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2021-07-07 13:01

270. 七夕を宇宙目線で見てみるハナシ

明日は七夕!ということで、七夕を宇宙目線で見てみる企画です。

織姫と彦星の大きさや距離、その温度なんていうところに着目して

この二人の関係性を炙り出してみようという珍しくちょっとおふざけ企画です。


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00:05
始まりました、佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、豊田沙織さんの提供でお送りしております。豊田沙織さん、どうもありがとうございます。
ということで、早速今日の本題を紹介させていただきたいんですが、今日の本題は、七夕ですね。
明日7月7日は七夕なので、そちらの七夕に絡めた宇宙のお話、というよりは七夕を宇宙目線で見てみる、そんなお話をしていきたいと思っております。
特に今回注目するのは、織姫と彦星っていうふうに言われている星2つですね。天の川を隔てて存在している星。
この2つの星について見てみて、実際どんな星なんだろうって、多分皆さんあんまりピンとこないと思うんですよね。
なので、その辺りをしっかりと宇宙話っぽくまとめていけたらなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
そんなこんなで、毎日恒例の近況報告を本題の前にさせていただきたいんですけど、
この土日ですね、3日4日で放送したワクワクラジオ、ポッドキャストチャンネルワクワクラジオとのコラボが大変好評でして、
いつもの宇宙話の雰囲気でもなければ、ワクワクラジオの方にもゲストが来て話すっていうところの新鮮味、
そして何よりもやっぱりワクワクラジオ側で流れた僕へのインタビューに対してのお二人の引き出し方の上手さっていうところが、
本当にツイッターでいただく感想どれもそういうのばかりで、本当に出させていただいてよかったなというふうに思ってます。
これに関連したツイッターの感想とかが本当にものすごく嬉しいものというか、にんまりしてしまうものばかり、こんなに褒められることなかなかないので、
なのでちょっとこのポッドキャストコラボに対していただいた感想ツイートをいくつか紹介させていただきたいと思ってます。
まず一つが、ツイッターの名前がさるくんさんのツイートですね。
佐々木亮さんのパーソナルな部分、朝が弱かったり飽き性だったり、人間にある一面を垣間見ることができて何かとても新鮮でした。
それを上手に引き出しているお二人のトーク力にも脱帽ですというところで、本当にそうで、
ワクワクラジオの方も僕の方のチャンネルでも、二人と話してる時のリズム良く言葉がいろいろ出てくる感じというか、
03:05
何でもこれも話そう、これも話そうって思うようなタイミングが多くて、本当に引き出されてる感じをバンバン実感してました、収録中も。
収録終わった後もやっぱり楽しかったなーっていう思いがすごい強かったので、そういったところもやっぱワクワクラジオのお二人の本当に力なんだなと思ってます。
さるくんさんどうもありがとうございます。
でもう一つですね、こちらああいえばこういうというポッドキャストチャンネルのさわらぎさんからいただいたコメントです。
ポッドキャストを聞いて面白いと思ったことは数多くあれど、かっこいいなと思ったことは初めてかもしれません。
森口さんが芯を固め、佐々木さんが存分に動き、三田村さんが要所を占める。この美しさですよ。本当にすごいです。長文失礼しました。
というところで、これの前にもいくつかコメントいただいてたんですけど、これ読んだ瞬間に本当ににんまりしてしまいました。
こんなに嬉しいなと思ったことなかなかないなと思うぐらいで、確かにポッドキャストチャンネルを聞いてかっこいいと思ってもらえたなんてこんな嬉しいことないですよね。
これはもう本当にワクワクラジオで引き出してもらったおかげだし、なんかやっぱちょっと詰まったりする部分もあったはずなんですけど、そこはもう森口さんの編集力によってものすごくたぶん饒舌な男に映ってたかなというような感じで。
とにかくこんなに評判のいい感想がいただけるようなチャンネル、そしてそんな番組を放送できて本当に良かったなと思ってます。
なので、聞いていない方はぜひ今度この間の土日の放送を聞いていただきたいのと、こんなに好評だったコラボ会のアフタートークっていうのが明日7月7日水曜日に公開されます。
ワクワクラジオの方で、なのでそちらもぜひ聞いていただけたら嬉しいですね。
たぶん本番よりも緊張せずのびのび話してるんじゃないかなと思うので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
はい、そんな感じで今日の本題入っていきたいと思います。
今日の本題は、明日7月7日七夕っていうのを宇宙目線で見てみるというお話をさせていただきたいと思います。
繰り返しになりますが、今日は7月6日、明日は7月7日で七夕ということで、七夕といえばやっぱり天の川、織姫、彦星っていうところがキーになってくるのかなと思うんですね。
天の川とか特に銀河の話とかって結構ポッドキャストでしてると思うんですよ。
でもやっぱりこの七夕で一番注目される織姫と彦星に該当する星について紹介しておきたいなと思ったんですね。
そもそもこの2つの星がどんな星なのかって皆さんわかりますかね。
06:03
たぶんなかなかピンとこないと思うんですよ。
