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2022-10-28 12:27

753. ふじっこのお豆が宇宙へ!宇宙食の選定ステップも紹介

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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は、宇宙に初めてオバンザイが行ったというニュースとともにですね、
最新の宇宙食事情だったりとか、宇宙食がどうやって選ばれて、どうやって宇宙まで運ばれていくのか、
そんなところまで深掘りしておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
2022年10月28日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士校を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
ということで本日でエピソードが753話目を迎えるというところで、
今日お話しするのは、みんな気になる宇宙食のお話です。
この宇宙食の中でも、最新のニュースを引っ張ってきながら、
宇宙食がどうやって選定されていくかっていうところのステップをお話ししていければと思っております。
今回紹介するのは、10月の頭にプレスリリースで出ていた、
これですね、宇宙ステーションにおバンザイが初めて日本食として採用されたというところで、
フジッコのオンマーネさんのフジッコ株式会社の商品が3つ、宇宙ステーションに運ばれていったというところで、
若田宇宙飛行士はこれ、宇宙空間でおバンザイが食べれるっていうね、
そういうような状況が今、宇宙ステーションの中にあるというところで、
今回採用されたのが、ヒジキミ、そしてキンピラゴボウでミネストローネっていうところで、
気になった方いるんじゃないでしょうか。
おバンザイ、おバンザイでミネストローネかなっていう。
でもまあこれ、僕も気になったんですよ。
日本初、おバンザイが宇宙へ。ヒジキ、キンピラ、ミネストローネって思って。
でもまあおバンザイの定義調べたら、京都の総在を全般をおバンザイと呼ぶので、
まあまあまあ良いでしょうというようなところで、
まあ今回、我方宇宙飛行士と一緒に宇宙空間に持って行かれたっていうのが、
このフジッコの今回プレスリリースとして紹介されていた部分になっておりました。
いやでもこれ本当に写真見ればわかるんですけど、
普通になんかみずみずしいというか、
なんか地上で食べるお惣菜と全然変わんないじゃんみたいなものがお皿の上に乗ってたりするので、
これは相当なQOLっていうんですかね、上がるだろうなって思いました。
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でこれどうやってじゃあ選定されていくのか。
まあ宇宙食って、なんかどっちかっていうとあのポソポソの宇宙食がフリーズドライみたいなやつがイメージされるかなと思うんですけど、
最近は全然そんなことないっぽくて、
それこそちょっとつゆだくでラーメンが食えるって感じではないですけど、
ちょっとあんかけ風になった宇宙ラーメンっていうのもあったりするし、
何なら他にも結構いろいろ食べれるらしいんですよね。
たこ焼きとか、あでもたこ焼きとかはあれか、フリーズドライとかになっていたりするのかな。
今までで採用が見送られたものっていうところで代表的なものは、
モーリーさんが申請した納豆だったらしいんですよね。
納豆は匂いは最悪許しますというようなところになったものの、
納豆のネバネバが無重力空間でふわーっと浮いていって、
宇宙空間で広がったら機材の故障につながりそうだからダメっていう理由で、
納豆はNGになったというようなところで、
じゃあ一体その申請プロセスってどうなってるんだろうみたいなところで言うと、
これJAXAのホームページに明確に書いてありました。
どうやって認証を受けるのか。
これステップが1、2、3、4、5、6、7、7個あって、
まずは宇宙日本食事務局っていうところに連絡をして、
諸々の問い合わせをするというところがあったら、
じゃあ食品サンプルを提出してくださいっていうところで、
こんな感じのものを作りました。
大体こんな感じですっていうのを送っていく。
それに対してJAXAから借りれるような、
加温器を温める機械だったりとか、
お湯を入れる機械っていうところ。
宇宙ステーションの設備と同じものっていうところで、
使えることを確認するっていう作業があり、
そこから諸々の書類の調整があってから、
ようやく一時審査っていうところらしいんですよね。
なので一時審査に移る前に、
そもそも宇宙ステーションで使えるものなのかっていう、
ゼロ時審査みたいなものがあるというところで、
そこからどんどん書類審査進んでいって、
一時試験終わって、
それができたら次に二次試験っていうところになって、
その後、立ち入り検査っていうのがステップ6であるらしくて、
製造場所に入っていって審査機関の人が審査したりとか、
衛生管理体制、書類審査っていうところがあって、
それを超えたものっていうのが、
宇宙職として認定されるみたいなんですね。
これだけのステップを踏まなきゃいけないっていう、
この宇宙職へのハードルの高さみたいなところもありつつ、
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さらにここから、じゃあどうやって宇宙に運ばれるっていうところの
認証を得るのかっていうところが重要になっていて、
これですね、僕初めて知ったんですけど、
採用プロセス、搭載するっていうところまでが決まる、
なんだ、宇宙飛行、宇宙職として認定されましたから、
宇宙職として宇宙に運ばれますっていうのは別のプロセスなんですね。
