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2022-02-10 09:04

492. SpaceXの人工衛星が40基ポシャった!?

世界中にインターネットを届けようと画策するSpaceX。

かなり面白いスターリンクというプロジェクトですが、そのうちの40基が

地球の磁気嵐によってダメになってしまった。そんな話です。


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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介します。今日の本題は、宇宙企業SpaceXが打ち上げている、スターリンクと呼ばれる衛星、
このスターリンク衛星が40個ダメになってしまったというお話をしていきたいというふうに思っております。
このお話ですね、出てすぐの情報というか、今日は朝更新できなくて、夕方の更新になっているんですけど、
夕方の更新になったからこそ、このスピード感で取り上げられるようになったというようなところがあるので、今回はこちらを楽しんでいただければと思います。
このスターリンクと呼ばれるのは、簡単に言えば世界中にインターネットを届けるというようなところをコンセプトにして、
宇宙空間に最大で1万2000個の人工衛星を打ち上げようとしている、そんな壮大なプロジェクトになっているので、
今回一体どんなことが起きてしまったのかというところをお話しできたらなというふうに思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、本題に入る前に毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですが、
今ですね、2月10日の夕方になってます。この時間になってしまった理由っていうのは、
昨日も本当に疲れてて、今日の朝分が更新できず、この時間になってしまったというところです。
でですね、首都圏は今日大雪になるっていう予報で、僕も朝から東京の職場に出ていたんですけど、早めに帰宅して今っていうような状況になっております。
でですね、そんな感じなので、皆さん出社されている方とか、あとはお出かけされている方はですね、ぜひ滑ったりしないように気をつけていただければなと。
で、多分明日の朝とかの方が結構あれなんですよね、怖いんですよね。例えば積もってた雪が氷になっちゃってたりとかっていうところで怪我する可能性もあるので、
そんな感じで気をつけていただければと思います。で、雪降りながら帰る中でこのポッドキャストを聞いて、
少しでも宇宙っぽさというか、この雪が降ってる雲の先のお話をちょっと思いを馳せながら聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
はい、じゃあそんな感じで僕はただただ早く帰ってきたという報告だったので、本題に入っていきたいと思います。
今日の本題はSpaceXが打ち上げているスターリンク衛星が最大で40機ダメになっちゃったんじゃないかっていうお話をしていきたいと思います。
でですね、今回紹介するのはSpaceXっていうアメリカの宇宙企業、大体皆さん知ってるかなと思うんですが、
再利用のロケットとかっていうところで、注目度一気に集めてますね。
そんなSpaceXがロケット事業以外にもう一つ展開しているのが、このスターリンク衛星と呼ばれるもので、
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具体的に何をするかっていうと、世界中の人たちにインターネット通信を届けるっていうようなサービスですね。
これ具体的にどういう風にやるのかっていうと、宇宙空間に地球を覆うように約1万とか最大で1万2千機の人工衛星っていうのを飛ばして、
それ一つ一つを連携させて、地球全体を覆うようなインターネット網を作っていくっていうようなところになってますね。
これによって、今ってIT社会だとか、インターネットがなきゃダメだとか言ってるんですけど、
実は世界中を見るとインターネットに接続できない状況になってる人って、世界中の人口の約半数いるんですよね。
その約半数に対してサービスが展開できるっていうのが、このスターリンクって呼ばれるプロジェクトの一つ強みになってます。
加えて、こういったサービスっていうのは実は日本国内でも取り組んでるところがあったりとかで、結構宇宙空間からインターネットを届けるっていう市場は結構競争力が激しくて、なかなか面白い分野になっているというところになってます。
これまでにもうすでにSpaceXは地球の周りにこの1万2千機をカバーさせようというところで、バンバン人工衛星を打ち上げているんですね。
すでに2千機とか3千機とかっていうぐらいの量が確か打ち上がっているはずで、そこに追加して新たにスターリンクの人工衛星を約40機ほど2月3日に飛ばしたというような状況がありました。
ただ、この2月3日に宇宙空間に打ち上げられたものがなぜダメになってしまったのかっていうところによると、地球の磁気嵐と呼ばれるものに影響を受けてしまったというふうに言われております。
この磁気嵐っていうのは何なのかっていうと、簡単に言えば地球って理科の実感でも勉強したかなと思うんですけど、言ってしまえば大きな磁石だったりするんですね。
磁石みたいになってるからN極とS極があってコンパスとかが繋がったりするというふうになっていて、宇宙空間にある例えば物質だったりとか太陽から飛んでくるものっていうのはこういう磁気にすごい影響がされやすいんですね。
太陽から飛ばされてくる物質がこの地球の磁気を強めたり弱めたりするなんていう現象が起こったりします。
このタイミングが実は宇宙空間での最も危険なタイミングだと言われていて、というのも結局宇宙空間で生活する人工衛星とかって電子機器なので、電子機器に例えば大量の電気を流しちゃいけないだとか電気が流れるような磁石を強いのを近づけちゃいけないとかっていうのは
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なんとなく皆さん一種常識的な感じで知ってるかと思うんですけど、それの量がかなり強くなってしまうっていうところがあるんですよ。宇宙空間、そして地球周りの環境っていうところで。
この磁気嵐によって今回はSpaceXのスターリンク衛星はダメになってしまったというふうになっているみたいですね。
加えてこういったこの磁気嵐っていうところの影響で、地球の大気が大きくなってくる。地球の大気が広がってくるとどういうことになるのかっていうと、その大気に言ってしまえば大気の壁にぶつかるみたいなイメージになるんですよね、人工衛星が。
つまり宇宙空間では空気抵抗がほとんどないにもかかわらず、いきなり地球の大気が目の前に現れる。そうするとどうなるかっていうと、簡単に言えば失速してしまうんですよ。
地球の周りをぐるぐるぐるぐる回り続けるっていうところは、言い換えるとそれだけに十分なスピードを持っていながら地球の周りを動いてないといけないんですね。
ただ空気が大きくなってきて、空気抵抗が人工衛星にかかる。空気抵抗が強くなるとその速度が落ちてしまう。その速度が落ちてしまうと最終的にはどんどん高度が落ちていって、地上に落ちてしまうと。
地球に吸い込まれてしまうみたいな感じになってくるというところで、今回のスターリンク衛星っていうのはダメになってしまったというか、最終的に墜落するっていう方向に向かってしまっているっていうのが状況です。
こんな感じで宇宙空間っていうのは、時期だったりとか電気みたいなところに非常に敏感な空間になっています。
こういったところ、特に地球の周りのこういった時期の状況だったりとか、あとは太陽とかから飛んでくる放射線の影響だったりとか、こういったところを予測していく。
そしてそれの対策を考えていくっていうところで、今宇宙天気という分野、結構ホットになってきてるんで、こういった時期嵐みたいなところはですね、このポッドキャストを聞いている方にもぜひ一つ理解しておいていただきたいなというふうに思っております。
ということで今回はサクッとまとめましたが、スペースXが打ち上げている人工衛星群、スターリンクが40機、地球の時期嵐によってダメになってしまったというようなお話をさせていただきました。
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番組の感想や宇宙に関する質問については、ツイッターのハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、じゃんじゃん呟いていただけたら嬉しいです。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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