月面開発の熱量
月面開発の熱量がどんどん上がっていっているということで、今回は、民間がチャレンジする月面着陸、こちらについてお話ししていきたいと思います。
世界中の宇宙開発の方向先は、もうみんな月に向かっているわけですね。月に向かっている中で、やっぱり民間企業が成功させるというのが非常に重要になってくる。
理由は、これからの宇宙開発は政府の機関だけじゃなくて、民間が引っ張っていかなきゃいけないから、それの幕開けともなるニュースっていうのが最近どんどん出てきているので、そしてその中には日本の企業が関わっているものもある。
このポッドギャストでも紹介させていただいたダイモンですね。このあたりも含めてお話ししていこうと思っております。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1608話目を迎えてますね。基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
月の話を最初にしておこうかな。今日は月の話をがっつりしていくので、月齢、どんな月が今日見えるのか紹介していきたいと思います。
今朝のタイミングで撮ってるんで、今日は良い天気になるんじゃないかなと思ってますね。3月7日。
はい、2025年3月7日は、新月から1週間ちょっと経ったタイミングなので、昨日が一応、昨日から今日にかけてが半月っていう感じになってます。なので、
今日もだいたい真っ二つになっているような月っていうのが見えるんじゃないでしょうか。 数えやすくてわかりやすいですよね。
2月の28日が新月だったので、3月はその満ちていく1日目とかがそのままぴったり合ってるわけですよ。
そうすると、だいたい2週間で満ちて2週間で欠けていくっていう感じだから、次の満月が14日で、その前の半月が7日っていうね。非常にわかりやすい。
っていう感じになっておりますので、ぜひぜひ今日は夜空を見上げながら家路についていただけると。まあね、
鼻筋なのでお酒飲んで気持ちいいタイミングで空見上げるというのがちょうどいいんじゃないでしょうか。
はい、ということで、じゃあ早速本題に行きましょう。 今回お話しするのは、民間企業が引っ張っていく月面開発の熱量がかなり高まってきた。
そんなお話をしていきたいと思います。 今これ喋り始めてから鼻水が垂れそうでちょっとびっくりしてますね。
やばい、花粉症怖い。 はい、ということで、話しとれましたけどやっていきましょう。
でですね、この1ヶ月、月面着陸っていう話、結構見かけてないですか。 特に今日3月の7日
はですね、 明け方のタイミングで
Intuitive Machinesっていう宇宙企業がですね月面着陸成功させたというような大変こう
嬉しいニュースが入ってきたタイミングでした。 これがIntuitive Machinesっていうのは実は
世界で初めて民間企業として月面着陸を成功させたというような、そういう企業になっていて、今回は
さらにそれの次のチャレンジだったというようなわけですね。 でこのIntuitive Machinesの着陸、うまくいって
世界の中で月面着陸をだからもう2度も成功させていると。 2度目だよなこれ。
はいというようなまあとにかく実績一気に積んだと。 でこの中でもやっぱ注目してほしいなと思っているのはこの結局は
Intuitive Machinesのこの月面ランダー着陸機ですよね。 この着陸機が月面着陸しましたと。
でこれ着陸するまでが一応着陸機の仕事で、そっから先はその
結局は月面に何か物を持ってってあげるための仕組みなわけですよ。 着陸船っていうの。で中にいろんなマシンとかが入っていて
そいつらがどんどんどんどん月面開発を進めていくためのミッションに飛び立っていくわけですね。 その着陸船から。でそのうちの一つに含まれているのが
あの日本のヤオキと呼ばれるものです。ヤオキ。 このヤオキっていうのは
あの小型の あれになっていて小型のローバーになっています。でこれ宇宙スタートアップ
のダイモンが開発した小型の探査機っていうものになっていて形がなんていうでしょう
こう カンカンみたいな感じでちょっとこう円筒形になっているんですね。
円筒形になっている。でヤオキっていうのは 大きさが
