集英社連載最新回「毎日が暑すぎる!宇宙から見る地球温暖化とコロナ禍のちょっと面白い関係性」 を公開しました!
https://yomitai.jp/series/astro/19-sasaki/
もう1つのチャンネル「となりのデータ分析屋さん」はこちら!
Spotify / Apple Podcast
ソース
00:00
今回は、最古の天文施設とも言われている、ストーンヘンジ、イギリスにありますね。
これの材料が、当時ではありえないぐらい遠くから運ばれてきた。 この新事実がNatureで発表されたので、この論文を今回は紹介していきたいと思います。
実は、ストーンヘンジが天文の関連するものだって知らない人もいるかなと思うんで、その辺りから
遡ってお話ししていこうと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今、ビデオポッドキャストでポッドキャストをお届けしているので、まあビデオを見れる人は見てる人も一部いるんじゃないかなと思うんですね。
あとはYouTubeとか。ヘッドホンとかマイクとかその配置をちょっと変えてみて、よりラジオっぽい雰囲気だけちょっと作ってみたんで、もしよかったら
どんな感じになってるかチェックしてみていただけたら嬉しいなと思ってるわけなんですけど、
今日8月の20日、昨日今日っていうところで満月見えてきますね。
満月、一応20日の明け方の方が綺麗に満月だったって言われてるんですけど、まあそんなこと言ったら綺麗なタイミングなんか見れないよって話なので、今日も是非ねチェックしてみていただけたらと思います。
スーパームーンと言って、まあ地球に対して月がものすごく近づいてくるタイミング。
一体どのぐらいで見えるのか。すごいですよね。見た目の大きさが変わるぐらい近づいてるっていうのはかなりレアな体験かなと思うので、是非チェックしてください。
僕は昨日、夜の8時ぐらいかな、に満月めっちゃ綺麗に見えましたね。
しかも海の上に浮かんでるみたいな感じでめっちゃ綺麗でした。皆さんもどんな月が見えたのかぜひぜひ教えていただけたらと思いますね。
そんな月の様子、みんながねちょっとずつ紹介してくれてるんですけど、リスナーネームあやほさんから、明日がフルムーンと聞いてたけど綺麗だったのでついパシャリ、
とびりしのとある場所から撮影っていうので、Xで写真を送ってくださいました。
そう、でもね、あれなんですよ、その満月って一応ピンポイントでこのタイミングっていうのがあるんですけど、それでいうとまあ昨日の
夜中っていうのも結構いいタイミングだったと思うんで、素晴らしい写真が撮れてるんじゃないでしょうか。
はい、ということでぜひ皆さん、 月いろいろチェックしてみてください。よろしくお願いします。
はい、ということでじゃあ早速本題に行きましょうか。 今日は
03:05
ストーンヘンジ、イギリスにある最古の天文遺跡と表現してもいいぐらいのもの、これに対して新たな研究結果が出てきていたので、
ネイチャーの論文を紹介していきたいと思います。 ストーンヘンジ、皆さんご存知ですか?
