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2021-08-18 13:12

312. 水星もヤバい!太陽に近すぎて昼夜の温度差は700度!?なハナシ

今日はざっくり「水星」のお話。昨日のお話が好評だったので、太陽系シリーズ!

太陽系で最も内側を回る水星さんですが、そのせいで温度に悩まされているよう。

ちっちゃい星なのに、健気に頑張ってるのね。ファイト。

さて、こんなにふざけても誰も見ていません概要欄は以上です。


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00:05
始まりました。佐々木亮の宇宙話。この番組では、1日10分宇宙時間をテーマに、誰でも毎日最新の宇宙を学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
というところで、今日の本題をまず紹介していきたいと思います。
今日の本題は、昨日の金星に引き続き太陽系の惑星のお話ですね。
水星について、今日はお話ししていきたいと思います。
太陽系の一番内側の惑星、水星なんですが、
昨日、金星のお話をして、いろいろ反応とか、毎回いただけるんですけど、リスナーの方に。
やっぱり惑星の話になると、結構リアクションが良かったりするんですね。
今まで、やっぱりそういう基礎的なお話、ちょっと飛ばしていろいろやっていたので、
一旦ここら辺で、基礎的なお話、なおかつ身近な、より想像しやすい星っていうところをどんどんピックアップして、
お話しできるのも面白いかなと思って、
今日は昨日に引き続き、太陽系の惑星というところでテーマ絞ってやっていきたいと思っておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、そんな感じで毎日恒例の緊急報告を本題に入る前に挟ませていただくと、
今日からですね、今日からというか、このエピソードから朝の配信に変更しようと思っております。
で、これ更新の通知とか来た方は、あれ朝になってるって思った方いるかと思うんですけど、
これですね、単純に僕が最近収録するタイミングが結構遅くなるっていうこともあるのと、
あとやっぱり夜中に通知が行くよりは、朝起きたタイミングとかいつも聞こうと思ってるタイミングで通知が来てる方が、
皆さん毎日思い出していただけるんじゃないかなというところで、
一旦配信のタイミングっていうのを朝にしようかなと思っているところでございます。
なので、これまで聞いてくださった方は若干更新のタイミングがずれるっていうところだけご理解いただけたら嬉しいなと思ってます。
ただですね、一応収録自体は夜中に行って、投稿予約みたいな形で夜になるので、
基本的にはあまり状況としては変わらないと。
プラスで、夜中12時を回る前とかであれば、僕Voicyのパーソナリティもやっているので、
そのVoicyの生配信機能を使って、そこで生放送しながら収録をするみたいな形をとって、
ちょっと早めに聞ける場っていうのも作っていこうかなと思っております。
ちなみに今は夜中の2時とかになっているので、ちょっと生配信はできてないですけど、
03:02
たまにそういった配信があると思っていただければ。
そこら辺の告知はTwitterとかでかけているので、興味がある方は覗いてみてください。
そんな感じで、今日はちょっと配信のタイミングがずれますというお話を先に共有させていただきました。
またなんか、やっぱり夜がいいとかあれば是非コメントいただけたら嬉しいです。
皆さんで番組を作っていっているものだと思っているので、
リスナーの方の意見は真摯に受け止めていこうと思っております。
そんな感じで、今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は、昨日に引き続き太陽系の惑星のお話ですね。
そんな中でも、今日は彗星についてお話ししていきたいと思います。
実は彗星については、このポッドキャストでも今までに何回か取り上げていたと思うんですね。
なので、前にも話しているよって思う方がいるかもしれないんですけど、
彗星自体に基礎的なお話に着目した話は多分なかったと思うんですよ。
例えば、ポッドキャストで彗星を紹介したのは、
ちょっと前にNASAの彗星探査機MESSENGERというやつが、
実際に彗星のコアについて調べたお話をしたと思うんですね。
コアって何かというと、この後ちょっとお話ししますが、
まず彗星っていうのは、実は真ん中の表面に対して8割ぐらいが、
鉄みたいな金属でできているコアと呼ばれる、ものすごくギチギチに詰まった領域があるんですね。
彗星っていうのはそういうのがあるので、結構密度の高い、ぎゅうぎゅうに詰まった星であるというようなお話を、
ちょっと前に彗星のことを紹介させていただいたんですよ。
ただやっぱ、さっき言ったみたいに、今まで基礎的なお話ししてなかったので、
今日はそこらへんについてお話ししていきたいと思っています。
彗星は皆さんご存知の通り、太陽系の中で一番内側、つまり太陽に一番近い星なわけですね。
水、金、地下、木、土、天、海というような彗星の推移ですね。
なので、やっぱ太陽に一番近いっていうぐらいですから、太陽の光を受けている面っていうのはものすごく熱くなっているんですよ。
温度が高くなっているんですね。
これどれぐらい高くなっているかというと、表面の温度というと昼、昼つまり太陽の光が当たっている面は最高で、
表面の温度500度ぐらいまで上がると。
500度って本当に人間からしたら過酷すぎる。