縦が15センチ横15センチで高さ10センチっていうのは本当に片手に乗るぐらいの大きさの
サイズなんですよ。で重さも500グラムみたいな。 だから本当にちょっと一回り大きいペットボトル
みたいなイメージですね。で重さは500ミリのペットボトルみたいな感じ になっているようなものっていうのが今月に向かったわけですね
でここには真ん中にカメラみたいなのがついていて月の南極付近 に着陸したこのタイミングから
半径50メートルっていうところ着陸地点から半径50メートルぐらいの間を移動して 画像の撮影を行っていくというようなところがまあ今回
目指しているダイモンのヤオキが目指しているポイントですね。 これがうまくいくとどんどんどんどん月での走行
まあ今回そもそもヤオキっていうのは月での走行がうまくいくように設計されている ものになっているので月の走行の仕方っていうところのデータも取れるし
月って結局は今までずっと 上空からこう写真を撮るという方法で月に対しての理解を深めていたんですけど
これからはどんどんこうやって例えばダイモンのヤオキだったらめちゃめちゃ小型 だから
で重さも軽いだから数持っていけるしコストもでっかい機械に比べたらだいぶ抑えられている という状態で月にたくさん
例えば配置されてどんどんどんどん月のリアルなマップみたいなのを作っていけ たりもするわけですよね
もしかしたらここのカメラがついている部分に違うものをつけたら違うところが 違う
探査ができるとかっていうふうにもなりそうなのでかなりこれは先の展開も含めて ワクワクするポイントだなぁと思ってますね
いやーでもそれこそダイモンのヤオキの話とかっていうのはポッドキャストで何度も紹介してきて
多分初期の頃からちょろちょろと喋らせていただいてるんじゃないかなと思いますね しかも嬉しいのがダイモンの方々結構
宇宙話聞いてくれている方が多くてですね 宇宙話で取り上げると取り上げてくれてありがとうございますとか連絡くれて本当になんか
素敵なチームなんですよねなので こうやって今回月面着陸成功してでねあの
公式の x の情報によるとですね まあこう着陸が成功した日本時間の10時に月面着陸
着陸成功した後えっと日本時間の10時にですね 着陸した後のヤオキ自体の無事っていうのが確認できたと
で具体的にはヤオキに搭載されている温度のデータっていうのが取得できる つまり中でちゃんと生きているっていう証拠になってるよねみたいなところで結構前向き
にいい感じに進んでいるというようなところになっているみたいです いやー
嬉しいですね とにかくこれでなんかまずは月面にたどり着けたというところになってるんでじゃあこれからヤオキが
どういうデータを取ってきて 日本の企業が撮った生の月の面
なんていうでしょその場での着陸後の写真っていうのがたくさんいろんな角度で見れる日が 来るんじゃないかなと思うとかなりワクワクポイントですね
であのここ1ヶ月ぐらいでこの月面着陸っていうワードがかなり注目を集めている理由の 一つがですね実は先日
えっとファイアフライファイアフライエアロスペース でしたねあのエアロスペースの部分がちょっと怪しいんですけど
がえっと月面着陸成功させたというニュースもあってそこが一応あれですね 世界2番目世界の民間企業で2番目の
朝鮮と朝鮮の成功というところになっていて まあこうやって月面にたどり着ける民間企業というのが増えてきている
ダイモンのヤオキ
これはもう非常に喜ばしくてすごい流れだなと思いますね だって今まで
月に着陸するっていうところがなかなかできずでこう 記憶に新しいところで言うと2年前とかのタイミングで
日本の月面着陸機がですね 月面着陸成功させてうわーってなってた2年前ですよね1年前
っていうのがあって で今こうやって民間が行ってるってこのスピード感の速さがたまらなくいいなぁと思っている
っていうところですねであとやっぱり期待を寄せたいポイントとしては 日本の月面着陸といえばアイスペースですね
アイスペースも先日発表を出して2025年の6月に 再度チャレンジをしていくというところが発表されていたので
今年はもう確実に月の時代になっていきますね もうこっから月月月人がいつのまにか行っていてそれだけじゃなくてどんどんいろんな
