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中国探査機、月の裏側に着陸 世界初の試料を持ち帰りへ
2024-06-06 11:55

中国探査機、月の裏側に着陸 世界初の試料を持ち帰りへ

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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00:00
この時間はZoom Up。毎週木曜日は科学です。毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。おはようございます。
おはようございます。さて今日は宇宙のお話ですけども、中国探査機が月の裏側に着陸成功して、さらに
資料の採取にもどうやら成功したようですね。 そうですね。なんかもう予定した軌道に乗って地球に向かっているとの報道がありました。
これ成功したら世界初です。 あの月の表面から物質を持って帰るのこと自体は初めてではないんですよね。
よく知られているのは月の石。大阪万博で大行列ができたと言われています。あれはアポロ計画でアメリカが月に着陸して持って帰ってきたっていうものなんですけども、
今回はその月の表側じゃなくて裏側の石を持って帰ろうっていうそういうミッションなんです。
それによってまた何かニュアンスが違うんですか?表と裏でっていう。
はい、よくぞ聞いてくださいました。
あの裏側って、私たちいつも月見る時っていつもウサギが餅ついてますよね。
ああ確かに。
いつ見ても餅ついてますよね。
そうですね。
もちろん三日月とかの時はついてるの見えませんけど、あれ何でだと思います?
何で?
何でいつもウサギ側なんですか?
ちょうど夜のタイミングが表になる時間とか?
月、ウサギの時間帯がちょうど夜になる。
ウサギの時間帯。
すいません朝早くな答えが本当に。
日本が夜の時はブラジルは昼。
ブラジルの人も多分ウサギ見てるんですよね。
そうなんだ。じゃあ北半球南半球とか関係ないのか。
なんでですか?
これは地球の周りを月はぐるぐる回ってますよね。
その地球の周りを回る周期と月自身が自転する周期がぴったり一致してるんですよ。
つまり月は27日で1回自転してその同じ27日で地球の周りを回ってるので
地球から見る限り常に同じ面しか見られないっていう仕組みになってるんですよ。
そういうことですか。
ぴったりずれないからですね。ぴったりなので。
不思議。
だから地球の裏側どうなってるんだろうってやっぱり興味持つ人は興味持つんですね。
03:05
行かないと見えないってことですもんね。
まあそういうことです。
実際には例えば日本の衛星のカグヤっていうのが何年か前に月まで行って
月の周りをぐるぐる回りながら精密に測量して
月の地図ってできてる裏側の様子もよくわかってるんですよ。
だけどそれに着陸するっていうのは結構難しいんです。
なぜなら裏側なので地球からいろいろ電波を発してても裏側には届かないです。
曲がらないといけないんで。
そうですね。
そうすると地球の裏側につまり着陸しようとすると
地球から見た裏側にまず通信衛星を打ち上げて
その通信衛星経由で月の裏側のいろんな動きを操作するっていう
二段階右折みたいなことが必要なんですね。
なかなかどこの国も成し遂げていなかったんですが
中国は2019年にまず最初の無人探査機が月の裏側に着陸を成功させてます。
これは世界初めてでした。
その翌年にはまた別の無人探査機が月に行って
今度は月の表側から石を持って帰るということに成功してるんですね。
つまり今回のミッションはその2つの成功を土台にして
裏側から石を持って帰るっていう挑戦なんですよ。
そこまで難しいことを中国はやれるんだぞっていうことを
つまり世界に示しつつあるわけです。
そういうことですね。
素晴らしいんですけれども喜んでばかりもいられないというのが
やっぱり宇宙、月を巡る超大国の競争を煽るんじゃないかということなんですね。
アメリカやインドもね。
まさに。裏側に行くっていうのはまずアメリカもインドもできてないことです。
そうですよね。
中国の習近平指導部っていうのは国家目標として宇宙強国っていうのを掲げてます。
宇宙の強い国って書いてますけどね。
すでにアメリカが中心として日本なんかも参加している
先ほどもニュースで宇宙飛行士が向かったって言われている国際宇宙ステーション
この計画に中国は入ってないんですよね。
仲間外れと言ってもいいかもしれないけど微妙に分かれているわけです。
06:03
ならばということで中国はすでに自前の宇宙ステーションを宇宙空間上に完成させています。
今年の4月に打ち上げた友人飛行船つまり3人の宇宙飛行士が乗った宇宙船が
その独自の宇宙ステーションにドッキングすることに成功しています。
だから結構アメリカを中心とする国際宇宙ステーションの向こうを張るっていうかね。
さらに月面探査も同様で
アメリカや日本を中心とするアルテミス計画っていうのが月面ではあるんですけども
それに対抗して中国は我々だけでやりますっていうことを言っていて
目標で言うと30年までに中国人を月面に送る
35年までに月面に研究ステーションを作るって掲げてるんです。
30年までに友人着陸、月面着陸っていうのはアルテミス計画と結構やっぱり意識して競争状態なんですけど
さらに今回の例えば裏側に着陸した石を持って帰るみたいな話が成功すれば
月面の裏側に中国の宇宙ステーションというか研究ステーションを作るっていうことが可能になるんじゃないかと
皆さんがちょっと疑心暗鬼になってるんです。
確かに作っちゃいそう。
裏側に作られたらよくわからないじゃないですか。
そうですね。
実際NASA、アメリカ航空中極のネルソン長官がアメリカの議会で
中国がアメリカより先に月探査に成功すれば
月を自国の領土と主張するかもしれないと警戒感をあらわにしています。
なかなかに厳しいムードになっているんですけれども
実際宇宙空間っていうのは
大国の安全保障政策に組み込まれつつあります。
もう陸海空に次ぐ第4の戦場と呼ばれていますし
それから宇宙は平和利用しようねという条約はあるんですけれど
こちらにはアメリカも中国も北朝鮮も日本も批准してますが
このかきぶりが曖昧なために
例えば一企業が行ってここはうちのものって言ったら
法律的には条約でそれを阻止できないんですよ。
資源探査も規制対象じゃないので
09:02
結構本当にそういうところが出てくると危ないねということが言われている中
どんどん月に足掛かりを本当に技術を確立しているので
やはりここはちょっとあまり超大国が技術で張り合うのはいいんですが
安全保障絡みとか軍事利用みたいなところで荒らしてほしくないんですよ私はね。
月まで自分のものになってね。そういう発想はもうなくしてほしいな。
もう時代遅れですからね。
宇宙利用もやっぱり国益じゃなくて人類益。
人類の幸せのためにっていうのをね
どうかどうかアメ喧嘩せずに仲良くやってくださいっていう私はそんなふうに思ってますけどね。
私も同感ですね。本当そうですね。
ただ今もこっちに地球に向かっていて
6月下旬にも中国に着陸かって言われてるんですよね。
そうなんですよね。それは科学的には月の裏側の意思はどんなもんだろうっていうね。
ちょっと興味はありますね。
そういう興味はわきますよね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は毎日新聞客員編集委員の本村ゆき子さんでした。
バッテン少女隊の春野きいなと
青井リノアです。
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