1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2022-06-19 13:40

620. ブラックホールになりそうな星を作るタランチュラ星雲【sorae】

大人気宇宙ポータルサイトsoraeとのコラボ企画!

「電波&赤外線で観測された大マゼラン雲の「タランチュラ星雲」」

https://sorae.info/astronomy/20220617-tarantula-nebula.html


ゲスト出演した「すこしふしぎナイト ~藤子・F・不二雄先生の描く物語~」はこちら!

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00:00
今回は、私たちがいる天の川銀河の横の中で、どんな星が作られて、今どんな状況になっているか、そんなお話をしていきたいと思っております。
今回注目していくのは、このポッドキャストでも初めて紹介するかなと思う、大マゼラン雲と呼ばれる、
天の川銀河の周りを回っている銀河、そんなお話ですね。その中に、星をものすごく作っている、しかもブラックホールとかになりそうな巨大な星を作っている、
タランチュラ星雲と呼ばれるものがあります。これ結構マイナーな星雲なので、知る人ぞ知るって感じになるんですが、このタランチュラ星雲の中で、
どうやって星が作られて、そしてそのできた星が周りに悪影響を与えて、これ以上星ができない、なんていうところを作り出してしまってるんじゃないかっていう仮説が、世界中で飛び回っていたのですが、
そこを観測的に解決していく、そんな研究結果になってますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
でですね、今回のこのタランチュラ星雲のお話、大人気宇宙ポータルサイト【sorae】とのコラボ企画になってます。
概要欄に貼ってあるリンクから飛んでいただけると、音声と記事両方で楽しんでいただけるので、ぜひそちらも覗いてみてください。
それではどうぞ。
3、2、1
イギネション、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
朝崎亮の宇宙話
2022年6月19日始まりました朝崎亮の宇宙話
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙トピックスをお届けしております
ということで本日でエピソード620を迎えるというところで
本日もツイッターのスペースを開きながら公開収録をしつつ
番組の収録をしているというような感じになっております
でですね、まあ620までいろいろ続けてきて
昨日、ポッドキャスト総研と呼ばれる
ポッドキャスト音声配信の可能性とかを探っていくチャンネルですね
あそこにゲスト出演しましたっていうお話させていただいて
それのおかげでそっちに聞きに行って感想をくださる方もいらっしゃいますし
あとはそっちの番組きっかけで宇宙話に聞きに来てくれるなんていう方もいらっしゃったので
本当にやっぱこうポッドキャストの別の番組に出たり来てもらったりっていうのは非常に重要だなっていうのを実感してます
それにしてもいろんなコメントいただけるのはやっぱり大人気な番組なんだなっていうのはすごく実感しながら
Twitterで感想ツイートとかを眺めさせてもらってるという状況になってるんですが
実は今日ですね、昨日か、昨日も新たにもう一つゲスト回っていうのが公開されました
これはまた僕がゲストとして遊びに行かせていただいた回で
こちら出演させていただいた番組が先週に引き続き
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少し不思議ないと藤子 F 藤代先生の書く物語というような番組になってます
この番組については先週もお話しさせていただいたんですが
藤子 F 藤代作品というのを振り返っていく
なかなかマニアックだけど実は知らなかった作品に触れられるっていうような
なかなか僕の好きなチャンネルの一つでもあります
パーソナリティーやられているゆうすけさんとは僕がポッドキャスト始めて
本当に30話とか50話とかの時からのお付き合いになってるもう大先輩というか
僕のポッドキャスト継続の意欲を上げてくれた兄貴になってるので
そこに遊びに行かせていただいて
今回は藤子 F 藤代作品の中で宇宙人と呼ばれるコンテンツというか作品があるんですよ
その作品についてゆうすけさんに語っていただきながら
