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2022-02-07 11:26

489. 天王星が何故か寝転んでいる理由

天王星は「天王星型惑星」というジャンルを持つくらい特徴的な星!

しかも他の太陽系の惑星と違って、めっちゃ寝転んでる!?

そんな不思議天体の衛星がどうやってできるのか?そんなはなし。


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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも、最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、本日の本題を紹介いたします。
今日の本題は、天王星の周りにある衛星がどうやってできたのか、
そして、天王星がそもそも何で倒れた形をしているのか、こんなお話をしていきたいというふうに思っております。
でですね、これ皆さんご存知かどうかわからないんですが、天王星ってあるじゃないですか。
太陽系の、水星、金星、水金、地下木、土、天、海の天王星ですね。
その外側から2つ目で、太陽系の中だったら3つ目に大きい、そんな惑星になるんですが、
この惑星、普通の地球とかって、太陽に対して周りをぐるぐる回っていると、
その回っている面に対して、同じように地球って横回転してるじゃないですか。
ただ、天王星だけは違くて、なんとですね、時点の軸、自分が回転する軸が太陽の方向を向いている。
つまり、太陽にずっと当たっている面と、そうでない面とっていうのが綺麗に分かれている、
地球だったり他の惑星とは90度、角度が違う、非常に不思議な天体なんですね。
そして、それの周りにはなんと、20何個も惑星が回っているっていうところで、
じゃあ、そんな不思議な天体っていうのはどうやってできたのか、
そしてどういう風な惑星の形成のされ方がされたのか、
なんていうところのお話をしていこうかなと思っておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
でですね、いつもはこのタイミングで、緊急報告みたいな挟ませていただいてるんですけど、
昨日のポッドキャストが夜更新でして、10時半ぐらいに更新しましたって昨日更新文で言ってるんですが、
そのままこの回も更新というか収録してるんですね。
なので、そんな緊急報告話すことないよみたいな感じも若干出てきているし、
たまにはパパッと本題だけ話す回もあってもいいんじゃないかなと思っているので、
早速本題に行こうかなと思います。
なのでですね、宇宙話の緊急報告聞きてよっていうすごいマニアックな僕のこと大好きな方がいましたら、
ぜひ昨日の回も聞いていただけたらと思います。
すいません、ちょっと変な言い方をしました。
それでは早速本題に入っていきたいと思います。
今日紹介するのはざっくり天皇星についてお話ししていこうかなと思っております。
その中でも天皇星の周りを回っている衛星ですね。
衛星っていうのは地球でいうところの月だったりします。
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こういったところがどういうふうにできてきたのかっていうようなお話をしていってですね、
天皇星への理解を深めていけたらなというふうに思っております。
今回紹介するのは天皇星、冒頭に話した通り太陽系の惑星として決められているもので、
今の現在の定義で言うと外側から2つ目、これが天皇星になります。
天皇星は結構面白い性質いくつか持ってはいるんですけど、
やっぱり一番不思議な点っていうのは、
その太陽の周りを回っている時の光点と呼ばれる星が太陽の周りをぐるぐる回る動きと、
天皇星自身がぐるぐる回る時点という動き。
この動きが他の惑星とは全然違うというところが面白い点なんですね。
これ冒頭にもお話しした部分にはなるんですけど、
まず太陽系の惑星だから、太陽の周りをぐるぐる回っているっていうところは皆さんの想像通りになってます。
ただですね、その回っている面に対して、天皇星自体も回転しながら回ってるんですね。
ただその回転する軸が太陽の方に向いてしまってる。
つまり、地球でいうところの北極みたいなところが常に太陽側に向いていて、
南極側が太陽とは逆側を向いている。
つまり北極は常に昼で、南極は常に夜みたいな状態になっているっていうのが、
この天皇星の不思議なポイントになるんですね。
地球とかだったら、普通に太陽に対して自転の軸、自分の天体が回ってる軸が垂直になっているので、
地球が自分で回る、一回転するに従って、昼と夜っていうのが各地に訪れるっていうのが一般的な考え方なので、
その性質がまず全然違うっていうところが天皇星の面白いところになってます。
で、この天皇星が傾いてしまっている理由、実際は90度よりもちょっと傾いてて、
98度傾いてるって言われてるんですけど、
これがなんでこんなに傾いているのかっていうところで言うと、
