1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-02-03 30:33

117. 【バイリンガリレオコラボ】地球科学と海外研究のハナシ

今回はスペシャルコラボ企画!

バイリンガリレオのお二人と、地球科学と海外での研究生活についてお話させていただきました。

国内科学Podcast第一位のチャンネルとのスペシャルコラボ、是非!


バイリンガリレオはコチラ

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA/id1533557461?uo=2


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00:00
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。
普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。こちらのポッドキャスト。
今日はですね、スペシャルコラボ企画として、バイリンガリレオのマオットさんとキアヌさんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
こんにちは。
初めまして。
初めまして。こちらですね、自分のチャンネルでは初めてのコラボ企画となるので、ぜひお二人には期待しております。よろしくお願いいたします。
ありがたい。ありがとうございます。
ではですね、早速、聞いてくださっている方に自己紹介をしていただきたいんですけど、尚人さんからお願いしてもいいですか。
はい、私尚人です。研究者してます。
京大で博士取った後、海外のアメリカのオレゴン大衆立大学というところでポストドックをしてました。
その後、1回、今、日本に拠点を移して、日本で研究しつつ、という感じですね。
研究内容は、後で出てくるかもしれないですけど、地球の構造を調査するとか、地球科学の内容を研究してます。
よろしくお願いします。
お願いします。
キヤヌさんお願いします。
はい、キヤヌと言います。アメリカと日本のハーフで、大学ではオレゴン大衆立大学で環境学を勉強してました。
そこで尚人さんと出会いまして、そこで卒業した後に、1年間インターン期間、環境系のところでインターン期間と受験しながら、
1年経った後に、今は東京大学の地球惑星科学専攻で修士、今1年ですね、をやっております。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。
2人は地球科学の専攻っていうところで、地球科学の研究をメインにやられてるんですけど、私自身の研究もですね、
この太陽とか、あとは恒星フレアっていうところ、私たちの研究を支えてる太陽につながってるような研究をしているので、
生活を支えている太陽とかの話と、実際それが地球にどう影響してるのかとか、実際に地球の環境のお話とかっていうのも、
ぜひ現役で研究されてる方の視点から皆さんに情報をお届けしていただけると、今日は嬉しいかなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
はい、日射量ってもうめちゃくちゃ大事ですからね、もうそのエネルギーとかにおいては。
抑えなくてもですね、太陽には。
確かにね。
お二人がいたアメリカの大学は結構その研究分野では有名な大学なるんですか?
03:03
地球科学は結構アメリカでも有名な方だと思います。
アメリカって日本みたいに東大が一番偉くてみたいなそういう序列があんまり、一応あるんですけどあんまりなくてですね、
分野分野で結構、意外とうちの大学はトップなの?みたいなのが結構あったりします。
そうなるとやっぱり海外留学行くってなると、そういう分野調査っていうのが大事になってくるんですかね。
そうですね、分野調査も大事ですし、学会とか行ってると、この大学よく見るなとか、この大学の先生面白い発表をしてるなっていうのを見ると思うんで、
その時にいろいろ、意外とこの大学名前は有名じゃないけど、この分野ではすごいんだみたいなのを知ったりする感じですね。
