1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-04-19 13:08

191. 星の赤ちゃんの秘密が明らかに!?なハナシ

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始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。この放送は、うみのこさんの提供でお送りしております。うみのこさん、どうもありがとうございます。
この冒頭で読んでいるスポンサー枠については、私自身が科学ポッドキャストのランキングだけではなくて、日本全体のポッドキャストランキングで1位を目指すための設備投資であったりとか、
今後、科学研の取材とかをしていきたいという時に使わせていただきたいと思っておりますので、もしここから応援したいという方は、ぜひオンラインショップを覗いてみてください。
概要欄にもリンクを貼っておきますが、Googleで天文やスペースベースで検索してみていただけると見つけられるかなと思いますので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
ということで、今日の本題は、また星の赤ちゃんのお話です。
星が誕生するときの秘密が今回明らかになったということをお話ししていきたいと思います。
具体的にどういう話をするかというと、今までも何度か星が進化していく過程のお話をしたと思うんですけど、
星の赤ちゃんになる種みたいなのが宇宙空間にできて、そこからどうやって星が形成されていくかっていうのって、
アバウトな流れは分かっているけど、なかなか詳しくは、すごい段階的な詳細になっているのは分かっていなかったんですね。
というのも、やっぱり星が進化していくタイムスケールっていうのは何億年とかそういうレベルになってくる一方で、
私たちがこうやって天文学っていう学問で進めてきている背景には、そこまで長い時間がないというところで、
いろんな方法で星を観測しながら、星が生まれてくる段階的な評価を進めている中で、
今回また新しくそこのあたりの研究結果が出ていたので、皆さんにぜひ共有しておきたいなと思って、
今回こちらを紹介させていただくことにしましたので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
ということですね、毎日恒例のまずは緊急報告というか活動報告を本題の前にしようかなと思うんですけど、
今日は4月18日の日曜日というところで、この土日はですね、結構ゆっくり過ごせたなっていう、
一旦生活をリセットさせれたなっていうような2日間でした。
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というのも、博士号を取得してですね、その後から結構いい縁がありまして、仕事をかなりもらえるようになったんですね。
なので、月曜日というか明日から結構忙しくなりそうな雰囲気をバンバン感じているので、
実際に予定も入っていて、なのでここから気合い入れていくぞっていう最後の息抜きみたいなイメージで休めたのは非常に良かったかなと今思っております。
今後ですね、今は博士号を取得したというところで、先月ある一つのゴールを達成したと。
これ博士号を取りに行きたいと思った理由っていうのは、すごいざっくり言うと、
中学、高校、大学って入ってきた中で、なんとなくある程度いろんなことができるみたいな、一言で言うと器用貧乏っていうんですかね。
そんな感じの状態だったわけですね。
これって見方によってはいいじゃんっていう面もあると思うんですけど、
個人的にはある種コンプレックスみたいな感じで、というのも一つ飛び抜けた能力がないっていうところに非常に後ろめたさを感じていたっていうところがあったんですね。
なので何かのスペシャリストになりたいっていうゴールがあった中で、一番楽しく取り組めていた天文学っていうところを極めるっていうような選択に至って、
3月で博士号という一種、研究者としては入り口に立ったと。
でも博士号を取得したというところで、プロフェッショナルの仲間入りというところで、なんとなく自分で区切りをつけたっていうところがあるんですね。
やり切った、そういうスペシャリストになってやり切ったっていうところが人に伝わると、いろんな方と話せる機会とかも増えたりとか、
今まで業務委託とかにいろいろ仕事もさせてもらってたので、その方面、ライティングだったり、SNSの運用とかマーケティングあたりの仕事っていうところをいただける機会っていうのも格段に増えたなと。
これ何が言いたいかっていうと、個人的にこの博士号を取得して1つ飛び抜けたスキルを身に付けられたと認識したところで流れがぐっと変わってきた感じがあるので、
いろんなところをまばらに伸ばしていくっていうよりも、1つ抜け出たスキルっていうのをつけるのは非常に大事だなというところを最終的に振り返ってそう思うっていう感じですね。
ただ、もともといろんなことできたっていうところもやっぱり強みの1つだとは思うので、ここからは起用貧乏を極めていくみたいな、そんな方針で結構いろんなことに数年間はチャレンジしていってみようかなと思ってます。
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大学にも共同研究員という形で席を置いていて、今後後輩の指導だったりとかそういうところでまた研究には関わっていくというところがあるので、
