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2022-02-11 12:57

493. 電動キックボードがGPSを改善する!?

宇宙からサービスを変える!だけじゃなく、地上から宇宙サービスをよくする!ってのもある。

都会で大流行の電動キックボードLuupが、日本のGPSを改善する!?


ソース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000043250.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙を学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介します。今日の本題は、電動キックボードの新たなサービスを提供しているループと、
宇宙にある日本が持っているGPS衛星と言ってもいい、導き、この2つが組み合わさって行われている実証実験、こちらについてご紹介していきたいと思っております。
今回紹介するのは、リスナーの方々でも東京だったり、あとは大阪、京都、あと横浜ですね、この辺り住んでる方結構いらっしゃるかなと思うんですが、
そこで、ここ1年ぐらい、半年1年ぐらいで新しく展開されている電動キックボードを手軽にレンタルできるっていうサービスがあるんですが、そのサービスをより進化させていく、そして日本が持っている人工衛星の精度をどんどん上げていくっていうような目的で、2つのサービスの実証実験というのが今スタートしてるんですね。
具体的には、そういった電動キックボードが車道を走ってるのか、歩道を走ってるのかっていうところをしっかりと人工衛星で見分けていくっていうようなところがどれだけできるのか、そうするとそれを使うことによって今後位置情報サービスっていうのをより高レベルなもの、高精度なものに持っていけるっていうところにつながる非常に面白い研究が進んでいるようなので、
今回はこちらについてプレスリリース出ていたのでご紹介させていただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですが、本日は2月11日となっていて、ポッドキャストの放送も493回目を迎えております。
いや、すごいですね。もう本当にあと500まで目前ってなってるんですけど、ここで今このポッドキャスト実はApple Podcastのホーム画面で特集をいただいてるんですね。
これは毎月10日が科学系ポッドキャストの日っていうところで、今まで科学系の配信やってる方々と一緒になんか盛り上げていこうっていう日として選定させてもらってるものをApple Podcastの方でも盛り上げていただいてるという形になっておりますので、ぜひですね、ホーム画面に並んでる僕のこのチャンネルだったりとか、
あとは他の科学系ポッドキャストの仲間のチャンネルたくさん並んでいるので、ぜひ見に行ってですね、スクショでも撮っていただけたら嬉しいなというふうに思っております。
で、やっぱりこのポッドキャスト、僕初めて今回で500回っていうとこなんで、もう本当に1年半以上経ってるわけですよね。
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始めた頃は科学系のチャンネルって全然なかった。僕の認識では本当に4個とか5個とかってなってるんですけど、今回特集されてるだけでもうやっぱ10とか15ぐらい確かあったのかなってなるし、ランキングとかいろいろ見てみてもものすごい数いることになってるんですよ、今。
なので、もちろん毎日更新してるチャンネルもあったりなかったりで、いろんなカテゴリー、科学だったりとか生物だったりとか、しかも新しいチャンネルもどんどんできてきて、かなり面白い状況になってるので、
僕のチャンネルを聞いてくれっていう宣伝というよりは、科学系の中でも本当にいろんなバリエーション出てきてるので、そのあたり聞いてくれたら非常に嬉しいなと思ってます。
なので、お気に入りの科学系とか見つけられたら、これを機にぜひ教えていただけたら嬉しいです。僕も結構聞いてるんでね、よろしくお願いいたします。
はい、そんな感じで、今Apple Podcastさんでも結構バックアップしてくれてるっていう背景あるんで、ここからまた頑張っていきたいなと思っておりますが、
本編離さないときっとどうしようもないと思うので、本編入っていこうかなと思っております。
ということで、今回紹介するのは、電動キックボードのサービスを提供するループと、日本が持っている位置情報サービス提供の導き。
この2つを組み合わせた実証実験がスタートしているというお話をさせていただこうかなというふうに思っております。
今回紹介するのは大きく分けてトピック2つあるなと思ってて、電動キックボードと、そして宇宙要素としては、今回その位置情報を提供できる衛星、導きですね。
この2つを組み合わせているってとこなので、この2つ紹介して最後合体させてどんなものなのかっていうののお話をしていこうかなと思っております。
でですね、まず、もしかしたらあまり馴染みがないかもしれないなと思っている導きっていう衛星を紹介していきたいなというふうに思っております。
これものすごく簡単に言えば日本版のGPSですね。即位システムっていうのが入っていて、正式名称で言うと準天頂衛星システム導きというふうになっております。
で、これは一番馴染みがあるのはやっぱりGPSだと思うんですよ。
ただGPSってあれ実はアメリカが作り出したサービスになっているんですね。
で、それを世界中でこうプラットフォームとして使えるようになっているっていうところはあるんですけど、
これってアメリカが主体で作った、そして世界中をカバーできるようになっているっていう点から、やっぱり日本の中でそのGPSの反応が良い場所と悪い場所があるというところで日本オリジナルのGPS衛星っていうのを上げてですね。
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で、アメリカが運用しているGPSと組み合わせることによって日本により最適化したGPSサービスっていうのを提供させていこうというところで立ち上がっているのがこの導きなんですね。