なるほど、環境学調べてたら、スタンフォードとかコロンビアはいつもなんか上の方に来るんですけど、いろんなサイト見てると。
だけど、結構目の入るところにオレゴン狩立大学もあって、ここいいなっていうのは選ぶきっかけになりましたね。
なるほど、そういう風な感じで大学を選んでっていう感じになるんですね。
ちょっとじゃあお二人の海外での研究生活っていうところは、ぜひ後半にお聞かせいただきたいんですけど、まず最初にやっぱりこのチャンネルですね、宇宙についての興味がすごい強い方が多いので、
ぜひ研究の話をさせていただきたいなと思います。なので、2段組ですね、研究のお話聞かせていただいて、その後海外での研究生活っていったところをお話しできればなと思います。
よろしくお願いします。
早速なんですけど、お二人地球科学っていうのが先行になるんですけど、私が研究してて、太陽の活動周期、太陽って11年で活発な時期とそうでない時期っていうのを過ごすっていうのがあるんですよ。
で、それの17世紀とかに太陽の活動性がものすごい低い時期っていうのを迎えたときにですね、地球の気温がすごい下がるプチ氷河期みたいなのを迎えたっていう文献が残ってまして。
へー、そうなんですね。
そうなんですよ。
1680年あたりですよね。
そうですね、1600年後半から700年ぐらいにかけてが、そういうのがあって。
で、その時だと、そういうのって、何だろうな、研究の中で触れたところってあったりしますかね。
自分の方だとよく研究のところの触りで触れるのはテムズ川がその時期に凍っていたとかっていう話を聞くんですけど、気候変動についてそこら辺って太陽との関連、ご存知だったら教えていただきたいなと思うんですが。
06:01
気候変動の研究テーマでやっぱり大事なのは、今後寒冷化があるかっていう会議論が結構聞くんですね。
気候変動会話の中では。
だけど、その寒冷化って結構、期間的に言うと数万年単位のミランコビッチサイクルってあるじゃないですか。
ミランコビッチサイクル。
太陽に対して地球の回転の楕円の形が変化したりとか、あとは今地球23.5度ぐらい傾いてるこの自転軸がそれ自体の角度が変わったりとか、それで結構地球が受ける太陽の日射量っていうのが結構変わるんですよ。
はい。
そうすると、地球の、そもそものエネルギーのスタート地点から太陽のエネルギーを多く受け取ってたら勝手に温暖化になったりとか冷却化したりっていうことで。
そうですね。
はい。
で、なんか気候変動を研究してる方たちはやっぱり地球温暖化をベースに温暖化の方で考えるんですけれども、なんかこう会議論では、いや寒冷化が勝るからむしろ温めた方がいいみたいな感じで。
こう議論はそうですね、活発だと思います。
そうなんですね。なんかこの研究の最新の論文とかをいろいろ見てると、次の太陽のサイクルとかもこれまでのサイクルに比べてすごい小さくまとまる、いわゆるその以前あったプチ氷河期とかに近い状況になるんじゃないかっていうのを予測が結構メジャーだった時期があったんですよ。
はいはいはい。
で、ただこの間このPodcastも紹介させてもらったんですけど、実は次の活動期は今まで通り普通のも来るんじゃないかっていう説がまだやっぱり残っていて。
へー、そうなんですね。
はい、極端な2つの主張が繰り広げられてるっていうような状況なので、そういう予測とかっていう。
はい。
ちなみに最後の最近の11年は結構インアクティブ?あんま活動的じゃなかったですよね。
そうですね。他のその前に比べたら活発な時期っていうのの活動性が弱かったっていうような傾向はありますね。
そうなんですね。私実は宇宙の研究はしてないんですけど、太陽のアクティブ度合いが地球に来ると。
その影響、地球の太陽風が来まして、それが地球に磁場として降り注ぎますっていうその磁場を使った研究をしてまして。
だから太陽がそうなんですよ。インアクティブだった去年の11年間はあんまいいデータが取れないなみたいな。そういう時期だったんですよね。
09:05
へー、結構影響を受けるもんなんですね。
そう、めちゃくちゃ影響を受けるんですよね。
簡単に私の研究の内容に関わるんですけど話しすると、地球に磁場が降り注ぎます。磁場として降り注ぎます。
その磁場が地球に来ると、地球も電磁誘導って覚えてますかね。
