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3、2、1、イギネーション
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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話し。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で白紙号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
ということで、今回はコラボ企画3本目というところで、引き続きゲストに来ていただいているのは
金松株式会社の航空宇宙部の高田さんに来ていただいてます。よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
はい、これ3日連続って多分今までやってないんですよ。
あ、そうなんですか。ごめんね。すみません話しすぎて。
いやいやもう、やっぱこんだけいろんなの動いてんだぞっていうところが伝わるのが多分一番いいかなと思っているので、
だってこんな全部具体例じゃないですか。
で、大分県とシエラスペース社っていうところと組んでパートナーシップ契約を組んで、
大分県の宇宙港から宇宙の入り口ガンガン切り開いていく立場にいるぞっていう、
そういうところのお話を伺えればなというふうに思っております。今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということでですね、もう早速具体的な話いきたいなと思うんですけど、
今回、ワードとしては2つ注目のポイントあるかなと思っていて、
民間宇宙ステーションのオービタルリーフ、そして宇宙行くときに乗る宇宙船のドリームチェイサーっていうところかなと思うんですけど、
まずは、やっぱ僕、宇宙ステーションの研究を永遠やっていた身からすると、民間宇宙ステーションの話が聞きたいんですけど、
ありがとうございます。
民間宇宙ステーションオービタルリーフって何ですかっていうところと、
あと金松の関わり方ってどんな感じの場所にあるのかなっていうお話を伺わせてください。
もちろんです。
あのそうですね、そもそも民間宇宙ステーションって何だと思うんですけど、
今皆さんもご存知の国際宇宙ステーション、ISSと呼ばれるものが、
NASAがですね、もう2030年で運用を終えてですね、太平洋に落としますということを発表しているんですよね。
ほんと寂しいんですよ。
まあもう寿命もきつつある中でしょうがないかなと思っていますし、
やっぱりトランプさんが打ち出したアルティメス計画でですね、政府としては月火星の探査にどんどんシフトしていきますよと。
だからこれまで政府が支援して作ってきた低軌道の環境はもうそもそも民間にバトンタッチして、
民間の企業で引き続き拠点を使って盛り上げていってくださいねというのが今NASAのメッセージなんですよね。
その中で、我々幸いなことにシェーラースペースという会社と組ませていただいて、
シェーラースペースはですね、Amazonのジェフ・ベゾスが持っている宇宙企業ブルロジーと連携してですね、
オーメタルリーフという宇宙ステーションを作るというのが商用の民間ステーションになっています。
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金松はそこで何をするのかというお話ですけど、やっぱり国際宇宙ステーションISSはですね、どうしても政府の持ち物ですので、
研究開発とかですね、そういった用途がメインだったんですけど、商用宇宙ステーションはいろんな用途に自由に使えるということになりますので、
金松としてはそこにどんどん日本の企業が入っていただいて、新しい事業領域として宇宙というフィールドを使っていただきたいなと、
そういう場を提供してサービスを提供させていただける存在になりたいなというふうに思って、今、シェーラースペースと連携させていただいて取り組んでいるところでございます。
それじゃあ民間に宇宙のフィールドを広げていくってなると、なんかやっぱ宇宙ステーションでの業務ってなると勝手にこう研究開発のイメージ強くなっちゃうんですけど、それ以外にも使える余白があるっていう感じですか?