そこに対して そんなのがあるんだとか
実際ってこうっすよねみたいな話とかっていうのを結構いろいろ話してきたので
もし宇宙関連のコンテンツとかですね 興味ある方いたら聞きに行っていただけたら嬉しいなと思ってます
概要欄にゲスト出演したエピソードのリンク貼っておきますので
覗きに行っていただけたら嬉しいです
ということでですね 最近はいろんな番組にお邪魔させていただいたりとか
あとはこのチャンネルでもゲストの方をですね いろいろ呼んでみたり
コラボとかっていうのをまた別で企画してますので
興味が湧いた方はですね ぜひその回とかも聞いていただけるように
チャンネル登録していただけたら嬉しいなと思っておりますので よろしくお願いいたします
フォローしていただけるだけでね だいぶモチベーションにつながるので ぜひよろしくお願いいたします
ということで じゃあ早速本題に行きたいと思います
今日の本題は 私たちがいる天の川銀河の横にある
万銀河と呼ばれる大マゼラン
この中で超巨大な星 ブラックホールとかに成り得る星を作る
タランチュラ星雲のお話をしていきたいと思ってます
まあ もう今絞っていっただけでも かなりマニアックな星なんだろうなっていうのが分かると思いますが
今回紹介するのは天の川銀河の横にある タランチュラ星雲と呼ばれるものです
で この今回のお話ですね その中で一体どういうふうに星が作られて
どういうふうに周りに影響を与えているのか なんていうところを
これまで考えられてきた仮説をベースに それが覆っていく
そんな様子を観測の結果から 紹介していくというような形になっております
で 今回の話はですね 大人気宇宙ポータルサイト ソラエとのコラボ企画になっていて
今回は画像を見ながら見ると余計に楽しめそうな そんな内容になっているので
ぜひ興味がある方は概要欄に貼ってある 記事の方にも飛んでいただけたら嬉しいです
ということで じゃあ早速説明していくと まず このポッドキャストの中で
06:00
万銀河って呼ばれるもの または衛星銀河とも呼ばれる
大マゼラン雲のお話をしてなかったと思うんですね
なんかちょっと難しいっぽい言葉が 続いている気がしますが
私たちは地球の表面に住んでいて 地球っていうのは太陽の周りをぐるぐる回っている
これらっていうのは重力によって 釣り合った関係性があるからこそ
この周りをぐるぐる回れるっていうような 状況になっているんですね
で 私たちがいるこの地球 内室は太陽 太陽系っていう大きい括りっていうのは
一体どこに宇宙空間の中でいるのかというと
天の川銀河と呼ばれる 一つ銀河の中に存在しているんですよ
で その銀河の中心には超巨大な ブラックホールっていうのが存在していて
言ってしまえば その重力の周りで 私たちは生きている そんな状況になってます
そんな中で銀河をさらに外まで 銀河っていう星が何億個も重なっている
固まっている いわば集合体みたいなところから さらに宇宙空間 引きでガーッて見ていくと
次 何があるのかっていうと 他の銀河が見えてくるんですね
もちろん天の川銀河の近くには 他の銀河っていうのも存在していて
で 実はこれ面白いのが 太陽と地球みたいな関係で
重力 お互いの重力でぐるぐる回る それの周りをぐるぐる回るっていうような
一つ軌道をとっているような姿っていうのは これ天の川銀河 内氏はこの銀河と銀河の間でも
同じようなことが起きるっていうことが 分かってるんですね
つまり天の川銀河の周りに別の銀河 いわば地球にとっての月みたいな形で
銀河が周りをぐるぐる回っているっていうような ちょっと不思議な現象が実は
宇宙空間では見えていたりします そんな中で その周りを回っている万銀河
万星とかいうのの万ですね それの中の大マゼラン運と呼ばれるものを
今回紹介したくて 近くにある銀河だから 銀河の中に一体どんな星があるのかっていうのも
見に行くことができるんですね ものすごく目のいい望遠鏡を使うと
で 大マゼラン運と呼ばれる中を見ていくと ある一つの星運が見えます
星運っていうのは星ができたり ガスとかチリとかが中心に固まっているような
領域のことを言うんですが その中のタランチュラ星運と呼ばれる
かなりマニアックな星運を 紹介していきたいと思います
この星運 何がすごいかっていうと 星生成領域と呼ばれるような
そんな領域になっていて 文字の通り 星をたくさん作る そんな場所なんですね
で この星運の中心では その星自体の重さが大体太陽の150倍以上ある