例えば、磁石を近づけたら電流が流れますみたいな。
中学生の時から学んだことがあると思うんですけど、それを地球に対してやってるっていう研究をしてます。
つまり、磁場が変わると地球の中で電気が流れます。
その電気の流れ方で、ここは電気が流れやすいから、ここには水がありますね、みたいな研究をしてます。
そういう感じなんですね。
なので、そもそもの磁場が弱いと電流流れる量も弱かったりするので、あんまりうまく地下の構造がわからないな、みたいな。
そういう11年間でした。
なるほど。それって電流流れるっていう話、太陽フレアが地球の方向に飛んできたりすると、
火電粒子が飛んできて地球の周りにすごい誘導電流を流してしまうっていう太陽フレアの弊害があると思うんですよ。
で、それによって巨大フレアの危険性が示されてるのが、そういうのが誘発する地上の火電流によって大規模な停電とか電気製品っていうのを破壊してしまうっていう現象が
太陽フレアの危険性で一番指摘される部分なんですけど、そういうところ、結局今電磁誘導の話いただいたと思うんですけど、そうすると飛んでくる電流みたいなのが強くなる。
磁場と電流そこの場合ってどっちがどう影響してるのかって。
それは両方関係、磁場って電流と相互関係にあるというかあるので、どっちかが強くなったら、でも電流自体は結局磁場作るじゃないですか、右ネジの法則で。
なのでその辺は相関係じゃない、両方密接な関わりがあるので、どっちがどっちって結構言いづらいんですけど。
ちなみに今さっきおっしゃられた大規模な災害が起こるかもっていう研究、地磁気誘導電流って言うんですけど、私アメリカ行ったときその研究してました。
ぴったりですね、まさに。
一応結構研究してホワイトハウスで私の研究紹介されたりしてました。
すごい。
まさに今言った通りで、災害が起こる可能性がある。
12:02
もう一回簡単に説明すると、太陽フレアで地球、例えば要はオーロラとかですよね。
オーロラって中に電流が流れてるんですよね。
だいたい高度80から100キロぐらいに。
その電流っていうのがたまに強く流れるときがあると。
たまにっていうのは何十年とか何百年に1回ぐらいですけど。
それが過去にも実際流れたことがあって、カナダのケベック州っていうところだと、
だいたいカナダの右上の方をイメージしてもらったらいいと思うんですけど、
その辺りでは1890年代だったかな、にすごく強く流れたことがあって、
当時はあんま電線とかなかったんですけど、電報を使ってましたと。
その電報が、電流が強く流れたことで火を吹いたりとか。
それが例えば今起こったらやばいよね。
特にだって今はもう電線なんかいっぱい引いてるし、電気がない生活なんて考えられないんで。
じゃあそれがどこで起こったら、ごめんなさい、それがどこで起こりやすいのか。
この地磁気誘導電流っていうイベントというか災害は、
地面が電気流しやすいかとかにも影響があるっていうのが分かってきたんですね。
じゃあその基盤、その下の地盤によっても結構変わるってことなんですか?
そうなんですよ。地盤によって大きく変わるんで。
なので私があった地球科学の研究が生きてきて、
じゃあどこで起こりやすいんだろうっていうのを調べたっていう研究をしましたね。
すごい面白いな、それ。
なんか自分はどこの場所も一定で影響を受けるものだと思っていたので。
地面で、ここが地面に電流が流れやすいっていうのがあるんですよね。
そういうのって宇宙災害とかそういうのの対策って大きくやられてたりするんですかね?
今は始まったとこですね。
あーなるほど。
どうしてるかっていうと、現実の話をすると、
まずどこが危ないかっていうのを調べますと。
私が調べた研究だとニューヨークとかが結構危ないっていうのが多かったんですね。
ニューヨークって一番長期円取引所とかがあって、一番災害が…
困ったら大変ですよね。
なのでそこを対策しないといけないと。
じゃあどうやって対策するかっていうと、結局一番危ないのは電線とか編電所とかなんですよね。
に負担がかかるんで、そこにお金さえかけてやれば、
対策能力というか対応能力を増やすことができるので、
どこが危ないかが分かって、ちゃんとお金を投資すれば対策はできるという状況です。
お金を投資するぐらいの段階ってことなんですか?