そうですね、いろんな用途に使えるんじゃないかなと思いますし、シェーラーとしてもですね、今彼らが狙っているのは研究開発だけじゃなくて、実際に宇宙で物を作ってそれを持って帰ってきて販売するとかですね。
そういう世界を考えているんですよね。あとはエンターテインメントとか旅行とかでも融合というふうに言われてますので、そういった形の活用もあるのかなというふうに思っています。
本当に広く、いろんなところで利用が広がると思いますし、それこそさっき2日目ですかね、お話しさせていただいた、商社としてのシナジーじゃないですけど、金松としては宇宙の仕事だけじゃなくて、食品もやってますし、鉄鋼もやってますし、いろんなお仕事をやらせていただいているので、
その金松としてのネットワークを生かした展開もこれからできるんじゃないかなという期待もありますので、そういったところで関わっていると思いますね。
そういうことですね。なんかこれ多分、あんま変わんないじゃんって聞いてる人、思う方いるかもしれないんですけど、僕としては多分全然違う方針で宇宙開発の、なんだろう、もう一種舵取りができるぐらいの状態になるのかなと思っていて、
なんでかっていうと、僕ずっと研究をやっていたっていう意味からすると、じゃあ宇宙ステーションで何か研究をしたいってなると、それに見合うような研究の内容であるっていうのを提案を出して、
で、その中で実現可能性の高いところとか、一種こう政府として方向性、進めていきたいところに多分舵取りが切られるだろうなっていう肌感があって、
で、そうなってくる一方で、こうやって民間の宇宙ステーションって出てきたら、そこがそれを管理しているところがその舵取りをできるし、
何をどうやってそこに誘致する、実施してもらうっていうのを決めれるから、今までのこう、なんか政府が、なんだろうな、こう一種独断という言い方変ですけど、方向性決めていたところの多様性が広がる一つになるだろうなっていう感覚があって、
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そうすると今まで宇宙に手が伸びなかった会社も、こう宇宙で何かものができる、でそれによって新しいものができるみたいな流れが出てくるんじゃないかなと思って僕は期待しているので、なんかその感覚と今すごいおっしゃっていただいたことが一致したなと思って、そんな感覚なんですかね、やっぱり。
まさにそうですね、今ISSを研究会社で使うことができるんですけど、課題としてはIP、知的財産とかがその民間企業に全部残らなかったりするんですよ。そうするとせっかく成果があってもそれを活用できなかったりとか、あとは成果があってもう少し踏み込めば宇宙でものが製造できるとかっていうところになっても、商用利用ができないので、それ以上進めなかったんですよね、ISSが。
そういう意味では本当に用途が広がるんじゃないかなと思いますし、あとNASAの期待はですね、民間が自分たちでいろんなところからお金を積めて市場をインクビュートするということが期待されているので、実は先日、オービタルリーフがですね、リーフスターターというプログラム、アクセレレータープログラムが始まりまして、そこはもう13歳以下の人たちが使っているんですけども、
本当にどんなアイデアでもいいんですよ。そのアイデアを応募して、もしブルーオリジンとかシェーラースペースのチームがいいねってなったら、最大で賞金10万ドル、1,400万ドルくらいなのかな。
1,400万ドル、そっか、すごい。
で、それにプラスシェーラースペースとかブルーオリジンの人たちが、そのアイデアを成長させたりアクセレレートする支援をしていくので、そういった形の動きが始まっているのでですね、民間がそういう活動をどんどんしていって、いろんな人が宇宙に使えるような環境を作っていくというふうに思っています。
もうじゃあ、本当にフィールドを広げるって言葉がそのまま、こう、体現された企画ってことですよね。
そうですね。楽しみです、本当に。
それめっちゃ面白いなぁ。ちょっとちゃんと調べて、もう1回僕の方でもポッドキャストでもいろいろ話したいです、そこは。
そうしたら、オービタルリーフ中心に、いろんなところに民間が宇宙に食い込んでいく幅を作っていこうっていう流れができてるっていう話はすごいピンときていて、でも宇宙行けなきゃ意味ないじゃんっていう話も一方であると思うんですよね。
で、そこも、もう大分県シエラスペースとのパートナーシップのところで、金松は抑えているぞっていうところをちょっとお話を伺って最後終わりにしたいかなと思ってるんですけど、
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ドリームチェイサー、これも簡単に言えば宇宙に行く乗り物ですよね。