具体的にはビルとかで結構電波とかが遮られそうな都市部だったりとか、あとは木とかたくさんある山間部とか、そういったところにもしっかりと応用できるようにっていう意味合いが込められていたりしますね。
で、その人たちをある一定の場所に導くという意味で導きっていう名前がついている。そんなサービスがあったりしますというところがあるんですが、やっぱりこれを単純な即位、位置を知るための情報として使うっていうだけではなくて、やっぱり今後それを維持していくだったりとか必要性、バリューみたいなのをどんどん上げていかなきゃいけないってなってくると
実際のビジネスの場でどうやって使われるのかっていうところだったり、あとはそもそもその導きの性能をどんどん向上していくことで新しく応用の幅っていうのも出てくるだろうっていうところで、測定の誤差を1メートル以下っていうところまでどんどん落としていきたい。そんなところがあるので実証実験をどんどん行っていかなければいけないっていうような、そんな背景があったりします。
そんな中で今回紹介するのは、電動キックボードをサービスとして提供しているループという会社との実証実験の提携のお話ですね。
このループっていうサービス、もしかしたらニュースで見たこともあるかもしれないですし、リスナーの方でこれサービス提供されているのが東京、大阪、京都で神奈川の横浜っていうバリエーションになってるんですけど、その中で見かけたことある方はなんとなくピンとくるかなと思います。
簡単に言えばキックボードに電動のエンジンみたいな、電動の駆動がついていて、手元のハンドルというかボタンをピッて押せば自動で進むと。
ビーンってしかも結構なスピード出るんですよね。
こういった移動をQRコードピッてやれば、目の前にあるキックボードを好きなタイミングで好きな時間だけ使えると。
しかもそれをある一定の場所で乗り捨てることができるっていうようなサービスなんですよね。
これ半年、1年前ぐらいからサービスがスタートして、本当に渋谷とかすごいこれで走ってる人いたんですよ。
これ結構目新しいサービスとして提供され始めていたものの、実はアメリカでは結構ずっと主流として、移動手段の主流として使われていたサービスになってて、
僕がNASAで研究していた頃、ワシントンDCに住んでたんですけど、そこでの移動手段として僕も実際に使っていたりしました。
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これって、例えばアメリカの中だったら普通の移動手段って大きく2つに分かれるなと思っていて、
本当に近い距離っていうのはこういったループだったりとか電動キックボードだったり、そこら辺に落ちてる自転車だったりとかっていうのをQRコードでピッてやってロックを解除して乗って、
また乗り捨てるみたいな移動の仕方。そしてちょっと時間がかかるような遠くの場所にはUberで行くみたいな。
っていうような、そんな移動の仕方があったので結構一般的に生活に馴染んでいる移動手段だったんですね。
それがようやく日本にも来たみたいな形になってるんですけど、法律の観点とかいろいろあったりとか安全性の面を考えた時に、
この電動キックボード、さっき言ったみたいに結構スピード出るんですよ。なので車道を走んなきゃいけないっていうような、そんな決まりがあったりするらしいんですね。
ただ、車道を走っているのか、歩道を走っているのかっていうところは正直その場で見てみないとわかんないみたいなところになってくるわけですよね。
ただ、先ほど話した日本版GPSである導きっていうものを使うことによって、そして今回の実証実験を超えることによって1メートルっていうところの以下の精度を出していきたいっていう目的があるわけですよ。
そうすると1メートルの測定誤差っていうところに抑えることができれば、そのキックボードが車道を走っているのか、歩道を走っているのかっていうところの差まで
人工衛星のデータを使って把握することができるというところになって、今回のこの2社の提携っていうところで見ると、導き側は1メートル以内の測定誤差っていうところを確立するためにいろんな実験ができる。
そしてループ側、電動キックボードを提供するループ側も実際にサービスが法律にのっとって使われているのかだったり、社会にどれだけ安全なものかっていうのをアピールできるかっていう、そんなサービスの向上っていう面があってお互いのメリットが重なるところで実証実験が行われているというような、そんな状況になっていたりします。
で、このスケジュールっていうのが実はもうほとんど実施された後みたいな状況になっていて、去年の夏ぐらいから今年の冬まで、冬の頭ぐらいまで実証実験スタートだったり改造が行われて、1月から2月で実証実験が行われたと。
で、今は3月ぐらいに入ってからは測定データの分析、走行データの分析を行っていって、実際にこういう改善の方法があるんじゃないかっていうのを両者どんどんノウハウが溜まっていくというような形になっているみたいなんですね。
なので今後は私たちに直接関わってくるこのループっていうサービスが使えない地域でもやっぱりGPSとしての性能がどんどん上がっていくっていうような、そんな可能性も秘めている宇宙空間から提供される面白いサービスっていう観点で今回は皆さんに紹介しておきたいなと思ってお話しさせていただきました。
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ちょっと伸びちゃいましたが、こんな感じで今回は日本が持っている日本版GPSサービスの制度向上のための実証実験というところをお話しさせていただきました。
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番組の感想や宇宙に関する質問、そしてですね、500回に向けて応援のメッセージだったり何の募集しておりますので、ツイッターのハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますのでつけてつぶやいていただけたら非常に嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。いい週末をお過ごしください。さようなら。
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