15:00
今はもうちょっと前の段階で、どこが危ないかってなんとなく分かったんですけど、
今はそれのリアルタイム予測したいっていう段階ですね。
いわゆる宇宙天気予報ってやつにつながるやつですね。
面白い。そこをやっぱり個人的には太陽側から研究をしている身からすると、
そういう地球科学の人とのそういう話をする機会っていうのがあまりなかったので、
すごい新鮮に話を聞けた感じがありまして面白いですね。
よかったです。
いいな。
じゃあ早速そんな感じでお二人の研究の話っていうのは結構聞けたと思うので、
聞いてくださっている視聴者の皆様に、
次には海外での研究生活についてお話ししていただければなと思います。
私自身2年前にアメリカのNASAの研究所で半年ちょっと研究させていただいてて、
そこでは結構日本とアメリカの国際的なコラボレーションの橋渡しのために行ったので、
密にコミュニケーションをとってとか、
でもただどうしてもちっちゃいチームで、
本当に数人とか5人とか6人のチームでずっと動いていたので、
大学の研究室っていうのの雰囲気がよくわからないんですよね。
お二人の出会いは大学の研究室、大学でやってた研究の分野でっていう話だったので、
そこの出会ったタイミングとかきっかけのお話をまず聞かせていただけると嬉しいです。
どうですか、木山さん。
出会ったきっかけは研究テーマというよりはあれでしたね。
JSAっていうJapanese Student Associationっていうサークル的なやつがありまして、
日本に興味ある方たちとか、
あとは日本から来た留学生とかがお互い知り合うっていうやつが週一とかであったんですけど、
そこに参加して知り合って、
そしたらたまたま研究の、
興味ある分野が重なってたっていう感じだったんですけど、
実際僕は学部生で卒論もかかわずに授業だけを受けてきたので、
研究室っていうところまで踏み込むことはなかったんですけれども、
大学生としての授業とか試験とかレポートとか、
そういう意味ではいろいろ体験できました、4年間。
日本の大学だと4年生になった時に研究室配属みたいなのがあるのが一般的なイベントとして多分あるんですけど、
その大学のカリキュラム的にはそういうのが含まれてなかったっていう感じなんですか?
そうですね、全くなく本当に1年生から4年生まで、
18:00
もう生活の種類、何だろう、何も変化なく、
本当に授業の数が4年生になったらちょっと減るぐらい余裕があって、
っていう感じだったので、
僕も卒論書くんだろうなと思いながら入ってたので、
僕卒業できるの?何も書く様子ないけどなみたいな、
ずっとアドバイザーと話してても、
卒業できるんですよねって思いながら4年間過ごして、
結局卒業証書をもらったので、
なかったんだっていうのがちょっと残念でしたね。
多分大変だったと思うんですけど、
今から思えば書きたかったなっていうのが正直なところです。
そうですね、やっぱ雰囲気違うような気がするんですよね。
どうですかそこら辺、
直人さん、研究室雰囲気というか学生とか。
そうですね、確かに学生の数は圧倒的に日本より少ないですよね。
例えば私の研究室、日本にいたときは、
一研究室に先生が大学の教授、準教授、助教がいて、
学生20人前後ぐらい。
多い方ですよね、でもきっと。
高学系だったんで。
理学系だとやっぱでも、
先生3人いるっていうことは理学系だとあんまないと思うんですけど、
そうですね。
自分のところは中人弱とか。
そうですよね、そんなもんだと思います。
アメリカの大学とかだともっと少なくて、
大体先生が教授、準教授、助教っていることがそもそもないんですけど、
教授1人で生徒が3人とかぐらいですかね。
結構3つにやりとりができるっていうメリットがあるんですかね。
この違いはどこから来ているかというと、
大学の制度の違いですね。
日本は学生が、例えばよく言う話ですけど、
大学生とか修士はお金払って、
博士もか、お金払って先生に指導してもらうスタイルが多いんで、
先生からしたら別に学生数をいっぱい持つことはできますと。
一方でアメリカのシステムの場合は、