もしかしたら名前だけは知ってるかもしれないですね、カタカナ。
でもそれが一体どのぐらいの大きさでどのぐらいの温度でとかっていうのがわかるかなというところがあったので、
今回はそんな星に注目して宇宙話っぽく、宇宙のお話で七夕を語っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
まず織姫ですね。織姫っていうのはコトザノデガと呼ばれる星です。
これ小学校とか中学校でもしかしたら習ったかもしれないですね。
一方で彦星にあたるのはワシザノアルタイルという星を指してます。
このどちらもですね、宇宙というかこの夜空を見上げたときに一番明るいと言われる一等星、数ある一等星のうちの一つというところになりますね。
これが天の川を隔てて2つ並んでいるっていうところを織姫と彦星の1年に1回の出会いみたいなところになぞられて語られている部分になったりします。
じゃあこの2つ、織姫を指しているベガと彦星を指しているアルタイル、どんな星なのか。
まず大きさで見てみましょうか。
大きさはベガの織姫は太陽の大体2.7倍とかっていうような大きさなので2回りぐらい大きいようなイメージです。
一方で彦星っていうのはちょっといろいろ説はあるけど大体2倍ぐらいというところで若干織姫よりは小さいような感じですね。
なのでまずここでも実際に宇宙の中で夜空を見上げたときに同じぐらいの明るさで見える星でもこれぐらい大きさの違いっていうのが出てきているというところもあったりします。
さらにこの星の温度、見栄えは多分両方とも白っぽく見えてるかなっていうふうに思うんですよ。
どのぐらいの温度かっていうと織姫のベガっていう方はだいたい9300度とかっていうふうに言われてる。
つまり織姫はひと回り大きくてひと回りというか彦星に比べて大きくて暑いんですね。
一方で彦星のアルタイルっていうのは温度が8000度とか8500度とかっていうようなところが最も暑くてそのぐらいかなっていうふうに見込まれてます。
そんな感じなのでこの2つの星見比べたときっていうのは織姫の方が結構大きいし暑いし活発そうなふうに見えますよね。
これ余談なんですけど、星の温度とその星の名前についてるアルファベットの記号っていうののお話があるんですが
09:05
これ多分ポッドキャストであんまり話していなくて、こういう暑い星とか太陽とかみたいにそこまで暑くない星っていうところに温度によってアルファベットの記号がついてるんですね。
これが暑い方から順番にO,B,A,F,G,K,Mっていうふうについてるんですよ。
O,B,A,F,G,K,Mと。
ただこれ何のこっちゃっていう話じゃないですか。
一番暑い星はO型星っていうし、逆にもっと冷たい星っていうのはM型星って言ったりするんですよね。
ちなみに太陽はG型星っていうふうにちょっとぬるめの星に分類されます。
このO,B,A,F,G,K,M、これ覚えられないじゃないですか。
これ覚えやすいのが、原素周期表を水平リベで覚えたみたいな感じであるんですね。
リズム的に覚えるのが。
それがO,B,A,F,G,K,Mというところで、きれいないい女になって僕にキスをしてくれっていうような文章に置き換えられると。
O,B,A,F,G,K,MがO,B,A,F,G,K,M。
これ天文を勉強するときに最初に教わったりする部分なので、面白かったらこの七夕と一緒に覚えてくれればな。
ちなみに織姫も彦星もO,B,AのAに当てはまるA型星っていうものになります。
そんな感じで割と厚めの星で、なおかつ織姫の方が実は活発というか大きくて厚いみたいな。
そんなような星たちなんですね。
プラスしてこの2つ、実際どのくらい離れてるんだろうみたいな話もあるんですけど、
これ織姫、ベガっていうのが地球から25光年離れてます。25光年。
一方で彦星のアルタイルっていうのは16光年離れてるんですね。
この時点で結構離れてるなみたいな。
しかも25と16だから、天の川とか関係なく普通にちょっと遠いんじゃね?みたいな感じなんですよね。
プラスでこの星2つっていうのはパッて見たときに20度ぐらい離れてるんですよ。
角度でいうと20度ぐらい。だいたいですね。
そうするとこの2つの実際の距離っていうのはちょっと三角関数いろいろ使って計算してみたところ、
20光年ぐらい離れてるっぽいんですね。この2つ。
なので天の川挟んで1年に1回ようやくみたいな感じだと思いきや、1年どころか20光年ぐらい離れちゃってるんですよ。
20光年ぐらい離れちゃってるんで、もうすごいリアルな話をしたら全然あえてねーじゃんみたいなそんな感じになってます。
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こんな感じで、こんなリアルな話をしてもしょうがないわけなんですが、
アナバタの織姫と彦星っていうのは意外と離れてる。
そして意外と織姫の方が強そうっていうようなお話でした。
ちなみに言うと織姫は3億歳で彦星は12億歳なので、
年上の弱そうな男が年下の結構年下の強そうな女の子と付き合ってるみたいな。そんな感じですね。
今回の話いかがでしたでしょうか。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、
ちゃんちゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それでは明日のワクワクラジオのアフタートークもぜひ楽しみにしてください。さよなら。
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