人が行くっていうタイミングにもなってきそうな ちょっとねー
目が離せない状態になってきたので宇宙話でも積極的に月面着陸 月面探査このあたりの話はしていこうかなと思っております
はいということでじゃあ今回は以上にしていきましょう まだね月の話したいのたくさんあるんですよ
で実はあの今話したアイスペースアイスペースが僕が所属している中央大学の 宇宙系の研究室が2つあるんですよ中央大学ってそのうちの
あの僕が所属している方じゃないところと実は手を組んで宇宙で動かす ロボット群を作っていこうそしてそいつらを輸送していこうっていう契約を結んだと
いうニュースが3月7日これも10時にね 出ていたので
こちら紹介していこうかなと思っておりますお楽しみにしておいてください 今回の話も面白い
中央大学の宇宙プロジェクト
アフタートークいきましょうか
急いで終わらせようとしちゃった はいということで
いただいているコメントを紹介させていただきます リスナーネームイプシロンさんから頂きましたいつもありがとうございます
昨日は昨日いただいたコメントですね 昨日はB&Bのイベント参加させていただきました初めて生
量産を拝見しました女性比率が高かったですね 戸谷先生の話で生命は我々が観測できる宇宙にはいないだろう
太陽系にいたとしたら地球生命と同じものだろうという話が衝撃的でした 個人的には太陽系にも原始的な生命くらいはいると思っているのでちょっと残念な
気がしましたサインもいただいてありがとうございますと いやーこちらこそですありがとうございます来ていただいて
僕もねあのこれまで何度も お名前紹介させていただいたところでイプシロンさんと対面できると思わなかったんで
その人がイプシロンさんだってわかってない状態でめっちゃなんか公演中目合ってましたね 嬉しかったですありがとうございます
そうでねあの 参加できてなかった方は何の話だろうってなって思ったんですけど
戸谷さん実はあのブルーバックスっていう書籍のあのブランドの方で 宇宙の生命に関する本出されているんですね
でこれは そもそも戸谷さんが宇宙論とかそういうなんかこう宇宙の中の理論研究
特に 宇宙が始まって爆発を起こしてどんどん広がっていってっていうそこの研究をがあってされている
流れから研究者になられた方ででその中でじゃあ宇宙全体見た時に 生命がどれぐらいの確率でいるかっていうなんか論文を発表されてるですね
今度その論文ねあの番組の中で紹介してもいいかもしれないですね 来週ぐらいにそうでそれの話を深掘りしていったら
まあこうもともとね論文とか読ませていただいてて 生命が僕たちが観測できる範囲のこの138億年っていう
138億光年っていうこの中にはまあいないだろうなっていう風に結論づけられていて ただそれよりも外に広がっている宇宙とかそういったところまで見たらいるかもしれない
で逆にこの138億年の中に 1個僕らがここにたまたま生命が生まれているっていう状況だとしたら
太陽系の中で今 木星行ったり土星行ったりして生命探そうとしてたりするじゃないですか
ああいうところで見つかるものっていうのも 基本的なたまたま太陽系の中特に今地球にいるこの生命が
と同じ祖先を持っているというか同じものなんじゃないか もともともしかしたら僕たちは火星人かもしれないし
火星から何かのきっかけで隕石とかで物質が運ばれて 移っていったという可能性もあってそれが木星だったり
土星だったりそういったところの衛星に同じように移動しているものもあるかもしれない けど
確率的には太陽系の中にいる生命っていうのは基本的には同じものなんじゃないのっていう そういう話をねしてもらえてなんかね
面白かったですねそこは僕も結構衝撃的な部分でした そういう角度でいろいろ話聞けて面白かったなっていう内容だったんで
またちょっとトタニ先生といろいろ喋りたいなと思ってますね とにかくイプシロンさんコメントいただいてありがとうございましたイベントも来てくれて嬉しかったです
ということで今回は以上にしていきましょう 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くにある
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