先生は学生にお金払って研究してもらうっていうスタイルなんで、
そんな1人で3人も博士の学生を持ったりできないわけですね。
お金の面があって。
確かにそうですね。
っていう点が大きく違うと思います。
そういうところが違うから、
運営として運営のスタンスが違うっていうところがあるんですね。
そうですね。
先生の立場からすると、やっぱり学生20人もいたらですね、
指導が大変でそれに時間が割かれちゃいますけど、
アメリカの大学の場合は少ないので、
密にコミュニケーションが取れるっていうメリットがあります。
自分の指導教授とか見てても大変そうで、
学生全員の研究内容も把握しないといけないし、
進捗を把握しないといけないから。
もう1個だから、それが与える影響としては、
21:02
日本は大学院とか修士とか結構手を挙げたら入れる状況ですけど、
アメリカの場合はそもそも枠がさっき言ったように小っちゃいので、
行きたいですって言っても行けない。
つまり、自分が希望しても自分が優秀じゃないと入れないっていうのがあります。
限られた人数しか入れないからこそ、
向こうも選ぶし、こっちもそれだけのアピールをしていかないといけないっていうところなんですね。
そうですね。
そこはじゃあ結構、日本とのハードルの差はすごい大きいですね。
だと思います。やっぱアメリカってそもそも大学行く人の数も少ないですけど、
大学院とか博士とか行く人ももっと少なくて、
やっぱりそれだけのハードルがあるんで、博士取ったりとかしてるとかなり尊敬されるし、
社会で。
確かによく言われますよね。
そこが面白いな。
で、キヤヌさんは今東大で研究されてる。
そこを選んだ理由とかっていうのはあったりするんですか?
理由は、最初僕特に受験する気持ち当時はなくて、
まずはインターン先1年間、2年間ある場所を探してたんですよ。
で、機構モデルとかに興味があったので、
そういう期間のところにインターンできたらいいなと思って、
募集を探してたんですけど、見つからず。
そしたらジャムスティックのページ行ったら、
募集はなかったんですけども、
先生のサイトっていうかページがあったので、
そこから先生なんか今募集とかしてないですか?みたいなの聞いたんですよ。
アルバイトとかインターン何か。
そしたら、なかったんですけども、
うちの研究生になればTAとして働くことはできるよ、みたいなの言っていただいて、
じゃあ当時は僕大学院アメリカで考えてたんですけども、
じゃあ日本で受けようかな、東大だけに絞ってっていうことで、
今僕が所属している渡辺先生の研究室になるんですけども、
そこに入る形になりましたね。
そうなんですね。
これってその分野に興味を引かれたのは、
尚人さんの影響もあるんですか?
尚人さんは特になかったんですけど、
なかったんですけど、
でも分野をもともと興味を持ち出したのは、
アルゴアさんが日本のテレビに出演された時に、
初めて地球温暖化っていう存在を知って、
そこでずっと理系には進みたいと思ってたものが、
ポンって絞ったって感じですかね。
環境系に行こうっていう。
なるほど。面白い。
そうやって、そこの大学院に行きたいとか、
ガーって思いがあったっていうよりは、
24:01
巡り合わせが結構大きかったっていうところなんですね。
そうですね。先生から返事とかいただいてなかったら、
募集ないですよだけだったら、
多分受けてなかったかもしれないので。
友達も東大に同じOSUオレゴン州立から行ってたので、
そこで自分が行くっていうつもり全くなかったんですけど、
一つのガイドになったっていうか、
いいですね、すごい。
お二人ともグローバルに動いてらっしゃるな、
さすがだなと思いますね。
日本の大学院っていうだけの選択肢じゃなくて、
世界中いろいろ見た結果、日本を選んでるっていうところで、
大学院選んでる方の選択のきっかけになったら、
すごいいいなと思って、今のお話が。
なるほど。
私、昔考えたことがあって、
逆にちょっとりょうさんに質問なんですけど、
日本の大学、もしくは大学院に行くのと、
アメリカの大学院に行く、
一番大きい違いって何だと思いますか?
