1週間、2週間ぐらい前かな
2023年の3月の末にですね
インドの宇宙局が飛ばしたロケットによって
ワンウェブの人工衛星が
36機宇宙に飛ばされていって
無事起動投入を済ませたというような
そういう状況になっております。
ワンウェブは今まで宇宙からのインターネット
っていう話題で話してきてたみたいに
基本的には地球を覆うような形で
人工衛星を配置していこうっていう風に考えてるんですね。
その数が648機
648機ですね。
これに対して今618機が
起動投入されたと。
648分の618なので
8割ぐらいは
8割9割ぐらいまでのペースまでは来ているというような
そういう状況になっております。
すごいですね。これはすごいな。
8割どころじゃないか。9割ぐらい来てるっていうところは
かなりもう詰まってきてるような状態かなという風に思うんですね。
そんな中で今回のこの打ち上げによって
648機で世界中カバーできるというのに対して
618機
整備することができるってなったので
世界中にサービスを届けていくっていうところの
準備が整ったぞっていうところを発表されているみたいですね。
そういったところで
これからやっぱりインターネットの派遣を握ってくるのって
宇宙空間からなんだなっていうのを
ひしひしと感じさせる出来事だと思うんですよ。
ワンウェブは海外の企業で
そこに対してソフトバンクが
出資している形になるのかなっていうところで
ソフトバンクと一緒に
少なくとも日本国内はそこが展開されていくっていうところ
に対してスペースXのスターリンクは
KDDIと手を組んでみたいなところになってるんですよ。
っていうところで
ここ両者の宇宙空間からのインターネットを
どう活用していくかっていうところの
全面戦争というかね
っていうたてつけになるんじゃないかなと思ってるわけなんですよ。
これ結構やっぱ面白い状況になっているなと思っていて
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両者ともにやっぱり活用方法っていうのは
ある程度同じ状況を想定しているなと思うんですよね。
少なくとも発表されている部分だったり
ユースケースとかホームページとか見てみると
まずは今まで地上局っていうところに頼っていた
インターネット通信だったからこそ
船舶に搭載することによって船ですね
今まで電波届かなかったところとかも
宇宙からだったら圏外ありませんよ
みたいな状態で届けられるっていうところが
ユースケースとしては考えられている部分なので
船舶だったりとか
あとはやっぱ災害ですよね。災害時に
バックアップの回線として使ってもらうっていうところが
意味合いとしては強くなってくるのかなと思うんですよ。
KDDIとスターリンクの方でも
バックアップの回線として使えますよっていう話
何度かポッドキャストでもしてると思うし
リリースでも出てるんですよね。
同じようなところもソフトバンク側から出されてくる
っていうところになってくると
災害対国である日本としては結構
ありがたい状況というか
安心できる材料が増えるっていう感じかなという風に
個人的には思っていたりするわけですね。
なんか今ちょっとした対比構造
みたいなところで話してますけど
基本的にはでも通信業界って
こういうものじゃないですか。
日本の国内の人口を大体ソフトバンクで
ソフトバンクとKDDIとドコモ
っていうところの3社で
大きく3分割するような形で
ユーザーを抱えている。
最近だと楽天モバイルとかもありますけど
一旦そこはいいかなと思っていて
そこの3社で捕まえ合っている。
中の人の流動性っていうのも
結局そこの3社の間で動いていく
みたいなところになっているので
同じようなサービス内容が展開されていたりとか
そこに対してつまんねえなっていう話ではなくて
むしろ逆でインフラとして
整ってきている部分に対して
ユーザー、僕たちがどれを選択しても
ある程度一定水準のサービスを受けれる
本当に恵まれている状況だろうなと思うんですよね。
なので
この比較の仕方をすると
どっちもどっちじゃないかっていう話になるような気もするんですけど
少なくともここで話すようなレベルの
深掘りの仕方
ここで話すような深掘りの仕方で言うと
どっちも同じように見えてくるかもしれないんですけど
そういったところも含め、どこに特色あるのかなとかは
話していければというふうに思っているので
そこが結構他の記事とは違う見どころになってくるんじゃないかな
と思っていたりしますね。
実際に