宇宙の研究も関わりつつ、いろんなところにチャレンジしつつ、宇宙ビジネスとかそういう周りのところにも顔を出しつつっていうような感じで結構忙しくやっていこうと思っておりますので、応援していただけると非常に嬉しいかなと思っております。
ということで、そんな感じでゆっくりしていろいろ考えていたらたくさん話したいことが見つかってしまったので、今日はそんな感じでお届けしております。
では今日の本題に入っていきたいと思います。今日の本題は、星の赤ちゃんがどうやって生まれてくるのか、新しい知見が見つかったというお話をしていきたいと思います。
この音声配信でも何度か話している通り、星ってどうやってできるのかっていうところを説明しておくと、宇宙の中にはガスとか塵とかそういったものが結構浮遊しているんですね。
真空というイメージを持っているかもしれないですけど、意外と物はあったりすると。空気があるとは別ですけど。
あって、そいつらが一様に広がっているなんていうことはなくて、まんべんなくある偏りをもってガスとか塵とかがある状況が存在すると。
偏って集中し合った部分で、ガスとか塵とかそういうのがくっつき合って星を形成していくっていうようなアバウトの話を何度かしてきたと思うんですけど、
もうちょっと段階的に見ると、その分子、ガスとか塵とかそういうのがくっついた段階で強めの重力を持ち始めたっていうのを天文学の業界では分子運コアと呼んだりします。
このコアと呼ばれるものと、その後そいつを元にして星の赤ちゃん、いわゆる核融合とかを見せていって自分で光り出してみたいな。
そんな段階にたどり着く星の赤ちゃんと呼ばれる2段階があると。そこの間の理解が実はまだ不十分だったみたいなんですね、これまでの天文学で。
これぐらいの重さのコアってこれぐらい存在するよねとか、これぐらいの重さの星の赤ちゃんってこれぐらい存在するよねみたいな、天文学で見つかっている関係式みたいなのがあって、それがなんとなく一致するらしいんですよ。
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星のコアっていう部分と星の赤ちゃんのどういうことかっていうと、ある重さの星とかある重さのコアっていうのがだいたい例えば100個ありますと。
もうちょい重い星っていうのは50個ありますみたいな。もうちょっと重いコアっていうのは50個ありますみたいな。
そんな感じで関係式がいい感じにマッチしていたので、分子運行、コアって呼ばれるものは星が生まれるちょっと前の段階で、
星の赤ちゃんと呼ばれるものっていうのはいわゆる星として活動を始めたっていう段階なので、その時間差がありながらもそいつらの間に共通の性質が見つかっていたから、
単純に時間が経てばその星の赤ちゃんにそのコアが変わるだろうって思われてたのが一般的だったみたいなんですね。
ただ今回発表された研究によると、これは実は本当は一致する性質があるように見えていただけで、
本当は重さが全然違ったんですね。そのコアと呼ばれる星として認識されるギリギリ手前のようなものと、
星の赤ちゃんっていうところの2種類は実は大きな重さに対する重さの差があったということがわかりました。
これどういうことかっていうと、コアと呼ばれる星とはまだ言えないようなガスとかチリの塊ですね。
この塊から星の赤ちゃんになるまでの間に、星の重さが異常に増えているという傾向が明らかになったんですよ。
つまりそのコアと呼ばれる星の一歩手前の状態のものっていうのは、
そいつが星として成り立つまでに、周りのガスとかチリとかをさらにかき集めて、自分の重さを十分高めてから、星と呼ばれる新しいステージに移行するっていうこの描像ですね。
なんか一見当たり前のように聞こえるかもしれないんですけど、
単純にそのコアと呼ばれるものができて、そいつが星に移り変わっていくのか、
はたまた星になるためには周りのガスをもっとかき集めて、ある程度重くなった状態で星として次のステージに移動するのかっていうところの明らかなステップの違いっていうのが今回の研究で明らかになったんですね。
なので、今後またこういうふうに、今回はこのオリオン座の中にあるオリオン星雲っていう、オリオン座のベルトの部分っていうんですかね。
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オリオン座って冬の空に見えて3つポチポチポチっていうふうに星が並んでるのが特徴なんですけど、
そこを見たときに見つかるオリオン大星雲の中だけっていうのが今回見つかっているので、
今後はですね、また別の星雲だったり別の領域っていうところをまんべんなく調査してあげて、
その調査してあげた結果、じゃあ以前見つかった傾向と同じになるのかどうかっていうようなまた新しい研究が広がっていくということが期待されますので、
もしまたこういった星の赤ちゃんに関する研究見つけたら紹介していければなと思っております。
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ハッシュタグ宇宙話し。宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それではまたしたお会いしましょう。さよなら。
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