なんかこう縦に積まれた石とその上に横に置かれた石みたいなのが、真ん中のでかい石の周りに円形に配置されているような、
一体何なんだろうこれはっていう、 まあそんな
遺跡があるんですよ。親戚時代の人々が作ったと言われている、もう本当にすごい、一回は僕は見てみたいなぁと思ってる遺跡なんですけど、
ストーンヘンジ、 実際何者なんだというか、どんなものなんだろうってあんまりピンときてない人いると思うんですよね。
で何だっけなぁ、なんか海外のふざけたアーティストが、
What's the meaning of Stonehenge? みたいな、あの
FOXの歌とか歌ってる人ですね。なんかあの人たちがそんなのを歌ってたのを大学生の時に聞いた気がするなっていう。
まあいいや、そんなのは置いといて、ストーンヘンジ、これうちの大学の、大学院の天文の講義かな、
の時もうちの指導教授が一番最初のスライドに入れ込んでいるぐらい、 まあストーンヘンジっていわゆる天文の施設だよっていうのがよく言われているわけですね。
で一体どういう要素が
なんだ、天文に関連するのか。これなんか有名な話で言うと下死のタイミング、下死ですね。
まあ一番こう、夏始まるなっていう時には下死だって言うじゃないですか。 あのタイミングで見ると、ストーンヘンジの中心にいるとするじゃないですか。
そうすると、ヒールストーンと呼ばれる岩と、その中心にある祭壇の石を結ぶ、 この直線上に下死の日は太陽が昇るって言われてるんですね。
でなんかこの、その一致っていうのもなんか設計されて作られたんじゃないか。 なんかしかもすごいんですよ。
なんかそのヒールストーンっていうのが上になんかポニョってなんか他の石とはちょっと違うような、 あれだよな。
ヒールストーン違うか。門みたいになってるやつかな。 っていうので、とにかくある石
の、あ、違うかな。あれステーションストーンだったかな。 まあいいや、なんかちょっと忘れちゃったんですけど、まあそうやってある石と直線中心の
祭壇石を結ぶ直線上に太陽が上がってくるっていうまあそういう 形で設計されていることがわかっていたりとか
あとは19年に1回発生するこの地球と月の関係性も実はこのストーンヘンジ捉えてるって言われていて
06:11
なんか月と地球のこの傾き 回転する傾きが最大になったタイミングのその月が
上ってくる場所、この場所とまたストーンヘンジの石の関係性っていうのが綺麗に出ていてこれも なんかちゃんと天体現象をわかっているからこそ
こういう作りになっているんじゃないかというふうに言われていてストーンヘンジと月と太陽 この関係性っていうのが設計されていたものだとしたらものすごいことだよ
なっていう。まあ当時の その天体現象とか空に浮かんでいるものに対する捉え方っていうのがものすごく成功
なものだったんじゃないかと。はたまためっちゃたまたまかね。 いやまあさすがにこんなに一致してるとたまたまじゃないんじゃないかな
って思ってしまうぐらい 天体関連の動きと一致するのがこのストーンヘンジなわけですよ
でこのストーンヘンジいろんな意思で構成されていて 当時の技術でなんでこんな建物が作れたのか
っていうところが常に言われ続けてるんですよね しかもその素材にも今回は注目されていて
実はこのストーンヘンジの中に使われている岩 いろんなところから運ばれてきたっていうふうに言われていてイングランドウェールズスコットランド
ここが いろんなところから持ってこられているどうやってそんな巨大な石を当時その遠い場所から運んで
きたのかっていうところそしてまぁなぜそこに運んだのかっていうところも不思議ではあるんですよね で今回ネイチャーの中で
証拠として提示された石っていうのはなんとストーンヘンジから750キロも離れた スコットランドから運ばれた石なんじゃないかというような指摘がされたんですよ
これ結構簡単なあの ガッチなんですけどストーンヘンジに使われている祭壇石って言われる中央に横たわって
る石ですねこれの素材とだ鉱物の年代と科学的性質に基づいて いやこれスコットランドのここら辺で取れたもんじゃないのっていうのが今回新しく
わかったんですよ でこれいろんなこう石があって周りをぐるぐる回ってるこのストーンサンクサークル
建設した中では例えば サーセンセキって呼ばれる石
これはストーンヘンジから25キロぐらい離れた場所に起源があることがわかっていて ストーンヘンジの中のブルーストーンと呼ばれるもの
でこのブルーストーンはなんと230キロ離れた ウェールズの南西部からに由来しているということも分かってきたと
