1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-12-04 11:19

426. 【sorae】1年が16時間のホットなジュピター【系外惑星】

1年が16時間!?大人気宇宙ポータルサイトsoraeとの週一コラボ企画でお届け。

記事でより詳しいお話が楽しめるので、興味を持った方はぜひ!


「「1年」がわずか16時間、観測史上2番目に熱い太陽系外惑星が見つかる」

https://sorae.info/astronomy/20211127-toi-2109b.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題紹介しようと思います。今日の本題は、850光年先に見つかった、1年がわずか16時間という非常に短い、そんな惑星についてのお話をしていきたいと思っております。
今回発見されたのは、850光年先。天文学をやっている人の中では、比較的近い星になります。そんな星の周りに木星みたいな惑星が発見されたと。
最近は、こういう太陽系以外の惑星っていうところもたくさん見つかり始めていて、そんな中で、過去見つけた中でも非常に短い、1年間が非常に短い星で、なおかつものすごく熱い星っていうような珍しい星だったので、今回はニュースになっているというところなので、こちら紹介していきたいと思っております。
今回のお話は、大人気宇宙ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画となっております。今回のお話、色々気になる部分が残っていたりとかしたら、概要欄に載っている記事のところから飛んでいただいて、ソラエの記事を見ていただくと、より詳細なお話だったりとか、あとは写真付きの、そんな宇宙を楽しみ方もできるという風になっておりますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいなと思っております。
ということでですね、本題に入っていこうと思っているわけなんですけど、今日紹介するのは、1年がわずか16時間という非常に短い、そして今まで見つかったことある惑星の中で2番目に熱い、そんな惑星を紹介していきたいと思っております。
これ最近よく、最近はあんまりないかな、ポッドキャストの中でも太陽系以外の惑星っていうのを紹介するタイミングはいくつかありました。
というのも、今の時代、ちょうど天文学でどんな分野がホットですかっていうお話をされた時に1つ出てくるとすれば、こういう太陽系以外の惑星を見つける境外惑星探査と呼ばれるところが非常に重要視されるわけなんですね。
今回はその中で出てきた新しい研究成果というところになっております。
今回紹介するのは850光年先に見つかった惑星ですね。今回の惑星は太陽系にはあまりない性質の星、どんな星だったかっていうと木星に近い星なんですけど、木星って太陽系の中でも一番大きい惑星ですよね。
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それに比べてもさらに1.35倍大きい、そして重さも5倍ぐらいあるというような感じで、太陽系には例を見ないような大きさになっているというところがあります。
そして今回紹介するこの木星に似た惑星っていうのはタイトルにもある通り今まで見つかった惑星の中で2番目に熱い星というふうに言われてるんですね。
これどれぐらい熱いかっていうと、表面の温度、太陽に当たってる部分っていうのがだいたい3300度とかっていうぐらいになるんですね。
これもうちょっとした恒星の温かさというか、太陽とかで例えば5000度ぐらいっていうふうに考えても結構近いじゃないですか。
私たちがいるこの地球とかだと本当に数十度とか、他の惑星見たときも数百度とか、そのレベルだったところに比べると3300度っていうところは非常に熱い星になるんですね。
こんな感じで、じゃあなんで熱い星、熱い惑星っていうのができるのか。これは単純なお話で、太陽みたいに中心を回ってる星にすごく近いんですね。
今回惑星のお話をしてるので、惑星っていうのは地球とか木星とか土星とか、そういう太陽の周り、つまり恒星の周りを回っている自らは輝いていない星。
これを惑星と呼んでいて、こいつら自身は自分たちで熱を発するわけではないので、中心にある星の熱っていうのを受けて表面の温度っていうのが決定するんですよ。
なので、真ん中の星がどれだけ熱いのか、そしてその星とどれだけの距離があるのかっていうところのバランスによって、この惑星の表面の熱さっていうのは決まってくるっていう形になるんですね。
今回は過去いろいろ見つかった惑星の中で2番目に熱いっていうところで、今言った2つの要素、真ん中の星にも非常に近くて、なおかつ真ん中の星もものすごく熱いっていうような状況になってました。
今回の見つかった惑星がどれだけ中心の星に近いのかっていうところのお話をしておくと、これ太陽系の場合だと一番内側って水星になるんですね。