ここと、そして大分県とパートナーシップを結んでいるっていうところって、どういう役割のバランスがあるのかって伺ってもいいですか。
はい、もちろんです。ドリームチェイサーはですね、民間で唯一なんですけども、宇宙の王冠機として空港に着陸することができる機体になっています。
日本でも開発されている会社さんもいらっしゃいますので、ちょっと唯一ということが私があるんですけど、3,000メートルの滑走路があれば世界中どの空港にも着陸できる機体になっているんですね。
そういったこともあって、シエラスペースとしては今後、宇宙利用を帯びている理由の話じゃないですけど、広げていく上では世界中に拠点があることが重要だというふうに考えています。
わざわざアメリカに行って、アメリカに帰ってきてっていうのだったんで、なかなか限られちゃうと思いますので、そうではなくて、そうじゃない世界を作るという経験ということで、大分、空港に着陸させていただいたという背景があります。
それってじゃあ、アメリカ初宇宙経由日本行きみたいな。
そうです。
すごいそれ。かっこいい。
最初は、日本はまだ残念ながら友人のロケットがないので、最初はもうアメリカ初、この間も若田さんが持ち上がりましたけど、フロリダ初、大分、宇宙経由、大分、温泉入って帰るみたいな。
いや、本当に大分県って素晴らしくて、世界中で今スペースポート宇宙港の派遣争いみたいなのがあるんですけど、アメリカとかの宇宙港って周り何もないんですよ。
だから、そこに行きたくもないし、帰ってきても面白くないですよ。ちょっと言ったら怒られるかもしれない。
日本語なんでいいかもしれないですけど。
でも、大分県の素晴らしいところは、大分空港で首先に着陸した後に、1時間ぐらい以内でベップとか大分市に行くことができて、温泉があるので、例えば療養にも使えるんですよね。
本当にいろんな幅が、宇宙から帰ってきた人が療養にも使えるし、その宇宙に帰ってきた人の家族がきちんと心安らかに観光したり、その文化を楽しむことができるというのが大分の素晴らしい特徴で。
そういう意味でも、こないだ7月にシェラスペースのVPの副社長が来たときも、初めて大分を見ていただいて、実はいろいろ観光を週末かけて楽しんだんですけど、もう感銘を受けていて、
本当に素晴らしいことを言ってくれたっていうのは、やっぱり私としても嬉しかったですし、そういった形で日本がプレゼンスを発揮できるっていうのは素晴らしいことじゃないかなと思ってます。
もうだって、宇宙行ったら絶対疲れるじゃないですか。
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疲れますからね、意味わかんないですよね、本当に。
多分だから、そのなんか絶対に持って帰ってくるお土産の一つとして疲れがあると思ったら、それを癒せる場所を一旦寄れるよみたいな、しかもどうせみんな多分最初の方はお金持ちの人たちが使う経路だと思うと、そこでかいっすね、温泉ってパワー。
でかいんですよ、多分喜ぶと思うんですよね、周りの人たちとかも。
いいですね、じゃあもう本当に観光地としても大分県は、大分県っていう立地がすごく良くて、なおかつそういう、さっき言ってたみたいに3000m以上の滑走路を準備できるっていうところも、今回の特色というか注目ポイントの一つになるってことですかね。
そうですね、あともう一つが、先ほど今日本は友人のロケットがないってことを話しましたけど、もし将来ですね、日本が友人のロケットを開発するということになれば、おそらく種ヶ島を使うことになると思うんですけども、打ち上げの車場としてですね、大分と種ヶ島と同じ九州で、そんなに遠く離れてないんですよ。
そうですね。
なので、ドリームチェーサーが宇宙から帰ってきて大分に着陸しましたと、そこでまたドリームチェーサー再使用機なので、メンタルネスをして種ヶ島に持って行って、また打ち上げましょうという、そういうエコシステムが、新しいエコシステムが作ることができて、そうするとやっぱりその地域の行為もそうですし、本当にいろんな人たちに対して大きなインパクトを与えることができるというふうに思っていて、
パーソネスを実現していくことが私のミッションなんじゃないかなと思っています。
そこに金松として関わっていくっていうところになると、ここまでで伺っていたような、調整、日本とシェラスペースとの間に立って、いろいろ要件を調整していったりっていう色合いが強くなるんですか?
そうですね。政府の皆様との調整だったり、レギュレーションとかがない、規制がない中の調整がこれから出てきますので、そういったところを調整させていただくというのはやっぱり非常に強くなるというのかなと思います。
でもここってやっぱ、ロケットのテレメトリーとかやってたよっていう話とかって、実はやっぱこう海外に売り込んでいくってなった時に、一つ武器になったりはするんですか?