運ばれるためのプロセスのステップが、これまた5個ぐらいあって、
それのうちのまず最初のステップが、
宇宙飛行士の試食会らしいんですよ。
つまり、宇宙飛行士の人が宇宙空間で食べたいと思って選ばないと、
乗らない可能性があるっていうところですね。
これもちろん順番として行ってくださいっていうのはもちろんあると思うんですけど、
宇宙飛行士の人がこれ食べたい、これが宇宙空間で食べられたら嬉しいっていうものは
優先的にこれ選ばれるっぽいんですよね。ステップに入ってるからこそ。
で、そこから搭載用の日本食っていうのをどんどん選定していく作業がステップ2であり、
で、そこでじゃあこれで行きますって決まったら、
じゃあ製造お願いしますっていうので製造して、受け入れしてJAXAがいろいろ検査をして、
で、それで打ち上げに持っていくというような5ステップがあって、
とにかくこの一番最初の宇宙飛行士が試食会を行って選んでいくみたいな、
そんなところは結構まあ確かにそうだなと思いますよね。
その自分が現地で食べるものってやっぱある程度得り好みして自分で持っていきたいじゃないですか。
そう考えたらまあやっぱ好きなもの持っていきたいからっていうところを思うと、
今回若田宇宙飛行士と一緒にこのおばんざい3つ飛んでいったっていうのは、
もしかしたらこれ若田さんの好みなのかなとか勝手に思ったりしてるっていう、
まあそんな感じですね。
これさらに宇宙飛行士が宇宙空間で食べる宇宙食っていうところに認定されるとですね、
これは災害食品っていう日本災害学会っていうのがあるらしいんですけど、
災害食学会か、そこの検査を結構簡単に通ることができるようになるらしくて、
やっぱり宇宙空間っていう極限状態に持っていかれる宇宙食に対して厳しい弱さの審査があったっていうところが裏付けにあると、
まあ普通に地上で使ってもらえるような災害食品としても使えるような、
まあそういうものとしても利用されるみたいなので、
宇宙食に対していろいろ興味を持っておけば、これ災害食っていうところも実はそこに反映されるので、
面白いものが宇宙に持っていかれたら、災害の時もきっと食べれるんだろうなっていうところをちょっと思いながら、
まあ災害にあったらミネストローネが食べれるというところが今回証明されたんじゃないかなというふうに思いますね。
こんな感じで、実は結構もうみずみずしい美味しい食事っていうのが宇宙空間で取れるっていうことも分かりましたし、
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意外とステップ明確だから、いろんな食品会社っていうところがチャレンジしやすい部分なのかなと思うので、
これからもなんか新しい、面白い宇宙食っていうところが出てきていたら、しっかりと紹介していきたいなというふうに思っております。
ということで今回の本題は、新たな宇宙食としてヒジキ、キンピラゴボウ、ミネストローネっていうのが宇宙空間に運ばれていった。
そしてそのステップっていうのがなかなか面白いぞっていう、そんなお話をさせていただきました。
ということで本題は以上にしておいて、簡単に緊急報告もしておこうかなと思うんですけど、
最近ですね、昨日、今一応10月27日の夜に収録をしているので、そこから見たら昨日になるのか。
ポッドキャストのゲスト出演っていうのをしてきました。
これ実は科学系でもなければちょっとコメディ系のチャンネルでもないっていうところで、
新たにエンジニアというかビジネス寄りの番組っていうのに初めて出てきました。
多分初めてだと思うんですよね。これWeb3FMっていう、簡単に言えばWeb3ってよく聞くじゃないですか。
ブロックチェーンだったりとか、NFTだったりとか、仮想通貨だったりとか、ああいうやつですね。
あれの僕自身がデータサイエンスの仕事をしてたり、データ分析の仕事をしてたりっていうところの流れがあったので、
この後どうやって働いていくかみたいな、自分の仕事の方向性みたいなのを考えるときに、
ブロックチェーンの分析できたら面白いんじゃないかなっていうメディアを実は個人的に作っていたりするんですね。
そういうのがあったりとか、あとは今働いている会社があるハッカソンのスポンサーになっていて、
そのスポンサー枠で会議みたいなとこに参加させてもらった流れから、
ポッドキャストをやってるんですね、みたいな。結構調子いいんですよ、みたいな話してたら、
ポッドキャストを出していただくっていうことになって、
宇宙の話とか普段の僕の話っていうよりは、また別の、より本業に寄ってるような部分で、
しかもブロックチェーンの分析っていう、ちょっと小難しいように聞こえるかもしれないけど、
比較的紙砕いてこれたんじゃないかな、ただ分野が違いすぎてめちゃめちゃ緊張してるっていう様子がね、
お届けできるかと思うので、そのあたりもちょっと楽しみにしておいていただけたら嬉しいなと思います。
収録したのはもう終わってるので、公開されるタイミングとかが分かればまた教えていきたいと思いますので、
ぜひ楽しみにしておいてくださいというようなところで、
ポッドキャスト1個うまくいくと、他の番組とかからも実は興味を持ってもらえるっていうような、
面白い横展開見せていけたら嬉しいなと思ってるので、ぜひ皆さん楽しみにしておいてください。
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ということで今回のお話は以上としていきたいと思います。
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番組の感想や宇宙に関する質問については、
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それではまた明日お会いしましょう。皆さん1週間の最後頑張りましょう。さよなら。
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