じゃあ水星の距離に比べてどれぐらい近いのか。水星より近いっていうのはなんとなく想像つくかなと思うんですけど、水星と太陽の距離のだいたい4%とかなんで20分の1とか25分の1とかそのぐらいのレベルなんですね。
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そのぐらいで、キロメートルにすると240万キロメートル。キロメートルにしてもあんまピンとこないですね、宇宙の大きさ大きすぎるので。とにかく非常に近いと。なおかつ真ん中の星っていうのも太陽に比べると数千度、千度とか2000度ぐらいって熱い星なのかなっていう風になるので、そういったところの両方が重なって今回見つかった惑星っていうのは
非常に熱い状態になっていると。これは木星みたいな大きさで、なおかつ温度が高いっていうところからホットジュピターと呼ばれるような、ジュピターって木星ですね、英語で。これホットジュピターって呼ばれるような分類がされるような星でした。
今までに人類っていうのは、太陽系以外の、この私たちがいる太陽系以外の惑星っていうのを発見しようっていう実験をいくつも行ってきて、その中でだいたい4500個とかの太陽系以外の惑星っていうのを発見してきているんですね。
その中で今回みたいに星の大きさが大きくて、熱いホットジュピターと呼ばれるものはだいたい400個ぐらいという風になっているので、比較的見つかっている惑星の中ではマイナーな分類に入るんですね。
4500分の400なので、だいたい10%ぐらいというところになるので、若干珍しいような状況になっていると。
プラスで、この星ものすごく重くて、中心の星に近いっていうところで、重力の影響ががっつり入るっていうところを考えると、宇宙スケールのお話、例えば1000万年とかかかったときに、中心の星に落ち込んでいってても、つまり吸い込まれてもおかしくないんじゃないかっていうのが、今回の論文を書いたヒッシャーの主張だったりするんですね。
で、これ、一昨日とか3日前ぐらいに紹介させていただいた太陽系の惑星、もしくは木星みたいなガスでできた星がどういう風にできるのか、なんていうところのお話をしたときに、小さい惑星によってどんどん形が作られていって、なおかつだんだん中心の星に吸い込まれていくような形で星が形成されていくっていうところがあったので、
そういうところとつなげて考えると、今回見つかった星っていうのは、形成されるまでの間にものすごく時間がかかって、で、その間にたくさん周りのものをかき集めたからこそ、地球にある木星とかよりも重いし、で、惑星として成り立つまで時間がかかったので、中心の星にどんどん引き寄せられた状態で惑星として完成した、
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なんていうところが考えられるかなというふうに思ってます。
なので、数日前に話した内容とリンクするぐらい、同じような研究結果が出てるっていうところは非常に面白いかなというふうに思ってます。
で、こう、今までの人類の宇宙の研究の中で、4000とか5000の太陽系以外の惑星見つかってきてるっていうところ、今はこういうふうにどんどん続々と見つけていくっていう段階なんですね。
で、じゃあこの中から調べるべき天体っていうのがいくつかピックアップされて、それこそ地球みたいな星っていうのも一部ありますし、そういったところに対してさらに深い研究っていうのを進めていくっていうのも研究の視野に入ってます。
で、それが僕が何度かポッドキャストで話しているジェームスウェップ宇宙望遠鏡っていう、ぜひまだ調べたことない方はググっていただきたいぐらいフォルムがめちゃめちゃかっこいい宇宙望遠鏡です。
これがそういった太陽系以外の星に対する探査だったりとかをより理解を深めてくれる、そんなことが期待されていて、12月、今月の22日に打ち上げられる予定だったりするので、そのあたりまた研究がどんどん発展していく姿っていうのをポッドキャストで一緒に終えたらなというふうに思っております。
ということで、今回はソラエとの大人気宇宙ポータルサイトソラエとのコラボ企画というところで、1年がわずか16時間で終わってしまう。
そして観測史上2番目に熱いそんな惑星について紹介させていただきました。
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宇宙話をつけてつぶやいていただけたら嬉しいです。
今日は12月4日土曜日、皆さんどんなふうにお過ごしになるんでしょうか。
僕は早朝からサーフィンに行って、あとは1日ずっと仕事をする予定なので、仕事の方も遊びに行く方もぜひいい1日にしてください。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
11:19

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