過酷とかそういうレベルではないと思うんですけど。
昨日紹介した金星とかは逆にちょっとだけ彗星に比べると太陽から遠いので、
06:07
400度ちょっとでしたみたいな話をしたと思うんですけど、やっぱり彗星はものすごい温度が高いと。
一方で太陽の光が全く当たらないその太陽の彗星の裏側っていうんですかね。
裏側はマイナス200度になる感じになっていて、
なんと昼と夜の気温の高低差700度になっております。
そのぐらい温度の差っていうのはものすごく顕著に出る。
それが彗星の特徴だったりもするんですね。
ちなみにここで度とか言ってるんですけど、天文の業界でいろいろ論文とかで温度を書くときは、
基本的にはケルビンっていう単位を使います。
一瞬中学とかで中学校とかで触れたことある方もいるかなと思いますが、
そんな単位の違いがあったりします。
間違ってもアメリカ人が使うファーレンハイトでしたっけ。
あんなFみたいなものは使いません。
そんな感じなんですね。彗星っていうのは。
昨日の金星の話とちょっと対比させると、
いつも聞いてくださってる方面白いかなと思うんですけど、
金星はものすごく大気があるっていうお話したじゃないですか。
昨日の話で金星の大気圧っていうのが地球の90倍ある。
つまり90気圧ですっていう話をしたと思うんですけど、
これ太陽系の内側の惑星ってみんな地球よりも気圧高くて、
空気たくさんあるのかっていうように想像する方いるかと思いますが、
これが全然そんな共通性があるわけではなくて、
むしろ彗星の表面に大気はほとんどないんですね。
もう地球の大気よりずっと薄いと。
これってイメージ的には月とかとちょっと似てる感じで、
月の表面にも結局大気ってないじゃないですか。
なのでああいう感じで彗星にも大気は存在しないと。
これは別に惑星だから大気があるとかいう話ではなくて、
ほとんど彗星の表面にはないと。
ほとんどですよ。ちょっとはあるので、
完全にないとは言えない感じですね。
じゃあなんでこの気圧というか空気がないのかっていう話は、
さっき話した星の表面の温度というところと、
あと彗星が持っている重力とか、
そういったところにかなり依存してくるお話になってきます。
彗星っていうのは地球に比べて全然軽いんですね。
重さ的に非常に軽いので、
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プラスして大きさも小さい。
火星とかも地球より全然小さいんですけど、
大きさでいうと火星と月の間ぐらいの大きさ。
地球の大きさに比べると0.4倍ぐらい。
なので半分以下なんですよね。
そんな感じの特徴を持っているのが彗星で、
重さも10分の1ぐらいしかないという風になってくると、
何が変わるかっていうと重力がものすごく小さいんですよ。
重力っていうのは星の重さ、そして星の大きさに比例するので、
質量が軽くなってるっていうところが、
その星の重力が小さくなってるっていうイメージを
僕たちに与えてくれるんですけど、
重力が小さいってことは、
例えば星の表面に何か空気みたいなガスとかがあったとしても、
重力に縛られる力が弱いので、
結構外に宇宙空間に飛んでいってしまう可能性が高いと。
プラスして、さっき言ったみたいに、
彗星はものすごく温度が高くなる。
太陽に近いので、
表面が昼間だったら500度まで上がったりするっていう状況なので、
水とかもものすごく温めるとどんどん量減っていくじゃないですか。
蒸発していろんなところに飛んでいってしまう。
そんな感じで、彗星の表面にいざ空気が
少しあるみたいな。
分子とかがいろいろあるっていう風になっても、
太陽によって熱せられることで、
それらもどんどんガスとして
彗星の外に飛び出ていってしまう。
というところで、結局彗星の表面にはなかなか
空気って呼ばれるもの、大気っていうのが
なかなか作られづらい環境になってしまってる
っていうところがあったりします。
そんな感じで結構、
昨日話した金星と水星、
これ比べていろいろ聞いてみると、
全く逆の性質っていうところを見せてるような印象があると思うんですね。
なので、そういったところでもやっぱり
内側から1番目と2番目の惑星、
太陽系の太陽に近い方から2つの星であっても
全然こんなに違うと。
結局、他の惑星を調べる理由って何なのか、
天文学の意義みたいなところを話すと、
やっぱりこれも
昨日話した金星のお話と共通していて、
地球には私たちがこうやって環境として
ものすごく快適に住める状況ができている中で、
他の惑星には何でそれができないのか
っていうところで、
地球に対して金星だったり水星っていうのは
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もともとできた材料は一緒なのに、
太陽の周りを回っているのも一緒なのに、
なんでどこのタイミングで星としての性質が変わっていったのか
っていうようなところが非常に論点として重要になってくるので、
今後、太陽系の惑星とか紹介するときも、
そういった地球との違いとか、
そんな大きい局面でのお話っていうのをしていくように
心がけていきたいと思っていますので、
これからも惑星のお話楽しみにしていただければと思っております。
ということですね、
今日は昨日に引き続き太陽系の惑星ということで
水星を紹介させていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。
さようなら。
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