09:03
で今回祭壇石の場所っていうのがなんと750キロも離れたつまりこれまでわかってきた ここ由来だよねここ由来だよねって言ってきたものとさらに離れた場所
で を由来にしてるんじゃなかろうかというところが観測的な結果から明らかになったと
しかもこのストーンヘンジに関する研究ってもほんとずっとやられていて 祭壇石の起源を特定しようとするという試みはこれまでもやられてきたらしいん
ですけどなかなかこの今回バシッと決まるようなことがなかった そんな中であの750キロ離れるっていうまぁなんだろうな
今の文明だったらもしかしたらできるかもしれないけど じゃあ本当に
当時できたのかみたいなっていうちょっと想像を超える場所から発見されたっていうのは かなりワクワクするポイントだと思うのでこれからね
まずどういうところから運ばれてきたっていう観点から じゃあなぜそこにそれを運んできたのかっていう歴史的な事実と
肝付けられていくと歴史が解明されていくのかもしれないですし もしかしたらなんか当時の人々は夜空を見てその法則性を見出してたからこそ
わかっていた何か 天体に対する知識みたいなのがあったのかとかね
そういったところが考えられるかなり不思議な遺跡なので皆さんももしイギリス方面 行くときがありましたら訪れて訪れてみるといいのかもしれないですね
山僕もね1回は行ってみたいけどイギリスとかって行くタイミングないから 難しいですね
けどこうあのグリニッチ天文台とかね まあそういうのもあるし結構いい場所だと思うんですよ
天文系というか科学系に興味がある人にとっては なのでストーン返事皆さんちょっと頭の中に入れとくとちょっと物知りっぽく語れるかもしれないですね
はいということで今回はストーン返事の謎に関するお話をさせていただきました 全然明日話す内容を考えてなかったな
まいっかちょっと明日どんな話するかはお楽しみにという感じでやっていきましょう アフタートークです
ということでじゃあ一つコメントを紹介させていただきます リスナーネームこれなんかうまく見えないから一旦
youtube に来たコメントを紹介させていただきます 初めましてモルドバ共和国から聞いています
どこだモルドバ共和国初めて聞いた 今日たまたまこちらの21時半頃にすごく大きい美しい月を見かけてもしかして満月
宇宙話聞かなきゃと期待通りのお話で嬉しい気持ちです ほくほくしています私自身の陰性時代では毎日論文を読むのが辛かったですが
わかりやすく噛み砕いて興味深いお話にしてくださり誠にありがとうございますと めちゃめちゃ素敵なコメントをこのスーパームーンのエピソードにお寄せいただきました本当に
12:05
ありがとうございます いやーすごいなんか海外から聞いてますみたいなのをちょくちょくいただけるようになってきて
最近は ヨーロッパの方が多いなぁと思ってたらモルドバ共和国はどこにあるんだろう
調べながら調べてしゃべればよかったね でもこうやって海外からも聞けるっていうのはやっぱなんかこうオンラインの
サービスとしてこう発信しているものすごく意味のあることだなっていう モルドバ共和国は東方に東欧か東欧に位置する旧ソ連の構成国へ
あそこらへんなんだ 思ってた場所じゃなかったえーあここルーマニアとウクライナの間だ
なるほどねすごい 一つ物知りになりましたコメントくれて本当にありがとうございます
ということでまぁそんな感じでいろんな人に聞いてもらえるのとやっぱ結局月とかが トピックになるとあれですね
どこにいても 同じものが見えるっていうのはすごい良いこと
日本は今回こう台風とかでなかなか 月見えなそうかもとかなんかいろいろありましたけどあと夏とかはやっぱ
雲が多くなりがちなんで難しいタイミングあるんですけど まあそれとは違う角度で見えるっていうのは国が違う面白さかなと思うんで
ぜひねまたコメントくれたら嬉しいですありがとうございます そんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょうか
今回の話も面白いなと思ったらお手元の podcast アプリでフォローボタンの近くにある星マーク
こちらでレビューいただけたら嬉しいです 番組の感想や宇宙に関する質問については
ツイッターのハッシュタグ宇宙話またはスポティファイの q & a コーナー 概要欄のお便りフォーム
アップルポッドキャストyoutube ボイシーなんでもなんでもお待ちしております それではまた明日お会いしましょうさよなら
14:05
コメント
スクロール