なんていう状況の本当にものすごく大きい 星っていうのを実は作っていたりする
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で 太陽の今 150倍以上の星を作るって話をしたんですけど
30倍とか それ以上重くなってくると 星が進化していって
最後に超新星爆発と呼ばれる爆発を起こして 星っていうのは死ぬんですけど
その超新星爆発を起こした後に そこにブラックホールを作る
そんなような特徴が重い星には存在するんですね
そんな重い星っていうのを大量に作ることができるっていうのが このタランチュラ星群の特徴になってます
ただ じゃあ その中で 新しい星ができたってなると
星っていうのは中心で核融合を起こしたりして 周りにエネルギーをバーッと弾き出すんですね
太陽自身も中心で水素の核融合を起こして 外側に対してエネルギーを放出していくから
私たちが太陽を中心に生活ができるぐらい 暖かい環境が得られてるっていう状況です
で これが地球にとってはものすごくいいんですけど 例えば2日前とかに話した彗星だったりとか
あとは そもそももっと星の輝きが強い領域の周りにいると
その放射されてくるエネルギーが強すぎて 何かもう向かい風を受けてるような
そんな感じで 例えば今回 星雲と呼ばれる話をしたんですが
周りにあるガスとかチリとかを 星が放出してる光 エネルギーっていうとこで
この雲っていうのを吹き飛ばしてしまう っていう性質があるんですね
で これ じゃあ雲が吹き飛ばされてしまったら 星っていうのはチリとかガスが集まってできるものだから
ガスが吹き飛ばされてしまうと 新しい星が作れなくなってしまうっていうような形で
チリとかガスが固まっていきたいっていう重力の力と 近くにある星が放出するエネルギーによって
弾かれてしまうっていうような その2つの力の攻め合いによって
星雲の中が成り立っているっていう状況なんですね
で これまでの研究の中では この超巨大な星とかができた周りでは
どんどんガスとかチリとかが エネルギーによって吹き飛ばされてしまって
星を作る 生成する能力っていうのが どんどん減衰していってるんじゃないか?
っていうふうに言われていたんですね
ただ 今回 新しい よーくタランチュラ星雲っていうのを見てあげると
実はそういう状況にはなってなくて
むしろ 星ができて その周りで さらにエネルギーによって偏った場所で
ガスとかチリとかっていうのが ギュッと固まるような領域もたくさん残っていて
そこでまた新たな星が生まれて また別の所にガスとかチリとかが偏り始めて
っていうような いわゆる連鎖反応が起こっていて
むしろ どんどん星を作っていけるような そんな状況が作られてるんじゃないか?
っていうのが今回 観測的に明らかになったというような状況になってます
12:00
つまり 今まで 例えば計算式だったり ちょっとした観測によって
実はマイナスの効果を星ができることによって もたらされてたんじゃないかっていう懸念が
出ていたところに対して 新たな観測結果によって
いや そんなことはない ここは星を作るのに適した場所だっていうような結論が出たという
非常に面白い研究結果でした
今回の研究の結果っていうところを踏まえてですね
今後 じゃあどういった場所で星がたくさん作られて
あとは そういった星がたくさん作られると その後 銀河みたいなものを作っていくんですが
じゃあ 銀河っていうのが どうやって成長していくのかっていう 銀河の歴史だったり
未来を明らかにする上で 今回の観測っていうのは 非常に重要になってくるんじゃないかと期待されております
ということで 今後もですね 宇宙話では その辺りの星がどうやってできるのか
なんていう話とかも どんどんしていこうと思ってますので ぜひ これからもよろしくお願いいたします
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じゃんじゃん つぶやいていただけたら嬉しいです
今回のお話ですね 空へ 大人気宇宙ポータルサイト 空へとのコラボ企画になってますので
内容がちょっと難しかったなとか もっと深く知りたいという方は
記事に飛んでいただいて 写真と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです
それでは また明日をお会いしましょう さようなら
13:40

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