大きい違い?何だろうな。
でも、自分は正直、大学選ぶときとかは、
結構視野が狭くて、日本のしか見ていなかったので、
すごい可能性が広がるのは海外だと、
だなぐらいしか考えてなかったですね。
多分私の考えもほとんど一緒なんですけど、
いろいろ考えた結果、
多分一番大きい違いは何だろうっていうのは、
卒業した後のキャリアだと思いますね。
日本の大学、大学院に行くと、
特に私のときはそうだったんですけど、
95%以上日本で働くわけですよね。
他の5%も海外行く人いますけど、
ほとんどやっぱ中国出身で、中国行くとか、
そういうのが多くて、
日本人はやっぱり99.9%くらい日本で働くと思います。
一方でアメリカの大学、大学院行くと、
全然そんなことなくって、
アメリカのところに行く人は、実感ですけど、
7割、8割ぐらいですかね。
でもあと2、3割は世界中どこでも行きますし、
っていう非対称性が一番大きいんじゃないかなと思います。
終わった後の広がり方っていうか、
別に日本にいても、そこを狙おうと思えば狙えるとは思うんですけど、
たぶんいる間に視野が狭くなっていっちゃうんですかね。
それもありますし、やっぱりそもそも確率が低いんで、
自分がいかに優秀だったとしても、
確率低いところで戦うと、そっちになっちゃうじゃないですか。
ていうことかなと思います。
ちなみに海外行くと、やっぱ日本大学なんか誰も知らなくて、
27:01
京大も誰も知らないですからね。
東大ぐらいだったらギリ知ってますけどって感じ。
自分もNASAとかで自己紹介しても、
日本の大学ね、みたいな。
まあまあ理解できますけど、
例えば韓国の一番有名な大学は、
皆さん知ってるソウル大学だと思うんですけど、
2番目はどこって言われたら?ってなりますもんね。
なりますね。
ということだと思います。
やっぱり選択、そこの研究室とかだけじゃなくて、
将来のキャリアパスを見据えた選択っていうのをしていくのが、
いいなって思いますね。
後々考えると。
できたらいいですけどね。難しいですよね。
ありがとうございます。
これお二人の話し系、
多分参考になる人すごいいると思うので、
ありがとうございます。
もしよかったら最後に、
お二人のチャンネルの今後の目標なんていうのを、
少しお聞かせいただけたらいいなと思うんですが。
目標はなんだろうな。
今あるじゃないですか、
Appleのポッドキャスト、
一番上のエディターのおすすめとかに出てるぐらい、
絶好調だと思うんですよね。
たまたま紹介していただいたんですけど。
私たちのチャンネル、
ちなみにバイディンガリオっていうチャンネルで
ポッドキャストをやったりしてます。
今後の目標はなんだろうな。
もうちょっと私たちから配信する、
放送するっていうのは楽しいことが多かったんですけど、
逆にリスナーの皆さんからのフィードバックというか、
話をもっと聞いてみたいなと最近思ってます。
なのでリスナーの皆さんとコミュニケーションを取れるような場を
作りたいなと今は思ってて、
そういう動きをしたいなと思います。
YouTubeとか生配信してコメント見ながら話すみたいなの
やってみたいです、僕。
面白いですね。
やっぱり今聞いてくださってる方ね、
やっぱり録音なんで、
生ってだいぶ変わると思うんですよ、感覚が。
そこいいですね。
やっぱりリアルなやりとりがあると、
それだけ興味を持ってくれる度合いも増えると思うので、
今後楽しみですね。
そういうふうにインタラクティブに進んでいったら
すごい面白いなと思います。
ぜひ自分も一緒にライブ配信もできたら嬉しいですね。
いいですね。
今もクラブハウスでできる環境整ってるんで。
確かに。
ぜひそういう新しいの取り入れていきたいですね。
じゃあやりましょう。
やりましょう、ぜひ。
やった、次のコラボも決まりました。
じゃあこの辺りで自分の方は
お話以上にさせていただきたいと思います。
続きはバイリンガリレのチャンネルで
30:03
後編ということでお届けしていきたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
番組の感想や宇宙に関する質問は
私のTwitterの方とハッシュタグで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話。
宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、
じゃんじゃんつぶやいて質問を届けていただけたら
嬉しいなと思っております。
それではまた明日お会いしましょう。
さようなら。
30:33

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