1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 213. 太陽が二つある地球って..
2021-05-11 12:24

213. 太陽が二つある地球って想像つきますか?

太陽が二つある地球って想像つきますか?

宇宙には太陽系みたいに、一つの恒星の周りを惑星が回る以外も見つかっています。

太陽みたいな恒星が二つぐるぐる回っていて、そこに惑星がある。

いったいどんなふうに見えるのでしょうか!?


本日の放送は『コウフシ イシカワ チリョウイン』さんの提供でお送りしております。


【冒頭でお名前を紹介】

一緒に日本一のPodcastチャンネルを目指すスポンサーを募集中

あなたも番組スポンサー!?個人スポンサー枠の購入はコチラから。

https://ryoastro.thebase.in/


感想、質問は「#宇宙ばなし」をつけてツイッターで呟いてくださ

すぐに見に行きます!


Voicyデビューしました!アカウントはこちら!!

オリジナルコンテンツも出すので、フォローお願いします。

https://voicy.jp/channel/1726


Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Youtube(佐々木亮の宇宙ばなし)

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzTA

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro

00:05
始まりました。佐々木亮の宇宙話。
こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、甲府市石川治療院さんの提供でお送りしております。甲府市石川治療院さん、どうもありがとうございます。
2回目のスポンサー購入ですね。大変感謝しております。ありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠についてはですね、オンラインショップ天文屋で販売しております。
興味がある方は概要欄のリンクからクリックしていただくか、天文屋スペースベースで検索してみてください。よろしくお願いいたします。
ということでですね、早速本題に入っていきましょう。
今日の本題は、太陽が二つある地球で皆さん想像つきますかというお話ですね。
これはタイトルの通りなんですけど、私たちがいるこの地球っていうのは太陽の周りを回ってますよね。太陽系の一部として。
つまり私たちにとっての中心にある星、光星っていう自分で光ってる星っていうのは一つなんですよ。
しかし宇宙空間全体をいろいろ見ていると、私たちにとっての太陽みたいな存在が二つある、そんな惑星も最近は見つかってきています。
ぜひ今日のお話もですね、皆さんの想像力を働かせて、空を見上げたときに太陽が二つある、そんな自分たちの地球に照らし合わせて、
今日のお話聞いていただければなと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということでですね、まずは毎日恒例の緊急報告、活動報告になりますが、
今日はこの収録の前にですね、週末のゲスト回の収録を行っておりました。
最近は毎週末、宇宙関連のまた別の全然違うジャンルの方も含めですね、ゲストとしてスペシャルゲストをお迎えして放送をお送りしているわけなんですけど、
今週はですね、今週末公開するゲスト会は宇宙ビジネスメディア、空畑の編集長、中村さんをお呼びしてのゲスト会というところになっております。
普段、実は私この空畑というところでライターをやらせていただいているので、その縁でちょっと出てくれませんかというお話をしたらもう快諾していただきまして、今回のコラボが実現しているというような状況です。
毎週こんな素晴らしい方々とお話できるだけで結構最高な気分なんですけど、中村さんは特にいろんな人に宇宙を知ってほしいという、
この熱量というか、あとはそれを実現するためのメディアの中での着眼点とかが結構本当に素晴らしくてですね、私が記事をあげた中でも結構鋭い指摘をいただいて、
03:08
それによって記事がかなりわかりやすくなっていたりだとか、そういうところで本当に毎回毎回助けられている方でございます。
特に宇宙領域以外の人に宇宙を伝えるという能力、というかそのネタ出しの能力というのが本当にすごくて、そういうのが今回のゲスト会の中でもちらほら見えておりますので、
興味がある方はぜひ今週末のゲスト会楽しみにしておいていただけると嬉しいかなと思います。
番組のサブスクライブですね、チャンネル登録しておいていただけると皆さんのデスクトップとかに表示されると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
楽しみにしていてください。編集頑張ります。
ということで、こんな感じで今日はまたポッドキャストざんまいの1日だったというところで、今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題はですね、冒頭で話した通り、太陽が2つある地球って想像つきますかというお話をしていきます。
最近は2つ星がぐるぐる回っている、近くで星がぐるぐる回ってるっていう星のその中にですね、惑星、地球みたいな恒星の周りを回ってる惑星っていうのが見つかり始めていたりしております。
惑星っていうのは地球とか火星とか、そんな感じのものですね。
ただ、私たちっていうのは中心に太陽があって、それの周りを規則的にぐるぐる回るっていうような太陽系の中にいますけど、これは宇宙全体の中で見たらそこまで特別な環境ではないと。