そうですね。これまで金松としてはいろいろ観光地のビジネスもやらせていただいてますので、やはり強くしっかりとそういった調整もさせていただくことができるかなと思います。
ああ、そっか。だからやっぱ幅広くいろいろやってきたっていうところが、今こう一つ、また新しいチャレンジっていうところで身を結んでるっていう形なのかなって話を聞いているとすごく思うんですけど、
そっからじゃあもう大分県が宇宙の入り口っていうところになってきたら、民間の宇宙ステーションとの距離感もすごい近くなる、また金松の周りで動いてる別の分野を宇宙に連れてくっていう敷居も下がるし、
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そこでまたどんどん新しいものが生まれつつ、行く可能性に今こう力を注いでるっていうことですよね。
そうですね。それも日本だけじゃなくて、あと大分はアジアとも近いので、じゃあ例えば宇宙から帰ってきたものを大分からアジアのいろんな国々に輸出するとか、本当にいろんな広がりが出てくると思うので、
それをどうやったら実現できるかというところを夢ばっか語っててもしょうがないので、やっていくことかなと思います。
いやすごいわ、なんかこう3日間全部聞いてたらなんか、この順番にしてよかったなって今すごい思ってるのは、今まで金松どうやって宇宙関わってんだみたいな、勝者の宇宙の関わり方が
ギュッと詰まってるし、しかも未来にシナジー効果をもたらす広がり方もあるし、ワクワクすごいですね、面白いですね、働いてて絶対。
めちゃめちゃ面白いですね、あともう1個いいですか、ちょっと宣伝になっちゃうんですけど、
ぜひお願いします。
金松の航空チューブでは空飛ぶ車にも取り組んでいて、何してるかっていうと空飛ぶ車の離発着上を日本中に整備しようという動きもしてるんですよ。
なんでこんな話をしてるかっていうと、宇宙航空と空飛ぶ車ってすごくシナジーが出てくるんじゃないかなって思ってますし、
新しいことに取り組むっていうのはすごく大事なので、そういう意味でも金松としては引き続きいろんなジャンルでですね、トライしていきたいなと思ってます。
月面で車走らせるんじゃなくて、もう飛ばすとこまで見てるんですね。
いやーすごいわ、なんかもう、子供の頃に想像してた未来をマジで作っていってるんですね。
周りに本当に素敵な方とか、本当に尊敬できる先輩とかもいますし、本当に刺激的でめちゃめちゃ楽しいですね。
いやー出した方がいいです、もっと。
そうなんですよ、弊社SNSもやってないし、飛べるなと私は思ってるんですけどね、
ぜひ、これフォトキャスト聞いてる方からも言っていただければと思います。
私怒られますね、コウホーからね、二度とそんなこと言うなって。
僕も怒られそう。
ありがとうございます。ちょっとじゃあ、そんな感じで3日間にわたっていろいろお話を伺えて、
僕の多分テンションの途中からの上がり方、多分皆さんどんどん気づいてるんじゃないかと思うんですけど、
やっぱ僕はなんか1個面白い取り組みやってるって話聞くのも好きなんですけど、
ストーリーだって結局全部繋がってぐるぐるって回っていきそうな雰囲気感じるとやっぱすごいワクワクするんで、
なので3日間通していろいろお話伺えて本当に楽しかったです。今回ありがとうございました。
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こちらこそありがとうございました。話すぎちゃってすいません。
いえいえ、もう全然です。ありがとうございます。最後こうアピールというか、お知らせあればお願いいたします。
アピールとしてはそうですね、ぜひ最後にお話しさせていただくとおり、弊社としていろんな領域にチャレンジしてますので、
ぜひ興味を持っていただいたらですね、弊社に来ていただきたいですし、私もそういう、私も若くないので、
本当に次の次世代の子たちと新しいアイデアを使ってですね、いろんな競争をしていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
はい、こちらこそよろしくお願いします。ということで本当にいろいろお話を伺えて楽しかったです。ありがとうございました。
ありがとうございました。