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ソフトバンクが提供するNTN
Non-Terrestrial Networkっていうところの特徴ですね
特徴で言うとさっきワンウェブって
一括りにしちゃったんですけど
ワンウェブは人工衛星からインターネットを届けるっていうところ
それにプラスして
清掃券に無人の航空機
いわばでっかめのドローンみたいなものですよね
これを配置してスマホでも
電波を受け取れる
HAPSって読むので正解なのかな
っていうのがスタートすると
つまりこれソフトバンクは
宇宙からだけじゃなくて単純に
宇宙からもインターネット接続を届けていこうとしているよ
っていうところがKDDIが
スターリンクと一緒に動くときに
スターリンクは基本的に宇宙空間から
通信していくよっていうところに対しての
特色になってくるからと思うんですよソフトバンクの
でこれワンウェブもそうだし
スターリンクもそうなんですけど
大きいアンテナみたいなのを購入しなければいけないんですよね
人工衛星から飛ばされてくるインターネットを
受信する受信機が必要です
この受信機はみんなに
イメージしてもらうのが分かりやすいのはBSのアンテナとか
よく団地とか
マンションとか行くとベランダに
お皿みたいなのがついていて
あのお皿って実は全部同じ方向を向いてるんですよ
意識したことあります?
あの方向に実は止まっている
常にそこにある人工衛星があって
そこの人工衛星から受信するような
つまりあれが衛星通信を受信する
受信機なんですよね
宇宙から何かを受け取ろうとしたときにはやっぱり
それなりの受信する設備というか準備が必要で
それがもちろん
衛星通信っていうところでテレビもそうだし
今回みたいなインターネットで使うとしても
必要になってくるっていうところがあるわけなんですよ
なのでワンウェブ使うにしても
スターリンク使うにしても
こういった受信機っていうのは必ずこっちで準備しなきゃいけない
部分になるのかなと思うんですよね
多分そう
もしなんかこれ違うよってなったら教えてもらいたいんですけど
多分そこが必要になってくるっていうところですね
ホームページなさいって書いてあるけど
ユーザーがいくらで購入するとかがないのであれかな
まあ大丈夫でしょうユーザー端末を購入するって書いてありますね
でそれに対してHAPS
人工衛星からだけじゃなくてソフトバンクは
上空20キロに無人機
ドローンを飛ばしてそこから
インターネットを接続させるっていうようなそういうのを
提供しようとしてるんですよ
特色としては面白いなと思ってて
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まず何ができるかっていうと
受信機が必要なくて
スマホだったりのモバイル端末で
直接通信することができるというところで
イメージ的には地上局が
そのまんま上空20キロに
いきなり作られるみたいな
そういう感じがこのHAPSっていうサービスですね
なのでこれが出てくることによって
ソフトバンクはワンウェブと
両方使うことによって
低軌道の人工衛星から
世界中をカバーするような
インターネット通信届けて
その上で清掃券
航空機が飛ぶところよりも上ですね
そこで
無人機ドローンを飛ばして
そこからインターネット接続を提供するっていうところで
二重の高さの違いのところから
いろいろサービスを提供してくれる
しかも受信機が必要ないってなると
例えばさっきの災害っていう話が出てきたときに
じゃあ災害が起こったところの上空に
このHAPSの
ドローンっていうのを飛ばしてあげて
みんな地上局近くのやつダメだったけど
インターネット使えるようになったみたいなところになってくると思うので
ここちょっと特色になるし
展開楽しみだなと個人的には思っていたりします
そんな中で
サービスがどんどん準備整ってきて
ワンウェブに関しては2023年のサービスインが
予定されているらしい
そしてHAPSに関しては2026年ぐらいに
商用開発っていうところでプレ運用が始まるんじゃないか
と言われているので
ぜひこちらみんな楽しみにしていただけたら嬉しいなと思っております
そんな感じで今回はソフトバンクが仕掛ける
ソフトバンクとワンウェブ衛星からのインターネット
そして上空からのインターネット
HAPSに関する話をさせていただきました
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