もっと視野を広げていろいろ見てみると、太陽みたいな星が2つぐるぐる回ってるものがあって、その中に惑星があるなんていう状況も存在してます。
ただ、こういうのが見つかったのは結構最近の話で、どうやってこういう2つの太陽みたいな自分たちが光ってる恒星っていうのが連星と呼ばれるような状況、連なってる星ですね。
ってなるかっていうと、このポッドキャストで何回もお話しさせていただいてる星ができるタイミングの問題でもあるんですね。
星っていうのは、宇宙空間に漂ってる塵とかガスとかそういったところがある一定の場所にぐっと固まって、そうするとそいつらの相互作用でだんだんお互いがくっつき合ってでっかい重力を作り、周りのものをどんどん吸収していき、
そこから中心で核融合が起きるみたいな、そんな感じになっていくっていうのが一般的な星ができる仮定になってるんですね。
06:06
そんな中で、同じそういう塵とかガスがある雲みたいな状態の中で2つ星ができるという状況になると、こういう連星と呼ばれる現象というか、星の配置が完成するわけなんですね。
この連星と呼ばれるものができたり、太陽みたいに単独でいる星もあったりするんですけど、最初に星ができたタイミングっていうのは、結局最初にあったガスとか塵とかっていうのがまだ周りにもやもやっといるような状況になってます。
で、そいつらの星とかが自分で回転する、自転するっていうのだったり、星と星がお互いに回り合ったりする。そんなような力でだんだん周りを覆ってたのが雲みたいになっていたものがだんだん円盤状になっていくというような仮定をたどるんですね。
そうすると、その円盤の中で今度はまたさらにそいつらがくっついて一つの塊を作ったりとかいうふうになると、そいつらが惑星になったりするみたいな、そんな感じなんですよ。
で、宇宙空間で広くたくさん見たときに、じゃあ太陽みたいな星っていうのが2つお互いがぐるぐる回ってるその錬成と呼ばれるのを作ってるときっていうのは、その円盤ってどうなってるのかっていうと、
その2つの星がお互い近ければ近いほど、その周りに作られる円盤っていうのも、その2つが回ってる、ぐるぐると回ってるその平面上、その2つが回ってるのを全体的に円盤状に覆うような感じでガス円盤っていうのが作られるんですけど、
この逆に星と星が離れてしまってるけど、なんとなくお互いが干渉し合いながらぐるぐる回ってるなんていう星のときは、この円盤が綺麗に横長になっていたりしないで、星が回ってる面に対して縦に垂直になってしまってたり、みたいな傾いた円盤っていうのが生まれたりする。
そんな感じの宇宙の描像っていうのが今までたくさん得られていたっていうのがあります。
最近はその中に加えて性能の良くなった人工衛星に搭載されている望遠鏡なんかを使って、惑星っていうのをそこから見つけることができるんですけど、
今回最新の研究で見つかった、連星2つの星が回ってる中に見つかった惑星っていうのも、その周りの星がぐるぐる回ってる面と同じ向きでぐるぐる回ってる姿っていうのが発見されました。
09:01
こいつらは今回は望遠鏡を使ってるっていう特性上、望遠鏡っていうのはどうしても一つの仕事をするのに限られた時間しか与えられないので、星が短い時間で回ってるものしか今回現実することができなかったんですね。
つまり、星と星が近くでぐるぐる回ってる時っていうのは結局早く回っているので、お互いの距離が近いから。
そうするとそこで見つかる惑星がぐるぐる回ってる面と同じ方向を回ってる。
つまりは元々その周りにできていた円盤の中から生まれた惑星だからこそ、そういう同じ動きをしてるっていうところが今回明らかになったんですね。
なので、今後は逆に離れた星同士が作ってるような連星形、連なってる星の連星形っていうところの中に惑星が見つかった時っていうのは、もしかしたらこの2つの星がぐるぐる回ってる面とは全く違うところの動きをするなんていう不思議な惑星も今後は見つかるかもしれないというお話ですね。
ちなみに言うと、今回2つの星が近くでぐるぐる回っているような状況っていうのをお話ししたじゃないですか。
太陽みたいな星がぐるぐる近くで回ってると。
私自身こういう星の研究っていうのをずっとしていて、近くで2つの星とかがぐるぐる回ると。
めちゃめちゃ近い星、お互いの星の大きさの2倍とか3倍ぐらいの距離感で回ってるような星っていうのが実際にあるんですね、宇宙空間の中には。
そうすると、そいつらって太陽とかに比べてめちゃめちゃでかい爆発、フレアっていうのを起こしたりするんですよ。
なので、そういうフレアっていうのを起こしやすい星っていうのが、お互い2つの星がぐるぐる回ってるときにめちゃめちゃ近い星だったりするので、
皆さんに今想像していただいてる地球から2つの太陽が見えるなんていう状況になったときっていうのは、
ものすごい爆発を繰り返すめちゃめちゃ過酷な環境になってしまってる可能性もあったりするので、
今流行りの地球外生命体がいるかいないかみたいなところには、もしかしたらなかなかつながりにくいような研究なのかななんて思ったりしております。
ただこういうふうに、生命がいれそうな星もあれば、いれなさそうな星、いられなさそうな星っていうのもあったりすると思うので、
そういった様々なバリエーションを知っておくことで、新しく宇宙の知識っていうのが増えると思いますので、
今日のお話もぜひ覚えておいていただけると嬉しいです。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
12:04
番組の感想や宇宙に関する質問については、ツイッターで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話。宇宙が漢字で、話がひらがなになっておりますので、ちゃんちゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
12:24

コメント

スクロール