これいくつか実は説があったりするんですね。
なので、ここら辺の説についてはまた別日でお話しできればなと思うんですが、
例えば巨大衝突、他の天体が天皇星にぶつかったことによってその軸がグッとずれてしまったっていうお話だったりとか、
あとはそういったところの効果がなくても、いろんな周りの作用によって天体の軸が傾いていくっていうところも考えられるっていうところなんですね。
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ここは実は巨大衝突波とそうじゃない波ととかっていうところでいくつか多分説が分かれているので、
今後また研究で新しいところが出てくる可能性はあるなというところを持っております。
でですね、それに加えて天皇星の面白いところっていうところをもう一つ紹介しておくと、
これは周りにですね、惑星がたくさんあるっていうところなんです。惑星じゃない、ごめんなさい、衛星がたくさんあるっていうところなんですよね。
で、この衛星の数っていうのも結構すごくて、天皇星の周りの衛星の数っていうのは27個あるっていうふうに言われています。
今のところ27個あって、プラスで木星じゃないや、土星とかって輪っかを持ってるじゃないですか、周りに。
ああいう輪っかが13本あるっていうのが天皇星だったりします。
で、これ地球にとっての月って1個しかないじゃないですか。
だからやっぱ27個を持ってるってすごい多いなって思う方いるかなと思うんですけど、
実は太陽系の中で見たらそこまで多くはなくて、木星だったら70個以上あったりとか、土星も輪っかがあるに加えて80個以上の衛星があったりとかっていうところの性質の違いはあったりするんですね。
ただ、やっぱりこれも天皇星って時点の軸っていうのが傾いてるっていうところから、さらにその周りをぐるぐるものが回ってるっていうところが非常に面白いポイントだなと思っております。
でですね、これが1年ぐらい前、1年から2年ぐらい前の研究で、どうやって天皇星に衛星ができたのかっていうところの数値シミュレーションのモデルっていうところが研究されていたんですね。
で、これなんでわざわざ天皇星の衛星の出来方っていう研究をしたのかっていうと、天皇星って他の惑星と違って天皇星型惑星っていうカテゴリーを持っているぐらいちょっと特殊な天体で、天皇星時代っていうのはメタンだったりとか
アンモニアっていうようなところの物質、これの氷だったり液体で水として存在している、そんな天体になるんですね。つまり木星とかだったらガスだし、地球とかだったら岩石だったりっていわゆる個体でできているものだったりっていうとこで、個体でできているもの、ガスでできているもの、氷でできているもの
水でできているもの、みたいなところの差ねあったりするんですね。で、天皇星の周りの衛星がどうやってできたのか、これは一説というか今回の研究の結果によると他の天体が衝突してきた時の巨大衝突
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これによって表面にある水とか氷っていうのが一瞬でその熱量によって蒸発されてしまって、宇宙空間にそのまず水滴だったりとかが蒸発して逃げてしまうっていう現象が発生して、で、その逃げてしまったものが宇宙空間に出たことによってまた冷えるじゃないですか
冷えたところで氷になって、その氷になったもの同士でくっついて一つの衛星を作っているんじゃないかっていうふうに考えられてるんですね。これは地球だったりとか、あとは火星の周りの衛星
フォボスとダイモスって確か火星の周りだった気がするんですけど、これらも火星に巨大なものがぶつかってそこの岩が剥がれて衛星を作った
なんていうところもあって、実は個体だったりとか液体だったりとかも結局は本体から蒸発したり浮き上がってきたものが固まったっていうところで
まあ研究としては今いろいろと検討されているという段階になっていたりします。でですね、ここに加えて
水とか氷でできているから、こういう衛星を形成するタイミングっていうのは簡単にくっつくだけじゃなくて
1回蒸発したものがどういうタイミングで、そしてどういうペースで氷に戻っていくのかっていうこの再凝縮っていうんですかね
これがこの仕方が非常に重要だっていうところで、天皇星の今後の衛星のできていくところっていうのを実際の観測と今回の計算シミュレーションっていうところで
また新たな知見が今後出てくる可能性があるので、やはり太陽系のいろんな惑星の情報っていうのはアンテナを張っていきたいなというふうに思っておりますので
ぜひですね、また今後も天皇星について皆さんも少しずつ調べてみていただけたら嬉しいなと思っております
ということで今回は太陽系の中でも少し異質な天皇星についてのお話をさせていただきました
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それではまた明日お会いしましょう、さようなら
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